カテゴリ:連絡・報告事項( 17 )

カンボジア滞在中の最後の日に、海の見える崖の上に来ました。 あいにく強い雨が降っています。何だか分からないランが、花径1.5cmの白い花を咲かせています。 樹木の高さ1.5mの所に着生していました。 Trichoglottisの仲間のような気もします。 個体数は少ないです。
a0265160_21592532.jpg


Ceratostylis sp. 樹木から、イグサのような緑色の細長い茎が数本ぶら下がっています。 その内の1本の下のほうにピンクの細長い小さな花が3輪咲いています。
a0265160_21592106.jpg


Ceratostylis sp. 花のアップです。 1cmくらいの大きさの、小さなゴミのような花です。 右側に果実も着いています。 小さすぎてピントが合いません。
a0265160_21591651.jpg


細い木の枝に、葉の長さが2cmくらいのランが着生しています。 Dendrobiumのような気がしますが、何だか分かりません。 個体数は多いです。
a0265160_21591238.jpg


樹木の目の高さには、イグサのような細長いCeratostylisが沢山着生しています。
a0265160_21590983.jpg


背の低い灌木の中に、バルブが連なったランが生えています。 何だか分かりません。
a0265160_21590593.jpg


樹木にも沢山ランが着生しています。
a0265160_21590242.jpg


何だか分かりません。 高さ5cmくらいの小型のランだと思います。
a0265160_21585908.jpg


Eria biflora 樹木の目の高さの所に着生しています。 いろいろな場所で見た普遍的な種です。
a0265160_21585526.jpg


ボコー国立公園の標高1000mの台地の端です。 崖になっていて、薄っすらと見える陸地は海岸で、その向こうの画面上半分は海です。 従って、この台地は海風が直接当たる場所です。 台地より下に雲が見えています。
a0265160_21585105.jpg


Ceratostylis sp. 伸び始めた新芽を見ると、茎と葉の区別が分かりました。 茎は円柱状で、葉は茎の上に円錐状になって着いており、茎と葉の境目には節があります。
a0265160_21584730.jpg


Thrixspermum sp. 日本のカヤランの仲間のような気がします。 花径1.5cmの白い花で、果実は緑色で細長いです。 この仲間には「ハガクレナガミラン(葉隠長実蘭)」があり、その名前のように「長い実」が特徴だと思います。
a0265160_21584427.jpg


Bulbophyllum lobbii 目の高さの木の枝に着生している株に、茶色いツボミを見つけました。
a0265160_21584015.jpg


Bulbophyllum lobbii 地面に生えている別個体にも茶色いツボミがありました。 個体数は多いのですが、花の時期ではないようです。
a0265160_21583684.jpg


Bulbophyllum lobbii やっとのことで1輪だけ花を見つけました。 花径は6cmです。
a0265160_21583064.jpg


何だか分からないランです。 果実も着いています。
a0265160_21583306.jpg


Epigeneium amplum 花径9cmで茶色い花です。 バルブに頂生する2葉の間から花茎を出しています。元気に咲いているのか、それとも咲き終わったのかが区別し難い花です。 日当たりの良い岩場に生えています。
a0265160_21582610.jpg


ボコー国立公園のランを見終わったので、車で山を下ります。 岩山の陰から大きな大仏様のようなカラフルな像が出現しました。 バストが随分大きいので女性の像のようです。 
a0265160_21582304.jpg


ドシャ降りの雨の中、ボコー国立公園のゲートをあとにします。
a0265160_21581816.jpg


現地の植物ガイドのプーリン(Phourin)さんが、「プノンペンにある私の研究室に寄らないか。 本をあげるから。」と言うので、最後に彼の職場に寄りました。 職場の看板で、「森林と野生生物調査開発研究所」という所です。
a0265160_21581461.jpg


プーリンさんは、ここの研究所で樹木の調査研究をしており、日本の九州大学と共同研究をして研究成果を発表しています。
a0265160_21581088.jpg


プーリンさんの研究室のオフィスで、「カンボジアの生物多様性」という英文の本を頂き、最後にプーリンさんと一緒に記念撮影をしました。
a0265160_21580260.jpg

[PR]
カンボジア蘭紀行 その2をアップします。

Cymbidium sp. 樹木の高さ1mの所に着生して、果実を着けていました。 日当たりの良い場所です。
a0265160_20471826.jpg

Spathoglottis pubescens 日当たりの良い岩場に着生しています。 キリロム国立公園で見たaffinisとはリップの形が違うので、多分pubescensだと思います。 現地のボタニカル・ガイドに聞いてもランの専門家ではないので、確かめることが出来ませんでした。
a0265160_20471427.jpg

何だか分かりません。 Eriaの仲間のように思われます。 1cm弱の黄色い小花を咲かせます。a0265160_20471231.jpg

何だか分からないランの別個体です。 地面から2mくらいの所に着生しており、個体数は多いです。
a0265160_20470888.jpg

Bulbophyllum parviflorum 1cm弱の白い花を穂状に咲かせています。 直射光線下の所に着生しており、個体数は極めて多いです。
a0265160_20470436.jpg

何だか分かりません。 直径5cmくらいのバルブで、直射光線下で岩に着生しています。 どんな花が咲くのか見てみたいです。 個体数は多いです。
a0265160_20470127.jpg

Paphiopedilum appletonianum 道路から少しジャングルに入った、木陰になっている場所に生えていました。 まだツボミで、花を見るのには来るのが少し早かったようです。 周囲には他に数個体あります。
a0265160_20465690.jpg

Arundina graminifolia 花径6cmで、直射光線下で咲いています。 和名は「ナリヤラン」です。 個体数は多いです。
a0265160_20465207.jpg
 
