2018年7月22日狭山ヶ丘コミュニティーセンターにて7月度例会が開催されました。
猛暑の中、外出を控えた会員も多く、出席者・展示株共に少なく少々残念でした。

会長挨拶
a0265160_23575645.jpg



展示株の説明
a0265160_23582680.jpg
a0265160_00115887.jpg


人気投票風景
a0265160_23594561.jpg

[PR]
<<<人気投票>>>
1.原種の部
第1位 Promenaea xanthina         豊田 弘      10票
a0265160_17095038.jpg
16花茎 16輪 NS4.5×3.0cm Promenaea xanthinaはブラジル南部地方の、森林で覆われた高度1700メートルの地域に着生しているようです。涼しい気候で、栽培上はクールオーキッドといえるでしょう。黄色のペタル、セパルで、リップに少し点が入るようです。水苔で植え、夏に涼しい環境で栽培すると良く、水を好むようです。環境を整えると、比較的栽培が容易なようです。しかし、本入賞花は、16輪と花が豪華に咲いています。多輪にしては花も良く展開しています。これほど咲いている株はあまり見当たりません。良く栽培された成果だと思います。水遣り、通風、温度などが、良く株に適した環境となっているのでしょう。



第2位 Sobennikoffia robusta                星  隆     7票
a0265160_17133081.jpg
2花茎 12輪 NS6.0×4.0cm Sobennikoffiaは、東北マダガスカルの高度1600メートルの地域に、地生、着生、または半着生しています。Angraecum近縁で4種が知られています。マダガスカルの蘭に特有の距を有します。涼しく、乾燥ぎみの気候で生育しているようです。robustaはペタル、セパルが純白で、リップの奥と距が緑色に染められています。この色の対比が美しい。本入賞花もこの色彩が良くでています。2花茎も伸びていますが、初めてのことだそうです。吊り下げて栽培しており、水も好むそうで、通風も良好なことでしょう。星さんはマダガスカルの蘭をよく栽培されており、今後さらに花茎の増えた株を見ることができるでしょう。


第3位 Rhynchostylis retusa                星野 和代 5票
a0265160_17134896.jpg


2.交配種の部
第1位 Rhyncholaeliocattleya Island Charm ‘Tokyo’        宮本 勝 6票
a0265160_17154579.jpg
1花茎 2輪 NS9.5×11.0cm Island Charmは、Rlc. Donna Kimura × C. intermediaの交配種で、1987年に登録されています。大輪の整形花に原種を掛け合わせており、ペタルとリップにintermediaの特徴が出ているようで、いわゆるくさび型で、派手な花と思います。入賞花もこの特徴が良く出ており、よく栽培されているようです。ちなみに、株が鉢からはみ出ており、満作でしょうか。水遣りが辛めの栽培がよく株に合った、と思います。



第2位 Phalaenopsis Arakaki World Dream 'Makoto'       豊田 弘      5票
a0265160_17173449.jpg
1花茎 4輪 NS10.0×9.0cm Arakaki World Dreamは、新垣洋らん園の新垣さんにより、2009-11/6日に登録されています。Makotoは白色のペタル、セパルをベースとし、周辺の一部と中心部に、濃紫色の点を少量ばらまいた模様をしています。Makotoは入賞しています(SBM/JOGA)。この他に個体名Okinawaという花もありますが、点が少し大きく、滲むようにした模様をしており美しく、こちらも入賞しています(上位のSM/JOGA)。本入賞花もこのMakotoの特徴が出ています。また、良くペタルが展開しています。栽培の変わったところとしては、植え込み材料に豊田さん作成のミックスコンポストを利用しています。ファレノプシスにもこのようにミックスコンポストを利用しているものがあり、どのような株が適しているのか、まだ試みている段階とのことでした。


第2位 Cattleya Penny Kuroda 'Spots'          星  隆     5票
a0265160_17185667.jpg
1花茎 6輪  NS8.5×8.5cm 上記Phalaenopsisと同点の2位入賞花です。Penny Kurodaは、C. Summer Stars × C. guttataの交配種で、少し古く1976年に登録されています。白色の整形花に原種を交配した花です。整形花に原種を交配する場合は、独自の形容の花を求めることが多いです。Penny Kuroda ‘Spots’は、点が入ることとバチ弁リップにguttataの特徴が出ており、ペタルの模様も美しい。本入賞花もこのような特徴が出ています。コンポストは水苔で、花も大きめで良く展開しており、良い環境で栽培されたことと思います。                  (西郷)


