カテゴリ:例会入賞花・展示花( 60 )

【人気投票】
1.原種の部
第1位 Phalaenopsis tetraspis            佐々木 光次郎   10票
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第2位 Phalaenopsis tetraspis            星野 和代      7票
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期せずして同品種が1位、2位に輝きましが、こういう事も回を重ねると起こりうるんですね。ということは、どちらも 甲乙付け難いくらいに良く咲いており、選択は花数、大きさ、花の良し悪し、株の出来具合により、選択者が決定していると言う事のようです。ラベルから判断する限りでは、同じ台湾業者から購入していますので、兄弟株である可能性が大と言えますが、花から推察するにメリクロンではなく、実生された株と思われます。それ程花の様子が違っており、写真で確認して欲しいのですが、まず言っておきたいのは、テトラスピスの基本花はエンジの模様が入るのか入らないのか?ということです。私見ですが、基本種は真っ白でもベタなエンジ模様が花びらに入るでもなく、細いエンジっぽい横縞が2,3本白い花びらに入るだけでした。これらどうしを交配していると、横縞が5,6本と増えてゆき、さらにそれらどうしを交配すると、ある日ベタなエンジ模様を花びらの一部に、あるいは2枚の花びら全体に入る花が現われ、それらに`C-1'とか`WR'とか個体名を付けて珍重したのです。さらにそれらどうしの交配を重ねると、全くエンジの入らないアルバや5枚の花びら全体がエンジに彩られる花が出現することになったと考えられます。そういう意味で、横縞風の模様が入っている佐々木さんの花は、先祖返りをしているのだろうと思われます。それにしても、お二人とも温室無しで栽培しての成果ですから、温室持ちの筆者は驚きと嫉妬が絶えません。① 3花茎 8輪 NS4x4.7cm ② 2花茎 4輪 NS4.5x5.2cm

第3位 Angraecum ramosum var. typicum   豊田  弘       6票
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第3位 Bulbophylum annandalei          堀  清次       6票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Mini Purple `K&T Sumire'    星  隆        12票
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先月のセルレアタイプのミニパープルに続いて、やはり今月もミニパープルは健在でした。受賞株のほかにも‘シオノ’という当会ではお馴染みのセルレアタイプのミニパープルも出品されていました。‘スミレ’と付けられたいかにも可憐そうな、また、すみれの花のベルベット状の柔らかさを連想させる個体名は、亡き高山さんのお孫さんに因んで命名されたそうです。現在お孫さんが何歳くらいなのかは知りえませんが、まさかこんなところで自分の事が僅かなりとも語られているなんて、想像もしていないでしょうね。そう思うと先に出た‘シオノ’も必ず塩野さんのことを連想しますし、`K&T' とくれば高山さんご夫妻のことを必ず思いますね。個体名っていろいろな広がりを担っているのだなーと今更ながら実感するのでした。ティポタイプの可憐な‘スミレ’はご婦人票を獲得して、星さん連続一等賞です。1花茎 3輪 NS9x9.9cm


第2位 Cattlianthe Porcia `Cannizaro'      堀  清次      9票
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秋の開花株としていたってポピューラーなこの種ですが、出品株はなかなか時期が合わず、毎年コンスタントに咲いてくれるも、栽培し始めて20年程経過し、今回初めて皆さんの前に披露出来たと思います。育ち盛りのリードバルブは非常にデリケートでシースが展開途中で折ってしまった事も3,4度を数えます。また花茎も咲き初めは大変折れやすく、これからと言うときにポッキンして落ち込んだことも数回ありました。片親ボーリンギアの影響で15輪程の中輪花をボール状に咲かせ、2~3花茎が一斉開花すると大変賑やかで、ゴージャスです。大株にして楽しみたい一品です。Cattlianthe Portia は品種名も花も似ていますが、ラビアータとボーリンギアを交配した一代雑種で、本種Porciaはボーリンギアのほかにワーセウィッチ、ドーウィアナ、ロディゲシィが内在しており、交配の妙の極致を感じます。太陽光線に反射し花びらの中でダイヤモンドダストがきらめいて舞っています。2花茎24輪 NS9.5x9.2cm


第3位 Laelianthe Wrigleyi              若尾 暢子      6票
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3.フレグランスの部
フレグランス賞 Cattleya Mini Purple `K&T Sumire'      星  隆
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【各賞】
該当なし
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【人気投票】
1.原種の部
第1位 Zelenkoa onusta              星  隆       9票
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ゼレンコア’の響きにもだいぶ慣れてきましたね。ゼレンコアときたらオナスタと一対にして覚えましょう。鉢に水ゴケで植え込むと、大抵の場合枯らしてしまう気難しい一品なのですが、コルクにくっつけ、しばらくビニタイで結わいておくと、あ~らこれが摩訶不思議、うそのように元気に育つのです。この場合もけっして根をミズゴケでくるんだりしないでね。騙されたと思って一度お試しあれ。これであなたも明日からプロの仲間入り間違いなしでしょう。夏場の育ちざかりには水を欲しがりますので、充分与えてください。日光浴も大好きですが、日焼けには気を付けてね。新根がコルクに着生して安定したら、ビニタイをはずしましょう。そうこうするうちに花芽が伸び始めて喜びもひとしおですが、ここで水不足にすると花芽がしけてがっかり。そこからでも管理をしっかりすると、ときたま枯れたと思った花茎の節目から新たに花芽が伸び始めたりする幸運があるのであきらめないでね。後日蘭展にて市長賞をゲットし二冠達成。おみごと!!4花茎 52輪 14蕾 NS1.1x1.5cm