Eria biflora ランの専門家でない現地のボタニカル・ガイドはDendrobiumだと言いましたが、私はEriaだと思います。 日当たりの良い場所で、倒木に着生しており、1cmくらいの白い花を2輪ずつ咲かせている小型株です。 種小名の「biflora」は「二つの花」という意味なので、形態はその通りになっています。
a0265160_20464884.jpg

Eria biflora 別個体で、樹木の目の高さの所にも着生しています。 個体数は多いです。 右端にはDendrobiumらしい株も着生しています。
a0265160_20464335.jpg

Calanthe lyroglossa 車が入れない、樹木の多い登山道を歩いて行くと、日陰に生えていました。 花径1.5cmの小さな黄色の小花を沢山着けています。 和名は「レンギョウエビネ」と言います。
a0265160_20463965.jpg

Calanthe cardioglossa 花径2.5cmのピンクの花が1輪だけ咲いています。 小さな花が離れて、花茎にまばらに咲きます。
a0265160_20463182.jpg

Calanthe cardioglossa 花のアップです。
a0265160_20462622.jpg

Calanthe cardioglossa 黄色の花もありました。
a0265160_20463529.jpg

Paphiopedilum appletonianum 車で移動し、パフィオを探しにジャングルの中を歩いて行きます。 大木の根本にパフィオの苗が着生しています。
a0265160_20462214.jpg

パフィオが自生しているジャングルです。
a0265160_20461703.jpg

Paphiopedilum appletonianum 3花茎立っている大株もあります。 でも、まだツボミです。
a0265160_20454552.jpg

Paphiopedilum appletonianum ツボミです。 あと1週間遅く来れば、花が見られたかもしれません。
a0265160_20455287.jpg

Paphiopedilum appletonianum とうとう1輪だけ開花している株を見つけました。 花の大きさは7cmで、花茎の長さは30cmです。
a0265160_20460961.jpg

Paphiopedilum appletonianum 花のアップです。
a0265160_20455819.jpg


[PR]
滝川先生より新たにカンボジアを訪問された時の記事が寄せられました。
日本ではなかなか見られない自生地の貴重な写真多数!!

以下滝川先生の寄稿文です。

昨年の12月にカンボジアにあるキリロム(Kirirom)国立公園とボコー(Bokor)国立公園に、ランの観察旅行に行って来ました。キリロム国立公園は内陸部にあって標高約700mで、一方ボコー国立公園は海のすぐ近くにあって標高約1000mの台地です。 12月は乾季で、比較的降水量の少ない時期です。 その時に観察したランの写真をいくつか御紹介しようと思います。

Dendrobium ellipsophyllum キリロムにある宿の敷地内で最初に見たランです。 花径2cmで、樹木の高さ2mの所に着生していました。
a0265160_22311001.jpg


Dendrobium sp. キリロムにある宿の敷地内にある木に着生していて、高さ10m以上の所で花径5cmの白い花を咲かせていました。
a0265160_22310787.jpg


キリロム国立公園の看板です。
a0265160_22305609.jpg


「キリロムは危機にさらされているぞ!」という看板です。 右上には「原住民はランや薬草を違法に採集して売っているので、買わないように!」とクメール語と英語で書かれています。
a0265160_22305384.jpg


Bulbophyllum sp. 黒松に似た直径1mくらいの大木に着生しています。 地面から10mくらいの所で、直射光線の当たる日当たりの良い場所です。
a0265160_22310475.jpg


Bulbophyllum sp. ズームアップした写真です。 上下方向に1m以上ある大株になっています。
a0265160_22305860.jpg


Spathoglottis affinis 花茎の長さは20cmくらいで、花径約3cmの地生ランです。 日当たりの良い場所で、松葉が沢山落ちています。
a0265160_22305093.jpg


Spathoglottis affinis 花のズームアップの写真です。
a0265160_22304707.jpg


キリロム国立公園内にある原住民の家です。 原種のラン以外に、交配種のデンファレも並んでいます。 ラベルや値札は付いていませんが、売り物だと思われます。 原住民の家にはトイレは無く、少し離れたところに村の共同トイレがあります。
a0265160_22303731.jpg


売り物のパフィオです。 1株1ドル25セントくらいだそうです。 カンボジアの通貨は「リエル」という独自のものがありますが、それ以外に米ドルがそのまま使えます。 1株は日本円で150円くらいですが、勿論ランの採集も販売も違法です。 多分Paph. appletonianum または Paph. acmodontum だと思います。
a0265160_22302917.jpg


Dendrobium kontumense 別名Dendrobium virgineumとも言います。 花径4cmで、甘い香りがあります。原住民が大株をポリバケツに入れて置いてあり、多分売り物だと思います。
a0265160_22303450.jpg


ベアルート(裸根)のまま売られているデンドロビウムです。 価格は聞きませんでしたが、多分50円くらいでしょうか? 隣にはニッキの樹皮やサルノコシカケなども売られています。 現地の案内人の話では、原住民は毎日ランを採りに行っているので、もうこの付近にはランは殆ど自生していないそうです。
a0265160_22304429.jpg


キリロム国立公園内の原住民は、ランを違法に販売している以外に、食べ物を料理して売っています。松の木が沢山ありますが、この場所は「Kirirom Pine Field」と言います。
a0265160_22300321.jpg


この日は祭日で、カンボジアのお祭りだったので、学生達が遠足に来ていました。 原住民は花輪の髪飾りを売っていて、貴重な現金収入を得ていました。 ホンダのバイクが停まっていますが、ナンバープレートはありません。 山奥なので、違法がまかり通っているようです。
a0265160_22304065.jpg


自生するランが大部分採られてしまっているキリロム国立公園をあとにして、車でボコー国立公園に向かいます。
a0265160_22295791.jpg


海岸近くの道路を走っている車から見た、ボコー国立公園の台地です。 テーブルマウンテンのように見えます。 この山頂に、宿泊した近代的な大きなホテルがあります。
a0265160_22295391.jpg


