カテゴリ:例会入賞花・展示花( 73 )

<<<人気投票>>>

1.原種の部
第1位 Aerides lawrenceae                 小島 朝男    18票 
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3花茎 90余輪 NS 3.5×3.0㎝ 草姿はバンダに似ていますが、長いステムにたくさんの花を着け、見ごたえのある花で、この株は3花茎上がり、出来の良さが見て取れます。エリデスの自生地はフィリッピンでミンダナオ島、セブ島の標高500メートル以下の所に分布し、20種くらい有る着生蘭です。かなり暖かいところに自生しているので、冬期は12度出来れば15度を保って栽培したい品種です。株は比較的大きくなり、開花時期は9月から12月くらいです。属名の Aerides はギリシャ語の「aer(空気)+eides(に似る)」からきています。樹木の高い位置に生える姿から名づけられたそうです。lawrenceae はイギリス王立園芸協会の総裁だった「ローレンス(James John Trevor Lawrence, さん」の夫人の名からきています。



第2位 Miltonia moreliana              星  隆         11票
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12花茎 14輪 NS 9.0×10.0㎝ Miltonia spectabillis var. morelianaと呼ばれていましたが、現在はミルトニア モレリアナになっています。ブラジル原産の蘭で俗にパンジーオーキッドとも呼ばれ、展開が非常にいいのでスッキリ見えて愛好家が多いと思われます。ミルトニアは暑さに弱い品種が多い中、このモレリアナは比較的暑さに強く栽培は比較的容易です。ただ根をいじられるのが嫌いらしく、植え替えよりも鉢増しの方が失敗しないようです。株分けは特に注意が必要です。



第3位 Robiquetia cerina                豊田 弘      5票
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2.交配種の部
第1位 Cycnoches Tawny             小野 敬一       14票
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1花茎 1輪 NS 10×7.5㎝ シクノチェス タウニーはegertonianum×chlorochilonの交配です。親のクロロキロンは綺麗な黄色の花ですが、この花の褐色はエガートニアナムの褐色が出たものでしょう。小野さんのブログを見ると、以前にも咲いていますが色合いが違うように思います。今年はかなり暑かったのでそのためでしょうか?比較的暑さに強いと言われるクロウェシア、シクノチェス系の花ですが、今年の暑さで筆者の所では何鉢か枯れてしまいました。今年、小野さんの所では、昼間の暑いときにミストシャワーを当てて、株を冷やすようにしたそうでバルブはしっかりと出来ていて、これからの開花が楽しみとのことでした。やはり栽培上手な人はいろいろ工夫をしているのですね。



第2位 Cattleya Pandora Bracey      星  隆      11票
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1花茎 2輪 NS 11.5×13.0㎝ この花はC. Trinette×C. intermediaの交配ですが、1967年の登録なのでかなり古いカトレアの交配種です。派手な色合いでオールド カトレアらしい花ですね。この花の先祖には、この様な派手なクサビの入ったカトレアは無いので、インターメディアの影響が大きいと思われます。ちなみにスプラッシュの入ったカトレアにはインターメディアが、セミアルバのカトレアにはパープラータが入っている事が多いようです。この花もご多分に漏れません。           (大野)



第3位 Paphiopedilum sukhakulii × philippinense        若尾 暢子     9票


3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya labiata               宮本 勝
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<<<人気投票>>>
1.原種の部
第1位 Promenaea xanthina         豊田 弘      10票
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16花茎 16輪 NS4.5×3.0cm Promenaea xanthinaはブラジル南部地方の、森林で覆われた高度1700メートルの地域に着生しているようです。涼しい気候で、栽培上はクールオーキッドといえるでしょう。黄色のペタル、セパルで、リップに少し点が入るようです。水苔で植え、夏に涼しい環境で栽培すると良く、水を好むようです。環境を整えると、比較的栽培が容易なようです。しかし、本入賞花は、16輪と花が豪華に咲いています。多輪にしては花も良く展開しています。これほど咲いている株はあまり見当たりません。良く栽培された成果だと思います。水遣り、通風、温度などが、良く株に適した環境となっているのでしょう。



第2位 Sobennikoffia robusta                星  隆     7票
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2花茎 12輪 NS6.0×4.0cm Sobennikoffiaは、東北マダガスカルの高度1600メートルの地域に、地生、着生、または半着生しています。Angraecum近縁で4種が知られています。マダガスカルの蘭に特有の距を有します。涼しく、乾燥ぎみの気候で生育しているようです。robustaはペタル、セパルが純白で、リップの奥と距が緑色に染められています。この色の対比が美しい。本入賞花もこの色彩が良くでています。2花茎も伸びていますが、初めてのことだそうです。吊り下げて栽培しており、水も好むそうで、通風も良好なことでしょう。星さんはマダガスカルの蘭をよく栽培されており、今後さらに花茎の増えた株を見ることができるでしょう。