第2位 Cattleya perrinii fma. semi-alba      豊田 弘      7票
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秋咲きカトレアの定番はラビアータとペリニーです。ペリニーにもラベンダーのティポやアルバにセルレア、そしてセミアルバとバリエーションがひと揃いあり、一株ずつでも手元にあればコレクションとして最高です。独特の花容ゆえ、交配を繰り返してもラビアータのように整形花を思うように作り出すことが出来ず、また開花期間が短いという決定的な欠点と相まって交配親として使用されることもなくなりました。とはいえ、その魅力が失われることは微塵もなく、グライダーを彷彿させるシルエットに酔いしれるファンが多いことも事実です。豊田さんもその一人で、かく言う筆者も同様なのは余計なことでした。他のバリエーションに比べ、セミアルバは今までこれという個体がなく、見るからに径のないこじんまりした花が多いなか、出品株はNS14x14.6cm とセミアルバとしてはまずまずの大きさも充分とは言えません。今後の改良、作出が待たれるところです。
2花茎 3輪

第3位 Coelogyne rochussenii             小島 朝男    4票

第3位 Mormodes badia `Fire Dance'          吉見 英夫    4票
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2.交配種の部
第1位 Doritaenopsis Hatsuyuki `Nagoriyuki'     佐々木 光次郎   7票
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Doritis pulcherrima × Phalaenopsis Baby Hat という交配で本来ならドリテノプシス ハツユキとなるはずですが、このところの属名変更にて、ドリティスもファレノプシスに変更になりましたので、属名表記はファレノプシスになっています。品種名ハツユキといい、個体名ナゴリユキといい素敵な命名で、白っぽくはかなげだなあーとイメージが膨らみ、みかけはそのとおりなのですが大変丈夫で、タフな一品なのです。半年にも渡り花を咲かせ続け、複数花茎を立て、そのうえ枝打ちしてたくさんの花を付けてしな垂れる姿が、ご婦人の心をしっかりつかんではなさないミディ胡蝶蘭の優等生です。いつもながら、温室無しで胡蝶蘭をここまで開花させるのですから、並々ならぬ世話をやいている様子が目に浮かび、ほほえましくもあり、感服もするのです。 2花茎 31輪  9つぼみ NS4.8x4.8cm

第2位 Cattleya Mini Purple coerulea ‘Blue Chateau’     金子 實   6票
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何度も何度もこの入賞花の項に登場するので、ミニパープがワルケラナとプミラの交配から作り出されたことはもう誰もが知っています。何度も入賞するということは、それだけ入賞に値するだけの良花が出展されているということでもあり、また多くの人がミニパープルに魅せられて、投票しているということでもあります。それほど当たり交配であり、誰にも慕われている売れっ子アイドルみたいなものでしょう。出品株はなかなかの良花で、円形にちかい整形花です。また、個体名が‘ブルーシャトー’とは粋人の命名で秀逸です。‘森トンカツ、泉ニンニク、囲まれテンプラ‘の戯れ歌で知れ渡る、1968年の第10回レコード大賞 受賞曲 なのです。ジャッキー吉川とブルーコメッツというグループサウンズが歌い演奏していた頃、世の中は高度経済成長により好景気の風が吹いていたのでした。齢60歳以上の方には懐かしい青春時代の思い出であり、彼らはアイドルだったのです。金子さんは、すっかりミニパープル系の栽培を手の内に入れて、ますます蘭栽培に熱が入ります。株分け期待。 1花茎 1輪 NS14.8x14.5cm

第3位 Cattleya Prism Pallete `Chrismas Candy'     若尾 暢子   5票

【各賞】
フレグランス賞 Oncidium Sharry Baby            吉川 好江
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その他の賞 該当なし

【展示花】
Epi. capricornu                           小野敬一
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Epi. pariculatum × veroscriptum             小野敬一
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V. roeblingiana                           小野敬一
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【人気投票】
1.原種の部
第1位 Brassavola nodosa               小島 朝男   10票
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中南米を原産地としているブラサボラの基本種で、最も流通量が多いことも蘭栽培をしている人なら異言のないところです。この属からはディグビアナとグラウカがリンコレリア属に分離され、2種だけの属になりました。このところの属改編で、ブラサボラ属も廃止になったようなイメージがありますが、棒葉タイプのノドサやコーダタ、垂れ葉タイプのククラータやペリニーは今もブラサボラ属のまま存在しています。ノドサと言うと‘Mas Major’AM/AOS(マス メジャー)と‘Susan Fuchs’FCC/AOS(スーザン フークス)の大輪花印象が鮮烈すぎて、自然種の小花タイプは忘れられがちなのは残念です。大輪花タイプの葉、バルブ部は20cm程と小型なのに比して、自然種は倍はあろうかというくらいに大型すぎるところに少し違和感を感じますが、そういうものと納得します。薄緑の花びらと白いハート型のリップが涼しげで、真夏に咲いて欲しい気がするのは私だけでしょうか? 6花茎36輪 NS 12×8.5cm


第2位 Epidendrum rondoniense           小島 朝男    8票
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このたたずまい、どこかで見た感じがします。もっと大柄で、花茎も5本くらい立ち上がり、ピンクの小花が咲いている上部のあたりは、春霞が漂う雰囲気、遥か上方を見上げた覚えからすると、2011年東京ドーム世界蘭展のお立ち台にてお目にかかった君ではありませんか? 真偽の程はわかりません。ネットで調べるも、それらしい映像はありましたが、遠くすぎて、コメント無しで断定には至りません。頼みのエンサイクロペディアでは、ブラジル南東部の産、高温を好み、樹上の光線のよく当たるところに付着する、くらいの情報のみ。大きくなるようなので、小型温室では管理が難しく、当会では豊田さんか小島会長のお二人くらいしか栽培出来そうに無い感じですが、余裕があれば是非コレクションしたい一品であります。一輪一輪ではそれほどピンクっぽくもないのですが、300輪以上が一堂に会するとにわかにピンクの雰囲気が席巻します。 2花茎 枝打ち 312輪 NS2x2cm