車内から見た、ボコー国立公園の入り口の巨大なゲートです。 「ボコー・ハイランド・リゾート」とホテルの名前が書かれており、国立公園の料金所にもなっています。 ここから約1時間かけて車で山頂にあるホテルに向かいます。
a0265160_22295035.jpg


ボコー国立公園の山頂付近です。 道路はアスファルトの舗装道路ではなく、コンクリートで作られています。アスファルトだと太陽光線が強くて、熱で融けるので適さないのだと思います。 道路の両側はジャングルで、ランが沢山着生しています。
a0265160_22292607.jpg


Bulbophyllum sp. 花が咲いていないので詳しくは分かりませんが、多分バルボフィラムだと思います。 直射光線下で、高さ1mの所に着生していました。 個体数は極めて多いです。
a0265160_22294611.jpg


Dendrobium ellipsophyllum 花は咲いていませんが、キリロムの宿の敷地内で最初に見た花と同じです。 高さ1mの所に着生しています。 直射光線下の場所です。 個体数は多いです。
a0265160_22294370.jpg


Vanda teres 属名はPapilionantheとする場合もあります。 花は咲いていませんが、直射光線下の目の高さの位置に生えていました。 周囲には他にも数個体ありました。
a0265160_22294093.jpg


Dendrobium pseudotenellum 2cmくらいの大きさのバルブから長い花茎を伸ばし、約1cmの白い花を咲かせています。 日当たりの良い場所に着生しています。
a0265160_22293421.jpg


Dendrobium pseudotenellum 花の横顔のアップです。 周囲には他に数個体ありました。
a0265160_22293132.jpg


[PR]
Lepanthes nematopetala 標高3100m地点の道路際の湿ったヤブの中の木に着生していました。花径5mmの小さい花です。 種小名は「nematostele」が正しいのかも知れません。
a0265160_22201617.jpg

Lepanthes biloba 花径5mmの小さな花です。 標高3100m地点です。
a0265160_22200690.jpg

Lepanthes mucronate 標高3100m地点の湿ったヤブの中の木に着生していました。 茶色の5mmの大きさのものは、まだツボミです。 右側にはLepanthes bilobaが咲いていました。
a0265160_22201052.jpg

Masdevallia uncifera 標高3100m地点の湿ったヤブの中の木に着生していた小型株です。 花径3cmの白~クリーム色の花です。 個体数はやや多いです。
a0265160_22200272.jpg

Masdevallia uncifera 別個体の花の横顔です。
a0265160_22195795.jpg

Elleanthus sp. 標高3100m地点の道路際の日当たりの良い崖に生えていました。
a0265160_22195293.jpg

Epidendrum sp. 標高3100m地点の日当たりの良い崖に生えていました。 草丈1mくらいの大型種です。右側にはEpidendrum orthocauleの株もあります。
a0265160_22194807.jpg

Epidendrum sp. 花のアップです。 花弁とガク片はクリーム色で、リップは白です。 花径3cmです。
a0265160_22194540.jpg

Pleurothallis sp. 標高3150m地点で日当たりの良い崖のヤブの中に生えていました。 花径は1cmで、花の穂の長さは20cmと長く、濃い黄色の花は目立ちました。
a0265160_22194022.jpg

Perichis trilobal 標高3100m地点で日当たりの良い崖の岩に生えていた地生ランです。 周囲を探しても、この個体しか無く、個体数は少ないです。
a0265160_22193670.jpg

Perichis trilobal 花のアップです。 花径1.5cmの茶色い花です。
a0265160_22193277.jpg

標高3000mにある植物保護区に登ります。 地面が湿っているので、登山道には丸太が敷かれています。両側のヤブの樹木にランが着生しています。
a0265160_22192937.jpg

登山道を登って行くと、木の丸太がいつの間にかヘゴのような木生シダに替わっていました。 挿し木のように切り口から葉が出ています。 何とも不思議な光景です。 数年後の景色が楽しみな登山道です。
a0265160_22192314.jpg

Trichosalpinx amygdalodora 長さ1.5cmの白い花です。
a0265160_22191889.jpg

Epidendrum sp. 花径2cmの黄色い花で、リップに紫色が入っています。 このランを見つけた頃から雨がポツポツと降ってきたので、急いで車に戻ることにしました。 ところが戻る途中で大雨になり、大粒のヒョウに変わりました。 ヒョウは車に戻ってからも降り続き、1時間くらい降っていました。
a0265160_22191472.jpg

Epidendrum fimbriatum 標高2650m地点で道路際の崖に白い花の大群落がありました。 日当たりの良い場所です。
a0265160_22191014.jpg

Epidendrum fimbriatum 花のアップです。 花径1cmで、岩に着生しています。
a0265160_22190568.jpg

Pachyphyllum crystallinum 標高3500m地点で日当たりの良い崖に着生していました。 バルブの長さは10cmくらいの小型株です。
a0265160_22184651.jpg

Pachyphyllum crystallinum 花のアップです。 5mmくらいの黄色い小花です。
a0265160_22183764.jpg

最後におまけの写真です。 ラン科植物ではありません。 巨大なキク科植物で、Espeletia pycnophyllaと言います。大きい個体は5m以上あります。 葉は触るとフワフワしてフェルトのように柔らかくて気持ちが良いです。 標高3300~3500mの間は、あたり一面この景色が続いています。
a0265160_22185088.jpg

巨大植物のベビーと一緒に記念撮影です。
a0265160_22185830.jpg

[PR]
Maxillaria ecuadorensis
標高2000m地点の道路から崖下の木を見ると、白い花が見えました。10m以上離れているので、最大ズームでの撮影です。 遠くからでも目立つので、花径は10cmはあると思います。 日陰の場所に着生していました。
a0265160_23453426.jpg

