2018年8月度入賞花・展示花

<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Gongora scaphephorus                    豊田 弘      16票
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大きいことはいいことだぁ! これだけの株と花序を見せられると1票入れんといけねんじゃねぇ?とついつい投票もしようという迫力で迫ってきます。花はくすんだ黄銅色に茶色い斑点が一面に彩りますが決して綺麗とは言えません。しかし4花茎のうち3花茎は鳥が飛行しているような奇妙な花を50輪ほど付けて咲いている様子は圧巻です。メキシコ・ボリビア等中南米の高温帯が原産地ですので低温には弱く、最低温度10度は欲しいところですが、それ以外は普通の洋蘭栽培法で開花してくれるでしょう。約80種の原種がありますが、日本には25種程入っているようです。NS5x5cmの中型の花を約150輪、80cmの花茎に鈴なりに付けています。蕾の50輪の花茎も一緒に咲いてくれると言うことなしでした。



第2位 Rhynchostylis coelestis `Seijikun'          堀 清次        10票
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4~5年前に画像の花色を見て気に入り、ヤフーオークションで競って手に入れました。一般種のセレスティスより一回り小型で、コンパクトな株姿ですので扱いやすいのは長所ですが、迫力不足になるのはいた仕方がないところです。リップのブルーが一際濃色で、ブルーというより農い紫といった具合です。リップばかりでなく花びら全体にも紫のスプラッシュが彩られているところが、この花の特徴です。バンダ系の裸根のグループは水やり頻度が十分満たされないと良好な生育が望めない、と思っていますので、勤め人には栽培が難しく、なるべく手を出さないようにしていますが、このセレスティスには出来うる限りの水やりに努めています。同種の株を過去に原因不明の腐れで枯らしていますので、消毒も月2回のペースで励行します。今回の受賞を機に個体名を‘Seijikun'と名付けました。4花茎120輪NS 2 x 2 cm




第3位 Dendrobium bigibbum var. compactum         小島 朝男      4票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya C. G. Roebling `Blue Indigo'        堀 清次      14票
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( Cattleya gaskeriana × Cattleya purpurata )という交配で有名な蘭です。交配部門では最も愛されている種のひとつだそうで、花の色合いは勿論ですが、大きさや株全体から放たれる雰囲気が何とも言い難い優雅さを感ぜられる逸品です。クリアーな紫ではなく、あえてとでも言いたくなるグレーに覆われたような灰紫色が光源氏の君が身に纏う直衣(のうし)のイメージを連想してしまう筆者です。NS17 ×17cmの大輪花の花びらに申し訳程度に彩るスプラッシュも、決して派手ではなく、有るべくして有る薄めの演出と思うのです。栽培は普通にカトレア栽培法で良く、特筆すべきことは何もありません。パープラータが片親ですので、若干低温にも耐えられるようになっているようです。他にシースを持ったバルブが2茎ありますが、3茎同時に開花するとどうなの?と思います。賑やかになってこの種の持つ雰囲気が損なわれてしまう気がしますが、怖いもの見たさで見てみたいとも思うのです。次回挑戦か? 1花茎4輪




第2位 Cattleya Batemaniana ‘Shonan’          吉見 英男     13票
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今を去ること30年ほど前、自分が蘭の世界に足を踏み入れた頃、先輩諸氏の間でこの種のようなミニ洋蘭の栽培が席巻していたように感じました。懐かしい話です。Cattleya walkeriana、intermedia、今ではカトレアになってしまった Laelia pumila、sincorana、praestans そして今ではカトレアになってしまった Sophronitis coccinea、brevipedunculata、cernua、wittigiana 等の個性群。それらの様々な掛け合わせで出現した多くのミニ交配種。成功例として知られ、いまでも普及しているCattleya Mini PurpleとCattleya Batemaniana。ミニパープルは言わずと知れた ワルケリアナxプミラ。バテマニアナは インターメディアxコクシネア。この株は以前小野さんが栽培していた株で小野さんが何度も例会に持参して出品していますので、知っている人にはお馴染みの株です。今回を機に皆さんには是非とももう一度‘花咲か父さん’のブログを見直して欲しいと思います。種名と個体名を入力しても画像一覧が検索されます。そこにあるバテマニアナ‘ショーナン’の画像は同じ株の花画像で、夏咲きと冬咲きの相違が比較できますが、俄然冬咲きの方が秀逸です。トリカラーになって魅力十分です。是非吉見さんにも冬咲きの花を見せて欲しいものです。この原稿を書きながらトリカラーの優秀花‘プリズム パレット’という個体を思い出しました。3花茎7輪 NS 6×5.5 cm                               (堀)



第3位 Phalaenopsis Yaphon Oh Mygod              磯田 忠彦    4票



3.香りの部
フレグランス賞 Phalaenopsis violacea `Indigo Red'        磯田  忠彦
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各賞(審査員推奨)
栽培技術賞 Telipogon bowmanii                  豊田 弘
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良個体賞 Rhynchostylis coelestis `Seijikun'         堀 清次
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努力賞 Tropidia angulosa (アコウネッタイラン)         吉見 英男
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<<展示花>>
Dracula dianae                    豊田 弘
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by orchid12345 | 2018-09-15 15:59 | Comments(0)