カテゴリ:例会入賞花・展示花( 70 )

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1.原種の部
第1位 Renanthera imschootiana             宮本 勝          9票
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2花茎 51輪 NS4.8×4.0cm この種に黄色地に褐色の点の花も有りますが、この花は少しオレンジがかった朱色でなかなか目立ちます。花形も下側のセパルが大きく広がりちょっと変わった形をしています。今回の例会でも数株出品されていました。この株は今回のお客様中藤さんでチョットいい値で購入したそうです。自生地はフィリッピン~ニューギニア辺りなので、低温に弱く最低温度は15度以上必要です。日照は直射日光でよく、むしろ直射日光に当てないと咲きにくくなるようです。出品者も言っていたように、非常に水を好み、必ず日に1度、夏場は2~3回の水やりが必要ですが、根は空気を好みますので栽培は難しいようです。この株は洋蘭ソイルに植えてありますが、バンダのようなバスケット植えが良いようです。



第2位 Cattleya gaskeliana                 豊田 弘          4票
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2花茎4輪 NS14.0×14.0cm 大輪カトレアの原種には、トリアネ、ルデマニアナ、ワーネリなどいろいろ有りますが、ガスケリアナもファンの多い人気のカトレアです。南米のベネズエラやコロンビアに自生し、栽培は最低気温が15度を保てれば特別難しくはないようです。ラベルにはブルーと書いてありましたが、普通の色のように思います。ブルー同士の交配で、ティポが出たのかもしれません。この株は花型・大きさもいいですが、綺麗に前を向いて並び観賞価値が高く、入賞したようです。あちこち向いて咲いてしまう花が多く困っていますが、株の性格でしょうか、栽培者の技量でしょうか。



第3位 Cattleya. menndelii             宮本 勝   3票
    Cattleya lobata                豊田 弘    3票
    Masdevallia coccinea             豊田 弘    3票


2.交配種の部
第1位 Dendrobium Gatton Sunray           星  隆    11票
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27花茎150輪超NS5.0×3.0cm Den. pulchellum x Illustre という交配で、黄色い花弁にリップの2つの大きな目が印象的なデンドロビュームです。2つの目はプルケラムの特徴を表しています。この株はかなり大きく20号鉢位でしょうか、株高も1メートル近く有り、花の数も正確には数えられず150超としました。出品者によれば4年前に豊田さんの所から来て育てていましたが、最近では温室の中でも場所を取り、例会場に搬入するのも一苦労で、会場で嫁入り場所を探していましたが、高久さんの所に引き取られることになりました。めでたしめでたし。ということで大株のデンドロが1位となりました。



第2位 Paphiopedirum Wiertzianum               磯田 忠彦     9票
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1花茎2輪 NS19.5×13.0cm パフィオペディルム ローレンシアナム×ロスチャイルディアナムという交配です。パフィオの王様ロスチャイルディアナムの交配なので、リーフスパンも65センチ有り、NSも20センチ近くあります。ピンと横に張ったペタル、暗赤色のリップ、アッパーセパル(ドーサル)の鮮明な縦筋など、多くの部分でロスチャイルディアナムに似ています。ロスチャイルディアナムは栽培が難しく高価だったので、交配をして栽培容易にし、なおかつロスの様な優雅な花が欲しく交配しました。一番有名な交配がロス×フィリッピネンセのセントスイシンです。この株も栽培が少しは易しくなっているのでしょうか。ロスチャイルディアナムは株ができると4輪つけるので、この株の栽培者は輪数に不満が有るようです。花の咲いている以外の子株も順調に育っているので、まだこの先楽しみです。
                                           (大野)

第3位 Cattleya Aqui-Finn ‘Kaleidscope’           大野 光朗    5票



3.香りの部
フレグランス賞 Maxillaria houtteana             角田 馨
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該当なし


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1.原種の部
第1位 Dendrobium cerinum            小島 朝男      10票
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どこの産地かなんて思ったのですが、調べてみたらフィリッピン、タイ、ボルネオの海抜800m付近に自生なんて極めて普通。800m付近なので栽培も極めて普通に育ててこの大きさなので、広い栽培場を持ってる方に良さそうです。低温に当てる必要もなく、微妙な温度管理は不要とのことで、初心者にもってこいですね。若草色一色の小花が約215輪も咲いて賑やかなるも、全体のフォルムはしっとりと落ち着いた感があり、一材でなされた生け花のようにも見えて素敵です。NS3.5x3cm 22花茎




第2位 Cattleya nobilior                佐藤 俊男      9票
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何年か前に滝川先生がフラスコのまま当会へ寄付されたものを佐藤俊男さんがコミュニティ植えから育てて、会へ栽培教室材として提供されたものです。ノビリオールの小苗を枯らさずここまで育てたことにまず驚きます。その上開花に至っているのですからほんとうに賞賛です。YU x Summerland という交配で、YUは当会の会員であった上田陽司氏のセレクト株、Summerlandは滝川先生のセレクト株、両セレクト株を交配して生まれた株です。滝川先生はその他にPerfectionx YU、Perfection x Summerlandの交配もなされ、出品株は二番目の出来具合だったとのことです。二番とはいえ、色良し、形よし、大きさ良しと三拍子揃った良花です。NS9.8x10cm 1花茎4輪




