カテゴリ:例会風景( 53 )

今回の例会会場は、秋の蘭展を開いた小手指市民ギャラリー・エバーでした。
皆さん何度か来ているので、13:00頃には続々と集まり、会場の準備が始まりました。そうこうして居る内に、今回講演会と即売会をしていただく、奥田さんがいらっしゃいました。
13:30小島会長の挨拶から始まり、秋の蘭展は文化の日の行事や航空祭と重なり、来場者が少なめだったと報告が有り、来年はずらした方がよさそうだという事でした。続いて星さんからカレンダーと水苔、角田さんから東京ドームの話が有りました。ギャラリーは、窓も大きく明るく、花の鑑賞には良いのですが、咳や小声などが響きやすく、少しざわざわする感じでした。
13:55佐々木さんから、展示株の説明に入りました。全員の説明後、人気投票前に奥田さんから挨拶が有りました。当会に来るのを楽しみにしていて、わざわざタイへの買い出しをひと月早めてくださったそうです。本当にうれしい事です。
今回は、人気投票を終えた人から、奥田さんの所で、蘭購入OKと言うことに決めていたので、心なしか投票が早かったように思います。投票結果発表後、奥田さんが展示花の説明や、栽培方法などについての話が有りました。本当にわかりやすく、ポイントポイントが的確で、みんな聞き入っていました。
休憩を挿み、15:45から栽培Q&Aに成り、岩田さん、若尾さん、金子さんから相談が有りました。岩田さんはカトレアを持参し、「ちゃんと育って居るのに、花が咲かない」という事で奥田さんにお聞きすると、肥料のやりすぎではないかということです。肥料は開花期の2か月前くらいまでにした方がいいとの事、去年中藤さんが来た時も、同じような事を言っていたように記憶しています。リン酸肥料を(通称花咲じいさんの肥料)除き、少し早目に、施肥を止めた方がいいようです。窒素分が過剰になるのかもしれません。
16:05から奥田さんの「蘭の肥料ついて」の講演が始まりました。従来、肥料は生育初期・苗は窒素・カリの多い物を、株完成期にはリン酸・カリの多い肥料を、施すのが普通でしたが、最近の研究ではリン酸分がとくに重要で、花芽分化ばかりに寄与しているのではなく、植物の細胞分裂を盛んにさせるという事が報告されています。これは根や芽の生育を旺盛にするという事で、休眠期以外は通年リン酸分の多い肥料を施した方がいいという事です。
奥田さんの話のもう一つのトピックスは、亜リン酸の話でした。普通の肥料に含まれているリン酸は正リン酸です。ただこれは吸収率が20%程度と悪く効き始めるまで時間がかかります。これに比べ亜リン酸は、分子量が小さく、効率よく吸収され(正リン酸の2~3倍)、葉面散布でも容易に吸収され、植物体の中での移行性が高く、施肥効果が3~4日で現れるという事です。これは奥田さんの農場でも、輸入した弱った株に葉面散布してやると、数日で発芽、発根が始まるという事が確認されています。また病気に強くなるという報告もあります。何か都合が良過ぎる話ですが、来年が楽しみです。奥田さん、本当に面白いお話ありがとうございました。
12月の例会は第3日曜日で、場所も秋津のコラボカフェです。皆様お忘れなきよう。
(大野)


出品株の解説 奥田園芸 奥田氏a0265160_23491826.jpg


効率良い肥料の話 奥田園芸 奥田氏
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当日は台風27・28号が去った台風一過の快晴でした。西高東低の気圧配置になって、所沢の朝の冷え込みはこの秋一番だったようですが、昼間は穏やかに晴れ渡りました。
13時40分少し遅れての開始でした。こんないい天候に恵まれながらも出席者が少なく、冒頭小島会長挨拶でも「例会で多くの皆さんの元気な顔を見せてもらいたい。あと、すぐに始まる自前の秋のらん展にも是非参加・出展してください。」と話がありました。
事務連絡で、一日旅行報告、11・12月例会変更案内、ミズゴケ販売、カレンダー販売について話があり、展示花の説明に入りました。今月は秋咲きのC.ラビアータが多いかと思いきや、堀さん出品の2品のみでした。一方、最近当会で人気のZelenkoa onustaを始め少ないながらも多彩な顔ぶれが揃いました。人気投票では入賞なりませんでしたが、小島会長のセロジネ大株や、吉見さんのモルモデスが目を惹きました。