第3位 Habenaria erichmichelii          小野 敬一    6票


2.交配種の部
第1位 Vandachostylis Roll on Red         小島 朝男   10票  a0265160_21563331.jpg
今月は小島会長月ですね。原種、交配種の上位4種 のうち、3種が入賞ですから、恐れ入りました、としか言いようがありません。この種はワインレッドの綺麗なバンダ系 で、バンダコスティリスというあまり聞き慣れない属です。Vandachostylis Crownfox Red Gem × Vanda Peggy Fooという交配で、バンダとアスコセントラムとリンコス ティリスの三属間人工交配種となります。使用されたバンダはセルレアやミレリィ、アスコセントラムはカービフォリウムですが、現在アスコセントラムはバンダに移行されましたので、正式には二属間交配となります。そしてリンコスティリスはギガンティア、遡ればバンダにはもっと他の種も使用されたでしょう。特徴的な赤色はミレリィとアスコセントラム(バンダ)のカービフォリウムの血であるのは明白ですが、バンダの青いセルレアが潜んでいるのが交配の妙と言えるのでしょう。 2花茎 30輪 NS5x5cm


第2位 Rhyncholaeliocattleya Marcella Koss      金子 寛    7票
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秋咲き優良交配種の代表選手といえる本種は、C. Bob Betts × Rlc. Languedoc で両親とも交配には不可欠な存在です。ボブ ベッツは言わずと知れた白花でパステルピンク花の重要な親、一方 ランゲドックは巨大輪を咲かすラベンダー花で‘シンガポール ウエルカム’という個体名が付いて回ります。ランゲドックは南フランスのワインの産地で‘シンガポールへようこそ!’とアンバランスな取り合わせになります。フランス人が東南アジアに来たと連想すると、その昔一世を風靡した映画[エマニエル夫人]を連想してしまったりするのです。もっとも物語はバンコックのお話なのですが、、、。出品花マッセラコスには‘ピンクマーベル’の個体名が付いて回り、優しいパステルピンクがそのまま賞賛されています。芳香はモッシイェから、リップの大きく広がるフリンジはリンコレリアのディグビアナが貢献しています。1輪はちと淋しい、来年は2輪で見せください。1花茎 1輪 NS15x15cm                           (堀)


第3位 Dendrobium Dream Glass       星野  和子   5票


【各賞】
フレグランス賞
Phalaenopsis Luedde-violacea × violacea    角田 馨
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努力賞
Epidendrum rondoniense             小島 朝男
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【展示花】
Bulbophillum arfakianum                堀 清次
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Dendrochilum longifolium               堀 清次a0265160_22283376.jpg

Epi. schweinfurthianum                 星野 和代
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Gongora atropurpurea                 豊田 弘
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Milt. moreliana Three Lips              豊田 弘
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Robiquetia cerina                    豊田 弘
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【人気投票】
1.原種の部
第1位 Miltonia spectabilis var. moreliana ‘Aoki’  小野 敬一   18票
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ミルトニアというと夏の暑さにすこぶる弱い、と言うのが通り相場なのですが、変種モレリアナと呼ばれるこの君は、千年に一度と言われるほどのこの暑さにもめげることなく、かくもみめ麗しくおん姿を現し給いけるとは、いと嬉しかりけり。贈答用に使われる赤やピンクの華やかなミルトニアはブラジルやベネズエラの標高1300~2200m程の高地に自生するベキシラリアという種をもとに交配を重ねて出来上がった種ですので、暑がるのも納得というものです。一方、500m付近に産するスペクタビリスは、水と愛情を注ぐことにより、暑さに負けずこんなに美しく咲いてくれる剛健種です。ミズゴケ植えを鉢から抜いたまま、ヘゴ板にリードを寄せて活着させ、小野さんらしく綺麗に仕上がっています。綺麗に仕上げるって、才能です。2花茎2花 NS9x12cm リップ幅6.8cm
*なお、変種モレリアナは最近スペクタビリスから独立し、Milt. morelianaとなりましたので、以降そのように標記することとします。

第2位 Aeranthes ramosa                 星野 和子   6票
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蘭を語るとき、その花のあり方の多様性をひとつの魅力として捉えるのは、正しい方向だと思います。その魅力的なひとつの花のあり方が、この花にあると言っても大げさではありません。ひとくくりにするとマダカスカルを代表産地とするアングレカムの仲間、ということになるのですが、アフリカの一部も含めて約45種もの奇妙な花があるというから驚きです。属名はギリシア語のaer(空気の, 空中の)と anthos(花)の合成からなり、その気生習性がわかります。また、種名ramosaは、「分枝の」という意味で、その花梗が非常によく分枝する特性を持つことを示しています。花梗は細く、針金のように約100cmも下方に伸び、その先端に6~8花を順次開花させます。良くできると200cmも花梗を伸ばすそうです。花は緑白色で、下から覗くと半透明の緑色ガラスを思わせ、ステンドガラスの趣(おもむき)です。天日干しされた緑のイカのようで、垂らした緑色のベロ(リップ)と薄緑の距は、海中から拾い上げた緑のアメフラシのようでもあります。もっとも、海中からアメフラシを拾い上げたことはありませんが。1花茎 3輪 NS5.5x6cm