第3位 Rhynchostylis retusa                星野 和代 5票
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2.交配種の部
第1位 Rhyncholaeliocattleya Island Charm ‘Tokyo’        宮本 勝 6票
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1花茎 2輪 NS9.5×11.0cm Island Charmは、Rlc. Donna Kimura × C. intermediaの交配種で、1987年に登録されています。大輪の整形花に原種を掛け合わせており、ペタルとリップにintermediaの特徴が出ているようで、いわゆるくさび型で、派手な花と思います。入賞花もこの特徴が良く出ており、よく栽培されているようです。ちなみに、株が鉢からはみ出ており、満作でしょうか。水遣りが辛めの栽培がよく株に合った、と思います。



第2位 Phalaenopsis Arakaki World Dream 'Makoto'       豊田 弘      5票
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1花茎 4輪 NS10.0×9.0cm Arakaki World Dreamは、新垣洋らん園の新垣さんにより、2009-11/6日に登録されています。Makotoは白色のペタル、セパルをベースとし、周辺の一部と中心部に、濃紫色の点を少量ばらまいた模様をしています。Makotoは入賞しています(SBM/JOGA)。この他に個体名Okinawaという花もありますが、点が少し大きく、滲むようにした模様をしており美しく、こちらも入賞しています(上位のSM/JOGA)。本入賞花もこのMakotoの特徴が出ています。また、良くペタルが展開しています。栽培の変わったところとしては、植え込み材料に豊田さん作成のミックスコンポストを利用しています。ファレノプシスにもこのようにミックスコンポストを利用しているものがあり、どのような株が適しているのか、まだ試みている段階とのことでした。


第2位 Cattleya Penny Kuroda 'Spots'          星  隆     5票
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1花茎 6輪  NS8.5×8.5cm 上記Phalaenopsisと同点の2位入賞花です。Penny Kurodaは、C. Summer Stars × C. guttataの交配種で、少し古く1976年に登録されています。白色の整形花に原種を交配した花です。整形花に原種を交配する場合は、独自の形容の花を求めることが多いです。Penny Kuroda ‘Spots’は、点が入ることとバチ弁リップにguttataの特徴が出ており、ペタルの模様も美しい。本入賞花もこのような特徴が出ています。コンポストは水苔で、花も大きめで良く展開しており、良い環境で栽培されたことと思います。                  (西郷)


3.香りの部
フレグランス賞  該当なし


<<<各賞(審査員推奨)>>>
該当なし



<<<展示花>>>
Dracula Saulii                豊田 弘
大変珍しい白いドラキュラ  白いおサルさんのよう
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Dracula dianae                 豊田 弘
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Mexipedium xerophyticum              堀 清次
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<<<人気投票入賞花>>>
1.原種の部
 第1位 Cattleya tenebrosa aurea 'Walton Grange' x self       小島 朝男     17票
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ブラジルの東海岸沿いのバイア州、エスピレットサント州の標高100~400mの森林の明るい場所に自生している。本種テネブロッサは、大型ブラジル産の一枚葉系の夏咲きカトレアで、パープラータと代表を共にする。ただし、色彩に関してのバリエーションはパープラータに比べ少なく、赤褐色が基本色である。NS16.0×16.0cmの大輪が1花茎3輪咲いていました。鮮やかな薄クリーム色に真紅のリップのコントラストが、一層この花の存在感を出しています。夏咲きのカトレアは、他に季節咲き(春、秋、冬)のカトレアと成長サイクルが異なり、栽培の要点として、開花が終わって秋から翌年の春まで成長期となるので、新芽の成長とともに肥料と水をやり(冬期でも)、日光に良く当てる。春までにバルブを充実させると見事な開花となる。



第2位 Masdevallia coccinea 'Bull’s Blood'               豊田 弘     4票
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コロンビア北部サンタンデ-ル(ベネゼエラ国境付近)、東側山脈の標高2500~3600mの高地の雑木林や岩場に自生している。NS 4×6㎝2花茎2輪。個体名「雄牛の血」を思わせる濃赤色の花が咲いていました。ご存知のように本種は、冷涼な環境と湿気を好み、所沢で栽培するには、夏の暑さ対策の冷房設備が必須、冬に低温5度くらいに当てないと花が咲かないようです。年齢を感じさせない豊田さんの弛まぬ探求心にはいつも頭が下がります「あっぱれ!」



第2位 Cryptochilus sanguineus                 豊田 弘     4票
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クリプトキラス属の原種、サンギネウスです。ヒマラヤ東部、アッサム、ネパール、ブータン、ミャンマー、タイ、中国南部の標高1800~2300mに自生している。2花茎34輪。濃朱色の袋状の可愛らしい赤いスズランのような花が咲いていました。本種の栽培は、特に所沢の夏の暑さは禁物とのことです。属名の由来は、ギリシア語のkryptos(隠れた)cheilos(唇)で、唇弁が花筒の中に隠れていることからきているようです。