途中司会を佐々木さんにバトンタッチし、人気投票表彰・展示株の解説を終え、休憩を挟んで15時過ぎから栽培相談コーナーが始まりました。今回は高橋稔さんより、リンコスティリス・ギガンテアが上手く育たないという相談でした。葉が萎れ気味で、根の腐りが懸念されたため一度植え替えた方がいいとのアドバイスがありました。別件ですが、一般的・初歩的なアドバイスとして、根の先端の緑色部分は触らないようにしましょう。ストレスが加わって、根の伸びが止まってしまいます。金子さんからはDen. アグレガタムガが咲かないという質問もありました。秋の低温に曝されていないようでしたので、11月一杯まで外に出して寒さに当てるようアドバイスがありました。その他、秋に屋外から温室に取り込む際の殺菌・消毒の件でも話が盛り上がりました。
もう一度休憩を挟んで堀さんより「基本のカトレア3種の紹介と栽培法」と題した説明が始まりました。ワルケリアナ、ラビアータ、トリアネイの3種につき優秀花とはどんな花なのかプロジェクターで写真を映しながらの説明でした。野生株から優秀な入賞花まで幅広く紹介していただけたので、その違いがよく分かったのではないでしょうか。栽培に関しては、ワルケは葉焼けするくらいまで日に強く当てることで花着きが良くなるというのが印象的でした。
質疑応答があり、定刻の17時前に時間通り終了しました。(小野)

基本カトレア3種紹介
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今月の栽培相談株 高橋稔さん
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9月の下旬になってようやく朝晩過ごしやすくなりました。今年の夏は本当に暑かったですね。せめて次の冬は暖冬になってほしいものです。さて、例会日がお彼岸の3連休と重なったため、お墓参りのため欠席された方もいて、参加者は少なめでした。また、一年中で最も花の少ない時季とあって展示花も少なかったです。
13時35分いつものように西郷さんの司会で始まりました。小島会長挨拶で「今年は中秋の名月に当たる日が良く晴れていいお月見が出来たことでしょう。そろそろ秋に向けて暖房機の点検を始め、温室内での置き場を考えた株の整理も必要になって来そうです。」と話がありました。
事務連絡で、一日旅行、秋の蘭展日程、11月例会の変更点について話があり、直ぐに展示花の説明に入りました。岩田さんの出品されたドリティスは洋らんソイルに植替えてからとても元気になったとのこと。確かに葉っぱが立って生き生きしていました。地生蘭だけでなく着生欄にも適しているものがあるかもしれません。今後の検討課題としておもしろそうです。小島会長からはペンタガーデンという肥料をバンダに使ったら効果あったという話もありました。
人気投票・表彰・優秀株の解説など一連の行事のあと、休憩を挟んで15時40分から堀さん司会で栽培Q&Aのコーナーが始まりました。ここでは金子さんの質問「肥料の与え方」からいろいろ話が進展し、多くの意見が出て大変な盛り上がり様でした。思いのほか時間が掛かりました。次のコーナーは「私の最も好きな蘭」というお題で参加者の方々から話を伺いました。中村スエさんのテリミトラ、星さんのエランギス・ロードスティクタ、西郷さんのパフィオ・ロス、豊田さんのC. プミラ アルバ、小島会長のシンビ等、皆さん好きな蘭についての思いを熱く語ってくれました。もう少しいろんな方々に話を聴いてみたいとも思いましたが、時間の関係で17時前にお開きとなりました。                                    (小野)


展示株の説明 岩田さん
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展示株の説明 長縄さん
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展示株の説明 佐々木さん
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栽培Q&A
