原種の部
第1位 Masdevallia ignea                     小野 敬一  10票
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南米コロンビアの標高2800~3200mの高地を原産地とし、冷涼な環境を必要とする種類の多いマスデバリアの中にあっても、コクシネアやダビッシーと共に最もクールにして欲しい種のひとつですね。僚友コクシネアにはアルバやイエローやレッドなど変異が多いことでよく知られていますが、本種においてはいまのところ変種の存在が知られていないと思っているのは筆者の無知のせいでしょうか?赤とオレンジと若干のイエローとのコラボレーションにより絶妙な縞模様の花色が出現するのですが、その良し悪しは大きいようです。出品株はそのグラデーションの輝きが美しい良花で、なにより花形が円形に近いのがポイントですが、NS4.5x4cmと若干小さめなのが残念です。高地に自生するも花茎を35cmにも伸ばすのはコクシネアやダビッシーと同様です。角型のドーサルを上方へ伸ばす種の多いマスデの中で、下方へ折りたたむ珍しいタイプです。8花茎6輪 つぼみ2輪


第2位 Cattlea walkeriana fma. semi-alba `Limrick'  星  隆    8票
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アルバのように見えますが目を凝らしてよーくリップを観察しますとほんのりとピンクが乗っているのが分かります。ということで、他の記事でもあるのですがここでもセミアルバで標記しました。一べつした時、セミアルバ‘ケニー’かと思ったのですが、‘ケニー’はもっとリップのピンクが強調されており、花自身もひとまわり小型ですね。‘リムリック’を語るに外せないことは、コラムの周りの苞が薄黄色になること。これは、とりもなおさず親に‘ペンデンティブ’が関わっていると推測されるのです。「それがどーした?」と言えばそれだけのことなのですが・・・。多くの方にはこのことの意味が勿論わかっていただいていると思います。なかなか本来の‘ペンデンティブ’を目にする機会が少ないのですが、本来の‘ペンデンティブ’は素晴らしい整形花です。それ故交配種の汚名を着せられることになったのでしょう。香りも良く今月のフレグランス賞も受賞しました。1花茎4輪 NS10x9.5cm


第3位 Cattleya milleri                        小島 朝男  6票


交配種の部
第1位 Dendrobium Nestor `Nagata'             小島 朝男   12票
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1893年RHS登録とのことで、120年の歳月が経過した古典種だそうです。裏返せばそれだけ親しまれ、大事にされ趣味者のあいだで普及してきた歴史がある、ということです。ということは、丈夫で花付きが良く綺麗だとなるのでしょう。Den. parishii × anosumum というデンドロビュームの代表選手同士のF1で、草姿はパリシーに、花はアノスマム(スーパーバム)を少し小型にしたような姿で、とにかくたくさん花が付き賑やかになる特徴を持っています。香りもあるのですが、アノスマムのツンと鼻をつくような香りを受け継いでいますので、こちらは好き嫌いがあってもいた仕方がないところです。筆者はあの鉛筆の芯のような匂い、嫌いではありません。ネスターとくるとすぐナガタと反応し、ネスターナガタが種名のような感さえありますが、他の個体名には‘White(ホワイト)’があるくらいです。10花茎 120輪 NS6.5x5cm


第2位 Sarcochilus  Fitzhart                    中村 スエ   11票
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Sarcochilus fitzgeraldii × hartmannii なので、なんとも手軽な種名のつけ方です。解り易いと言えばわかり易く、すぐにフィッツジェラルディとハートマンニーの交配であることが筆者にも解りました。ハートマンニーは本属の基本種で、桜の花を平開させたような小輪の可愛らしい花ですが、一見、蘭というより草花のように見えます。花の中央にカルスを抱き、その周りを赤くいろどるのです。フィッツジェラルディは花色が白色、桃色、まれに赤色と変異に富んでいるのですが、出品花には白色が使用されたようです。出品花がハートマンニー自体のように見えてしまいます。オーストラリア原産で、出来る人には簡単に、出来ない人にはまったく駄目という種、と聞いていますが、大株に育て上げ、立派です。23花茎 150輪 NS2x1.5cm つぼみ多数


第3位 Rhyncattleanthe Love Passion              桜井 秋子   8票

フレグランス賞Cattlea walkeriana fma. semi-alba `Limrick'      星  隆

努力賞     Dendrobium cerinum                        小島 朝男
良個体賞   Masdevallia ignea                           小野 敬一
努力賞     Sarcochilus Fitzhart                         中村 スエ
努力賞     Dendrobium Nestor `Nagata'                  小島 朝男
                                                     (堀)
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Masd. ignea
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ドラキュラ サウリ
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         4月度例会のご案内

日時:平成24年4月22日(日) PM 1:00~5:00

場所:所沢市立狭山ヶ丘コミュニティーセンター2階 (第1・2会議室)
〒359-1151所沢市若狭4-2478-4TEL04-2949-1191
(西武池袋線狭山ヶ丘駅徒歩5分狭山ヶ丘農協裏)