2.交配種の部
第1位 Phragmipedium Grande                 宮本 勝       17票
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(Phrag. caudatum × longifolium)  片親のPhrag. caudatumは、南米ペルー標高2000m付近の急傾斜地に自生している。もう一方のPhrag. longifoliumは、中央アメリカのコスタリカからパナマ、コロンビア、エクアドルの標高900m(滝川先生の“2回目のエクアドル紀行”参照)、水が流れるような崖の日当たり良い所に自生している。NS6.0x31.0cm 2花茎2輪(つぼみ3)薄グリーン色の長い花弁が特長である花が咲いていました。小野さんから、分け株を譲り受けてから12年以上経過しますが、以前は、棚下に置き、腰水で管理をしていて、なかなか株が大きくならず忘れたころに開花するぐらい。3年前に交配親の自生地を調べ、棚上に置き、パフィオと同じ管理をしたところ、だんだん株も大きくなり、今回の開花に至りました。



第2位 Phalaenopsis Hatsuyuki ’Nagoriyuki'          佐々木 光次郎     9票
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3花茎9輪(つぼみ34) NS5.2x4.7cm。白色の花にピンクのリップがアクセントとなり、ミディタイプの爽やかな清涼感を感じる女性が好む可愛い花が咲いていました。種名“初雪”、個体名“なごり雪”の命名もピッタリ!当会では、おなじみの人気がある一株です。                 (宮本)



第3位 Phalaenopsis  Akane (アカネ)              豊田 弘     4票



3.香りの部
フレグランス賞
Dendrobium gibsonii                        星  隆
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<<<各賞(審査委員推奨株)>>>
該当なし


<<<展示花>>>
Cattleya schilleriana 'Aphri'                 星  隆
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Inobulbon munificum                 豊田 弘
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1.原種の部
第1位 Renanthera imschootiana             宮本 勝          9票
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2花茎 51輪 NS4.8×4.0cm この種に黄色地に褐色の点の花も有りますが、この花は少しオレンジがかった朱色でなかなか目立ちます。花形も下側のセパルが大きく広がりちょっと変わった形をしています。今回の例会でも数株出品されていました。この株は今回のお客様中藤さんでチョットいい値で購入したそうです。自生地はフィリッピン~ニューギニア辺りなので、低温に弱く最低温度は15度以上必要です。日照は直射日光でよく、むしろ直射日光に当てないと咲きにくくなるようです。出品者も言っていたように、非常に水を好み、必ず日に1度、夏場は2~3回の水やりが必要ですが、根は空気を好みますので栽培は難しいようです。この株は洋蘭ソイルに植えてありますが、バンダのようなバスケット植えが良いようです。



第2位 Cattleya gaskeliana                 豊田 弘          4票
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2花茎4輪 NS14.0×14.0cm 大輪カトレアの原種には、トリアネ、ルデマニアナ、ワーネリなどいろいろ有りますが、ガスケリアナもファンの多い人気のカトレアです。南米のベネズエラやコロンビアに自生し、栽培は最低気温が15度を保てれば特別難しくはないようです。ラベルにはブルーと書いてありましたが、普通の色のように思います。ブルー同士の交配で、ティポが出たのかもしれません。この株は花型・大きさもいいですが、綺麗に前を向いて並び観賞価値が高く、入賞したようです。あちこち向いて咲いてしまう花が多く困っていますが、株の性格でしょうか、栽培者の技量でしょうか。



第3位 Cattleya. menndelii             宮本 勝   3票
    Cattleya lobata                豊田 弘    3票
    Masdevallia coccinea             豊田 弘    3票


2.交配種の部
第1位 Dendrobium Gatton Sunray           星  隆    11票
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27花茎150輪超NS5.0×3.0cm Den. pulchellum x Illustre という交配で、黄色い花弁にリップの2つの大きな目が印象的なデンドロビュームです。2つの目はプルケラムの特徴を表しています。この株はかなり大きく20号鉢位でしょうか、株高も1メートル近く有り、花の数も正確には数えられず150超としました。出品者によれば4年前に豊田さんの所から来て育てていましたが、最近では温室の中でも場所を取り、例会場に搬入するのも一苦労で、会場で嫁入り場所を探していましたが、高久さんの所に引き取られることになりました。めでたしめでたし。ということで大株のデンドロが1位となりました。



第2位 Paphiopedirum Wiertzianum               磯田 忠彦     9票
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1花茎2輪 NS19.5×13.0cm パフィオペディルム ローレンシアナム×ロスチャイルディアナムという交配です。パフィオの王様ロスチャイルディアナムの交配なので、リーフスパンも65センチ有り、NSも20センチ近くあります。ピンと横に張ったペタル、暗赤色のリップ、アッパーセパル(ドーサル)の鮮明な縦筋など、多くの部分でロスチャイルディアナムに似ています。ロスチャイルディアナムは栽培が難しく高価だったので、交配をして栽培容易にし、なおかつロスの様な優雅な花が欲しく交配しました。一番有名な交配がロス×フィリッピネンセのセントスイシンです。この株も栽培が少しは易しくなっているのでしょうか。ロスチャイルディアナムは株ができると4輪つけるので、この株の栽培者は輪数に不満が有るようです。花の咲いている以外の子株も順調に育っているので、まだこの先楽しみです。
                                           (大野)