第3位 Macroclinium manabium             堀  清次   5票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Mini Purple                小島 朝男  13票
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いわずと知れたワルケリアナとプミラの交配種で、蘭栽培を趣味にする人なら必ず一鉢は棚奥のどこかにでも、「あります!!」というくらいの、剛健、普及種ですね。本来の開花期は冬~初夏にかけてなのですが、個体により二季咲きだったり、四季咲きだったり、まちまちのようです。新芽の成長と共に花芽が上がってきますので、貧弱なバルブにも意外と立派な花を咲かせていたりするものです。バルブの充実は花後になりますので、しっかり管理して太らせましょう。さまざまな親を使用して、さまざまな個体名を持つ優秀花が作出されていますので、タイプの異なる株を蒐集するのも楽しそうです。出品株は栽培教室提供株との由、「全く記憶にございません」が、長年に渡り愛培されてきたのはさすがです。この暑さですので、さすがに本来の花ではないのが、リップや花びらの色乗りにあらわれているのが残 念です。 1花茎 2輪  NS10x10.5cm

第2位 Darwinara Charm‘Blue Moon’          豊田 弘   12票
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属名ダーウィンアラと呼びます。あえて最初にことわりを入れたのは、自分がそれらしき属があるのは認識するも、はっきりと解らず、ダーウィ・・ 何とかと曖昧にしてきたことから、この際はっきりと決別するためであります。加えて、Yonezawaara(ヨネザワアラと読みます)という属名があるのも皆さん認識しているでしょうが、この二属、はっきり区別できますか?かく言う自分も答える術がありません。
Yonezawaara = (Neofinetia(風蘭)×Rhynchostylis) × Vanda
Darwinara = (Ascocentrum ×Rhynchostylis × Vanda) × Neofinetia(風蘭)
となり、ヨネザワアラが三属間、ダーウィンアラが四属間人工交配種となることがバッチリ勉強になりました。もっと言うと、フウランとリンコスティリスにバンダの交配がヨネザワアラで、ダーウィンアラはアスコセントラムの血を引いた三属にフウランを交配して完成しています。ちなみに使用されたアスコセントラムはAscocentrum curvifoliumです。ダーウィンアラ チャームの個体名には‘ブルームーン’のほかに‘ブルースター’があります。巷では、ヨネザワアラのブルースターとダーウィンアラのチャーム‘ブルースター’がごっちゃになって流通しています。とてもよく似ていますが、濃色がダーウィンアラで、空色っぽいのがヨネザワアラです。両種とも芳香種でフラグランス部門の常連、きつい香りがダーウィンアラです。ああ、ややこしい、、、。1花茎 8輪 つぼみ6 NS8.5x6cm
*なお、このところの属名改編により、ネオフィネチャ(フウラン)もアスコセントラムもバンダ属へ移行になり、上記二属は消滅したようです。実質、バンダとリンコスティリスの二属間交配種となり、Vandachostylis Charm とVandachostylis Blue Star になりました。 以降そのように標記することとします。ここではこれまでの曖昧さを明瞭にするため、これまでのまま標記しました。         (堀)

第3位 Paphiopedilum sukhakulii × philippinense  若尾 暢子 10票

【各賞】
フレグランス賞 Phal. bellina             高橋 稔
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その他の賞 該当なし

【展示花】
Cattleya crispa fma. carnea ‘Equilab’      堀 清次
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Den. perthenium                     豊田 弘
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Habenaria radiata [サギ草]             角田 馨
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Vanda falcata ‘翠華殿’                  豊田 弘
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Phal. javanica                        堀 清次
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【人気投票入賞花】

第1位 Dendrobium lamyaiae                豊田 弘    7票
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自生地はタイ・ミャンマー・ラオスに分布。株の大きさの割には花が大輪で、目を引くオレンジ赤色(朱赤色)の花が2花茎 5花が咲いています。NS.2.8×3.9㎝。 リップの模様がとても魅力的です。株から想像すると栽培は気難しい感がありますが、夏は暑がることはないとのことです。読み方はラムヤイアエ? 花はデンドロビウム・ユニカムに似ていますが、本種の方がはるかに株が小さいようです。花全体は、デンドロビウム・ディカッソニーと同じような気がします? 1996年登録、比較的新しい原種のようです。

第2位 Listrostachys pertusa (シノニム Angorchis pertusa) 堀 清次   6票
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自生地は西アフリカのカメールーン・コンゴ・ガーナの標高500メートルの常葉樹の森林に自生。花はNS. 0.5×1.0㎝ですが 2花茎約110 花を30㎝に伸びた花茎にほとんど隙間なくびっしりと並んで咲いています。ポイントは花の中央に入った緑色の目玉模様。白いドレスを纏った人形のようにも見えます。株元からワキ芽が見えていました。(会員より「ワキ芽育ったらよろしく」と声が掛けられていたようです)
(宮本)

第3位 Cattleya walkeriana ‘Stone God’              星  隆    5票
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【各賞】

フレグランス賞 該当なし

希少種賞 listerostachis pertusa             堀 清次
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【展示花】

Aeranthes grandiflora                    礒田 忠彦
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Brassolaeliocattleya Keowee 'Mendenhall' AM・AQ-AOS 小島 朝男
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Cattleya walkeriana ‘Stone God’ AM-JOGA      星  隆
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Dendrobium Hibiki                        小野 敬一
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Oncidium flexuosum fma. album             星野 和代
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Phal. tetraspis                           堀 清次
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【人気投票】
1.原種の部
第1位 Den. lindleyi                    星  隆    9票
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インド、中国南部からタイにかけて広く自生。星さんも所有されていたのですね!私的には、初めて目にします。NS4.0x3.8cm、15花茎 約200輪 居並ぶ人気投票株の中から見事な一等賞です。本種は開花期間が短いのにぴったりタイミングで例会に出品には、ご苦労があったと推察します。先月の人気投票でも1位とリンドレイは、3月頃の早咲きと6月頃の遅咲きがあるようです。一説には、自生地が広範囲に渡ることや花芽の分化の時期が日照時間との関係でずれるという説もあります。遅れて開花する方が大きい花が咲くことが多いようだと紹介がありました。栽培方法は、自生地は、乾季と雨季がはっきりしています。冬は、霜には絶対にあてないこと。水遣りはせず、春から秋口までは、水遣りを欠かさずにやる。これがポイントではないでしょうか?