第3位 Cattleya violacea                星  隆      7票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Mini Blue Star            宮本 勝      12票
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当会にはいくつかの本種が栽培されています。ネットで本種を探索するとさまざまの本種がヒットしますが、どうしてどうして出品花も負けないくらいの良花です。C. Mini Purple × C. Cornelia がミニブルースターの交配親で、これよりC. pumilaが50%、 C. walkeriana が25%、そしてC. labiataが25%という組成になります。こうなるとwalkerianaとlabiataの交配種はないのか?と。ありました。ありましたが何か中途半端な印象の交配で、その意図がよくわからないというのが正直なところです。しかしそこにpumilaというスパイスを効かせると得も言われぬ演出効果が発揮され、出品花のような良花が出現するのは、まるでマジック。名脇役の面目躍如たる所以です。リップに広がるベルベットバイオレットが美しい。NS12.8x13.5cm 1花茎 2輪



第2位 Dendrobium Yellow Chinsai `Magical Color'    佐々木 光次郎   9票
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3~4年前当会の栽培教室の教材として皆さんに頒布された品種ですので、栽培している会員の方も多くいることでしょう。初めてこの品種が出品されたのはその頃小手指で行われた春の洋蘭展だったと記憶しています。その時出品されたのが正に佐々木さんのこの株だったのです。この株を見た多くの会員の方が入手を希望されたので、その場で望月蘭園に問い合わせての教材となった経緯がありますので、言わばある意味オリジナルといったところでしょうか。D. Chinsai × heterocarpumという交配で、いまはなき広島県の高木農園の作出です。親であるChinsaiも高木農園の交配で、unicum × monifelum(セッコク)、馴染み深い種が使われて好感が持てます。因みに珍彩と当てられ、白っぽいカラーから黄色に変化することから個体名‘Magical Color’に行きついているのでしょう。まだまだ大株に育って豪華になりますので、挑戦してください。 NS5.5x4.4cm 128輪。
                                       (堀)



3位 Dendrobium Sea Sky ‘紅小町’            中村 スエ     7票



3.香りの部
フレグランス賞 Phalaenopsis (Sedirea) japonica 山田  栄
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<<<各賞(審査員推奨)>>>
該当株なし

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1.原種の部
第1位 Paphiopedilum micranthum fma. album    西郷 数秀    19票
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3花茎 3輪 NS6.0×8.2cm 素晴らしいの一言、花の説明よりも先ずは写真を見てほしい。筆者の勉強不足のせいもありますが、ミクランサム アルバムが3輪咲いている株を、実際に見るのは初めてです。2003年に中藤洋蘭園で購入したそうですが、15年で2度目の開花です。咲きにくい、枯れやすい、買ってはいけない、で有名な蘭です。 自生地は中国雲南省の標高1000m前後のところなので、低温には強いですが初夏~夏の時期に株を冷やす事で花芽が分化するそうで、温かい場所で育てているとよく育ちますが、花が咲かないということになります。 西郷さんがこの株を買ったころ、ミクランサム アルバムが趣味家の間で大変な話題になり、たくさんの方が買ったのではないかと思われますが、ほとんど枯れているようです。お見事でした。



第2位 Cattleya jongheana ‘Seijikun’         堀 清次     18票
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7花茎 8輪 NS13.4×13.0cmカトレア ジョンゲアナは当会では優良個体をお持ちの方が多く、この時期おなじみの蘭です。堀さんの温室は1月の終わりころヒーターの故障で、マイナス2度まで冷えてしまったようです。しかし花芽は枯死せずに、この様に見事に咲いてくれました。以前にも書いたように、ジョンゲアナはかなり標高の高いところに自生しているので、大丈夫だったようです。3位の株も個体名‘スター’の良個体ですが、花の数でこちらが2位となりました。



第3位 Cattleya jongheana ‘Star’           佐藤 俊男    9票



2.交配種の部
第1位 Dendrobium Jan Orinstein ‘Red & White’     星  隆    16票
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15花茎 44輪 NS5.4×3.8cm デンドロビューム ジャン オリンステインはaphyllum × primulinumという原種同士の交配です。ペタル、セパル共に濃紫紅色で大きな白いリップが目を引きます。両親とも花色は薄桃色の物が多く、この花の親は濃色の個体を使って交配したと推測されます。 アフィラムもプリムリナムも、バルブを下垂させて栽培、開花させることが多いですが、この株は支柱を使って立てて咲かせています。枝垂れさせて咲かせたほうが豪華に見えますが、かなり場所を取るので栽培者はこの様に仕立てたようです。 日を強く当てて育てるとバルブの節間が詰まり密に咲くそうです。バルブ高は70センチ超で、バルブが見えない程密に咲いています。新芽が2つ出ているので来年が楽しみです。