第3位 Cattleya Aqui-Finn ‘Kaleidscope’           大野 光朗    5票



3.香りの部
フレグランス賞 Maxillaria houtteana             角田 馨
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<<<各賞(審査員推奨)>>>
該当なし


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1.原種の部
第1位 Dendrobium cerinum            小島 朝男      10票
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どこの産地かなんて思ったのですが、調べてみたらフィリッピン、タイ、ボルネオの海抜800m付近に自生なんて極めて普通。800m付近なので栽培も極めて普通に育ててこの大きさなので、広い栽培場を持ってる方に良さそうです。低温に当てる必要もなく、微妙な温度管理は不要とのことで、初心者にもってこいですね。若草色一色の小花が約215輪も咲いて賑やかなるも、全体のフォルムはしっとりと落ち着いた感があり、一材でなされた生け花のようにも見えて素敵です。NS3.5x3cm 22花茎




第2位 Cattleya nobilior                佐藤 俊男      9票
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何年か前に滝川先生がフラスコのまま当会へ寄付されたものを佐藤俊男さんがコミュニティ植えから育てて、会へ栽培教室材として提供されたものです。ノビリオールの小苗を枯らさずここまで育てたことにまず驚きます。その上開花に至っているのですからほんとうに賞賛です。YU x Summerland という交配で、YUは当会の会員であった上田陽司氏のセレクト株、Summerlandは滝川先生のセレクト株、両セレクト株を交配して生まれた株です。滝川先生はその他にPerfectionx YU、Perfection x Summerlandの交配もなされ、出品株は二番目の出来具合だったとのことです。二番とはいえ、色良し、形よし、大きさ良しと三拍子揃った良花です。NS9.8x10cm 1花茎4輪




第3位 Cattleya violacea                星  隆      7票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Mini Blue Star            宮本 勝      12票
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当会にはいくつかの本種が栽培されています。ネットで本種を探索するとさまざまの本種がヒットしますが、どうしてどうして出品花も負けないくらいの良花です。C. Mini Purple × C. Cornelia がミニブルースターの交配親で、これよりC. pumilaが50%、 C. walkeriana が25%、そしてC. labiataが25%という組成になります。こうなるとwalkerianaとlabiataの交配種はないのか?と。ありました。ありましたが何か中途半端な印象の交配で、その意図がよくわからないというのが正直なところです。しかしそこにpumilaというスパイスを効かせると得も言われぬ演出効果が発揮され、出品花のような良花が出現するのは、まるでマジック。名脇役の面目躍如たる所以です。リップに広がるベルベットバイオレットが美しい。NS12.8x13.5cm 1花茎 2輪



第2位 Dendrobium Yellow Chinsai `Magical Color'    佐々木 光次郎   9票
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3~4年前当会の栽培教室の教材として皆さんに頒布された品種ですので、栽培している会員の方も多くいることでしょう。初めてこの品種が出品されたのはその頃小手指で行われた春の洋蘭展だったと記憶しています。その時出品されたのが正に佐々木さんのこの株だったのです。この株を見た多くの会員の方が入手を希望されたので、その場で望月蘭園に問い合わせての教材となった経緯がありますので、言わばある意味オリジナルといったところでしょうか。D. Chinsai × heterocarpumという交配で、いまはなき広島県の高木農園の作出です。親であるChinsaiも高木農園の交配で、unicum × monifelum(セッコク)、馴染み深い種が使われて好感が持てます。因みに珍彩と当てられ、白っぽいカラーから黄色に変化することから個体名‘Magical Color’に行きついているのでしょう。まだまだ大株に育って豪華になりますので、挑戦してください。 NS5.5x4.4cm 128輪。
                                       (堀)



3位 Dendrobium Sea Sky ‘紅小町’            中村 スエ     7票



3.香りの部
フレグランス賞 Phalaenopsis (Sedirea) japonica 山田  栄
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<<<各賞(審査員推奨)>>>
該当株なし

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1.原種の部
第1位 Paphiopedilum micranthum fma. album    西郷 数秀    19票
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3花茎 3輪 NS6.0×8.2cm 素晴らしいの一言、花の説明よりも先ずは写真を見てほしい。筆者の勉強不足のせいもありますが、ミクランサム アルバムが3輪咲いている株を、実際に見るのは初めてです。2003年に中藤洋蘭園で購入したそうですが、15年で2度目の開花です。咲きにくい、枯れやすい、買ってはいけない、で有名な蘭です。 自生地は中国雲南省の標高1000m前後のところなので、低温には強いですが初夏~夏の時期に株を冷やす事で花芽が分化するそうで、温かい場所で育てているとよく育ちますが、花が咲かないということになります。 西郷さんがこの株を買ったころ、ミクランサム アルバムが趣味家の間で大変な話題になり、たくさんの方が買ったのではないかと思われますが、ほとんど枯れているようです。お見事でした。