3.香りの部
フレグランス賞  該当なし


<<<各賞(審査員推奨)>>>
該当なし



<<<展示花>>>
Dracula Saulii                豊田 弘
大変珍しい白いドラキュラ  白いおサルさんのよう
a0265160_17241038.jpg

Dracula dianae                 豊田 弘
a0265160_17245853.jpg

Mexipedium xerophyticum              堀 清次
a0265160_17424082.jpg

[PR]
8月例会には花が散っていそうなので早めに写真を撮ってアップしました。
エクアジェネラさんのラベルに2017年1月購入と書いてあるので池袋サンシャイン蘭展で買ったものでしょう。
macroclinium属は洋蘭栽培の中ではマイナーな属で、manabinumという種を時々見かける程度です。
本種はかなり珍しい種なので思わず買ってしまったのだと思います。
macroclinium manabinumは何度も購入しましたが、1~2度咲くと枯れてしまうくらい手強い相手なので、本種もいつ枯れるか心配していました。ところが、思った以上に元気で7花茎出て立派に咲きました。manabinumでこんなに咲いたことはありません。dalstroemiiの方がうちの環境に合っているのかもしれません。
花はどちらの種も線香花火を思わせる極小花がパッと咲きかわいいです。花形もよく似ていて区別するのが難しいです。写真では大きく見えますが、花房の直径は3cmほどです。
ただ、manabinumの葉は緑色に斑が少し入る程度ですが、dalstroemiiの葉は灰緑のベースに赤紫色の斑が強く入るので区別できます。
a0265160_00283024.jpg
a0265160_00282492.jpg


[PR]
中米から南米の比較的低地に自生する着生蘭です。このColwesia属はカセタム属に近縁で、7種が知られています。
2017年東京ドームでフジナーセリーさんから購入しました。
成長期には大量の肥料を遣るとよく育ちます。
夏咲きで、バルブが完成する前(成長途中)に咲きます。昨年夏は1花茎27輪咲きでしたが、今年は2花茎58輪と倍増、NSも6.1cmと大きくなりました。
今年は猛暑を通り越して炎暑といわれるくらいの暑さですが、ベランダに霧吹きノズルを設置して朝から夕方まで噴霧したのが良かったようです。葉焼けせず、細かな霧のため水が酸素を含みやすいせいか根腐れもなく順調に生育しました。
花には清涼な香りがあり、ホッとするひと時を楽しんでいます。
a0265160_00064280.jpg
a0265160_00064920.jpg
a0265160_00065644.jpg

[PR]
佐々木さんのPhalaenopsis Hatsuyuki ’Nagoriyuki' です。
6月度例会人気投票で入賞した時はまだつぼみの多い状態でしたが、ほぼ満開になったので写真を送ってくださいました。
残念ながら佐々木さんは7月度例会には出られないそうです。
a0265160_00130540.jpg

[PR]
     <<<7月度例会のご案内>>>

日時: 平成30年7月22(日) 13:00~16:00

場所: 所沢市立狭山ヶ丘コミュニティーセンター2階 (第1・2会議室)
     〒359-1151 所沢市若狭4-2478-4 TEL04-2949-1191
     (西武池袋線 狭山ヶ丘駅徒歩5分 狭山ヶ丘農協裏)
       平成30年8月度例会予告8月26日

内容
1.会場準備・受付・展示          13:00~13:30
   原種・交配種に分けて展示します。会場内では必ずご自分の名札を着けてください。
2.会長挨拶、事務連絡           13:30~

3.展示株の説明・人気投票・花の解説
   人気投票後、結果の発表と出品花の解説を行います。
4.栽培Q&A・診断希望株の栽培アドバイス
   株を持参されるとアドバイスしやすいです。
5.株市
   健全な株を出品ください。
6.閉会 全員で後片付けしてください。    16:00
   ゴミは各自お持ち帰り願います。
   例会後、17:30より所沢駅東口徳樹庵にて納涼会を予定しています。