第2位 Orchis Bornemanii ‘Moon Princess’        小野 敬一   8票
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3花茎 16輪 14つぼみ NS1.2×2.2cm オルキス属の多くがアナカンプティス属に変わり、この花もアナカンプティス ボルネマニーと呼ぶのが正しいようです。ラベルを見ると交配種のように見えますが、調べてみると×bornemaniiという名前も出てきます。ボルネマニーはアナカンプティス モリオ×アナカンプティス パピリオナセアの自然交雑ではないかと言う人もいますが、RHSには正式に登録されていないのではっきりしません。地生蘭は非常に上手に咲かせる方がいますが、筆者は1~2年でダメになってしまいます。栽培環境ではないかと思いますが、蘭会には他にも上手な人がいるかもしれません。挑戦してみてはいかがでしょうか。



第3位 Guaricyclia Kyoguchi‘Happy Field’        星  隆     4票
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第3位 Dendrobium Hamana Lake ‘ Prism ’       星野 和代    4票




3.香りの部
フレグランス賞 Neostylis Pinky ‘New Star’       林 美代子
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<<<各賞(審査員推奨)>>>
栽培技術賞  Paphiopedilum micranthum fma. album   西郷 数秀
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<<<展示花>>>
Laelia splendida ’Shinobu' BM/JOGA        中村静枝
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1.原種の部
第1位 Cattleya coccinea           佐藤 俊男      16票
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今年も東京ドーム蘭展が終了しましたが、ブースを飾るには購入花は欠かせないアイテムになっています。蘭展終了後それらは会員の皆様に破格値で引き取っていただいています。業者さんからそれなりの量を買っていますが、正直なところ良花は期待できないと思うのも一致した見方です。出品花のコクシネアは何年か前のドーム蘭展にて使用されたものですが、ここまで立派に栽培されていることに驚きを禁じえません。出る新芽にはほとんど蕾がついているのは株が充実している何よりの証拠と言えるのでしょう。NS5.8x4.3cm の整形花が9輪も咲いているので華やかで、オーバーラップするほどの良花であることに意味があると言えます。


第2位 Dendrobium primulinum       星  隆         6票
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インド、中国南部からタイまで広く分布しており、よく知られたデンドロビュームの一種です。自生地では当然木に着生していますので、下垂して咲いていますが、出品花は交配種デンドロのようにバルブを直立させてディスプレイしています。出品者は時間をかけてディスプレイしたそうですが、良い悪いは別にして、好き嫌いはあるでしょう。ちなみに筆者は自然のほうがいいかな。種名プリムリナムは「サクラソウ属に類する」という意味で、ペタル、セパルのピンク色からの命名でしょうが、プリムリナムの見どころは大きく広がるリップにあると言えます。大別するとリップに黄色が入るか入らないかなのですが、入らなくとも薄桃色のベルベット状に赤色のラインが入ったり入らなかったりします。ベタ黄がリップに入るのは強烈な印象があり、個体名の付いた良花もあります。NS5.3x4.5cm 3花茎33輪


第3位 Cattleya walkeriana             小島 朝男     5票
第3位 Cattleya crispata               佐藤 俊男     5票
第3位 Cattleya intermedia `Kurt'          宮本 勝      5票





2.交配種の部
第1位 Clowesia Grace Dunn 'Beaver Valley'    星  隆    20票
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warczewitzii x roseaという交配でクロウェシア属では最も古く、最もよく知られた種です。ワーセウィッチィはグリーンを基調にして花全体に濃い緑筋が入る花で、筆者はトロロコンブを思い出します。ロゼアは言わずと知れたピンクっぽい可愛い花を咲かせる種ですね。2種の交配で雑種強勢が生きロゼアの可愛さを強調したようなグレース ダンが誕生しました。花一輪を見ても色は勿論、ひだひだのリップも可愛く、またニッキの香りが素晴らしく、言うことなしなのに、出品花のように多くの輪数が付くとそれはそれは見事な出来栄えとなるのです。1バルブから3花茎でているのもあり、株の充実ぶりが伺えます。 NS3.0x2.2cm 11花茎 30輪


第2位 Fredclarkeara After Dark 'SVO Black Pearl'  星野 和代    11票
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最近流行りの黒い奴らの代表選手、フレッドクラーケアラと発音します。なんじゃいね?実はクロウェシア、モルモーデス、カタセタムの3属間人工交配種なのです。 個体名に含まれているSVO って何?と思いますよね。これは、カルフォルニアのSunset Valley Orchid というラン屋さんのことなんです。この蘭園の創始者であるフレッド クラークさんが交配して本種を作り出したので、それを記念してフレッドクラーケアラ属となったのです。なので全体を解釈すると、サンセット(日没)バレー(峡谷)蘭園のフレッド クラークさんがつくりあげた‘宵闇に光り輝く黒真珠’というイメージでいかがでしょうか?言っておきますがこれは個人のイメージですが、そんな感じでよろしいかと思います。しかし、アフターダーク種すべてがこのように真っ黒になる訳ではありません。オレンジっぽい花びらに茶班がはいるものや、まだら班になったり、変異はいくつかあります。それらの中で秀逸なのが本個体ですが、ブラックパールの中にも、黒さの違いがありますので、より黒い株を獲得したいものです。成長期における多肥栽培が必要不可欠とのことで、まだまだ大きく太ります。NS 4.2x3.0cm 2花茎 30輪
                                                                                            (堀)


