カテゴリ:例会入賞花・展示花( 61 )

<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Cattleya maxima          堀 清次     11票
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3花茎 8輪 NS11.0×13.0cm Cattleya maximaは、エクアドル南部とペルー北部に自生しており、標高1300m辺りの山に自生するもの(アップランドタイプ)と、海岸近くに自生しているもの(ローランドタイプ)とに大別されます。山に自生しているものは、株の丈が低く、輪数は少なめですが濃色です。海岸近くに自生しているものは、丈が高く、輪数の多い、薄いピンクの花が咲きます。Maximaの名前は、丈が高いことから、最も偉大なカトレア(Greatest Cattleya)より命名されたようです。本入賞花は、山に自生しているタイプのものです。リップが、ピンク地に濃い筋状のパターンが形成され、周囲にフリルを有し、特に美しい。3花茎に8輪も咲き、見事です。

第2位 Cattleya labiata fma. semi-alba      小島 朝男    7票
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1花茎 4輪 NS11.0×15.5cm Cattleya labiataは、西洋に最初に導入された、代表的なCattleyaです。イギリスの園芸の奨励家 William Cattleyにより、1818年11月、大輪のラベンダー色の蘭が咲き、蘭の収集熱がスタートしました。 labiataは、ブラジル北東部に自生しており、バラエティに富んでいます。柴紅色、ピンク、アルバ、セミアルバ、セルレア、コンカラー、ルブラ、その他など。本入賞花は、過去の栽培教室での株で、ブラジルで交配されたもの(ブラジルの「 Iwashita 」さんによる交配?)と聞いています。セミアルバタイプで、リップは、喉もとが黄色で、それに接し柴紅色を配した2色で彩られています。全体としてバランスよく、品のある美しい原種と言えます。

第3位 Cattleya dorosa alba         礒田 忠彦    6票

2.交配種の部
第1位 Rhyncattleanthe Lois McNeil ‘Ace’    豊田 弘    10票
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3花茎 9輪 NS9.0×10.0cm 本入賞花は、古い交配種で、B.digbyana、L.tenebrosa、 C.bowringiana、C.labiataなどが先祖のようです。これらの花と、つながりが感じられるでしょうか。ペタルがオーバーラップしており、ブルー系では、中型の整形花と言えます。ブルー系のカトレアは、あまり花型が良くないものが多いですが、本交配種は、古い割に、形が良いようです。本入賞花は、お伺いしますと、良く咲かせると、見ごたえがあり、あまり咲かないとのことです。しかし、3花茎に、9輪も咲いており、見事です。株数も立派で栽培がよく行き届いて、その成果が現れていると思います。

第1位 Cattleya Dinard 'Blue Heaven'    佐藤 俊男   10票
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1花茎 2輪 NS14.0×15.5cm 本入賞花は、上記の入賞花と同票で、1位となります。Cattleya Dinard は、セルレア系個体のある原種 C. warneriの血を引いており、C. Saint GothardとC. Dinahとの交配種です。'Blue Heaven'は、AOSで入賞(AM)しています。このカトレアも古い交配種ですが、ブルー系統の代表的な大輪の整形花で、同じブルー系統の上記Rhyncattleanthe Lois McNeilに比べ、大輪です。本入賞花は、咲いたばかりとのことですが、良い色で、花型もオーバーラップ状に近く、よく見られる'Blue Heaven'よりも、整形です。リップがベルベット状で、しかも濃いブルーです。この花も良く栽培された成果と言えるでしょう。

第3位 Miltassia Olmec               小島 朝男   8票

3.香りの部
フレグランス賞  Cattleya labiata fma. semi-alba     小島 朝男
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フレグランス賞 Cattleya waikeriana fma. coerulea ‘Edward’    豊田 弘
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<<各賞>>
該当なし


<<展示花>>
Bulbophyllum laxiflorum majus       星野 和代
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Bulbophyllum fascinator corazon    堀 清次
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Cattleya labiata rubra ‘Dark Star'      堀 清次
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Laeria Amoena ’Blue Magic’       豊田 弘
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Coelogyne ovalis               中村
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Cattlianthe Porcia 'Cannizaro'     堀 清次
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<<人気投票>>

1.原種の部
第1位  Inobulbon munificum(=Dendrobium munificum)   豊田 弘    13票
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ニューカレドニア原産の一属一種。樹木に着生して自生しているようです。バルブを包む皮の繊維だけが残って毛玉になっているところから、通称「毛玉デンドロ」因るところです。1花茎 45輪(ツボミ15) NS3.0×4.1cm黒いリップが特徴的な花を多数下垂させて開花していました。会員の間の蘭談義では、栽培が結構難しいということでした。この際ですので、ニューカレドニア島を調べてみたところ、太古の昔、オーストラリア大陸の一部が分かれて出来たようです。大きさは、四国ぐらい、気候は、亜熱帯気候に属し穏やかな四季があり本島の中心部を1000メートル級の山脈が走っていることから、島の東と西では気象条件が違い、東側では雨が多く西側では乾燥した地域です。このようなキーワードに栽培のポイントがありそうですね!