第2位 Cattleya jongheana ‘Seijikun’         堀 清次     18票
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7花茎 8輪 NS13.4×13.0cmカトレア ジョンゲアナは当会では優良個体をお持ちの方が多く、この時期おなじみの蘭です。堀さんの温室は1月の終わりころヒーターの故障で、マイナス2度まで冷えてしまったようです。しかし花芽は枯死せずに、この様に見事に咲いてくれました。以前にも書いたように、ジョンゲアナはかなり標高の高いところに自生しているので、大丈夫だったようです。3位の株も個体名‘スター’の良個体ですが、花の数でこちらが2位となりました。



第3位 Cattleya jongheana ‘Star’           佐藤 俊男    9票



2.交配種の部
第1位 Dendrobium Jan Orinstein ‘Red & White’     星  隆    16票
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15花茎 44輪 NS5.4×3.8cm デンドロビューム ジャン オリンステインはaphyllum × primulinumという原種同士の交配です。ペタル、セパル共に濃紫紅色で大きな白いリップが目を引きます。両親とも花色は薄桃色の物が多く、この花の親は濃色の個体を使って交配したと推測されます。 アフィラムもプリムリナムも、バルブを下垂させて栽培、開花させることが多いですが、この株は支柱を使って立てて咲かせています。枝垂れさせて咲かせたほうが豪華に見えますが、かなり場所を取るので栽培者はこの様に仕立てたようです。 日を強く当てて育てるとバルブの節間が詰まり密に咲くそうです。バルブ高は70センチ超で、バルブが見えない程密に咲いています。新芽が2つ出ているので来年が楽しみです。



第2位 Orchis Bornemanii ‘Moon Princess’        小野 敬一   8票
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3花茎 16輪 14つぼみ NS1.2×2.2cm オルキス属の多くがアナカンプティス属に変わり、この花もアナカンプティス ボルネマニーと呼ぶのが正しいようです。ラベルを見ると交配種のように見えますが、調べてみると×bornemaniiという名前も出てきます。ボルネマニーはアナカンプティス モリオ×アナカンプティス パピリオナセアの自然交雑ではないかと言う人もいますが、RHSには正式に登録されていないのではっきりしません。地生蘭は非常に上手に咲かせる方がいますが、筆者は1~2年でダメになってしまいます。栽培環境ではないかと思いますが、蘭会には他にも上手な人がいるかもしれません。挑戦してみてはいかがでしょうか。



第3位 Guaricyclia Kyoguchi‘Happy Field’        星  隆     4票
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第3位 Dendrobium Hamana Lake ‘ Prism ’       星野 和代    4票




3.香りの部
フレグランス賞 Neostylis Pinky ‘New Star’       林 美代子
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<<<各賞(審査員推奨)>>>
栽培技術賞  Paphiopedilum micranthum fma. album   西郷 数秀
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<<<展示花>>>
Laelia splendida ’Shinobu' BM/JOGA        中村静枝
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1.原種の部
第1位 Cattleya coccinea           佐藤 俊男      16票
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今年も東京ドーム蘭展が終了しましたが、ブースを飾るには購入花は欠かせないアイテムになっています。蘭展終了後それらは会員の皆様に破格値で引き取っていただいています。業者さんからそれなりの量を買っていますが、正直なところ良花は期待できないと思うのも一致した見方です。出品花のコクシネアは何年か前のドーム蘭展にて使用されたものですが、ここまで立派に栽培されていることに驚きを禁じえません。出る新芽にはほとんど蕾がついているのは株が充実している何よりの証拠と言えるのでしょう。NS5.8x4.3cm の整形花が9輪も咲いているので華やかで、オーバーラップするほどの良花であることに意味があると言えます。


第2位 Dendrobium primulinum       星  隆         6票
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インド、中国南部からタイまで広く分布しており、よく知られたデンドロビュームの一種です。自生地では当然木に着生していますので、下垂して咲いていますが、出品花は交配種デンドロのようにバルブを直立させてディスプレイしています。出品者は時間をかけてディスプレイしたそうですが、良い悪いは別にして、好き嫌いはあるでしょう。ちなみに筆者は自然のほうがいいかな。種名プリムリナムは「サクラソウ属に類する」という意味で、ペタル、セパルのピンク色からの命名でしょうが、プリムリナムの見どころは大きく広がるリップにあると言えます。大別するとリップに黄色が入るか入らないかなのですが、入らなくとも薄桃色のベルベット状に赤色のラインが入ったり入らなかったりします。ベタ黄がリップに入るのは強烈な印象があり、個体名の付いた良花もあります。NS5.3x4.5cm 3花茎33輪


第3位 Cattleya walkeriana             小島 朝男     5票
第3位 Cattleya crispata               佐藤 俊男     5票
第3位 Cattleya intermedia `Kurt'          宮本 勝      5票