第3位 Guaricyclia Kyoguchi           角田 馨       3票



3.香りの部
フレグランス賞 Dendrochilum glumaceum     宮本 勝
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1.原種の部
第1位 Dendrobium lindleyi(Uaeng Phueng)      大野 光朗      12票
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お馴染みのアグレガタムですが、実はこの花ラベルにはDen. Ueang Phueng と記されています。日本語で発音するとウィイェン ファウェンてなとこでしょうか。何の根拠もないのですが、自分のイメージでは台湾で交配され登録されたのでこのような種名になった、と勝手に思っています。本当の所をご存じの方は是非ご教授くださると幸いです。アグレガタムにはやや花の大きなmajusと小輪のjenkinsiiがよく知られていますが、この両変種の交配により作出されたのがUeang Phuengとなる訳です。ですから変種とはいえ同じ原種であるアグレガタムどうしの交配ですので出来上がったものもアグレガタムとなるのですね。この種に交配種名を付けていることに何らかの意味があっての事なのかは不明です。と書いたところで事実がわかりました。RHSではジェンケンシイは変種ではなく独立した種であると認められています。ですので別々の種の交配ということになりUaeng Phueng は立派な交配種として登録されたということです。当会においても以後交配種として扱うことといたします。NS3.4x3cm 9花茎49輪




第2位 Cattleya trianae ’Dan’          星  隆         11票
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数あるトリアネイの品種のなかでも昔からよく知られた品種のひとつです。整形花を上部からソフトにそーっと押しつぶした形の花容と表現したらイメージが湧くでしょうか? 私にはそんな風に見えるのですが皆さんはいかがでしょう。押しつぶされて丸からちょっと楕円に可愛くなりました。それにしてもDNAの不思議を感じます。‘Dan' は ‘Dan'を忠実に織りなす使命以外に為す術がない孤独とジレンマ。‘Dan'と名付けられたトリアネイにはもうひとつorlata ‘Dan'というのがあります。 orlata とは「縁」を意味しており、リップの縁がほぼ一周赤く彩られている形態をあらわしており、その色がより赤くより鮮明であることが価値を上げる要因になっています。ですので、オルラッタと付いてるとある程度リップがぐるっと一周赤く、付いていないと一周とはいかず、色も薄いと想像できる訳です。出品花はorlataがつかないタイプですが‘Dan'の可愛らしさは十分発揮されています。 NS12x13.5cm 1花茎 2輪
  



第3位 Angreacum leonis            佐々木 光次郎       7票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Aloha Case 'Venus'         宮本 勝        14票
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何といっても弁質の厚さが私にとっては一番の魅力です。そして株の剛健さも。ミニパープルにワルケラナを戻し交配してアロハケースが誕生しました。ご存じのようにミニパープルはプミラとワルケラナの交配種ですから、75%がワルケラナの血であるといえます。最初に弁質が良いと書きましたが、良いのは弁質だけじゃなくその色も濃色で、輪の大きさも秀逸です。手元に置いておきたい一株ですが、当会にはミニパープル系の良花をお持ちの方がたくさんいますね。なおラベルはLaeliocattleya Aloha Case となっていますが、pumila が Cattleya となりましたので交配名を Cattleya Aloha Case としております。NS11.7x12cm 1花茎2輪



第2位 Dendrobium Yellow Chinsai ‘Magical Color’     角田 馨      8票
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この株は2014年の当会における栽培教室として提供されたものです。それから3年じっくりと作りこんだ成果が今回十分に発揮されました。昨年は花付きがいまひとつでしたがNS 5.0x4.4cm 22花茎 38輪と賑やかに開花し、花付きが非常に良いこの品種の魅力が溢れています。タイ、ベトナムあたりを原産地とする原種Dendrobium unicumを片親に石斛Dendrobium moniliformeと交配しDendrobium Chinsaiを作出し、さらに中国からボルネオあたりまで生息地を広げる剛健なDendrobium heterocarpum を掛け合わせてイエロー チンサイが出来上がりました。イエローの部分はヘテロカーパムから、見どころのリップに広がる赤色放射状線はユニカムの主張です。




第3位 Cycnodes Taiwan Gold `Taiwan Orange'       中村 スエ      6票
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3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya Aloha Case 'Venus'         宮本 勝
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<<<各賞>>>
審査員推奨株  該当なし

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1.原種の部
第1位 L. anceps displinada ’Kurahashi'           堀 清次   20票
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8花茎10輪つぼみ6個 NS 8.0×8.0㎝ 今月の1位のレリア アンセプスはこの時期に必ず出てきて入賞することの多い人気の花です。原産地はメキシコでアンセプスは花弁が濃桃色でリップが紫紅色の物が一般的ですが、この花のような色彩の物や、ペタルの先にかけて紫紅色になっていくゲレーロタイプや、アルバや、花弁が白くリップが紫色のビーチアナなどが有り花芸に富んでいる事が人気の1つでもあります。低温に強く芽吹きもいいので栽培は比較的容易です。逆に早く大きくなるため場所を取り、開花時には写真のようにステムが長く扱いに困ることもあります。会場への搬入ご苦労様でした。