会費: お一人様 500円 (家族・友人も同じです。)

理事会:11:30 ~12:30
    狭山ヶ丘コミュニティーセンター2階 学習室で行います。
    昼食は各自ご用意ください。(欠席の場合は連絡のこと)



       <<<6月度例会報告>>>
      6月の例会 出席者21名、出品者13名、出品株44株

1.会長挨拶、事務連絡
   1日旅行報告、7月納涼会案内、ミズゴケ販売案内、会員名簿について
2.展示株の説明・人気投票・花の解説・入賞者表彰
   原種・交配種共に出品株少ない。咲いた花は是非持ってきて展示しましょう。
3.栽培相談・アドバイス
   カイガラムシの特効薬は?⇒スプラサイドがよく効く。所沢の渡辺種苗などで購入可
4.寄付株市
   80株を超える提供株をセリ方式で販売、売り上げ44,300円



[PR]
# by orchid12345 | 2018-07-14 01:13 | 会報 | Comments(0)
2018年6月24日狭山ヶ丘コミュニティーセンターにて6月度例会が開催されました。

会長挨拶
a0265160_23113569.jpg


今月は会員の皆さんが提供した寄付株市でした。
たくさんの提供株を前に事前に品定め
a0265160_23121566.jpg



展示株の説明
a0265160_23125745.jpg


寄付株市の前にしばし休憩・団らん
a0265160_23141216.jpg



人気投票入賞花を前に入賞者のコメント
a0265160_23153749.jpg
a0265160_00233437.jpg


[PR]
<<<人気投票入賞花>>>
1.原種の部
 第1位 Cattleya tenebrosa aurea 'Walton Grange' x self       小島 朝男     17票
a0265160_01122024.jpg
ブラジルの東海岸沿いのバイア州、エスピレットサント州の標高100~400mの森林の明るい場所に自生している。本種テネブロッサは、大型ブラジル産の一枚葉系の夏咲きカトレアで、パープラータと代表を共にする。ただし、色彩に関してのバリエーションはパープラータに比べ少なく、赤褐色が基本色である。NS16.0×16.0cmの大輪が1花茎3輪咲いていました。鮮やかな薄クリーム色に真紅のリップのコントラストが、一層この花の存在感を出しています。夏咲きのカトレアは、他に季節咲き(春、秋、冬)のカトレアと成長サイクルが異なり、栽培の要点として、開花が終わって秋から翌年の春まで成長期となるので、新芽の成長とともに肥料と水をやり(冬期でも)、日光に良く当てる。春までにバルブを充実させると見事な開花となる。



第2位 Masdevallia coccinea 'Bull’s Blood'               豊田 弘     4票
a0265160_01140015.jpg
コロンビア北部サンタンデ-ル(ベネゼエラ国境付近)、東側山脈の標高2500~3600mの高地の雑木林や岩場に自生している。NS 4×6㎝2花茎2輪。個体名「雄牛の血」を思わせる濃赤色の花が咲いていました。ご存知のように本種は、冷涼な環境と湿気を好み、所沢で栽培するには、夏の暑さ対策の冷房設備が必須、冬に低温5度くらいに当てないと花が咲かないようです。年齢を感じさせない豊田さんの弛まぬ探求心にはいつも頭が下がります「あっぱれ!」



第2位 Cryptochilus sanguineus                 豊田 弘     4票
a0265160_01192256.jpg
クリプトキラス属の原種、サンギネウスです。ヒマラヤ東部、アッサム、ネパール、ブータン、ミャンマー、タイ、中国南部の標高1800~2300mに自生している。2花茎34輪。濃朱色の袋状の可愛らしい赤いスズランのような花が咲いていました。本種の栽培は、特に所沢の夏の暑さは禁物とのことです。属名の由来は、ギリシア語のkryptos(隠れた)cheilos(唇)で、唇弁が花筒の中に隠れていることからきているようです。