2.交配種の部
第1位 Clowesia Grace Dunn 'Beaver Valley'    星  隆    20票
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warczewitzii x roseaという交配でクロウェシア属では最も古く、最もよく知られた種です。ワーセウィッチィはグリーンを基調にして花全体に濃い緑筋が入る花で、筆者はトロロコンブを思い出します。ロゼアは言わずと知れたピンクっぽい可愛い花を咲かせる種ですね。2種の交配で雑種強勢が生きロゼアの可愛さを強調したようなグレース ダンが誕生しました。花一輪を見ても色は勿論、ひだひだのリップも可愛く、またニッキの香りが素晴らしく、言うことなしなのに、出品花のように多くの輪数が付くとそれはそれは見事な出来栄えとなるのです。1バルブから3花茎でているのもあり、株の充実ぶりが伺えます。 NS3.0x2.2cm 11花茎 30輪


第2位 Fredclarkeara After Dark 'SVO Black Pearl'  星野 和代    11票
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最近流行りの黒い奴らの代表選手、フレッドクラーケアラと発音します。なんじゃいね?実はクロウェシア、モルモーデス、カタセタムの3属間人工交配種なのです。 個体名に含まれているSVO って何?と思いますよね。これは、カルフォルニアのSunset Valley Orchid というラン屋さんのことなんです。この蘭園の創始者であるフレッド クラークさんが交配して本種を作り出したので、それを記念してフレッドクラーケアラ属となったのです。なので全体を解釈すると、サンセット(日没)バレー(峡谷)蘭園のフレッド クラークさんがつくりあげた‘宵闇に光り輝く黒真珠’というイメージでいかがでしょうか?言っておきますがこれは個人のイメージですが、そんな感じでよろしいかと思います。しかし、アフターダーク種すべてがこのように真っ黒になる訳ではありません。オレンジっぽい花びらに茶班がはいるものや、まだら班になったり、変異はいくつかあります。それらの中で秀逸なのが本個体ですが、ブラックパールの中にも、黒さの違いがありますので、より黒い株を獲得したいものです。成長期における多肥栽培が必要不可欠とのことで、まだまだ大きく太ります。NS 4.2x3.0cm 2花茎 30輪
                                                                                            (堀)


第3位 Guaricyclia Kyoguchi           角田 馨       3票



3.香りの部
フレグランス賞 Dendrochilum glumaceum     宮本 勝
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1.原種の部
第1位 Dendrobium lindleyi(Uaeng Phueng)      大野 光朗      12票
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お馴染みのアグレガタムですが、実はこの花ラベルにはDen. Ueang Phueng と記されています。日本語で発音するとウィイェン ファウェンてなとこでしょうか。何の根拠もないのですが、自分のイメージでは台湾で交配され登録されたのでこのような種名になった、と勝手に思っています。本当の所をご存じの方は是非ご教授くださると幸いです。アグレガタムにはやや花の大きなmajusと小輪のjenkinsiiがよく知られていますが、この両変種の交配により作出されたのがUeang Phuengとなる訳です。ですから変種とはいえ同じ原種であるアグレガタムどうしの交配ですので出来上がったものもアグレガタムとなるのですね。この種に交配種名を付けていることに何らかの意味があっての事なのかは不明です。と書いたところで事実がわかりました。RHSではジェンケンシイは変種ではなく独立した種であると認められています。ですので別々の種の交配ということになりUaeng Phueng は立派な交配種として登録されたということです。当会においても以後交配種として扱うことといたします。NS3.4x3cm 9花茎49輪




第2位 Cattleya trianae ’Dan’          星  隆         11票
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数あるトリアネイの品種のなかでも昔からよく知られた品種のひとつです。整形花を上部からソフトにそーっと押しつぶした形の花容と表現したらイメージが湧くでしょうか? 私にはそんな風に見えるのですが皆さんはいかがでしょう。押しつぶされて丸からちょっと楕円に可愛くなりました。それにしてもDNAの不思議を感じます。‘Dan' は ‘Dan'を忠実に織りなす使命以外に為す術がない孤独とジレンマ。‘Dan'と名付けられたトリアネイにはもうひとつorlata ‘Dan'というのがあります。 orlata とは「縁」を意味しており、リップの縁がほぼ一周赤く彩られている形態をあらわしており、その色がより赤くより鮮明であることが価値を上げる要因になっています。ですので、オルラッタと付いてるとある程度リップがぐるっと一周赤く、付いていないと一周とはいかず、色も薄いと想像できる訳です。出品花はorlataがつかないタイプですが‘Dan'の可愛らしさは十分発揮されています。 NS12x13.5cm 1花茎 2輪
  



第3位 Angreacum leonis            佐々木 光次郎       7票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Aloha Case 'Venus'         宮本 勝        14票
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何といっても弁質の厚さが私にとっては一番の魅力です。そして株の剛健さも。ミニパープルにワルケラナを戻し交配してアロハケースが誕生しました。ご存じのようにミニパープルはプミラとワルケラナの交配種ですから、75%がワルケラナの血であるといえます。最初に弁質が良いと書きましたが、良いのは弁質だけじゃなくその色も濃色で、輪の大きさも秀逸です。手元に置いておきたい一株ですが、当会にはミニパープル系の良花をお持ちの方がたくさんいますね。なおラベルはLaeliocattleya Aloha Case となっていますが、pumila が Cattleya となりましたので交配名を Cattleya Aloha Case としております。NS11.7x12cm 1花茎2輪