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8月下旬になってもうだるような暑さにうんざりの毎日でしたが、例会当日は朝から雨模様で暑さも一服。久しぶりに過ごしやすい一日となりました。例会が始まる前には一旦雨も止んだので展示株の持ち込みも楽でした。ただ、今夏の猛暑で咲いている花が少ないと見えて、展示株の数も今月は極端に少ないのが残念でした。
ほぼ定刻通りの13時30分過ぎに西郷さんの司会で始まりました。小島会長挨拶で「今年の夏は本当に暑かったが、何とか乗り切った感がある。夏バテは人も蘭も9月になって症状が表れるので気を引き締めたい。」と話がありました。また先日亡くなった藤圭子さんを引用して「どう咲きゃいいのさ、この私」ではなく、咲かせるのは皆さん次第、上手に蘭を咲かせてほしい。とのコメントもありました。
事務連絡で、秋の一日旅行、来年のドームらん展の予定が発表されました。展示株はとても少ないので早々に説明は終了しました。その中で豊田さんのサギ草栽培法の説明がとても参考になりそうだったので紹介します。用土はミズゴケよりも砂利植えの方が成績良い。有機肥料ではなく化学肥料の方がよい。球根はちょっと深めに球根の2~3倍くらいの深さに植える。常時水を切らさないように注意、とのことです。実際栽培されての経験談なので重みがあります。
いつものように人気投票・株市を経て、今月は栽培教室配布株の観察アドバイスがありました。持参された株を並べて今後の栽培をみんなで検討し合うものです。カトレア類で春から伸びた新芽が大きく成長している場合は、これからは肥料を控えるのがいいようです。このまま肥料をやり続けると次の新芽がまた伸びてしまい、中途半端な成長で冬を迎えてしまうからです。新芽の状況を確認しながら肥料遣りに注意しましょう。
続いて栽培Q&Aのコーナーに移りました。今月は角田さん、岩田さん、海東さんから質問があり、肥料遣り、植え方、などのアドバイスがありました。
16時から皆さんが楽しみにしていた中村静枝さん宅の栽培環境紹介です。温室は南北に長く3坪、冬は内張り・外張りの両方を実施、1日2回のミスト噴霧装置もあるという贅沢な作りです。場所的にも午前中の陽が良く当たりそうないい環境とお見受けしました。夏場は殆どのものを外に出して寒冷紗の下、物干竿やネットに吊るして栽培されていました。500株以上あるのでは?とのことなので冬は温室一杯の様子が窺えました。適宜質疑応答を挟む形で進行し、17時前に終了となりました。中村静枝さんご紹介ありがとうございました。                                 (小野)

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温室紹介の中村静枝さん
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教材配布株の展示
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今月は初めての試みとしてコラボカフェ秋津にて納涼例会を行いました。一昨年の夏は所沢ステーションビルの中華レストラン「獅子」で、昨年は「ななかまど」で、という風に毎年納涼会に関しては試行錯誤の状況でした。お酒が飲めて費用があまり掛からず、例会の行事もきちんとやりたいとなるとなかなかいい場所がありません。今回会場に使ったのは、今年の5月にオープンしたばかりのレンタル休憩室といった出で立ちの場所です。お酒や料理の持ち込みが出来て30人程度は入れそう、しかも秋津駅の目の前という好立地でしたので、一度使ってみようということになりました。
初めての場所でしたので余裕を見て理事会は通常より1時間早い10時半開始としましたが、料理などの事前手配が終わっていたおかげで会場準備も手際よく進み、12時には準備完了という状況でした。12時半を過ぎると続々と参加者が集まり始めました。秋津駅北口を出ると直ぐ看板が目に入るので迷うことはなかったようです。13時にはほぼ参加者が揃ったようでしたので13時5分という異例の早さで例会がスタートしました。
まず、小島会長から「暑さに負けず栽培に励んで頂きたい。また今日の半日ゆっくり納涼会を楽しんでください。」と挨拶がありました。事務連絡の後、料理テーブルの周りに集まり、恒例の豊田さんの乾杯発声により納涼会のスタートです。ワイワイと蘭談義に花を咲かせ、歓談が一段落した14時から、通常の例会スケジュールに従い、展示株の説明となりました。展示株は会場の狭さを考慮して一人2株までと制限をつけたため展示株はかなり少ない印象でした。展示スペースにまだ少し余裕がありましたので、一人3株としても良かったのではと感じました。