Odontoglossum cirrhosum
標高2000m地点の道路際のヤブに咲いていました。 ガク片も花弁も真っ白で、リップの基部は黄色です。 花径8cmの清楚な感じの花です。 多くの個体は褐色の斑点が入るようです。 日当たりの良い場所です。
a0265160_23452953.jpg

Maxillaria acuminate
標高1900m地点の道路より2m高い、日当たりの良い岩場に着生していました。花径4cmで、花弁とガク片は白で、リップだけ黄色です。
a0265160_23451920.jpg

Habenaria sp.
標高1900m地点の道路際に生えていた地生ランです。 黄緑色の花で、花径は1cmです。未記載の種類だそうです。 日当たりの良い場所です。
a0265160_23451575.jpg

Habenaria sp.
未記載の名前の付けられていないランなので、現地ガイドのフランシスコさんは学術研究のために採集しました。 勿論、後から許可を申請します。 地下にある塊根は「Orchis」の語源になったように2個あり、「睾丸」のようです。
a0265160_23451033.jpg

Maxillaria sp.
標高1750m地点の道路際に生えていた大型種です。 白~黄色の花で、花径10cmです。
a0265160_23450516.jpg

Maxillaria sp.
花のアップです。 花弁やガク片やリップは、先端部に行く程黄色が濃くなっています。
a0265160_23450092.jpg

Habenaria monorrhiza
標高1600m地点の道路際に生えていた地生ランです。 花径は1cmの白い花です。個体数は多く、他の地域でも見られ、広く分布しているようです。 種小名の意味は「1個の根」なので、多分塊根は1個なのだと思います。
a0265160_23445486.jpg

Epidendrum calanthum
標高1600m地点の道路際に生えていました。 花径2cmの紫ピンクの花です。ここではこの色だけでしたが、2年前に行った他の場所では白など花色に変化がありました。 種小名はibaguenseとも言います。
a0265160_23444783.jpg

Maxillaria sp.
標高1550m地点の道路際の崖の岩場に生えていました。 日当たりの良い場所です。 花径3cmの黄色い花です。 今まで見たMaxillariaとは株の姿が異なり、Dendrobiumのnobile系に似た姿でバルブが立ち上がり、各節ごとに花を着けています。
a0265160_23444352.jpg

Maxillaria sp.
花のアップです。 特異な姿です。
a0265160_23443656.jpg

エクアドルとコロンビアとの国境です。 真ん中の横のラインの窪んでいる所に川が流れていて、画面上部がコロンビア側で、画面下部がエクアドル側です。
a0265160_23443056.jpg

コロンビアの山のジャングルが開墾されて、植物がきれいに並んで植えられています。 これはジャガイモ畑ではなく、コカの木が植えられています。 非合法なプランテーションで、麻薬のコカインの原料が栽培されています。
a0265160_23442240.jpg

コロンビアとの国境付近にあるランの保護施設で栽培されているランの一部です。 植木鉢で栽培されています。
a0265160_23441235.jpg

Phragmipedium fisherii
種小名は「fischeri」が正しいのかも知れません。 ランの保護施設で栽培されている株です。 花径は6cmです。 自生地が崖崩れなどにより壊されて、自然界には16個体しか存在しない絶滅寸前の種です。Paphiopedilum delenatiiを連想させる花です。
a0265160_23441777.jpg

ランの保護施設の中で、バスケットで栽培されているランです。
a0265160_23440715.jpg

Stanhopea impressa
ランの保護施設内で自生していました。 大木の根元で、花径10cmの大きな花を咲かせていました。
a0265160_23440049.jpg

Psygmorchis pusilla
ランの保護施設内の地面に、小枝に着生した状態で落ちていました。 花径1cmの黄色い花を咲かせる小型株です。
a0265160_23435563.jpg

Gomphichis sp.
コロンビアとの国境を離れた、標高3150m地点の道路際に生えていた地生ランです。 茎の長さ40cm、花穂の部分の長さは6cmです。 花径1cm以下の小さな白い花を沢山咲かせます。 低地では地生ランはHabenariaが多いですが、標高3000mくらいの高地では形態が似ているGomphichisになります。
a0265160_23434745.jpg

Epidendrum orthocaule
標高3100m地点の日当たりの良い道路際の崖に生えていました。 真っ直ぐに伸びた茎は稲穂を着けた稲のようです。 草丈は1m以上あるものもあり、個体数は非常に多いです。
a0265160_23433442.jpg

Epidendrum orthocaule 花のアップです。 黄色い花で、大きさは8mmくらいです。 果実も着いています。
a0265160_23434146.jpg

[PR]
Pleurothallis costaricensis 標高1600mの道路際の崖に咲いていました。 1cm弱の黄色い小花を多数着けています。 日当たりの良い場所で、個体数は多いです。
a0265160_12165457.jpg

Cyrtochilum meirax 標高1600mの地点で、崖の下から生えた単独の枯れた樹木に着生していました。多数の黄色い花が咲いています。 樹木の根元から10mくらいの所に着生しています。
a0265160_12164933.jpg

Cyrtochilum meirax 最大にズームアップした像です。
a0265160_12164341.jpg

Sobralia crocea 標高1800m地点の崖に生えていました。 もっと標高の低い1500m地点から沢山生えていたのですが、近寄ることが出来なかったので、開花しているのか、それともツボミなのかが分かりませんでした。やっと近くで観察することが出来ました。 一般的なSobraliaの花とは異なり、筒状で完全には開きません。 筒の長さが3cmくらいのオレンジ色の花です。
a0265160_12163033.jpg