第2位 Dendrobium Yellow Chinsai ‘Magical Color’     角田 馨      8票
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この株は2014年の当会における栽培教室として提供されたものです。それから3年じっくりと作りこんだ成果が今回十分に発揮されました。昨年は花付きがいまひとつでしたがNS 5.0x4.4cm 22花茎 38輪と賑やかに開花し、花付きが非常に良いこの品種の魅力が溢れています。タイ、ベトナムあたりを原産地とする原種Dendrobium unicumを片親に石斛Dendrobium moniliformeと交配しDendrobium Chinsaiを作出し、さらに中国からボルネオあたりまで生息地を広げる剛健なDendrobium heterocarpum を掛け合わせてイエロー チンサイが出来上がりました。イエローの部分はヘテロカーパムから、見どころのリップに広がる赤色放射状線はユニカムの主張です。




第3位 Cycnodes Taiwan Gold `Taiwan Orange'       中村 スエ      6票
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3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya Aloha Case 'Venus'         宮本 勝
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<<<各賞>>>
審査員推奨株  該当なし

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1.原種の部
第1位 L. anceps displinada ’Kurahashi'           堀 清次   20票
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8花茎10輪つぼみ6個 NS 8.0×8.0㎝ 今月の1位のレリア アンセプスはこの時期に必ず出てきて入賞することの多い人気の花です。原産地はメキシコでアンセプスは花弁が濃桃色でリップが紫紅色の物が一般的ですが、この花のような色彩の物や、ペタルの先にかけて紫紅色になっていくゲレーロタイプや、アルバや、花弁が白くリップが紫色のビーチアナなどが有り花芸に富んでいる事が人気の1つでもあります。低温に強く芽吹きもいいので栽培は比較的容易です。逆に早く大きくなるため場所を取り、開花時には写真のようにステムが長く扱いに困ることもあります。会場への搬入ご苦労様でした。

第2位 Cattleya walkeriana fma. semi-alba 'Tokyo No.1' × self   佐藤 俊男   15票
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2花茎5輪 NS 9.5×10.5㎝ワルケリアナTokyo No1と言えば、セミアルバの大輪の名花として、あまりにも有名でセルフや交配によく使われます。セミアルバでは他にプアナニやカーメラなども有ります。この株は大輪のセミアルバを狙ったセルフ株ですが、親は10㎝をはるかに超える大輪なので、それに比べるとやや小さいようです。ワルケのセミアルバは大変綺麗なので、狙っている方もいると思いますが、セミアルバの交配や、セルフ株では様々な色の子供が出来、セミアルバが咲くとは限りませんので気を付けてください。 栽培は他の原種カトレアと同じく、コンポストをしっかり乾かしてから(水苔がカサカサになってから、もう1日置く)、たっぷり水やりをする(1度水やりをして、しばらく置いてからもう1度やる)。ただしワルケリアナはやや強い光線の方が良いようです。


第3位 Rodriguezia decora                 小島 朝男    7票


2.交配種の部
第1位 Bulbophyllum Elizabeth Ann 'Buckleberry'      中村 静枝    12票
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17花茎80輪超 NS 1.5×17.5㎝ 古い交配ですがAOSでFCCを獲得している名花です。Bulb.longissimum x Bulb.rothschildianumで、花型はロンギッシマムに似てセパルが長く(長く見えるのはセパル)、色合いはロスチャイディアナムに似ています。この花に限らずバルボフィラムは特有の形の花が多く人気の品種です。小型から大型物まで数が多く、花径が1㎝にも満たないものから、20~30㎝にもなる物も有ります。バルボフィラム・グラベオレンスなどはかなり臭いです。上記のように種類が多いため栽培方法は一言では難しいですが水を好みます。日照は弱いほうが良く、冬場でも直射日光では葉焼けすることが有るそうです。最低温度は15度程度ある方がいいようです。芽吹きはよく温度が保てれば栽培は比較的容易です。

第2位 Cycnoches chlorochilon × Cycnodes Junbo Micky     中村 スエ   10票
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2花茎7輪つぼみ3個 NS 6.5×6.0㎝ ラベルは上記のようになっていますが、シクノデス ジャンボ ダイアモンド(Cycnodes Jumbo Diamond)と言う名前で登録されています。 シクノチェスはギリシャ語の白鳥から来ているそうで、スワンオーキッドとも呼ばれています。見事な黄色い花色は、ジャンボ ミッキーの入っているバディアの黄色が出てきているようです。栽培はそんなに難しくはなく、成長期には水苔が完全に乾かないようにたっぷり水を与え、肥料も切らさないように与えます。葉が落ち始めたら水を控えます。交配種の方が花が咲きやすい様に思います。注意点は新芽に(3~5㎝に成るまで)水が掛からないようにすること、ハダニが付きやすいことです。筆者の経験では縦長のプラ鉢+水苔の相性が良いと思います。

第3位 Catasetum cirrhaeoides × Clowesia rosea       小野 敬一    6票
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3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. semi-alba 'Tokyo No.1' × self 佐藤 俊男
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<<<各賞>>>
審査員推奨株  該当なし


