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         <<<9月度例会のご案内>>>

日時:       平成24年9月23日(日) PM 1:00~5:00

場所:       所沢市立狭山ヶ丘コミュニティーセンター2階 (第1・2会議室)
               〒359-1151 所沢市若狭4-2478-4 TEL04-2949-1191
               (西武池袋線 狭山ヶ丘駅徒歩5分 狭山ヶ丘農協裏)
                 平成24年10月度例会予告10月28日(日)

内容
1.会場準備・受付・展示                 PM1:00~1:30
        原種・交配種に分けて展示します。会場内では必ずご自分の名札を着けてください。
2.会長挨拶、事務連絡                  PM1:30~

3.展示株の説明・人気投票・表彰・出品花解説
        人気投票後、選考結果の発表と出品花の解説を行います。
4.株市
        通常の株市です。病気のない株を出してください。
5.栽培Q&A・診断希望株の栽培アドバイス
        今月は、属名は問いません。どんな株でも結構ですのでお持ちください。
6.私の工夫
        会員皆さんの日頃蘭栽培で工夫されていることを発表していただきます。
        是非この場で発表お願いします。また、お話を聞いて栽培の腕を上げましょう。
7.閉会
        全員で後片付けしてください。(ゴミは各自お持ち帰り願います。)

会費:   お一人様 500円 (家族・友人も同じです。)

理事会:  AM11:30 ~12:30
       狭山ヶ丘コミュニティーセンター2階 学習室で行います。
       昼食は各自ご用意ください。(欠席の場合は連絡のこと)

            <<<お知らせ>>>
1. 8月の例会 出席者28名、出品者13名、出品株54株
2. 「所沢洋蘭会展「秋の洋らん展」を開催します。多数ご出品ください。
  会場:所沢駅西口 ダイエー所沢店 7階 催事場
  開催日時:10月11日(木)~10月14日(日)10時~18時(最終日は17時まで)
  搬入:10月10日(水)15時~18時 直接会場へ、又は事前に豊田宅へ
  搬出:10月14日(日)最終日 17時~ 搬出の前に表彰式を行います
  * らん展会場で会員の株市を行います、出品は同封の「株市出品リスト」に希望売価
  を記入のうえ受付係りへ提出下さい。株は活着した健全な株をお願いします。
3. 秋の旅行 行き先:オーキッドバレー・ミウラと大型鮮魚店で昼食の予定です。
  期日:11月11日(日) 会費:5000円(参加人数により増減)出発:7時 所沢駅東口
4.入間洋蘭会「秋の洋らん展」開催のお知らせ
  日時:10月12日(金)~14日(日)  会場:丸広百貨店(入間店)1階 エントランスホール
  当会の蘭展とダブりますのでお互いの協賛出品はありません。
5. 先月肥料を申し込まれた方は例会場でお渡しします。一袋900円

          <<<8月の例会風景>>>
二十四節気「処暑」を過ぎ、暦の上では暑さの治まる頃なのですが、暑さは一向に衰える気配すらなく、連日うんざりするほどの猛暑が続いていました。夕立の一雨も欲しいところですがそれすらありません。当日も朝から晴れ渡り暑さが身に染みる一日でした。この暑さのせいか出席者は少なめ、展示株も少なめの例会になりました。ただ、サギソウやリンコスティリス、エランギス、アングレカムなど白花系の出品が多く、花の方では涼を感じることができました。
定刻の13時30分過ぎに始まりました。小島会長が先月の納涼会で例会に出席する一番の楽しみは何ですかと聞いたところ「蘭の仲間に会えるから」という答えが多かったそうです。「こうした回答を大変嬉しく思うと同時に、これからも人との繋がりや輪を大切にしていきたい。」と挨拶がありました。
秋の蘭展、1日旅行、来年の東京ドームらん展スケジュール、来月の行事について事務連絡があり、特に秋の蘭展については開催方針について会長より説明がありました。「静かな蘭展を目指す。」というものです。美術館で絵画を鑑賞するように静かにゆっくりと蘭を鑑賞してもらいましょうという趣旨です。従って、来場者に敢えて声は掛けず、質問されたら答える程度の対応になるので、蘭展当番も1日4人程度で間に合いそうです。
展示株の説明・人気投票と進み、展示花の中から優秀作品を解説したあと、栽培Q&Aに移りました。堀さんより単茎性の蘭の栽培法について質問があり、山田さん・吉川さん・星野さんがお答えになりました。お話を総合すると、しっかり水遣りはするが、乾かすことも必要。夏の暑い時季は昼間に水はやらず、朝晩に行うといったところでしょうか。
休憩を挟んで15時45分より、青山さん宅の栽培環境紹介が始まりました。現在の温室は5台目ということですからこれだけでも栽培歴の長さが窺えます。青山さんの蘭との出会いは一つのデンドロだったそうです。それを枯らさないように自作の温室を作ったのが始まりとか。まずは3年前に建てられた現在の第5号温室の建設現場の写真から紹介がありました。約3坪の大きさで、自宅敷地の東側に位置し、9時~13時くらいまで日が当たるそうです。側面の窓は上下別々に開閉できるので便利とのこと。天窓は手動式、入出の換気扇が2台あり、温度の上昇と換気に注意が払われています。ガラス面には50%程度の遮光ネットが一年中張られています。南側の庭にはパーゴラが2つあり、夏の間はそこが格好の吊り鉢栽培場になっています。また、パーゴラの下にあるテーブルを苗栽培棚として使用したり、ツルバラ用アーチも蘭をぶら下げるのに利用するなど、殆ど全面が蘭で埋め尽くされているような印象でした。所有鉢数をお聞きしたところ「怖くて数えていない。」とのことでしたが、数百鉢はあると睨みました。9月例会には吊り鉢用の針金細工を伝授いただけるとのことですので期待しましょう。青山さん、今回は詳しいご説明本当にありがとうございました。
今月は早めに行事が終了したため、16時半過ぎに閉会となりました。
                                                       (小野)
温室紹介の青山氏
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原種の部
第1位 Rhynchostylis coelestis × sib                吉川 好江  14票
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レトォサ、ギガンティアと並んでリンコスティリス属の代表種のひとつですね。なかでもちょっと癖があって栽培しにくい、と言われることの多かったセレスティスも国内にてシブリングが進み、比較的栽培しやすくなった株が出回るようになりました。出品株はそんな流れの一株と思われ、栽培者の丹精具合が窺い知れるほど綺麗に仕上げられています。株も4本の花茎を気持ち良さそうに素直に伸ばし、栽培者に応えているようすは、植物栽培における理想的な関係を構築しているように感じました。花穂が“のぼり藤”のようで、下方より順次咲き進むのが、リップのブルーの濃さでわかる仕掛けになっています。4倍体が多数作出され、大型株がもてはやされる昨今、全体的に株も花もコンパクトでダイナミック感が欠けているのですが、考ええようでは,コルク付けで吊るし栽培は、場所をとらなくて手ごろだということになるのでしょう。NS 2x1.8cm 150輪