Sobralia crocea 花のアップです。 草丈は50cmくらいと低いです。
a0265160_12163758.jpg

Pleurothallis chloroleuca 標高1800m地点の崖で、かなり湿気のある場所に生えていました。 白っぽいグリーンの花です。 花の集団のかたまりは直径3cmです。
a0265160_12162382.jpg

Pleurothallis chloroleuca 花のアップです。
a0265160_12161814.jpg

Epidendrum lacustre 標高2050m地点の道路際の岩に着生していました。 茎は太く、葉は大きく、草丈も1mくらいで「ランの巨人」という感じです。 花径は10cmです。 個体数は多く、周囲に別個体が沢山ありました。 直射光線下に生えていました。
a0265160_12161041.jpg

Epidendrum lacustre 花のアップです。 花弁とガク片は緑色で、リップは白です。
a0265160_12160327.jpg

Epidendrum lacustre 別個体です。 周囲の他の植物と比べると、ガッチリして丈夫そうな草姿です。
a0265160_12155886.jpg

標高2050m地点の道路際の岩場にはElleanthusも沢山生えています。 画面中心のピンクの花は種小名不詳で、その上にあるオレンジ色の花はaurantiacusです。
a0265160_12155155.jpg

Elleanthus aurantiacus 花のアップです。
a0265160_12154558.jpg

Elleanthus vernicosus 標高2100m地点の道路際の崖に、ピンクの花を咲かせた大群落がありました。
a0265160_12154000.jpg

Elleanthus vernicosus 花のアップです。
a0265160_12153591.jpg

Epidendrum laurelensis 標高2100m地点の道路際のヤブの中に咲いていました。 花径2cmのオレンジ色の小花です。 リップは白色です。
a0265160_12153022.jpg

Epidendrum laurelensis 花のアップです。
a0265160_12152039.jpg

Epidendrum laurelensis と Elleanthus vernicosusです。
a0265160_12152464.jpg

Masdevallia picturata 標高2100m地点の道路際のヤブの中の木に、地面から1mの所に着生していました。花の長さは4cmで、白地に紫褐色の斑点が入っています。 湿気の多い場所で、コケに埋もれています。 周囲を探しても、この個体だけなので、個体数は少ないです。
a0265160_12151552.jpg

Stelis lentiginosa 標高2100m地点の道路際の樹木の根元に、コケに埋もれて生えていました。 赤黒い5mmくらいの小さな花です。
a0265160_12151059.jpg

Elleanthus aurantiacus 標高2100m地点の道路際に白い花の個体もありました。 一緒に小さく写っている他の個体は普通のオレンジ色の花です。
a0265160_12150544.jpg

Cyrtochilum sp. 標高2100m地点の道路際のヤブの中に咲いていました。花径1cmくらいの黄褐色の花です。花茎の長さは1m以上あります。
a0265160_12150076.jpg

Porroglossum eduardii 標高2000m地点の道路から10mくらい入った湿地に生えていました。 花径2cmのオレンジ色の花です。 花茎は細長く伸びています。
a0265160_12145656.jpg

Porroglossum eduardii 花のアップです。
a0265160_12145110.jpg

Maxillaria meridensis 標高2000m地点の湿地に生えている大木の根元に着生していました。花径4cmです。
a0265160_12144657.jpg

Maxillaria meridensis 周囲に他の個体もありました。 花のアップです。
a0265160_12143723.jpg

Maxillaria embreei 標高2000m地点の湿地に生えている樹木に着生していた、大型の株です。 クリーム色の花で、個体数は少なく、この株しか見なかったです。
a0265160_12143059.jpg

湿地帯のジャングルの中をランを探して歩きます。 日本から長靴も持って来ました。 先頭を行く横顔の人は当日だけの特別なガイドで、コロンビアとの国境にあるランの保護施設の人です。 カメラを担いでいる人は、数日間ガイドをしてくれているフランシスコさんで、2年前の旅行の時もガイドをしてくれました。
a0265160_12142109.jpg
[PR]
「コタカチ」という保護区に行きました。
a0265160_21052659.jpg

Masdevallia bonplandii 標高2850mの崖の土に生えていました。 花径3cmの茶色い花です。
a0265160_21051823.jpg

Masdevallia bonplandii 崖の土に生えていて、茶色い花が多かったのですが、黄色い花も見つけました。やや日陰の場所です。
a0265160_21043226.jpg

Epidendrum jamiesonis 標高2900mの太陽光線が強く当たる場所で、花径2.5cmの濃いピンクの花を咲かせていました。 個体数は多いです。 日が照ると暑い場所です。
a0265160_21051196.jpg

Epidendrum jamiesonis 株の全体像です。 茎は細長く、葉の色は赤茶色です。 Elleanthusなどと一緒に生えています。 ここでは完全に雑草の仲間になっています。
a0265160_21045562.jpg

Epidendrum sp. 1mくらいの草丈で、直射光線の当たる場所に生えていました。 個体数は少ないです。背景は湖です。
a0265160_21050638.jpg

Epidendrum sp. 花のアップです。 花径2cmで、リップは黄色で、他の部分は茶色の花です。
a0265160_21045989.jpg

Elleanthus myrosmatis 標高2900m地点の直射光線下で、黄色い小花を沢山咲かせています。
a0265160_21044533.jpg

Elleanthus myrosmatis 株の全体像です。 草丈1mくらいで、個体数は極めて多いです。
a0265160_21044054.jpg

Stelis sp. 土や岩など多くの場所に生えていて、個体数は極めて多く、直射光線下の場所で生育しています。多くの果実を着けています。
a0265160_21042617.jpg

Stelis pusilla 車で別の場所に移動し、標高3000mの場所に来ました。 道路際の日当たりの良い崖に生えていました。 個体数は極めて多いです。
a0265160_21041807.jpg