第2位 Cattleya walkeriana fma. semi-alba 'Tokyo No.1' × self   佐藤 俊男   15票
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2花茎5輪 NS 9.5×10.5㎝ワルケリアナTokyo No1と言えば、セミアルバの大輪の名花として、あまりにも有名でセルフや交配によく使われます。セミアルバでは他にプアナニやカーメラなども有ります。この株は大輪のセミアルバを狙ったセルフ株ですが、親は10㎝をはるかに超える大輪なので、それに比べるとやや小さいようです。ワルケのセミアルバは大変綺麗なので、狙っている方もいると思いますが、セミアルバの交配や、セルフ株では様々な色の子供が出来、セミアルバが咲くとは限りませんので気を付けてください。 栽培は他の原種カトレアと同じく、コンポストをしっかり乾かしてから(水苔がカサカサになってから、もう1日置く)、たっぷり水やりをする(1度水やりをして、しばらく置いてからもう1度やる)。ただしワルケリアナはやや強い光線の方が良いようです。


第3位 Rodriguezia decora                 小島 朝男    7票


2.交配種の部
第1位 Bulbophyllum Elizabeth Ann 'Buckleberry'      中村 静枝    12票
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17花茎80輪超 NS 1.5×17.5㎝ 古い交配ですがAOSでFCCを獲得している名花です。Bulb.longissimum x Bulb.rothschildianumで、花型はロンギッシマムに似てセパルが長く(長く見えるのはセパル)、色合いはロスチャイディアナムに似ています。この花に限らずバルボフィラムは特有の形の花が多く人気の品種です。小型から大型物まで数が多く、花径が1㎝にも満たないものから、20~30㎝にもなる物も有ります。バルボフィラム・グラベオレンスなどはかなり臭いです。上記のように種類が多いため栽培方法は一言では難しいですが水を好みます。日照は弱いほうが良く、冬場でも直射日光では葉焼けすることが有るそうです。最低温度は15度程度ある方がいいようです。芽吹きはよく温度が保てれば栽培は比較的容易です。

第2位 Cycnoches chlorochilon × Cycnodes Junbo Micky     中村 スエ   10票
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2花茎7輪つぼみ3個 NS 6.5×6.0㎝ ラベルは上記のようになっていますが、シクノデス ジャンボ ダイアモンド(Cycnodes Jumbo Diamond)と言う名前で登録されています。 シクノチェスはギリシャ語の白鳥から来ているそうで、スワンオーキッドとも呼ばれています。見事な黄色い花色は、ジャンボ ミッキーの入っているバディアの黄色が出てきているようです。栽培はそんなに難しくはなく、成長期には水苔が完全に乾かないようにたっぷり水を与え、肥料も切らさないように与えます。葉が落ち始めたら水を控えます。交配種の方が花が咲きやすい様に思います。注意点は新芽に(3~5㎝に成るまで)水が掛からないようにすること、ハダニが付きやすいことです。筆者の経験では縦長のプラ鉢+水苔の相性が良いと思います。

第3位 Catasetum cirrhaeoides × Clowesia rosea       小野 敬一    6票
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3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. semi-alba 'Tokyo No.1' × self 佐藤 俊男
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<<<各賞>>>
審査員推奨株  該当なし


<<<展示花>>>
Cycd. Taiwan Gold 'Taiwan Orange'           宮本 勝
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1.原種の部
第1位 Cattleya cernua            山田 榮     13票
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3花茎18輪17蕾  NS2.8×2.2cm Cattleya(Sophronitis) cernuaは、ブラジルを中心としてパラグアイ~アルゼンチンに広く自生しているようです。このため、仲間のコクシネアが冷涼多湿な環境であるのに対し、比較的生育温度及び湿度に対する適応範囲は広いようです。オレンジ色の小さな花が、多数咲きます。ただ咲かせるには、乾燥と水遣りに工夫が必要なようです。本入賞花は、入手した時はへご板に植え付けていたそうですが、へご板が傷んでいたせいか、生育が悪かったようです。コルクに変えても良くはならず、さらに新しいへご板に植え替えて、ようやく根張りが良くなり、今回の開花を得られました。栽培環境としては、冬でも18度位になると、外に出し日に当て、また、乾いたら水遣りをします。肥料が好きなようで、固形肥料をへご板につるして置くそうです。山田さんの場合、このような栽培を、良く丁寧に管理をしている(面倒を見ている)ことがこのような多数の開花が得られたのではないでしょうか。



第1位 Bulbophyllum rothschildianum        堀 清次     13票
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20花茎約100輪 NS1.5×12.0cm 上記Cattleyaと同点の1位入賞花です。Bulbophyllum rothschildianumは、中国雲南省、インド東北、アッサム、ミャンマーに自生しているようです。当会ではrothschildianumは比較的古くから展示されています。ラテラルセパル(側萼片)が、紫地に、濃い紫紅色の点が多数配置されているところが特に美しいと思います。本入賞花も3年以上前に一度入賞しています。しかし、株分けせずに栽培した結果、このような沢山の花が開花した大株に育ったそうです。コンポストは水苔で、「ざる」に植えています。年々鉢からはみ出して生育した株を押し込んで育てる結果、「ざる」を使用することになったそうです。見事なボリュームで、見応えがあります。次は全部の蕾を一度に咲かせたいそうです。頑張ってください!