第2位 Paph. rothschildianum             小野 敬一   7票
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パフィオの王様ロスチャイルディアナムと言われている由縁は言わずと知れた誰が見ても一目みた時に豪華な雄姿でしょう!自生地はボルネオ・フィリッピン・ニューギニアの標高500~1500mに分布し、高温・多湿な環境で育っています。NS21.8cm×9.9㎝の大輪花が、1花茎4輪咲いていました。2年前の人気投票入賞時は1花茎3輪(NS.24cm×11㎝)と記されていました。本種の特徴としては、他のパフィオと比較して、日光を好むこと、成長が遅く苗から開花まで時間がかかることなどが揚げられます。知られている逸話として、1887年ごろに発見されたものの、その後長らく自生地が不明のままになっていて、幻の蘭と言われていた。 そんな貴重なロスチャイルディアナムがボルネオで再発見されたのが今から26年前の1987年のことのようです。

第3位 Paph.delenatii album             豊田 弘     5票
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2.交配種の部
第1位 Paph. Magic Lantern             小野 敬一    15票
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今月の中藤蘭園さんのお話の題材にぴったりのバービセパルム亜属のプライマリーハイブリッド(一代交配種)の代表種と言えるでしょう!中国のパフィオ原種は気難しい品種が多くなかなか開花に辿りつかないと耳にしますが、本種は、聞くところによると花上がりも良いようです。3花茎 1輪(つぼみ2) NS8.8x8.8cmピンク色の丸型の片親のミクランサム似の整形花が咲いていました。片親ミクランサムの自生地は中国南部(雲南)から北ベトナムの高山です。栽培は「特に夏場温度をできるだけ下げる工夫として遮光を強くする、西日に当てない、水やりは夜か早朝に遣る」など栽培の勘所のようです。

第2位 Den. Rosycluster                星野 和代   12票
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木姿はファメリー似、花はブロンカルディに似て両者の長所をうまくミックスしているように感じます。NS4.0×3.2㎝濃ピンク色2花茎54輪が咲いていました。片親のブロンカルディの原生地の気候は、秋から初冬にかけての雨量が多く、このへんのポイントが開花のカギになるかもしれません。

第3位 Dtps. Hatsuyuki ‘なごりゆき’         小島 朝男    7票
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【各賞】
フレグランス賞 Den. floviflorum             角田 馨
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努力賞 Den. amboinense                 小島 朝男
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【展示花】
Crypto. cjibus saguineus                  豊田 弘
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Ctna. Capri ‘Lea’                        吉川 好江
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Den. sanderae var. major                小島 朝男
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Ency. mariae                          星  隆
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Epigenium cymbidiodes                  中村 静枝
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Neofinetia falcata ‘緑翠’                 豊田 弘
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Onc. hamsonarum                      吉川 好江
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【人気投票】
1.原種の部
第1位 Dendrobium parishii fma. coerulea        豊田 弘   10票
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普通種はインドから中国南部の標高500~1700m付近まで生息範囲を広げる丈夫なデンドロビュームの原種のひとつ です。バルブは直径1cm程の棒状で、良く出来ると50cmまでの長さに成長するそうですが、よく目にするのはバルブが20cmほど横に伸ばし7~8花を咲かせている姿で、花はアノスマム(スーパーバム)をふたまわり程小型にしたような赤紫色の美しい花です。出品花は最近流行りのセルレアタイプで、1花を見ると、はかなげな麗夫人を彷彿させるのですが、3バルブに48花も並べられると、はかなさもどこかへ吹き飛んで賑やかにさえ見えてきます。バルブの1本は40cm程もあり3花を付ける節も見られ、大変良く出来ていると言えるでしょう。4本の新芽が出ていますので来年はもっと賑やかになる事請け合いです。 NS 5x3.5cm

第1位 Dendrobium lindleyi 'Florida Sunshine'      小野 敬一   10票
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先月のアフィラムに続き、小野さん秘蔵のデンドロビュームの登場です。リンドレイには3月頃の早咲きと5月頃の遅咲きがあり、遅れて開花する方が大きい花が咲くことが多いようだと紹介がありました。が‘フロリダ サンシャイン’は特別に優れて大きい株自体の特性のような気がします。やはりこの種は大株に育て上げ、花茎を何本も垂らし、豪華に咲かせてこそ、その魅力が倍増するのだと確信します。小株のこの株が2茎で咲いていても、あまり目を引くとは思えません。たしかに花が大型だったとしてもです。リンドレイは放って置いても大株に育て易く、バックバルブも数年残りますので、小型株をお持ちの方は将来を期待して、大株に育て上げ豪華に咲かせましょう。花期が1週間程度と短いのが玉に瑕ですが、、、。真夏以外は太陽に充分当て、成長期の水遣り、秋口の水切り、寒さにバッチリあて、霜には絶対当てない管理をしましょう。6花茎 127輪 つぼみ10個 NS 4x4cm