Stelis pusilla 花のアップです。 1cm以下の黄色い小花を沢山着けています。
a0265160_21040501.jpg

Ponthieva sp. 標高3000mの道路際の崖に、他の草に埋もれて生えていました。 花径1cmの白い可憐な花の地生ランです。
a0265160_21035885.jpg

Ponthieva sp. 周囲の草をかき分けて、株の全体像を撮影しました。 他の個体も数個ありました。
a0265160_21035279.jpg

Gomphichis sp. 標高3000mの道路際のやや日陰の場所に生えていた地生ランです。 花径5mmくらいの小さな白い花を多数着け、花茎の長さは50cmです。 寒くて、霧が出てきました。
a0265160_21034441.jpg

Cyrtochilum angustatum 標高3100m地点で、道路から10mくらい入った薄暗いジャングルの中の木に着生していました。 高さ10mくらいの所で、足場が悪くて近づくことが出来ないので、遠くからの撮影です。かなりの大型株で、花茎は重みのために下垂しています。 花の大きさは10cmくらいありそうです。 寒くて、霧も出ています。
a0265160_21032922.jpg

Cyrtochilum angustatum 花のアップです。 花弁もガク片も細長く、茶褐色です。
a0265160_21032223.jpg

Pleurothallis gigantea 標高3100mのジャングルの中です。 地上2mの所に着生していました。名前の通り、かなり大型の株で、花径は5cm以上あります。
a0265160_21033624.jpg

Oncidium cultratum 標高3100m地点の道路際の崖に生えていました。 花径3cmです。 他に樹木に着生している株もあり、個体数はやや多いです。
a0265160_21031627.jpg

Aa sp. 標高3100m地点の道路際の崖に生えていました。 棒状の花茎の地生ランです。 長さは50cmくらいです。 白っぽい花穂は円錐形です。 植物図鑑に掲載される時に、アルファベット順に学名を並べると、常に一番最初に来る植物です。
a0265160_21030093.jpg

Aa sp. 花茎の先端部分の花穂です。 多分、小さな多数のツボミがこれから顔を出すのだと思います。
a0265160_21030680.jpg

Polystachya concreta 車で場所を移動しました。標高1200mにある畑の柵の樹木に着生していました。地上1.5mの所で花径1cm弱の白い小花を咲かせていました。 日は良く当たる場所です。
a0265160_21025150.jpg

Epidendrum bianthogastrium 標高1200mにある畑の柵の樹木に、地上1mの所に着生していました。日当たりの良い場所です。 花径2cmの赤茶色の花です。
a0265160_21024440.jpg

Epidendrum bianthogastrium 標高1200mで、地上2mの所に着生していた、色違いの黄色い花です。
a0265160_21023763.jpg


[PR]
Phragmipedium longifolium 標高900mの道路際の崖に生えています。自生地は局限されているようですが、この場所では個体数は多いです。
a0265160_23072414.jpg


Phragmipedium longifolium 1個体だけヤブの中ではなく、岩場に生えていて、株の全体像が分かりました。 日当たりの良い場所です。
a0265160_23065734.jpg


Phragmipedium longifoliumが自生している道路際の崖です。 ソブラリアも沢山生えています。
a0265160_23071258.jpg

Sobralia ecuadorensis 標高1500mの道路際の崖に大群落がありました。 自然交雑種でピンクの花のgentryiと白い花のpowelliiとの交雑種です。 「雑種強勢」のためか、この群落の近くには両親の個体は見られず、全部雑種に置き換わってしまっています。
a0265160_23065077.jpg


Comparettia falcata アンデスの山の標高1400mの峠で、独立した日当たりの良い木の高さ1mの所に着生していました。 葉は木の裏側にあって、日が当たりません。 花径2cmの赤ピンクの可愛らしい花です。
a0265160_23063696.jpg


Oncidium obryzatum 標高1300mの所で、樹木の高さ3mの場所に着生していました。花の色が黄色なので、良く目立ちます。
a0265160_23061430.jpg


民家の隣にあるロバの近くの木にOncidium obryzatumが着生しています。 ロバの尾の上の部分です。 日が照って暑い場所です。 車で移動中に、時々Oncidium obryzatumを見ましたが、皆樹木の高い所に着生していました。 個体数は多いようです。
a0265160_23060306.jpg


Stanhopea annulata 標高550mの日陰のジャングルの中で、花径4cmのクリーム色の花が2輪咲いていました。 湿気が高く、セミが沢山鳴いている場所の高さ2mの場所に着生していました。
a0265160_23055484.jpg


崖から滝となって水が落ち、道路が冠水しているアンデスの山道を進みます。
a0265160_23054787.jpg


Epidendrum goodspedianum 標高1700mの道路際の崖のヤブに生えていました。 茎は1.5mある大型種です。
a0265160_23053475.jpg


Epidendrum goodspedianum 花のアップです。 1cmくらいの小花が沢山咲いています。
a0265160_23052588.jpg


Comparettia属、またはSelochilus属です。 標高1700m地点のジャングルの中で、目の高さにぶら下がっていました。 黄色の1cmくらいの大きさの花です。
a0265160_23051815.jpg


Malaxis andicola 数ミリの大きさの小さな花の地生ランです。 花の集まりは2cmくらいの大きさで、緑色のタンポポの花のように見えます。
a0265160_23051078.jpg


Goevenia tingens 標高1700m地点の湿地に生えていました。 花の大きさは1.5cmくらいで、花茎の長さ40cmの地生ランです。
a0265160_23050297.jpg


Epibator hirtzii 属名はZootrophionとも言います。 標高1700m地点で、地上1.5mの場所に着生していました。 黄色いバケツのような全開しない花で、大きさは2cmくらいです。 茎は細長くて、樹木を這っているようです。 薄暗い日陰に生えていました。
a0265160_23045348.jpg