第3位 Masdevallia veitchiana           豊田 弘     5票


2.交配種の部
第1位 Perreiraara Bangkok Sunset        林 美代子    11票
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2花茎 32輪25蕾 NS2.2×2.3cm Perreiraara (Rhynchorides) Bangkok Sunsetは、Vandachostylis Thai Noi×Aerides houlletianaの交配種です。また、Vandachostylis Thai Noiは、Rhynchostylis coelestis×Vanda flabellataの交配種で、原種の色濃い花です。ペタルとセパルの黄色地の先端を、グラデーション状に茶色で染めています。リップはピンク色です。この色彩の小さな花が房状についており、どこか心が和んできます。本入賞花は、昨年春に入手し、バンダ類としては珍しく水苔で植えられています。冬場は、最低温度10℃の環境で、乾いたら水遣りをし、温かくなったら外に出しているそうです。最近バンダ類はコンポストと水遣りの工夫が試みられていますが、その工夫が実ってたくさんの花が咲いているのでしょう。


第2位 Disa Rosemarie×Foam 'Roar Red'        豊田 弘     6票
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1花茎 1輪 NS9.0×11.0cm 代表的なDisaの交配種です。大きく発達した3萼片のうち、側萼片がオレンジ色に彩られ、上萼片が黄色地に線状のパターンを配しています。この組み合わせでDisaらしい美しい花を形成しています。ただ、栽培が非常に困難であるのは、この属の宿命です。本入賞花も、豊田さんの開発した栽培方法で育てたのですが、少し変えたそうです。クールオーキッドとしての環境で、流れている冷たい水に鉢ごと浸していたのですが、腐敗が入るようになったため、鉢自体は水に浸さないようにしているそうです。ただ、通常6月頃に開花するのですが、今回は今頃咲いたのが変わったことで、原因は不明だそうです。いずれにしても、当分Disaは、豊田さんでないと栽培困難でしょう。


第2位 Cattleya Tropical Pointer 'Amethysto'      佐々木 光次郎     6票
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1花茎 4輪 NS8.0×8.2cm 上記Disaと同点の2位入賞花です。Cattleya Tropical Pointer 'Amethysto'は、C. Tropic Glow × C. intermediaの交配種で、片親が原種です。過去に入賞しています(AM/JOGA)。ペタルやセパルの形状に原種の特徴がみられ、黄色地に紫紅色の点がちりばめられた花です。一般の整形花に比べると珍しい花ですが、栽培は比較的容易で花付きもよく、不定期に咲くようです。本入賞花は水苔植えで、栽培も特別の管理はしていないとのことです。ただ、この黄色地に紫紅色の点の花は、特に目をひきつけ、魅力があります。        (西郷)


3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. coerulea 'Monte Azul'   礒田 忠彦


<<<各賞>>>
審査員推奨株  該当なし


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1.原種の部
第1位 Paphiopedilum charlesworthii        西郷 数秀     6票
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チャールズウォーシィ、原種パフィオペディラムとして良く知られた一品であることは間違いないと思われますが、開花株にお目にかかる機会が少ないように感じるのは筆者だけではないでしょう。 原産地はミャンマー、インドの標高1200~1600m付近の石灰岩地です。そうなんです、結構高地に自生しているんですね。そうなると日本の夏は暑すぎることが明白で、ムレ等で生育障害を起こし劣化していくようです。そこで小野さんの助言を生かし、夏場は冷蔵フレーム栽培をすることで開花にこぎ着けたそうです。最近では国内実生が進み、ドーサルが幅広の極整形花がもてはやされていますが、まるで交配種のように見える程の改良には疑問を感じます。出品花はほど良い良花で、見所のドーサルがもう少し起き上がっているともっと良かったのですが、ペタルやリップのつやつや感は半端ではありません。1花茎1輪 NS7.2x6.3cm


第1位 Phalaenopsis equestris fma. coerulea     磯田 忠彦    6票
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量販店の室内園芸売り場を覗いてみると、大輪の胡蝶蘭よりミディ系の色とりどりなファレノプシスが多く陳列されています。皆さんご存知のように現在では、本当に多種多様なミディ系ファレノプシスが作出されておリ、たどればその多くがこの可憐なエクエストリスを交配親としているのは疑う余地が有りません。基本色は白地にうっすらとピンク色があしわられて、NS3.0x3.0cm の小輪がいかにもか弱そうですが、種小名は’騎士の’を意味しており凛々しく強そうです。出品花はその変種のセルレア花で、リップの薄紫がいかにも優雅で儚(はかな)かそうで胸キュンものです。ティポエクエストリスの栽培難度がいかばかりか経験の無い筆者には解りかねるのですが、セルレア種はなかなかの難敵なのです、と思います。ファレノ栽培を得意にしている会員さん、是非挑戦して栽培法をご教授下さい。1花茎9輪 つぼみ13