第3位 Cattleya lueddemanniana 'Stanley'        小島 朝男   6票
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2.交配種の部
第1位 Bulbophyllum Hsinying Grand-arfa        堀 清次   13票
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最初にこの種を見たのは、6~7年前の中藤洋蘭園での蘭遊会で、でした。販売に来ていた蘭屋さんに1輪咲きであったのですが、高価でとても手が出せませんでした。時が経って4,5年前の東京ドームにて台湾あたりの業者さんのブースにその写真付きの苗がたくさん売っており、値段も手頃でしたので即購入し、自分の温室に連れ帰りました。3,4年前から冬場1月ころに花芽が上がってくるのですが、大きく成長する過程で蕾の先端から茶変し枯れてしまう状態の連続でした。その道の先輩に伺うと、暖房による湿度不足とのことでしたが、冬季の事ゆえ暖房を止める訳にもいかず、致し方無く開花をあきらめていました。昨年あたりから、遅めに上がった花芽が春めいて暖房を止める頃に成長し始め開花するようになり、今日を迎えております。当初はアルファキアナムの sp(レッド)xsp(グリーン) のシブリングと思われていましたが、その後そのどちらかがグランディフローラムであったことが判明し、正式に登録されました。原種アルファキアナムはこんなに大型ではないので、奇異には思っていましたが、マニアとしてはお粗末の顛末という訳です。大きさはグランディフローラムから、網目とドーサルがかぶって咲くのはアルファキアナムからの遺伝のようです。自分にはとっても魅力的に見えるのですが、ご婦人方の間には微妙な空気が流れました。8花茎4輪 蕾4 NS6x8.8cm

第2位 Disa Sid Cywes Marlene               豊田  弘   6票
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打って変わってこちらはご婦人の方たちに大変好印象のようです。毎回人気投票上位ですね。花は勿論ですが、豊田さんのディサ作りへの情熱に対しての評価なのですから、文句のつけようもありません。基本種ユニフローラの血がオレンジ色をひきたてて、えもいわれぬグラディーションがグッとくるのでしょう。ディサ作りは水の管理が大変難しく、性質もさることながら、水温と循環の維持が不可欠ですので、それなりの設備が必須となりますが、こうして毎年出品されるのは、並大抵の努力ではないと察せられます。しかも4品、5品の同時出品ですから、すっかり手の内に入っておられるのが解ります。ご高齢(失礼)の豊田さんの心意気には素直に敬意を表します。後継者を切に望んでおられますので、どなたか立候補してはいかがでしょう。NS7x6.5cmと少し小さく感じましたが、後日拝見しましたら、それなりのサイズになっていましたので、開花しながら成長していったのが解ります。 1花茎 2輪              (堀)

第3位 Encyclia cordigera x Encyclia randii      角田 馨    5票 

【各賞】
フレグランス賞 Cattleya walkeriana              星  隆
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努力賞 Dendrobium tortile ‘Rosea’           星野  和代

栽培技術賞  Bulbophyllum Hsinying Grand-alfa    堀 清次
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【展示花】
Cattleya Canhamiana coerulea ‘Lucky Strike’     金子 寛
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Oncostele Ouaisne 'Regrus'                   小野 敬一
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Oncidium crispum                          星野 和代
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Rhynchostylis retusa                        吉川 好江
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Cattlianthe Dixie Jewels ‘Suzuki’               豊田 弘
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原種の部
第1位 Coelogyne flaccida                      高久 秀雄   5票
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約100種もの原種がインド、ヒマラヤから熱帯アジアへと広く分布しており、低地から1000m以上の高地でも生育できる丈夫な種が多く、夏の高温にも強いときているので、洋蘭栽培を始めた頃には定番の一品でした。高久さんはそんな昔に入手した本品をじっくり手塩にかけて育て上げてきたと推察します。木枠に綺麗に植え込まれて、かなりの年季が入っており、ぐるっとひと回り花茎をまんべんなく垂れ下げての姿は、この種の理想的な鑑賞の形であります。栽培は容易の部類なので普通に。芳香もセロジネの魅力のひとつです。21花茎 134輪 NS5x4cm


第1位 Dendrobium aphyllum ‘Peach Cascade’        小野 敬一   5票
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熟年の私達にはアフィラムというよりピエラルディーと言ったほうがしっくりくるのですが、最近はアフィラムと呼ぶのが流行のようです。当会ではたくさんの方が栽培している種であり、じょうずに咲かせて見せてくれますが、バルブの中ほどに5~6花しか咲いていないことが多いようです。出品株が優れているのは、バルブの節間のほぼ全てに開花していることです。そのようなバルブが6本もあるのですから、それはもう賑やかにピンクのシャワーにもなろうと言うものです。その様子がそのまま個体名‘ピンクの小滝’になっている由縁なのです。バルブが重ならないように株もとに横線を渡してバルブを一本一本いわき、株に広がりが出て個体名をより際立たせるための演出がなされています。栽培は、ノビル系デンドロ同様寒さに当てる必要があるのと、魔法の薬をちょいと、、、。 NS4.5x3cm 105輪


第 3位 Chiloschista sp                     堀  清次   4票
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交配種の部
第1位 Lycaste Geyser Gold                    角田  馨   12票
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丸型整形のリカステが日本大賞の栄誉に輝くと、4倍体を使用してより大きく、より丸くを使命として育種が進み、信じられない位の大輪整形リカステが誕生しています。そんな世の中の趨勢に逆らうように、オールドスタイルのリカステにも沢山のファンが存在しているのも事実です。ゲイザーゴルドはそんなオールドスタイルの代表選手と言っても過言ではありません。けっして幅広とは言えない3弁の花びら、実際には花びらではなく顎なのですが、花びらはリップと柱頭を守るように前傾して付き、申し訳なさそうです。5弁の淡いあずき色と黄色いリップの対比がいいですね。夏の暑さ対策が成否の鍵で、成長期に乾くと成長をストップしますので、多めの肥料と水分補給に努めてください。NS11.5x11.5cm の花が5輪付くと豪華ですが、10輪は付くと思いますのでがんばってください。