Elleanthus capitatus 小さなピンクの花の集団は5cmくらいで、茎の長さは80cmくらいで、横に倒れています。 個体数は多く、標高1700mの地点です。
a0265160_23043743.jpg


Elleanthus capitatus 黄色い花の個体です。 湿気の多い場所に生えていました。
a0265160_23042815.jpg


Masdevallia polysticta 標高1900mの道路際の崖の岩に着生していました。 周囲に樹木は無く、直射光線が当たります。 花径5cmくらいで、1花茎から多数の花を咲かせる大型株です。 周囲を探しても、この個体1つだけで、個体数は極めて少ないです。 道路から5m以上高い場所です。
a0265160_23041867.jpg


Masdevallia buculenta 標高1900m地点の崖の木の枝に着生していました。 花径2cmの黄色い花で、小型株です。 日光の良く当たる場所です。
a0265160_23040533.jpg


Epidendrum sp. 標高2800mの道路際の日光の良く当たる場所に生えていました。 花径2cmの濃いピンクの花です。 現地の植物ガイドのフランシスコさんによると、交雑しているかも知れないとのことです。
a0265160_23035903.jpg


Epidendrum sp. 標高3200m地点の道路際の崖に生えていました。 草丈は人くらいある大型株です。寒くて、霧が出てきました。
a0265160_23033914.jpg


Epidendrum sp. 同じEpidendrumを近づいて撮影しました。 果実も着いています。
a0265160_23035067.jpg


標高3200m地点の場所は、あっと言う間に霧に包まれました。
a0265160_23032300.jpg


[PR]
滝川先生からの便りです。
今年の6月にロシアのウラジオストックとナホトカ方面にアツモリソウの観察に行かれたそうです。

その時の自生地写真を紹介します。
低い山や丘で、かなり限られた地域にしか自生していないようです。
自生地は「モンゴリナラ」の樹木が生えた林で、林のほんの一部の地域の下草の一部として「アツモリソウ」が自生しています。

Cypripedium (macranthum x calceolus)
クリーム色にややピンクがかった花で、リップはアツモリソウのように大きいが、側花弁がカラフトアツモリソウのように細長くて、ねじれているので、両者の雑種と思われる。
a0265160_1381380.jpg


Cypripedium (macranthum x calceolus)
リップが白で、それ以外は茶褐色の花で、側花弁がカラフトアツモリソウのように細長くて、ねじれているので、両者の雑種かな?側花弁はアツモリソウのように短いようです。
a0265160_139087.jpg


左側 Cypripedium (macranthum x calceolus)  右側 Cypripedium calceolus
左側のピンク色の花はアツモリソウのようにリップは大きいが、側花弁がカラフトアツモリソウのように細長くて、ねじれているので、両者の雑種と思われる。右側のリップが黄色で、それ以外は焦げ茶色の花はカラフトアツモリソウ。このように、同じ場所に、同じ時期に、いろいろなアツモリソウが咲くので、自然交配種ができます。
a0265160_13104438.jpg


Cypripedium calceolus カラフトアツモリソウ
a0265160_13114738.jpg


Cypripedium calceolus やや薄い花の色のカラフトアツモリソウ
a0265160_1312544.jpg


Cypripedium calceolus
左側は色が濃くて、リップに茶色の色素が入っているカラフトアツモリソウ
右側は色が薄くて、リップが黄色だけのカラフトアツモリソウ
a0265160_13134471.jpg


右側 Cypripedium macranthum  左側 Cypripedium calceolus
右側はリップが大きくて、ピンク色の花のアツモリソウ。
左側にカラフトアツモリソウの茶褐色の花が3輪。
a0265160_13145348.jpg


Cypripedium macranthum
右側は白い花のアツモリソウで、左側は淡いピンクの花のアツモリソウ
a0265160_13153784.jpg


Cypripedium calceolus
側花弁がよくねじれている、典型的なカラフトアツモリソウの花
a0265160_13162425.jpg


Cypripedium (macranthum x calceolus)
黄色い花で、側花弁が細長いので、多分雑種と思われます。
a0265160_13171078.jpg


Cypripedium guttatum var. guttatum
小さな花のアツモリソウの仲間ですが、和名は「エゾノクマガイソウ」と言います。
a0265160_1318715.jpg


Cypripedium guttatum var. guttatum
エゾノクマガイソウの横顔のアップです。
a0265160_13185827.jpg


Cypripedium macranthum
淡いピンクの花のクマガイソウです。背ガク片が平らで、良型の花です。
a0265160_13222244.jpg


Cypripedium macranthum
純白のアツモリソウの花です。
a0265160_13231321.jpg


Cypripedium macranthum
純白のアツモリソウの大株を見つけました。
a0265160_13234838.jpg


Cypripedium calceolus
カラフトアツモリソウの大株です。
a0265160_13245182.jpg


Cypripedium (macranthum x calceolus)
茶褐色の花は雑種と思われます。
a0265160_13252843.jpg


Cypripedium (macranthum x calceolus)
右側のクリーム色の花も、左側のピンクがかった花も、側花弁が細長くて、ねじれているので、雑種と思われます。
a0265160_1326731.jpg


Cypripedium macranthum
ピンクの花のアツモリソウです。
a0265160_13265689.jpg


a0265160_1445296.jpga0265160_14454369.jpg


シベリア鉄道ウラジオストック駅前の広場に建っているレーニン像
a0265160_14474251.jpg

[PR]
エクアドルの蘭紀行by 滝川先生 (その1)で掲載し切れなかった写真を追加でアップします。


宿泊した山小屋風のホテルで、標高2000mの場所にあります。正面に見える敷地内の林の中にも、ランが着生しています。
a0265160_2294743.jpg


Sphyrastylis dalstroemii
ホテルの敷地内の木の約2mの高さの所に着生しています。黄色い丸い小花が2列になって咲いており、その左下には種子が入った丸い果実を着けている株もあります。花の咲いていない小さな株も周囲に着生しており、この場所で殖えていることが判ります。
a0265160_22114553.jpg


