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2017年8月20日、所沢市小手指公民館分館2階ホールにて8月度例会が開催されました。

今回は会場予約の関係で、所沢洋蘭会創始以来初めて小手指公民館分館 2階ホールでの例会となりました。
会場はとても広くゆったり使用できましたが、照明がやや暗く太陽光が入らないため残念ながら、洋蘭の鑑賞に最適な環境とは言えませんでした。

例会前の会場風景 天井の高いとても広い会場でした。
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例会前から株市には人だかりが。
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出品株の説明
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講演会「薬剤散布 昆虫編」
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<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Phragmipedium kovachii         豊田 弘     20票
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1花茎 1輪 NS15.0×12.7cm kovachiiは、2002年に発見された新しいPhragmipediumです。ペルーの東北、高度1800~2000mの岩の斜面に自生しているようです。Phragmipediumの他の原種に比べて、花が2倍もの大きさになります。色彩もピンクから濃い紫の間で、それまでのPhragmipediumには無いものです。本入賞花もこのような特徴を備えています。会の展示の時点ではペタルが反っており、NS15.0でしたが、持参する前は、ペタルは真っ直ぐで、もう少し長かったそうです。1年半前に入手し、開花に至りました。クールオーキッドとしての環境で栽培し、「すごいネ」を用いた豊田さん独自のコンポストで植え付けているそうです。最近の情報で、kovachiiにはpH7.7のコンポストが良い、とありますが関係あるでしょうか。いずれにせよ、1年半で、kovachiiを開花させたとは、さすがに豊田さんの栽培技術はすごい。


第2位 Cattleya schilleriana 'Aphri' SM/JOGA   星  隆       8票
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1花茎 1輪 NS10.0×9.5cm Cattleya schillerianaは、ブラジルの標高800m以下の広葉樹林で崖に面した湿潤なところに自生しているようです。このため、冷涼から高温での環境が必要です。リップは赤紫筋~濃紫紅の筋状のパターンを有す中輪花です。個体名‘Aphri'は特にペタルとセパルが濃色で、リップも鮮やかでSM/JOGAを受賞しています。本入賞花も色が濃く、NSも10.0cmと、この花の特徴が良く出ています。コンポストは水苔で、水遣りは普通に施しているとのことです。鉢に吊り下げフックを備えているところから、良く日に当て、風通しもよい栽培環境で、よく栽培された株と思います。

第3位 Cattleya lucasiana            佐藤 俊男     4票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Love Knot coerulea       鈴木 貞子     14票
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7花茎 9輪 NS9.5×9.0cm Cattleya Love Knotは、C. sincorana × C. walkerianaと、原種同士の交配種です。1984年の登録です。原種の血を引いていますが、栽培は容易なミディカトレヤのようです。草姿に比べ大輪で、花期は主に春~初夏ですが、不定期にも開花します。本入賞花はそのcoeruleaタイプになります。ペタルとセパルが薄い藤色で、リップは白地にやや濃い藤色の筋パターンが入ってします。花茎が9.5cmと大きく、バルブ数が多数で、よく栽培されて、株本来の力が出て、涼しげで美しい花が得られたと思います。株を購入してから2年目で植え替えたそうです。このとき、観葉植物用のコンポスト、プラ鉢を用いました。それから3年たち、このように開花しました。カトレア類に、観葉植物用のコンポストを用いてこのような大株に育てたとは、栽培の参考にしてはいかがでしょうか。


第2位 Zygonisia Murasakikomachi        星野 和代     13票
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2花茎 7輪 NS5.5×5.0cm Zygonisia Murasakikomachi(ジゴニシア 紫小町)は、Zygonisia Roquebrune × Aganisia cyaneaの交配種で、国産品種の名花です。また、Zygonisia Roquebruneは、Aganisia cyanea × Zygopetalum Artur Elleの交配なので、紫小町はAganisia(Acacallis) cyaneaの血が強いです。このためか、cyaneaの有する青紫色が出るようです。本入賞花もこのような色彩が表れていますが、濃くなっているようです。特にリップが濃く、きれいです。植え付けは、プラ鉢で水苔を用いており、日陰の風通しのよい環境で栽培しているそうです。Aganisia(Acacallis) cyanea が日陰や木漏れ日を好むことから、このような環境でよく育つのでしょう。


第3位 Cattleya Mini Purple 'K&T Sumire'  佐藤 俊男     12票
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3.香りの部
フレグランス賞 Phalaenopsis violacea var. indigo-red 礒田 忠彦
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<<各賞(審査員推奨)>>
栽培技術賞 Phragmipedium kovachii          豊田 弘
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<<展示花>>
Phragmipedium Grande             小野 敬一
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    <<<8月度例会のご案内>>>

日時: 平成29年8月20日(第3日曜日)    13:00~17:00

場所: 所沢市小手指公民館分館 2階ホール
    〒359-1141 所沢市小手指町4丁目22番地の2  TEL: 04-2948-8780
     (西武池袋線「小手指駅」南口から徒歩7分)
       平成29年9月度例会予告9月24日

内容
1.会場準備・受付・展示            13:00~13:30
   原種・交配種に分けて展示します。会場内では必ずご自分の名札を着けてください。
2.会長挨拶、事務連絡             13:30~

3.展示株の説明・人気投票・花の解説
   人気投票後選考結果の発表と出品花の解説を行います。
4.栽培相談・アドバイス
   相談したい株をお持ちいただくとアドバイスしやすいです。
5.株市
   通常の株市です。多数の出品お待ちしています。
6.講演会「薬剤散布 昆虫編」         谷亀 高広 博士

7.閉会                    17:00
   全員で後片付けしてください。

会費 :お一人様 500円 (家族・友人も同じです。)

理事会:11:30 ~12:30
     所沢市小手指公民館分館 2階研修室で行います。
     昼食は各自ご用意ください。(欠席の場合は連絡のこと)



    <<<7月度例会報告>>>

        7月の例会 出席者27名、出品者15名、出品株40株

1.会長挨拶・事務連絡 ⇒ 8月例会日・場所変更、名簿配布、来年ドーム開催日程など

2.展示株の説明・人気投票・表彰・審査委員による注目株の解説

3.株市 ⇒ 久しぶりに多数出品あり

4.栽培相談・アドバイス ⇒ 最近の夏は暑さが酷いので日除けは70~80%ほど必要 等

5.「美しく魅せるディスプレイ研究」小野副会長
    ⇒支柱の立て方、花向きの揃え方、展示台の活用、写真のピント、デンドロの摘心等

6.早めの16時前に閉会し、17:30より「ななかまど」にて納涼会



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2017年7月23日狭山ヶ丘コミュニティーセンターにて7月度例会が開催されました。

会長挨拶
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出品株の説明
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株市は大盛況
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