第2位 Dendrobium Medusa                    星野 和代  7票
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初めて見るデンドロですので、ネットで検索するもいっこうにヒットしませんでした。ニューギニアから沢山入ってきているいわゆるケーンタイプ同士?の交配種のようですが、ケーンタイプといえば、少なからず高温種と推察しますが、星野さん温室持って無いじゃん。温室あってもうまく出来ないので初めから敬遠していますが、温室無いのに上手に咲かせていますよねえ。本当に恐れ入ります。花はアンテナータムを黒くしたような奴で、黒につやがありアウトローな感じ、嫌いじゃありませんが如何せん、解らないのでしばらく距離を置こうっと。4花茎 枝打ち 69輪 つぼみ31 NS4.5x3cm                                   (堀)


第3位 Cattleya Irene Finney                   吉岡 彰一   5票


各賞
フレグランス賞   エビネ交配                     角田  馨
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展示花
GC株開花
Cattleya lueddemanniana                     宮原十九美
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Dendrobium Yukikomachi × Omokage            星野 和代
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Cattleya Earl 'Imperialis'                       豊田 弘
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Cattleya lawrenceana                         星  隆
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Dendrobium Proud Appeal                      角田  馨
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竹葉セッコク                                  中村 静枝
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Lpt. bicolor                                 吉川 好江
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Megaclinium purpureorhachis                   小島 朝男
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Paphiopedilum chamberlainianum                礒田 忠彦
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Cattleya Vermilion Cherub                      豊田 弘
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原種の部
第1位 Dendrobium lindley                  小野敬一     13票
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インド、タイ、中国南部とわりと広範囲に自生しているらしく、高温にも低温にも耐えてくれる丈夫なデンドロの代表選手です。またその美しさ、見事さにおいても数あるデンドロの5指に入ると言っても過言ではないでしょう。本領を発揮するには、出品株のようにそれなりの大きさが必要になり、花茎を7~10本出し、153輪ものいっせい開花が必須です。その為の年間管理を小野さんは次のように語ります。「夏場日光には充分当てるが、直射は葉焼けするので30~40%の遮光をする。水分は充分与える。肥料は普通に成長期に与える。秋にも充分日光を当てる。11月いっぱい外で管理し寒さにあてて花芽分化を促すが、12月以降は寒さに当て過ぎてはいけない。外で絶対に霜に当てない。温室に取り込んだら、水を切ってさらに花芽分化を促す。」の管理で大株作りに挑戦しよう! NS4.3x4cm


第2位 Cattleya jongheana                   星野 和代   9票
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当会にはジョンゲアナの優秀花‘スター’という個体名の星理事秘蔵株があることはよく知られているところです。春の洋蘭展には必ずどなたかが出品し、何度も市長賞を射止めている最強のミディカトレアであることは周知の事実ですね。その「スターの兄弟株だから、買っておきな」と奥田蘭園さんに言われて買ったのが大当たり!!蘭屋さんに勧められたら、素直になるべき?? 奥田さんみたいな蘭屋さんならね。納得、納得。と言う訳で、NS14x13cm の迫力花が栽培上手の星野さんのもとで花開くこととなりました。さぞかし立派なバルブと思いきや、意外とひんじゃく~。もう2~3年作り込んで、おおきなバルブから開花させたら、どんなに立派な花が咲くのでしょう? 若干、薄色が唯一の不満です。


第3位 Thelymitra nuda                     中村 スエ    7票


交配種の部
第1位 Lycaste Abou First Spring 'Will'           豊田 弘    7票
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ショールヘブンを筆頭にする原種スキンネリーを使用した数々の美しい交配種はやはり、夏の暑さがつらいのか、私の温室では年々バルブが小さくなり、やがて消失してしまうようです。出品株はショールヘブンを片親にしていますが、比較的暑さに強い赤花を片親にしていますのでその分丈夫になっているでしょう。近年のリカステはより丸く、丸く、3倍体、4倍体を使用してより大きく、大きくの方向にあり、その方向性を牽引するアボウオーキッドさんの交配であることが「安房の早春」という種名に現われています。また個体名‘Will’はこれからのリカステの進むべき「未来」への強い「意志」を表わした交配者の心意気が感じとれるのです。まだ開き始めでその魅力を充分に発揮していないようですので、満作の状態で複数輪開花を是非見たいものです。2花茎1つぼみ NS11x9cm


第1位 Guaricyclia Kyoguchi 'Happy Field'       星  隆      7票
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聞きなれない 属名がむつかしいですね。グアリサイクリアと読むらしいですが、全然イメージが湧かないです。やっぱり「キョウグチ」はエピカトレアでしょう?などと言ってもしょうがない悪態をつくのは、昨今の属名変化に付いていけない筆者のあせりが内包されているからなのであります。属名より、Guarianthe aurantiaca × Encyclia aromatica ですが、オーランティアカは黄色花が使用されたのでしょう。そこへアロマティカのミルクが混ざり合い、微妙な色合いです。リップの赤ストライプもミルクに包まれ、全体として春霞の乳白色モードは季節柄。個体名‘ハッピー フィールド’より「くろやなぎ農園」選抜株であることが解ります。芳香はエンシクリア アロマティカに由来します。2花茎 98輪 NS不測定


