2018年3月度入賞花

<<<人気投票>>>

1.原種の部
第1位 Paphiopedilum micranthum fma. album    西郷 数秀    19票
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3花茎 3輪 NS6.0×8.2cm 素晴らしいの一言、花の説明よりも先ずは写真を見てほしい。筆者の勉強不足のせいもありますが、ミクランサム アルバムが3輪咲いている株を、実際に見るのは初めてです。2003年に中藤洋蘭園で購入したそうですが、15年で2度目の開花です。咲きにくい、枯れやすい、買ってはいけない、で有名な蘭です。 自生地は中国雲南省の標高1000m前後のところなので、低温には強いですが初夏~夏の時期に株を冷やす事で花芽が分化するそうで、温かい場所で育てているとよく育ちますが、花が咲かないということになります。 西郷さんがこの株を買ったころ、ミクランサム アルバムが趣味家の間で大変な話題になり、たくさんの方が買ったのではないかと思われますが、ほとんど枯れているようです。お見事でした。



第2位 Cattleya jongheana ‘Seijikun’         堀 清次     18票
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7花茎 8輪 NS13.4×13.0cmカトレア ジョンゲアナは当会では優良個体をお持ちの方が多く、この時期おなじみの蘭です。堀さんの温室は1月の終わりころヒーターの故障で、マイナス2度まで冷えてしまったようです。しかし花芽は枯死せずに、この様に見事に咲いてくれました。以前にも書いたように、ジョンゲアナはかなり標高の高いところに自生しているので、大丈夫だったようです。3位の株も個体名‘スター’の良個体ですが、花の数でこちらが2位となりました。



第3位 Cattleya jongheana ‘Star’           佐藤 俊男    9票



2.交配種の部
第1位 Dendrobium Jan Orinstein ‘Red & White’     星  隆    16票
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15花茎 44輪 NS5.4×3.8cm デンドロビューム ジャン オリンステインはaphyllum × primulinumという原種同士の交配です。ペタル、セパル共に濃紫紅色で大きな白いリップが目を引きます。両親とも花色は薄桃色の物が多く、この花の親は濃色の個体を使って交配したと推測されます。 アフィラムもプリムリナムも、バルブを下垂させて栽培、開花させることが多いですが、この株は支柱を使って立てて咲かせています。枝垂れさせて咲かせたほうが豪華に見えますが、かなり場所を取るので栽培者はこの様に仕立てたようです。 日を強く当てて育てるとバルブの節間が詰まり密に咲くそうです。バルブ高は70センチ超で、バルブが見えない程密に咲いています。新芽が2つ出ているので来年が楽しみです。



第2位 Orchis Bornemanii ‘Moon Princess’        小野 敬一   8票
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3花茎 16輪 14つぼみ NS1.2×2.2cm オルキス属の多くがアナカンプティス属に変わり、この花もアナカンプティス ボルネマニーと呼ぶのが正しいようです。ラベルを見ると交配種のように見えますが、調べてみると×bornemaniiという名前も出てきます。ボルネマニーはアナカンプティス モリオ×アナカンプティス パピリオナセアの自然交雑ではないかと言う人もいますが、RHSには正式に登録されていないのではっきりしません。地生蘭は非常に上手に咲かせる方がいますが、筆者は1~2年でダメになってしまいます。栽培環境ではないかと思いますが、蘭会には他にも上手な人がいるかもしれません。挑戦してみてはいかがでしょうか。



第3位 Guaricyclia Kyoguchi‘Happy Field’        星  隆     4票
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第3位 Dendrobium Hamana Lake ‘ Prism ’       星野 和代    4票




3.香りの部
フレグランス賞 Neostylis Pinky ‘New Star’       林 美代子
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<<<各賞(審査員推奨)>>>
栽培技術賞  Paphiopedilum micranthum fma. album   西郷 数秀
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<<<展示花>>>
Laelia splendida ’Shinobu' BM/JOGA        中村静枝
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by orchid12345 | 2018-04-19 00:22 | 例会入賞花・展示花 | Comments(0)