Xylobium leontoglossum
ホテルの敷地内の木の約1.5mの高さの所に着生しています。しかし、株が針金で縛られているので、他の場所で採取された栽培品のようです。花径約2.5cmのクリーム色の花を、房状に沢山咲かせています。
a0265160_2213115.jpg


Pleurothallis chacoensis
ホテルの敷地内の木の約1mの高さの所に着生しています。他の場所で採取された栽培品のようです。葉の付け根に、花径約2cmの花を咲かせています。「接写」による撮影です。
a0265160_22141030.jpg


Oncidium serratum
標高2000mの道路際の陽の良く当たる場所に咲いていました。茶色い枯れ葉のように見える花です。 花径約8cmの大きな花です。
a0265160_221506.jpg


Oncidium serratum
花茎の全体像です。 花茎は人の背丈ほどあり、大きいので驚きます。花数も多いです。
a0265160_22161312.jpg


Epidendrum potochicum
標高1700mの道路際の木に着生して、鮮やかな赤い花を着けています。自生地域はこの辺りだけに限られているようです。最大ズーム倍率での撮影です。
a0265160_22171568.jpg


Epidendrum potochicum
着生している木の全体像です。 写真の真ん中より少し下の部分で、空を背景に赤い花が小さく見えています。地面から約10mの高さの所に赤い花が見え、アナナスの仲間と一緒に着生しています。 右下隅に舗装道路が見えていますが、陽の良く当たる、周囲に他の木が無い独立した樹木にランは多く着生しています。
樹木が沢山込み合って、日陰になっている樹木にはランは殆ど着いていません。日本に居て、自宅でランを栽培していると、「肥料」や「コンポスト」や「水やり」などのことを考えますが、世界各地のランの自生地に行くと「日光の日当たり」が一番重要のように思えてきます。
a0265160_22182525.jpg


Oncidium macranthum
標高2300mにある牧場内の樹木に、高さ約2mの所に着生しています。地面は湿地帯になっています。
周囲の木の枝には、シダやコケや地衣類が沢山着生しています。花径約8cmで、鮮やかな黄色の大きな花は目立ちます。
a0265160_2221490.jpg


標高2300mにある牧場内では樹木が多く、湿度が高いので、樹木にはシダやコケがビッシリと着いています。陽の光は林の中まで射し込むので、周囲は明るいです。こんな中を歩いて行きます。
a0265160_2222338.jpg


牧場は大部分が湿地帯です。地面には、へこんで水が溜まっている沢山の穴があります。これらの穴は牛の足跡です。
a0265160_22234025.jpg


Telipogon hausmannianus
標高2300mの牧場内の木に着生しているのを見つけました。地面から約1.5mの高さで、地面は湿地です。個体数は非常に少なく、周囲を探しても別個体はありません。直射日光が当たる明るい環境です。
a0265160_22244626.jpg


Telipogon hausmannianus
足元が湿地で、やっとのことで花に近づきました。黄色の花で、赤茶色の網目模様が非常にきれいです。花径約5cmで、大きいです。
a0265160_2226114.jpg


標高3300mの場所で、「パパラクタ ( Papallacta ) 火山」と言い、30年前に噴火したばかりの溶岩の岩場です。このような岩場にもランが着生しています。標高が高いので、目の前に雲がやって来ました。
a0265160_22272898.jpg


Oncidium cucullutum
標高3300mの地点で、溶岩の岩に着生しています。花径約4cmで、小型の株です。周囲には樹木が無いので、陽が照ると直射日光が当たります。これが今回御紹介する、エクアドルの最後のランです。
a0265160_22284035.jpg


ランとは無関係のオマケの写真です。
エクアドルの最高峰「チンボラソ ( Chimborazo ) 」です。標高6310mの火山です。撮影場所の標高は3600mで、樹木は1本も無く、草だけなので森林限界を越えているのだと思います。周囲ではアルパカの群れが草を食べています。体毛が高級な毛織物になるアルパカは、白や茶色や黒などの体毛で、首が太く見えます。この場所は陽が照っており、寒くはないです。
a0265160_22302743.jpg


これもオマケの写真です。
富士山頂よりも高く、アンデスの山の標高4200mの地点です。ビクーニャの群れが現れ、雲の中に消えて行きました。体毛が細く、最高級の毛織物になるビクーニャは、アルパカより首が細く、首の付け根の胸に長い毛が生えており、体毛は茶色だけのようです。標高が高いので、背の低い草もまばらになり、砂漠のようです。
a0265160_22314292.jpg


一番最後のオマケの写真です。
アンデスの山の標高3100mにある町の焼き肉屋でのシーンです。焼き肉屋が数軒並んでおり、どの店も大きな豚が丸ごとぶら下がっています。豚は内臓が取り去られており、毛は剃られています。豚の肉を切り取り、大きな鍋で焼いています。焼き肉は日本よりも価格が安く、おいしかったです。他の店では、体が殆ど食べられて、頭だけがぶら下がったのもありました。気温が低いので、天然の冷蔵庫にぶら下げているようなものです。現地のボタニカル・ガイドのフランシスコさんと一緒に記念撮影です。フランシスコさんは、cuagenera の蘭園のぺぺさんと友達だそうです。以上で、エクアドルのランの紹介はすべて終わりです。長い間御覧頂き、どうも有り難うございました。
a0265160_22325847.jpg

[PR]