人気投票、展示株の解説とスムーズに進行し休憩の後、定例となった納涼会ジャンケン大会の始まり始まり。提供した人と参加者がじゃんけんをして勝った人が勝ち残っていくという方式を採用しました。会場は貸切ではなく隣の小スペースは一般の利用者さんもいたのですが、勝ち負けになると思わず大きな声が上がってしまいました。10ほどの提供株は20分ほどで嫁入り先が決まりました。少々時間もあったので蘭栽培のQ&Aを行い、早めの16時に閉会となりました。飲み足りない方々は思い思いに二次会に繰り出して行かれたことでしょう。                               (小野)

納涼例会、豊田さんの乾杯の音頭で始まり始まり
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展示株の説明
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展示株の解説
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じゃんけん大会
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ちょうど梅雨の合間に太陽が覗く久し振りにいい天気に恵まれました。例会日和と思いきや、溜まった洗濯物を片づけるのに追われたのか、出席者は少なめでした。6月はパープラータの展示が多い時季ですが今回は思ったほど多くはなく、多種多様な種類が出品されていました。原種が大半を占め交配種はちょっと物足りなさを感じました。
今月は中藤洋蘭園さん販売苗を運び込む等の作業もあり少々時間遅れでのスタートでした。欠席の西郷さんに代わり、助っ人佐々木さんが司会役と相成りました。小島会長より「先月同様出品花が少ないが、自宅で咲いた花を是非持ってきてほしい。人気投票は独断と偏見で自分の好きな花を選ぶもので、決して高価な花や立派な株を選ぶものではない。自分では大したことないと思っている株でも他の人から見ると案外高く評価されたりすることもある。また、ベテランの人からいろいろアドバイスをもらうこともできる。」という冒頭のお話がありました。
サンシャインらん展報告、来月の納涼会の場所案内と共に、即売会のルール連絡がありました。出品株が少なかったため展示株の説明も早々に終了し人気投票に移りました。投票を終えた人から即売会に参加できるというお約束の下、さっさと投票を済ませ即売会に参戦する人が多い中、じっくり展示株を評価する人もいて様々な投票風景でした。投票集計と即売会が一段落したところで、表彰と審査委員による優秀作品の品評がありました。今月は小島会長が出品されたDen. amboinensisが努力賞に選ばれました。午前中の半日しか咲かないという超短命のこの花をちょうど例会当日に咲かせたという努力?(幸運?)と、午後からの例会でも咲き続けるように午前中は暗い押し入れの中に入れていたという努力が評価されました。
休憩を挟んで、中藤さんによる「パフィオ・パービセパラム亜属の栽培法」と題した講演会が始まりました。パービセパラムとは「かわいい」という意味だそうです。確かにこの亜属にはミクランサム、アルメニアカム、デレナティーといったかわいい花が揃っています。講演内容を雑多にメモ書きしてみます。
パービセパラム亜属で一番大切なのは夏の管理。梅雨時は50%遮光で、梅雨が明けると、もう一枚50%遮光の日よけを掛けて暑さから守ってやる。水は2~3日に1回を目安にして雨の日は遣らない。時間は朝早くか夜に遣り、昼には遣らない。昼に遣ると根が茹だってしまう。肥料はモルコートを春に1回やればそれ以上必要ない。液肥を遣るなら2,000倍液で月に2回くらい。油かす・骨粉なら3または4月に一度やり、2~3か月毎に施す。西日に弱いので避けるようにする。2年に1回の植え替えが基本だが、ふらふらしたり、病気になったりした株は年数に関わらず植え替える。コンポストは全部落として根を傷つけないように大切に扱う。10月になったら50%遮光に戻す。液肥を遣るなら2000倍液を月2~3回。油かす骨粉なら10月に1回。冬は案外低温に強くあまり心配しなくてよい。1~2月が最も大きく咲く時期。花茎が半分くらいの長さまで伸びて来たら毎日水やりすることで花が大きく咲く。
