パラオの旅紀行 その2 by 滝川先生

Crepidium kerstingianum 花径約5mmの黄色い花の地生ランです。 和名は「キバナホザキラン」と言います。
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Crepidium kerstingianum ツボミと花のクローズアップです。 上下逆向きに咲き、リップが大きいです。
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Dendrobium mirbelianum 30mくらい離れた高所に花が沢山見えたので、最高のズーム倍率で撮影しました。
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Spathoglottis carolinensis 陽当りの良い草原に生えている地生ランで、個体数は多いです。 花茎は1m近く
伸び、花径は約4cmです。 和名は「ベニバナエビネモドキ」と言います。 パラオを含めたカロリン諸島に
広く分布しています。
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Spathoglottis micronesiaca 草原に Spathoglottis carolinensis と一緒に生えています。 背丈はこちらの方が
少し低いようです。 和名は「シロバナエビネモドキ」と言い、花径は約3cmです。
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Spathoglottis carolinensis と Spathoglottis micronesiaca とが混在している様子です。 両者の雑種があるのかは
不明です。
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Arundina graminifolia 草原にSpathoglottis に混じって所々に生えています。 花径6cmで、和名は「ナリヤラン」
です。 移入されて自然に広まった外来種かも知れません。
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パラオの観光スポットになっている「ガラスマオの滝」へ行くので、管理事務所に寄りました。 途中浅い川に入って
川の中から岸辺の樹木に着生しているランを観察するので、水着とマリンシューズの用意をしました。
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Phreatia kanehirae パラオ固有種の小型の着生ランです。 花の大きさは約2mmで非常に小さく、種小名は
日本人の「カネヒラさん」の名前が付けられているようです。
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Oberonia palawensis パラオ固有種で、肉質の三角形の葉が交互に生えて、花茎がぶら下がっています。 花茎には
黄色い約1mmの小さい花が多数付いています。 地上4mの所に着生していました。 和名は「パラオヨウラクラン」
と言います。
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Sarcanthopsis nagarensis 花は黄褐色で、大きさは約2cmのようです。 茎からはバンダのように白い気根が
出ています。 地上6mの所に着生していました。
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Zeuxine palawensis パラオ固有種の地生ランで、長さ約5cmの葉を3枚付け、葉も茎も花もビロード状の白い毛で
おおわれています。 花は白くて約5mmの大きさです。 和名は「パラオキヌラン」と言います。
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Moerenhoutia hosokawae 長さ約8cmの葉にはビロード状の毛が生えている地生ランです。 まだツボミの状態
です。 種小名には日本人の「ホソカワさん」の名前が付いています。 和名は「クサイククリラン」と言いますが、
「臭い」のではなく、「クサイ島」という島の名前が付いています。
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Dendrobium elongticolle 花茎の長さは約40cmで、花茎の先端には花だけでなく楕円形の小さな葉も付いて
います。 花茎の根本には長さ約20cmの細長い葉が多数あります。 写真は昼に撮ったので、長さ5cmの細長い花は
赤い色ですが、これは咲き終わりの色です。 朝に花は開き、その時は白色で、半日で花はしおれてしまうそうです。 和名は
「エナガセッコク」と言います。
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Nervilia platychila 日陰の場所に直径約5cmのハート型の丸い葉が1枚だけ地面に出ていて、残念ながら花は
ありません。 花期は4~6月で、葉が無くなってから花だけ咲きます。 和名は「エナシボクロ」で、その名の通り
葉の柄が無いくらいに極端に短く、地面に貼り付くように葉が生えています。 個体数は多いです。 日本には
同じ仲間の「ムカゴサイシン」があります。
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Pseuderia micronesiaca パラオの固有種で、和名は「イヌセッコク」と言います。 細長い茎は1mくらい伸び、
枝分かれをしています。 約3cmの大きさの花は緑色に褐色の模様が入り、あまり目立ちません。 個体数は非常に多い
着生ランです。
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0425 Pseuderia micronesiaca 別個体の花のクローズアップです。
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川の中を歩いて行きます。 川は浅く、深い所で30cmくらいで、しかも川底は岩なので足がもぐることは
ありません。 この先にパラオの観光スポットである「ガラスマオの滝」があります。
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Aglossorrhyncha micronesiaca パラオの固有種で、川の上にせり出した樹木の高さ約20mの枝に着生して
いました。 葉の長さは5cm、黄色い花は1cmほどだと思います。
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Aglossorrhyncha micronesiaca 川の中に横たわっている倒木に着生していた別個体です。 近くで花を見ることが
出来ました。
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Bulbophyllum volkensii 川の中に横たわっている倒木に着生していました。 花の長さは約1cmです。 個体数は
多く、和名は「キンイロナガボマメヅタラン」と言います。
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Crepidium palawense パラオ固有種の地生ランです。 花の大きさは約3mmと小さく、上下逆向きに咲きます。
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最後におまけの写真です。 パラオの観光名所になっている「ガラスマオの滝」です。 滝壺は浅くて水もきれい
なので、歩いて入って行けます。 周囲には Spathoglottis が咲いていました。
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これも、おまけの写真です。 パラオの海です。 ジャングルに植物を見に行く人は極めて少なく、多くの観光客は
海でダイビングをしたり、泳いだりします。
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by orchid12345 | 2018-02-12 22:30 | 連絡・報告事項 | Comments(0)