平成24年5月度例会予告5月27日(日)

内容
1.会場準備・受付・展示PM1:00~1:30

   原種・交配種に分けて展示します。会場内では必ずご自分の名札を着けてください。

2.「総会」(議長 小島会長)PM1:30~
2-1議長挨拶
2-2 議事
 イ.平成23年度事業報告、会計報告、監査報告
 ロ.役員改選案審議・承認
 ハ.平成24年度事業計画、予算計画 審議

3.「4月例会」
3-1 会長挨拶、事務連絡
3-2 展示株の説明・人気投票
3-3 株市・所沢植木鉢センターさん即売会。
3-4選考結果の発表と出品花の解説
3-5栽培Q&A、診断希望株の栽培アドバイス
3-6梶岡さん宅栽培環境紹介梶岡さん

4.閉会全員で後片付けしてください。(ゴミは各自お持ち帰り願います。)

会費: お一人様500円(家族・友人も同じです。)

理事会:AM11:30 ~12:30
狭山ヶ丘コミュニティーセンター2階 学習室で行います。
昼食は各自ご用意ください。(欠席の場合は連絡のこと)



        <<<お知らせ>>>
1. 出席者29名 出品者16名 出品株101株
2. 第25回所沢洋蘭会展「春の洋らん展」報告
 出品者26名、出品株 223株(協賛出品 入間洋蘭会16株・中藤洋蘭園16株)来場者1285名(4日間累計)。
販売株提供者16名、物販売上合計132、300円、会の収入58、300円(うち故佐藤敏男氏寄付株36,100円)。ご協力ありがとうございました。
3. 今年4月度より診断して欲しい株を持参していただくとベテラン会員が株の生育状況などを見ながら栽培のアドバイスを行うというコーナーを設けます。4月はまずカトレア類を中心に考えますが、他の属でも構いませんので診断してもらいたい株がございましたら遠慮なくお持ちください。
4. 新年度の年会費の納入月です。例会場で納付下さい。 年会費5000円
5. 4月15日(日)14時より所沢駅ビル「ななかまど」にて慰労会を行います。
昨年より始まりが1時間早いのでお間違えのないように願います。
6. 予約いただいたミズゴケは既に到着していると思います。若干余分に仕入れていますので追加希望の人は星理事宅まで連絡下さい。代金未納の人は例会場で支払い下さい。
7. 春の旅行は12名の申し込みがありました。5月12日(土)出発ですのでお忘れのないよう願います。当日欠席の場合でも代金は徴収します。

<<<3月の例会風景>>>
例会日の3月25日は「散歩(3)にGo(25)」の語呂合わせから散歩の日だそうです。暖かくなる外出シーズンに合わせて設けられたらしいのですが、今年はお彼岸を過ぎても寒い日が続き、いつになったら春になるのだろうと心配していました。例会当日はやっと春めいた陽気が訪れ、ちょうど散歩にも良さそうな一日でした。
定刻を少し過ぎた13:40から西郷さんの司会で始まりました。会長からは東京ドーム蘭展での準優良賞(上位4番目)獲得の報告とともに、特に今回は会員の皆さんが非常に積極的・献身的に展示花を出して頂けたことが上位入賞に繋がったと感謝・労いの言葉がありました。
引き続き、ダイエー蘭展、慰労会予定、来月の予定、一泊旅行などの多数事務連絡があったため終わったのは14時過ぎになっていました。3月は大きな行事がないためゆっくり展示株の説明も行ってもらえました。また、人気投票・株市にもたっぷり時間を掛けられました。休憩時間を兼ねた雑談の時間も確保できました。2月は東京ドーム蘭展のため例会が中止されたので2ヶ月ぶりの例会ということで久しぶりに会員同士の密なコミュニケーションをとることができました。こうした息抜きの時間を取ることも大事だなと感じました。
終盤の16時半から来年度の例会で行ってほしい行事の希望をお聞きしました。金子さんから栽培に関するQ&Aのコーナーを設けたらどうかとご提案をいただきましたので、早速来年度から取り入れたいと思います。ほかにもいろいろなご提案をいただきましたので理事会で協議したいと思います。
最後に小島会長からダイエー蘭展の注意事項の確認があり、閉会となりました。
(小野)
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# by orchid12345 | 2012-04-22 15:59 | 会報 | Comments(0)
原種の部
第1位 Dendrobium harveyanum     小野 敬一    14票
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ミャンマー (ビルマ)、タイ、ベトナム、中国南部の雲南省の標高1000m付近に自生。デンドロの黄花の種類は、多々ありますが、この花を印象づける特徴は、ペタルの欠刻(ひげ)とデンドロには、珍しくスパイスの効いた香りがします。小野さんからの栽培の注意点としては、“夏の水やりの時、水を新芽にためると腐りやすい、水やり後に乾かすこと”自生地を裏付けるように、風を好み、日本の暑い夏は苦手ようです。蘭書には、“やや難しい”と記されています。他の会員からも、自前の開花をみる機会もなかなか、無いようです。NS4x2.5cm、16花茎約200輪。この時期に路地咲きで見かける“レンギョウ”を連想するように、ライトイエローの花が良く咲いていました。さすが“栽培上手ですね!”