第3位 Guarianthe bowringiana            豊田 弘    5票


2.交配種の部
第1位 Bratonia (Miltassia) Olmec               中村 スエ    13票
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ミルトニア(Miltonia) x ブラッシア(Brassia) でミルタッシア(Miltassia)と名乗っていましたが、現在はブラトニア(Bratonia)属というそうです。そう言われてもミルタシアを変える必要性がピンとこないような安易な命名と感じます。今まで使用されていなかった文字面に日の目を与えた、ということでしょうか。残念ながら、交配親の探索はネットにてヒットせず明記不能ですが、星型の花姿はスパイダーオーキッドと呼ばれる片親ブラッシアからの強い遺伝性を現しています。低温に強いブラッシアの血が入ることで栽培も容易になり、50%程の遮光をすることで夏さえ乗り切れば、比較的早めに大株になるでしょう。とは言え出品株は元会員の桜井秋子さんの大株の流れを汲む株で、スエさん自身が育てた大株を割って配布後弱らせてしまい、ここまで回復させるに3~4年要したとのことですので、ご注意あれ。ご婦人票を得て第1位です。NS7.6x9cm 3花茎 9輪 つぼみ2


第2位 Miltonia Rikyu             高久 秀雄      10票
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‘利休’として出回っているこのミルトニアはシンビジュームの栽培で名が知れ渡っている関東有名蘭園が‘秋彩シリーズ’として‘京紫’や‘若紫’とともに初心者向きの暑さに強い品種として売り出しているなかの一種であると思われます。ブラジル産のレグネリィ(regnellii)を使用して、紫のリップと淡黄色の花びらの優しげな装いを作出しました。レグネリィの黄色がペタルを彩り、太陽光下ではキラキラして美しいでしょう。リップの様子から片親はムーレアナそのもの、あるいはその系統と思われます。一方では同種と思われる品種をMiltonia Summer Time (regnellii X Earl Dunn)と標記されて売り出されています。先の蘭園では、種苗登録品種として出願しており、この辺のいきさつは解りかねます。いずれにしても生育が旺盛で花着きも良く、2~3年で大株に成長してくる優れもので、木枠植えされた風情も素敵です。2012年も大株が出品され入賞していましたね。 16花茎 30輪 NS6.5x6.5cm つぼみ46


第3位 Habenaria Jiaho Yellow Bird(rhodocheila × medusa)    堀 清次   9票
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3.香りの部
フラグランス賞 Cattleya jenmanii fma. concolor 'Canaima's Smuggler'   堀 清次
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<<審査員推奨株>>
栽培技術賞 Dracula hirtzii fma. xanthina 'J&L Gold'        豊田 弘
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<<展示花>>
Telipogon bowmanii             豊田 弘
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Onc. flexuosum album           星野 和代
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<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Phragmipedium kovachii         豊田 弘     20票
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1花茎 1輪 NS15.0×12.7cm kovachiiは、2002年に発見された新しいPhragmipediumです。ペルーの東北、高度1800~2000mの岩の斜面に自生しているようです。Phragmipediumの他の原種に比べて、花が2倍もの大きさになります。色彩もピンクから濃い紫の間で、それまでのPhragmipediumには無いものです。本入賞花もこのような特徴を備えています。会の展示の時点ではペタルが反っており、NS15.0でしたが、持参する前は、ペタルは真っ直ぐで、もう少し長かったそうです。1年半前に入手し、開花に至りました。クールオーキッドとしての環境で栽培し、「すごいネ」を用いた豊田さん独自のコンポストで植え付けているそうです。最近の情報で、kovachiiにはpH7.7のコンポストが良い、とありますが関係あるでしょうか。いずれにせよ、1年半で、kovachiiを開花させたとは、さすがに豊田さんの栽培技術はすごい。


第2位 Cattleya schilleriana 'Aphri' SM/JOGA   星  隆       8票
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1花茎 1輪 NS10.0×9.5cm Cattleya schillerianaは、ブラジルの標高800m以下の広葉樹林で崖に面した湿潤なところに自生しているようです。このため、冷涼から高温での環境が必要です。リップは赤紫筋~濃紫紅の筋状のパターンを有す中輪花です。個体名‘Aphri'は特にペタルとセパルが濃色で、リップも鮮やかでSM/JOGAを受賞しています。本入賞花も色が濃く、NSも10.0cmと、この花の特徴が良く出ています。コンポストは水苔で、水遣りは普通に施しているとのことです。鉢に吊り下げフックを備えているところから、良く日に当て、風通しもよい栽培環境で、よく栽培された株と思います。

第3位 Cattleya lucasiana            佐藤 俊男     4票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Love Knot coerulea       鈴木 貞子     14票
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7花茎 9輪 NS9.5×9.0cm Cattleya Love Knotは、C. sincorana × C. walkerianaと、原種同士の交配種です。1984年の登録です。原種の血を引いていますが、栽培は容易なミディカトレヤのようです。草姿に比べ大輪で、花期は主に春~初夏ですが、不定期にも開花します。本入賞花はそのcoeruleaタイプになります。ペタルとセパルが薄い藤色で、リップは白地にやや濃い藤色の筋パターンが入ってします。花茎が9.5cmと大きく、バルブ数が多数で、よく栽培されて、株本来の力が出て、涼しげで美しい花が得られたと思います。株を購入してから2年目で植え替えたそうです。このとき、観葉植物用のコンポスト、プラ鉢を用いました。それから3年たち、このように開花しました。カトレア類に、観葉植物用のコンポストを用いてこのような大株に育てたとは、栽培の参考にしてはいかがでしょうか。