などいろいろ細かいところまで教えていただけました。あと、ウィルス病診断法のお話や質疑応答があって終了しました。マリポエンセはパービセパラムの入門にピッタリという話もあり、講演後、挑戦してみようという方が苗をお買い求めになっていらっしゃいました。                              (小野)


講演中の中藤氏
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即売会風景
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5月下旬は安定した晴天が続き、例会当日も少し汗ばむくらいでしたが、穏やかに晴れ渡り、まずまずの例会日和に恵まれました。にも関わらず、参加者は少なめでちょっとさびしい5月度例会となりました。
定刻よりやや遅れて13時40分のスタートでした。小島会長挨拶では、「今日は参加者が少ないようだが、多くの花を見て目を肥やすという意味からも積極的に例会に参加して欲しい。また、咲いた花を自分で見ているだけではもったいないので是非例会に持ってきて皆さんに見てもらいましょう。」というお話がありました。
一日旅行の報告、蘭友会サンシャインらん展への協賛、秋の蘭展予定、7月例会納涼会などについて事務連絡があったのち、展示株の説明が始まりました。4~5月はデンドロが多く咲く季節ですが例会でもたくさん展示されていました。全体的にはさほど出品数は多くなかったので、説明したいことは十分言えたのではないでしょうか。
14:45より人気投票が始まりました。株市、人気投票集計、審査委員による優秀株の選定、過去の配布株観察・アドバイスがほぼ同時並行で進行し、時間短縮になりました。栽培相談では高橋稔さんからクール系のデンドロを持参頂きましたが、殆ど枯れている状態でしたので回復はほぼ不可能ということで、新たに購入した時のアドバイスがありました。
休憩兼準備のため少し時間をおいて、16:10から今年の東京ドームらん展の振り返りです。まず、ディスプレイ部門を審査した角田さんからお話がありました。審査は1組12名のチームで行われ、自分のブースは評価できないようになっているそうです。従来は自然をイメージするような展示が主流を占めていましたが、最近はモダンで目を引く斬新なものの評価が高くなる傾向にあるとのことでした。我が所沢洋蘭会も今までにない好成績を収めることが出来たのも洗練されたデザインの良さが評価されてのことと思います。
個別審査を担当された堀さんからは日本大賞が選ばれる審査プロセスの説明がありました。41のカテゴリーでブルーリボン(第1位)に選ばれたものが一堂に集められ、その中から審査委員が各自5点を選ぶ投票により上位13点の部門賞が決まります。その中の最上位が日本大賞になるとのことです。
今年日本大賞に選ばれたフラグミペディウム・コバチーですが、お立ち台に上ると下から覗き込むような角度からの鑑賞になり、本来の素晴らしさが伝わらなかったのでは、とのことです。間近で見たコバチーは審査委員が「ワー」と声を上げるくらい本当に素晴らしく、1輪だけだが大賞間違いなしと感じたそうです。
他にスライドを使ってお立ち台に上がった優秀花の解説をしていただき、ちょうど時間となりました。     (小野)


宮原氏の展示花解説
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東京ドームらん展ディスプレイ審査の説明をする角田理事
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東京ドームらん展入賞花の解説をする堀理事
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4月は強風が吹いてみたり、寒さが戻ったりで「うららか」とか「穏やか」といった言葉がとても当てはまらない春を迎えることになりました。気候の急変だけは避けてほしいものです。例会は5月を目前に控えた28日でしたので、さすがに陽ざしも暖かくやっと春らしさを感じられました。