2.交配種の部
第1位 Phragmipedium Grande                 宮本 勝       17票
a0265160_01144252.jpg
(Phrag. caudatum × longifolium)  片親のPhrag. caudatumは、南米ペルー標高2000m付近の急傾斜地に自生している。もう一方のPhrag. longifoliumは、中央アメリカのコスタリカからパナマ、コロンビア、エクアドルの標高900m(滝川先生の“2回目のエクアドル紀行”参照)、水が流れるような崖の日当たり良い所に自生している。NS6.0x31.0cm 2花茎2輪(つぼみ3)薄グリーン色の長い花弁が特長である花が咲いていました。小野さんから、分け株を譲り受けてから12年以上経過しますが、以前は、棚下に置き、腰水で管理をしていて、なかなか株が大きくならず忘れたころに開花するぐらい。3年前に交配親の自生地を調べ、棚上に置き、パフィオと同じ管理をしたところ、だんだん株も大きくなり、今回の開花に至りました。



第2位 Phalaenopsis Hatsuyuki ’Nagoriyuki'          佐々木 光次郎     9票
a0265160_01154126.jpg
3花茎9輪(つぼみ34) NS5.2x4.7cm。白色の花にピンクのリップがアクセントとなり、ミディタイプの爽やかな清涼感を感じる女性が好む可愛い花が咲いていました。種名“初雪”、個体名“なごり雪”の命名もピッタリ!当会では、おなじみの人気がある一株です。                 (宮本)



第3位 Phalaenopsis  Akane (アカネ)              豊田 弘     4票



3.香りの部
フレグランス賞
Dendrobium gibsonii                        星  隆
a0265160_01170649.jpg




<<<各賞(審査委員推奨株)>>>
該当なし


<<<展示花>>>
Cattleya schilleriana 'Aphri'                 星  隆
a0265160_01184629.jpg
                   

Inobulbon munificum                 豊田 弘
a0265160_01195732.jpg
           

[PR]
コロンビアに自生する夏咲きの大型カトレアです。
2016年秋の蘭会1日旅行で購入しました。
律儀に昨年・今年いずれも7月上旬に咲きました。
昨年は4輪、今年は3輪に減りましたが、その分花径が大きくNS14cmありました。
昼間はカトレアらしい優雅な香りが漂い、癒されます。
a0265160_00215934.jpg


[PR]
     <<<6月度例会のご案内>>>

日時: 平成30年6月24(日) 13:00~17:00

場所: 所沢市立狭山ヶ丘コミュニティーセンター2階 (第1・2会議室)
    〒359-1151 所沢市若狭4-2478-4 TEL04-2949-1191
    (西武池袋線 狭山ヶ丘駅徒歩5分 狭山ヶ丘農協裏)
      平成30年7月度例会予告7月22日
      7月の例会後、17:30から徳樹庵で納涼会を予定しています。

内容
1.会場準備・受付・展示          13:00~13:30
   原種・交配種に分けて展示します。会場内では必ずご自分の名札を着けてください。
2.会長挨拶、事務連絡           13:30~

3.展示株の説明・人気投票・花の解説
   人気投票後、結果の発表と出品花の解説を行います。
4.栽培Q&A・診断希望株の栽培アドバイス
   株を持参されるとアドバイスしやすいです。
5.大寄付株市
   会の財政健全化のために、たくさんお買い上げください。
6.閉会 全員で後片付けしてください。    17:00
   ゴミは各自お持ち帰り願います。

会費: お一人様 500円 (家族・友人も同じです。)

理事会:11:30 ~12:30
    狭山ヶ丘コミュニティーセンター2階 学習室で行います。
    昼食は各自ご用意ください。(欠席の場合は連絡のこと)



     <<<5月度例会報告>>>

     5月の例会 出席者20名、出品者16名、出品株66株

1.会長挨拶、事務連絡
  (イ)4月から持ち越しの、平成30年度の事業計画と予算案 発表 承認
  (ロ)蘭との出会い旅(蘭園巡り)奥田園芸・国際園芸etc
  (ハ)狭山ヶ丘コミュニティーセンターの改装工事(10月~翌2月)
2.展示株の説明・人気投票・花の解説・入賞者表彰
   今回は中藤洋蘭園主による出品花の説明、解説。
3.栽培相談・アドバイス
   種名不明(根なし)のパフィオの再生。中藤さんからアドバイス。
4.中藤洋蘭園さんの即売会

5.16時30分頃に散会




[PR]
# by orchid12345 | 2018-06-19 00:32 | 会報 | Comments(0)