第1位 Aerangis modesta                      星野 和代  14票
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マダカスカル、あるいは隣のコモロ諸島に自生するアングレコイドの一種です。1938年、3億8千万年前から生息する深海魚シーラカンスの発見にて、にわかに世界中に知られることになったコモロ諸島、というだけで何かしらロマンの匂いを感じるのは私だけではないはずです。そんな島を昇った月が照らす宵闇、着生した樹上より花茎を垂らし、付近に芳香を撒き散らかすように星状の白花が咲き誇る、といったイメージでしょうか。花は約15cmの距を有し、中に蜜を溜め込み、訪れるポリネータたる蛾に交配を手助けさせる仕組みです。匂いと共に蛾の目に留まりやすくする為、月影に浮かびやすい白色の花が大部分と考えられています。同じく甘美な芳香のフウランが夕刻に匂いのピークを迎えるのに比し、アングレコイドは月が照らす宵闇、と言う差異もおもしろいですね。水不足で肉厚な葉にしわがよることも無く、上手に管理されています。1花茎 14輪 NS5.2x5.2cm 茎長33cm

第3位 Paphiopedilum sangii                    小野 敬一   5票
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交配種の部
第1位 Neostylis Lou Sneary‘Blue Candy’              山田 栄   15票
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属名ネオスティリィスはフウランのNeofinetia(ネオフィネティア)とセレスティスのRhynchostylis(リンコスティリス)を交配して出来た人工属です。多くのルースネアリィはフウランの影響が色濃く出現する傾向があり、花の風情はフウランを大型にしたような花になることが多いのですが、‘ブルーキャンディ’はセレスティスを大きくしたような風情です。パソコンにて検索してもヒットするのは大型フウラン型のルースネアリィばかりで、出品株は特異な一品?なのでしょうか。花色はセレスティスの影響濃く薄ブルー色が美しく爽やかな印象です。コルクに着けての栽培も年季が入っている様子が根の張り具合からわかり、毎日、朝夕の水遣りを欠かさず、その丹精ぶりが窺い知れますね。甘い香りが評価され、フラグランス賞も同時受賞しました。2花茎 40輪 NS2.5x2.5cm

第2位 Doritaenopsis Hatsuyuki ‘なごり雪’              佐々木 光次郎 7票
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当会に於いてはすっかり定番の感があり、毎回のようにどなたかが出品するようです。と言うことは春開花が本来の姿なのですが、環境が合えば周年開花する不定期咲き、と言って良さそうです。しかも、長きに渡って咲き続けてくれますので、一株あれば大変重宝な一品ですね。ファレノの原種アマビリスを彷彿させるミディの白花が可憐で、またそのリップに入る薄いピンクが主張し過ぎず、全体的に上品さを演出することに成功しています。ドリティスの原種、プルケリマが遠慮がちに顔を覗かせているのですね。可愛らしさが受けて贈答にも広く利用され 、一般の方にも翌年開花が出来たの喜びの声が聞かれ、お店の方が薦めるNo1品種としてベストセラーの仲間入りです。ときどき‘なごり雪’のみの名札で陳列されていたりもしますが、種名Hatsuyukiにて間違いなしと思われます。優しい風情がご婦人票を得て今回も入賞しました。1花茎3枝打ち 34輪、つぼみ11、NS4.5x4cm

第3位 Cattleya Hausermann's Sultan‘Summer Spectacular’     堀 清次    6票


各賞
フレグランス賞 Neostylis Lou Sneary ‘Blue Candy’          山田 栄
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栽培技術賞/希少種賞 Paphiopedilum sangii              小野 敬一
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(堀)


展示花
C. Batemanniana No21                      豊田 弘
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C. crispa fma. carnea ‘Equilab’                 堀 清次
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Paph. tigrinum                             小野 敬一
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Phal. equestris fma. coerulea                  小野 敬一
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