<<<展示花>>>
Cycd. Taiwan Gold 'Taiwan Orange'           宮本 勝
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1.原種の部
第1位 Cattleya cernua            山田 榮     13票
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3花茎18輪17蕾  NS2.8×2.2cm Cattleya(Sophronitis) cernuaは、ブラジルを中心としてパラグアイ~アルゼンチンに広く自生しているようです。このため、仲間のコクシネアが冷涼多湿な環境であるのに対し、比較的生育温度及び湿度に対する適応範囲は広いようです。オレンジ色の小さな花が、多数咲きます。ただ咲かせるには、乾燥と水遣りに工夫が必要なようです。本入賞花は、入手した時はへご板に植え付けていたそうですが、へご板が傷んでいたせいか、生育が悪かったようです。コルクに変えても良くはならず、さらに新しいへご板に植え替えて、ようやく根張りが良くなり、今回の開花を得られました。栽培環境としては、冬でも18度位になると、外に出し日に当て、また、乾いたら水遣りをします。肥料が好きなようで、固形肥料をへご板につるして置くそうです。山田さんの場合、このような栽培を、良く丁寧に管理をしている(面倒を見ている)ことがこのような多数の開花が得られたのではないでしょうか。



第1位 Bulbophyllum rothschildianum        堀 清次     13票
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20花茎約100輪 NS1.5×12.0cm 上記Cattleyaと同点の1位入賞花です。Bulbophyllum rothschildianumは、中国雲南省、インド東北、アッサム、ミャンマーに自生しているようです。当会ではrothschildianumは比較的古くから展示されています。ラテラルセパル(側萼片)が、紫地に、濃い紫紅色の点が多数配置されているところが特に美しいと思います。本入賞花も3年以上前に一度入賞しています。しかし、株分けせずに栽培した結果、このような沢山の花が開花した大株に育ったそうです。コンポストは水苔で、「ざる」に植えています。年々鉢からはみ出して生育した株を押し込んで育てる結果、「ざる」を使用することになったそうです。見事なボリュームで、見応えがあります。次は全部の蕾を一度に咲かせたいそうです。頑張ってください!


第3位 Masdevallia veitchiana           豊田 弘     5票


2.交配種の部
第1位 Perreiraara Bangkok Sunset        林 美代子    11票
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2花茎 32輪25蕾 NS2.2×2.3cm Perreiraara (Rhynchorides) Bangkok Sunsetは、Vandachostylis Thai Noi×Aerides houlletianaの交配種です。また、Vandachostylis Thai Noiは、Rhynchostylis coelestis×Vanda flabellataの交配種で、原種の色濃い花です。ペタルとセパルの黄色地の先端を、グラデーション状に茶色で染めています。リップはピンク色です。この色彩の小さな花が房状についており、どこか心が和んできます。本入賞花は、昨年春に入手し、バンダ類としては珍しく水苔で植えられています。冬場は、最低温度10℃の環境で、乾いたら水遣りをし、温かくなったら外に出しているそうです。最近バンダ類はコンポストと水遣りの工夫が試みられていますが、その工夫が実ってたくさんの花が咲いているのでしょう。


第2位 Disa Rosemarie×Foam 'Roar Red'        豊田 弘     6票
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1花茎 1輪 NS9.0×11.0cm 代表的なDisaの交配種です。大きく発達した3萼片のうち、側萼片がオレンジ色に彩られ、上萼片が黄色地に線状のパターンを配しています。この組み合わせでDisaらしい美しい花を形成しています。ただ、栽培が非常に困難であるのは、この属の宿命です。本入賞花も、豊田さんの開発した栽培方法で育てたのですが、少し変えたそうです。クールオーキッドとしての環境で、流れている冷たい水に鉢ごと浸していたのですが、腐敗が入るようになったため、鉢自体は水に浸さないようにしているそうです。ただ、通常6月頃に開花するのですが、今回は今頃咲いたのが変わったことで、原因は不明だそうです。いずれにしても、当分Disaは、豊田さんでないと栽培困難でしょう。


第2位 Cattleya Tropical Pointer 'Amethysto'      佐々木 光次郎     6票
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1花茎 4輪 NS8.0×8.2cm 上記Disaと同点の2位入賞花です。Cattleya Tropical Pointer 'Amethysto'は、C. Tropic Glow × C. intermediaの交配種で、片親が原種です。過去に入賞しています(AM/JOGA)。ペタルやセパルの形状に原種の特徴がみられ、黄色地に紫紅色の点がちりばめられた花です。一般の整形花に比べると珍しい花ですが、栽培は比較的容易で花付きもよく、不定期に咲くようです。本入賞花は水苔植えで、栽培も特別の管理はしていないとのことです。ただ、この黄色地に紫紅色の点の花は、特に目をひきつけ、魅力があります。        (西郷)


3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. coerulea 'Monte Azul'   礒田 忠彦


<<<各賞>>>
審査員推奨株  該当なし


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