第3位 Ryncholaeriocattleya Meditation × Dona Kimura  豊田 弘   6票


各賞
フレグランス賞 Coelogyne Shinjuku               鈴木貞子
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良個体賞 Cattleya jongheana                   星野 和代
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努力賞 Telymitra nuda                       中村スエ
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努力賞 Paphiopedilum emersonii               堀 清次
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努力賞 Dendrobium lindley                    小野敬一
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展示花
Dendrobium Aussie's Chip                       星野 和代
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Restrepia guttulata                            小野 敬一
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Epc. Rene Marques Tyler                        小島 朝男
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Cattleya harpophylla fma. kautskyi               小島 朝男
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人気投票
原種の部
第1位 Cattleya loddigesii punctata 'Marisa'         梶岡 輝夫  13票
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ロディゲシーは、インターメディアの次によく知られ栽培されている二枚葉カトレア原種です。ブラジル東南部に自生しています。ロディゲシーと言って、特に印象深い銘花は、1991年第1回世界らん展で日本大賞を受賞した株‘ヨランダナカゾネ’です。世界らん展において、現在までのところ、カトレア原種で唯一、日本大賞を受賞しています。本花は、NS10.0×10.0㎝ 7花茎 9花(ツボミ2)濃いピンク色のセパルとペタルに暗赤色の細かい点が無数に入り、リップのクリーム色が、この花を目立たすアクセントとなっています。puncataとは、「細点のある、小点のある」という意味です。
梶岡さんから、この花を入手した当時の苦労話が紹介されました。ほしい花を苦労して入手すると何年たっても記憶に残るものですね!それから、残念なことに梶岡さんから個人的な事情で退会する挨拶がありました。栽培に対して研究熱心で年々栽培の腕を上げたことも然ることながら、展示花を良く見せるアイデアも豊富で、最近は人気投票入賞の常連さんでした。6年間と短い期間でしたが、記憶に残る方でした。この先見事に咲いた花があったら気軽にビジターとしてお持ちください。


第2位 Bulbophyllum lindleyanum ‘Seijikun’          堀 清次    10票
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バルボ属はラン科最大の属で1000種以上あり、本州中部以南から熱帯地方にまで広く分布。属名はギリシア語のbolos(球)とphyllon(葉)からの造語から由来しています。
以前は、小さく地味という花のイメージで、一部のマニアの中でしか栽培に関する情報がなく、栽培方法は、試行錯誤のようでした。最近では、多くの種類が紹介され以前と比べバルボに関する情報も多くなり、バリエーションの豊富さに加え、美花も多くみられこともあって、そのお陰で以前は男性の趣味家だけが栽培するようでしたが、近年、女性の趣味家も栽培するようになりました。立派な大株作りです。リンディヤナムはゼブラカラー(シマウマ模様)の小さい花が連なって咲いています。花をよく見ると毛が生えたようなところなど,バルボの特徴が出ています。NS1.8×1.0㎝ 10花茎 約120花(ツボミ50)
因みに、バルボフィルム属の種類の中で円形状に数輪の花を咲かせるものをシルホペタラム属(Cirrhopetalum)と言って区別をしています。属名は、cirrhus(巻きひげ) petalon(花弁)の合成語から由来しています。


第3位 Cattleya walkeriana fma. coerulea ‘Choju’      星  隆     4票


交配種の部
第1位 Rhyncholaeliocattleya Pastoral 'Innocence'       吉岡 彰一  12票
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言わずと知れた白花超有名銘花です。5花茎 8花 NS15.2×16.5cm白色の整形花が一方向に行儀よく凛と咲いていました。個体名‘イノセンス’の意は、「純潔 清浄 天真爛漫」とありますが、この花を見て皆さんはどの言葉をイメージされますか? 本種は強健種で花付きも良く、大株にも向いていることで知られています。しかし、実際栽培してみるとなかなかどうしてうまくいきません。本花は見事な大株作りです。それに加え花の養生や株の誘引を拝見すると、吉岡さんの「人に見ていただく」という長年愛培してきたベテランの気概を感じました。見習うべきこと・ところは、見習いたいものです!


第2位 Lc. Amoena 'Blue Magic' (L. anceps ×C. pumila)   小島 朝男   11票
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この時期に「涼しげな」という表現は相応しくありませんが、冬の表現としては「爽やかなセルレア色の良花が咲いています。」が適当のようです。咲く時期は、夏から冬の間と長い期間、不定期に咲くと記憶しています。リップの濃い紫ブルー色は、親のアンセプスからなのか?プミラからなのか?どちらの親の血が影響しているのでしょうか?創造の域です。リップの濃い紫ブルー色とセパルのセルレア色のコントラストが目を引いています。3花茎 4花(ツボミ2) NS13.1×12.8cm。小島会長から栽培のポイントとして、「アモエナはとても花茎が柔らかいため、開花期に花が倒れないように、花茎を強くするよう、リン酸の肥料を与えている」と話がありました。皆さん参考にしましょう!


第3位 Rhyncholaeliocattleya George King ‘Southern Cross’  梶岡 輝夫 4票



各賞
フレグランス賞 Z. mackey 'Lee' × self               小島朝男
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努力賞 Cattleya loddigesii punctata 'Marisa'         梶岡 輝夫
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展示花
Cattleya walkeriana (flamea 'A.G' × aquinii 'Nishimino')      佐藤 俊男
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Cattleya trianei conclor 'Moca'                     堀 清次
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Cattleya walkeriana albescens 'Takikawa #5'         堀 清次
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Phal. Legend of Bluebird                       佐々木光一郎
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