13時30分、司会の西郷さんから開会の声が掛かりましたが、もろもろの準備に手間取り13時40分スタートとなりました。4月は年に一度の総会の月です。小島会長に司会をバトンタッチして総会が始まりました。まず平成24年度事業の報告と平成25年度事業計画の説明があり、拍手をもって承認されました。平成24年度会計報告の後、豊田さんと金子さんにより適正な管理がなされている旨の会計監査報告がありました。引き続いて平成25年度の予算案について説明され、会計結果並びに予算案が拍手をもって承認されました。役員については、今年は非改選の年に当たり、変更ない旨の報告があり総会が終了しました。
続いて4月度例会に移行しました。小島会長の挨拶では小手指ギャラリーのらん展協力に対する感謝と労いの言葉がありました。また、来場者の数を心配していたものの、まずまずの来場者にほっとしたとの弁もありました。事務連絡では、今月の行事で講演をお願いしているマルタ小泉商事さんと、新入会員の古間さんの紹介がありました。古間さんは小手指ギャラリーの管理人をされていて、今回のらん展がきっかけでご入会されました。古間さん、今後ともよろしくお願い致します。1日旅行、西武ドームバラ展、来月行事予定など連絡がありこの時点で14時30分を過ぎていました。
今月は総会で時間が掛かってしまったので、展示株の説明は一人1株のみということになりました。おかげで展示株の説明は10分ほどで終了し遅れを取り戻すことが出来ました。ただ、もう少し話したいという方もおいでのようにお見受けしましたが・・。
人気投票・表彰・展示花解説の後、栽培Q&Aコーナーでは礒田さんのMexipedium xerophyticumと海東さんのDen. kingianumの相談がありました。
休憩を挟んで、16時よりマルタ小泉商事さんによる肥料に関する講演会が始まりました。一般的な肥料・養分のお話から始まり、商品の話に移りました。マルタ小泉商事さんは動物性有機肥料を得意としています。お話のポイントは、動物性有機肥料は植物性有機肥料や無機肥料に比べ植物の生育がいいということだと理解しました。トップドレッシングを使って枯れそうな黒松が生き返ったとか、東京ドームのらん展で大賞を獲得した方の多くがトップドレッシングを使っているとかという話が興味深かったですね。時間までに10分ほど余裕がありましたので講演会の後も即売が行われ、多くの会員さんがお買い求めになっていました。かくゆう私も購入した人の一人です。
即売も一段落したところでちょうどいい時間となり閉会となりました。          (小野)

マルタ小泉商事さんによる肥料に関する講演会
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この冬はとても寒かったのですが、3月になって急に気温が上がり、東京では2002年と並んで過去最早の3/16に桜の開花宣言が出されるなど、例年になく暖かい3月となりました。例会当日には所沢でも桜の見頃を迎えました。寒暖の差が激しい気候が最近定着しつつあるようです。
最近理事の欠席者が多くさびしい限りですが、今月も西郷さんに代わり佐々木さんの司会で13:40から始まりました。会長からは一大イベントである東京ドームらん展の愛好家ディスプレイ審査部門で過去最高順位の優良賞(第3位)を獲得した旨の報告と、会員の方々への感謝と労いの言葉がありました。また、このディスプレイ展示設営に当たり大変なご苦労と多大な貢献をされた角田さんに蘭会より感謝の気持ちを込めて金一封が贈られました。
続いて新入会員としてふじみ野市にお住いの海東(かいとう)さんご夫妻の紹介がありました。当蘭会のブログをご覧になり入会を決意されたそうです。まだ初心者なのでこれから勉強していきたいそうです。海東さん、どうぞよろしくお願い致します。
今度の春のらん展は初めての会場小手指市民ギャラリーで行われるため勝手が分からないことも多いので時間を掛けて説明がありました。他にドーム打ち上げ・祝勝会と銘打った懇親会と春の1日旅行の案内がありました。
今月は100株に届くほどたくさんの展示株が集まり、説明にかなりの時間を要しました。人気投票、株市、表彰、優秀花紹介までで16時、ドームらん展と今年度行事の振り返りを終えたのが16時半でした。