第2位 Zygonisia Murasakikomachi        星野 和代     13票
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2花茎 7輪 NS5.5×5.0cm Zygonisia Murasakikomachi(ジゴニシア 紫小町)は、Zygonisia Roquebrune × Aganisia cyaneaの交配種で、国産品種の名花です。また、Zygonisia Roquebruneは、Aganisia cyanea × Zygopetalum Artur Elleの交配なので、紫小町はAganisia(Acacallis) cyaneaの血が強いです。このためか、cyaneaの有する青紫色が出るようです。本入賞花もこのような色彩が表れていますが、濃くなっているようです。特にリップが濃く、きれいです。植え付けは、プラ鉢で水苔を用いており、日陰の風通しのよい環境で栽培しているそうです。Aganisia(Acacallis) cyanea が日陰や木漏れ日を好むことから、このような環境でよく育つのでしょう。


第3位 Cattleya Mini Purple 'K&T Sumire'  佐藤 俊男     12票
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3.香りの部
フレグランス賞 Phalaenopsis violacea var. indigo-red 礒田 忠彦
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<<各賞(審査員推奨)>>
栽培技術賞 Phragmipedium kovachii          豊田 弘
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<<展示花>>
Phragmipedium Grande             小野 敬一
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1.原種の部
第1位 Dendrobium parthenium          豊田 弘   12票
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7バルブ約140輪 NS 4.2×3.3㎝。 原産地はボルネオでキナバル山の標高900メートル程度の渓流沿いの林の中に自生しています。バルブの高さは60~70センチほどで、白く中心部に紅の乗った花を多数着けています。距もはっきりと見えます。名前の由来はパルテノン(女神アテナ)から来ています。この花の特徴はバルブから出る花茎に1か所から2~5本出ることです。花の向きを揃えることは無理なので、わさわさと咲いているように見えます。百合などでこのような咲き方の物を見かけます。 約140輪の花を着け堂々の1位入賞です。


第2位 Cyrtorchis chailluana           小野 敬一    6票
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1花茎5輪+つぼみ3個 NS 7.0×5.0㎝。 シルトルキス チャイルアナと読みます。この蘭はアフリカ中西部の比較的標高の高いところに自生しています。古くは花色が白系で距が長くアフリカ~マダガスカルに自生しているものをアングレカムと呼んでおり、シルトルキスやエランギスもアングレカム属でしたが、その後別の属として分類されました。標高の高いところに自生している割に、栽培は高温性で最低温度は15℃以上を必要とし、年間を通し多めの水やりが良く、この様な条件下であれば、比較的容易に育つようです。


第3位 Promenea guttata ‘Tagara’            堀 清次     5票
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2.交配種の部
第1位 Dendrobium Hibiki             堀 清次     12票
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8花茎約150輪 NS 2.0×2.0cm。 この花は夏咲のデンドロで、当会でも人気が有りお持ちの方も多いと思います。Den.laevifolium×Den.bracteosumの交配で、20㎝程度のバルブにリップがオレンジ色の小さい紫紅色の花を密に着けます。片親のラエビフォリウムはクーラーが必要なくらいのクールな蘭ですが、もう片親はやや高温性のデンドロで、交配により育てやすくなっています。水やりは多めが良く、葉が落ちたバルブに花が咲き、翌年もう1度同じバルブからも花が咲くので、年々豪華になっていきます。ハダニが付きやすいので注意が必要です。


第2位 Catyclia Leaf Hopper               高久 秀雄    8票
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2花茎6輪 NS 5.4×5.0㎝。 属名はカティクリアと読み、カトレアとエンシクリアの交配です。この株カティクリア リーフホッパーはエピカトレア エル ハティロ×エピデンドラム タンペンセで、エピカトレア エル ハティロはカトレア モシエ×エンシクリア タンペンシスの交配です。また、エピデン タンペンセとエンシクリア タンペンシスは同じものなので、いろいろ複雑ですが、カトレア モシエにエンシクリア タンペンシスを2回掛け合わせたものです。 エル ハティロは多少モシエの雰囲気が有りますが、リーフホッパーは当然エンシクリア タンペンシスによく似ています。香りのあるところがモシエに似たようです。 スッキリした花が人気の秘密でしょう。   (大野)


第3位 Encyclia  種名 不明              中村 静枝    5票


3.香りの部
フレグランス賞 Oncidium Sharry Baby 'Sweet Fragrance'       高久 秀雄
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<<各賞(審査委員推奨)>>
栽培技術賞 Telipogon intis               豊田 弘
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良個体賞  C. forbesii              堀 清次
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<<展示花>>
Drac. hirtzii 'J&L's Gold'            豊田 弘
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Phal. tetraspis                山田 栄
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