第2位 Cattleya walkeriana          山田 栄       8票
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NS9.5×10.5㎝ 2花茎 3輪 の良花が咲いていました。ラベルによると“ジャングルプラント××הדセルレア”と記されています。不思議と思いきや、当会某ベテラン会員の解説で、ジャングルプラントで良い花が3回咲いた花とセルレアの交配ということです。株をみると健康優良でバルブもプリプリでした。山田さん、最近体調を崩され、久しぶりの例会に出席ですが見事に入賞です。


第3位 Cattleya jongheana小島 朝男6票


交配種の部
第1位 Cattleya Aloha Case             金子 寛      13票
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以前にも本種の属名が変更になったことを会報に書いたと記憶してますが、再度、説明します。以前は、レリオカトレアでありましたが、現在は、片親のミニ・パープルがカトレア属となり、Cattleya walkeriana × Cattleya pumila = C. Mini Purple。C. Mini Purple × C. walkeriana = C. Aloha Case。登録は、90年代と比較的新しく、最近はカトレア愛好家の中では、ポピュラーとなりました。片親のミニ・パープルに比べ、花の大きさも増し、色のバラエティーに富み、良い香りも継承し、栽培しやすく、更に進化をしています。当会では、セルレアを使用しての戻し交配の中で、会員何方かの所有している紫色の濃いリップにスプラッシュの株が印象に残っています。3/4がワルケなので、花、草姿ともぱっと見ワルケです。1花茎 2輪 NS10.5x11cm濃いピンク色の良花が咲いていました。難を言うと“1花茎はちとさびしい感”があります。来年は、2~3花茎で見せて一等賞ゲットを狙い栽培してください。


第1位 Dendrobium Pink Rabbit ‘Grace’      梶岡 輝夫    13票
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8花茎 約200輪 NS10.5x11cm。デンドロで有名なY蘭園の登録品種。弁先に淡いピンクを彩るやわらかな感じの白色系の極大輪のリップ周縁のようなウエーブが入る巨大な花が、正面を向いて整然と密に威風堂々と咲く様子は、たいへん豪華です。梶岡さんより、一等賞を目指し、花を整列よく一方向に向かせるための苦労のコメントがありました。いつものことですが、蘭栽培の情熱を感じます!

第3位  LycasteInternational            星  隆    5票


フレグランス賞 C. Brazilian Jewel         豊田 弘

努力賞 Dendrobium harveyanum        小野 敬一

努力賞 Dendrobium Pink Rabbit ‘Grace’   梶岡 輝夫

努力賞 Cattleya jongheana             小島 朝男

(宮本)
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            ■活動内容■

TAOSとは・・・1980年に、所沢近郊に住む洋蘭愛好家によつて創られた趣味家の倶楽部「Tokorozawa Amateurs Orchids Society」・「 所沢洋蘭会」のことです。

当会は所沢市を中心としたアマチュア洋蘭愛好家の集いです。
原種、交配種、クールタイプ、大株栽培など初心者から熟練者まで個性あふれる会員たちで成り立っています。
毎月の例会には活発な栽培談義で盛り上がります。年齢、職業、社会的地位の意識を超え和気藹々、自由な雰囲気で楽しんでおります。
毎回30~40名の会員が花を持ち寄り各自の花の説明、人気投票、格安な株の交換会などを行います。当日のテーマとして季節に合わせた栽培方法や蘭に関する勉強会を1時間ほど行います。

自前の蘭展は毎年春・秋2回、所沢市後援の下、小手指市民ギャラリーにて行っております。

世界らん展日本大賞には初回から協力出展しており当会ブースは会員達が育てたバラエティ溢れる花で飾られているのが特徴です。

見学会は春秋の2回各地の蘭屋さんを訪問し栽培の実地見学や買い物を楽しみます。

貴方も一緒に洋蘭を楽しみませんか。

本では絶対に得られない栽培の情報や友達がいっぱいです。



          ■入会案内■

入会費    1,000円

年会費    5,000円(家族会員 割引制度有)

例会費    500円 (お茶菓子代)

会報     月1回(例会案内・入賞写真など)お送りします。

見学会    春・秋 年2回 近県の蘭園を訪問します。

蘭展     春・秋 年2回 小手指市民ギャラリーにて

例会場所   所沢市 狭山ヶ丘 コミュニティセンター2F
        (西武池袋線 狭山ヶ丘駅 徒歩5分)



例会日時   毎月 第4日曜日 13:00~17:00

事務所    TEL:04-2939-7751 (豊田宅内)
       Fax:04-2973-2566

       E-mail: artin@rg8.so-net.ne.jp (小島)

お申込・お問合せは、メールあるいは電話/Fax(上記)にて随時受け付けております。

ビジター(見学)も可能です。お気軽にお問合せください。
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