時間が押して来ましたので手早く準備して、吉川さん宅の栽培環境紹介が始まりました。事前に吉川さん宅にお邪魔して様子を写真に収めていましたのでそれをスクリーンに映しながら吉川さんから説明を頂きました。ご自宅南側のお庭に2坪の温室が建っています。床は土でアジアンタムが茂るほど保湿は良好です。空気循環のため小型の扇風機が4台、上下の温度差をなくすための撹拌扇が1台設置されています。南側の上棚にはカトレア類、下棚にはバルボ類が置かれています。上部には6本の棒を渡しそこに鉢を吊り下げるようになっています。温室内に蛇口も設置されていて、北側の低い棚の上で植え替えもできるようになっています。保温効果を上げるため冬の間は外張りをされています。温室の過剰な温度上昇を防止するため上部に換気扇が設置されていて一定温度以上になるとスイッチが入り上部の空気を外に逃がし、温室の下部に外気が入るような構造になっています。水遣りは大きなバケツに水を溜めそこに一株ずつ浸けるそうです。手間は掛かりますがこの方法は特に単茎性の蘭には最適な方法と思います。吉川さんがバンダ類の栽培がお上手な訳はこの水遣りと湿度の高さと推察いたしました。短い時間ではありましたが、手際よく説明いただき、概略を掴むことが出来ました。栽培上手な吉川さんの栽培状況を見せていただき、出席者の方々は何か栽培のヒントが得られたに違いありません。吉川さん、本当にありがとうございました。
                                                     (小野)


吉川さん宅の栽培環境紹介
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株市でのクジ引き
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昨年の1月も寒い日が続きましたが、今年はさらにそれを上回る寒さのようです。例会当日も強烈な寒波に見舞われ、朝の最低気温がー5℃だのー6℃だのという数字が例会参加者の会話の中に飛び交いました。インフルエンザも流行していますのでくれぐれも健康にはご注意ください。
理事の方でも体調を崩す方が続出。欠席の西郷さんに代わり佐々木さんの司会で例会がスタートしました。小島会長からは「これからの時期、行事が立て続けに予定されているので、張り切って今年も楽しくやりましょう。」と年頭のご挨拶がありました。続いて、サンシャイン蘭展報告、東京ドーム進捗、来年の行事アイデア募集について事務連絡がありました。今春の見学会は山梨方面へ日帰り旅行を予定している旨の連絡もありました。そのあと急な話ではありましたが、梶岡さんから奥様が体調不良ということで退会のご挨拶がありました。立派な株を毎回出品されている梶岡さんだけにとても残念です。奥様の体調が良くなられたら是非戻ってきてください!!
いつもの展示株説明の中で吉岡さんは、咲かない株に対し「今度咲かないと捨ててやる。」とラベルに書いてスパルタ栽培しているという話で会場が笑いに包まれました。言葉とは裏腹に吉岡さんの株はとてもしっかりした作りで愛情いっぱい注がれているようにお見受けします。また退会挨拶された梶岡さんですが、最後の例会でも大株C.ロディゲシーで人気投票と審査委員推奨(努力賞)の両賞をしっかり持ち帰っていきました。
引き続き栽培相談のコーナーでは林さんよりDen. pulchellumが咲かないという相談が寄せられ「日によく当てる。鉢一杯になっているので植え替えをする。」という2点アドバイスがありました。吉岡さんよりネズミ対策の質問もありましたが、特効薬的な解決案は出ませんでした。会員の皆さんの中でいい対策がありましたらお知らせください。
最後にメイン行事として「蘭栽培のマナー」と題したコーナーが始まりました。小島会長より蘭にまつわる諺・名言・格言・マナーという資料が配布されそれに則り説明がありました。最後に支柱の立て方、花の見せ方などについての講習も行われ、17時前に例会を終了することができました。
                                                           (小野)
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