第1位 Bulbophyllum lobbii giant type      小野 敬一      13票
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スマトラ、ボルネオ、ジャワ、インドネシア、マレーシア、フィリピンの低地林および低山林の標高200~2000mに自生。NS8.2×11㎝ 1花茎 1輪、ジャイアントタイプの記述にふさわしい大輪が咲いていました。ゴールデン色に赤い筋模様が入り、目を引いていました。バルボの多くは、水を好むと一般的に言われていますので、コルク付けでの栽培は、大変だと察します。今後大株になると存在感がさらに増すことでしょうね!銘花として“キャシーゴールド”があります。

第3位 Erasanthe henrici           豊田 弘        11票
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2.交配種の部
第1位 Vanda Twinkle (= Ascofinetia Twinkle )    鈴木 貞子    9票
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アスコセントラム × フウランの属間交配は、以前アスコフィネティア属でしたが、新しい分類では、両属ともバンダ属に統合されたようです。交配の目的として、片親のフウランのあのよい香りが引き継がれることを想定したのではと思いたくなるのですが、この花からの目立った香りは感じることができず、ちょっと残念な思いもあります。NS2.3×2.0cmオレンジ色の花が11花茎223輪咲いていました。プラ鉢植えに変えてみたら生育がよくなったとコメントがありました。見事な大株作りです。

第2位 Habenaria Jiaho Yellow Bird (rhodocheila X medusa)   星野 和代  7票
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すーと!伸びた約20cmの花茎に薄ピンク色可愛らしい花が10輪(ツボミ10)咲いていました(NS3.0x2.7cm)。両親の特徴が花色、花形など随所みられるようです。片方のrhodocheilaは、マレー半島から中国南部に自生。オレンジ色が基本で色の抜けた黄色もあるという感じです。もう一方のmedusaは、タイからカンボジアに自生。白色の花に赤いリップが入る多花性が特徴です。ハベナリア属は、熱帯・亜熱帯のアジア地域から、日本をはじめとする温帯、さらには南北アメリカや南アフリカまで広く分布する地生ランです。白、赤、オレンジ、ピンク、黄色と色とりどりで綺麗な花を咲かせます。栽培のポイントは、春の芽出し前に球根を植え替えてその後、春から夏に肥料を与え球根を大きく育て、秋の開花後は、地上部が枯れてからは、温室に入れたまま、水やりを殆どしないで乾燥状態を保つ。しかし、案外これが難しく冬の間に球根が消えてなくなる時があります。栽培のポイントを掴むと毎年確実に咲いてくれます。

第3位 Cattleya Batemaniana ‘Shonan’        小野 敬一    5票

3.フレグランス賞
Phalaenopsis Ludde-violacea               若尾 暢子
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各賞(審査員推奨株)
栽培技術賞 Erasanthe henrici              豊田 弘
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栽培技術賞 Inobulbum munificum           豊田 弘
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取り急ぎ入賞花の写真アップします。

<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Phragmipedium besseae           豊田 弘    15票a0265160_24525.jpg
1花茎 1輪 NS8.5×6.5cm Phragmipedium besseaeは、アンデス山脈の東側の斜面に自生しています。花弁や萼片がオレンジ色で、リップは筋状にオレンジ色の線模様を有しています。比較的近年に発見された花で、それまではオレンジ色の花はなく、交配に多用されて、今ではPhragmipediumにオレンジ色を交えた多彩な花が作出、開花しています。その自生地から比較的クールオーキッドとみられています。本besseaeは比較的濃色で、花弁も大きいようです。良花の仲間に入るといえます。優良個体の交配苗でしょう。3年8ヶ月ほど前に入手し、普通の環境で栽培していたそうですが、なかなか開花に至らなかったそうです。そこで半年前からクールオーキッドとしての栽培環境にしたところ、生育が目覚めてよくなり、今回の開花に繋げられたとのことです。besseaeはクールオーキッドとして栽培管理をすることが大事、ということでしょう。株が大きいので冷蔵装置の場所を取り、つらいですが。

第2位 Rhynchostylis coelestis            堀 清次    11票a0265160_26498.jpg
2花茎 53輪 NS2.5×1.5cm Rhynchostylis属は、熱帯アジア地方に広く分布しています。種としては、ギカンティア、レツーサ、セレスティスなどが代表的で、紫紅色、白色、それらの点花、オレンジ色、青色などの色彩があります。熱帯原産なので、寒さと乾燥に弱く、年間を通して高温多湿の環境で栽培すると、元気に生育し、比較的栽培が容易です。しかしセレスティスは特に弱く、通常のこのような管理では、初めは良好でもだんだん葉っぱが落ちてき、ついに枯れてしまいます。最近分かってきたことは、水遣りに工夫が必要であるらしいことです。因みに入賞した本Rhynchostylis coelestisは、朝晩水を満たしたバケツに1時間位、漬けるそうです。株は1年前に購入したそうですが、見事に房咲状に開花しています。特にこの花はリップが濃い青色をしており、またペタルの先端も濃い青色でグラデーション状に着色しています。清涼感あふれる良花です。ただ、花茎の中ほどの花が散っていることが少し残念です。これは次回に期待します。

第3位 Miltonia moreliana ‘Aoki’           長縄 和子   5票a0265160_2104843.jpg



2.交配種の部
第1位 Angraecum Longiscott    小島 朝男   12票a0265160_272437.jpg
2花茎 7輪 NS5.0×7.0cm Angraecum Longiscottは、マダガスカル島などに自生するsuperbumと、コモロス島(マダガスカル島の北部近くの小島)に自生するscottianumとの、原種同士の一代交配種です。個体名‘Lea’の株がAOSで入賞(AM)しています。花持ちが良く1か月位は咲くようで、Angraecumとしては比較的栽培は容易なようです。お伺いしますと、入賞した本Longiscottは、株が10cm位の長さで、4、5枚の葉を有するときに入手し、朝晩水遣りをしているそうです。昨年から開花し、今回で2回目とのことです。また本Longiscottは、花が重くて左右に花茎が離れてしまうので、花茎を寄せて見栄えよくしてみたそうです。清楚な花が7輪もまとまって咲き、見事です。

第2位 Cattlianthe Chocolate Drop 'Kodama'      山田 栄    10票a0265160_283061.jpg
1花茎 9輪 NS5.0×6.5cm Chocolate Dropは、guttata(ブラジルの海岸近くに自生)とaurantiaca(メキシコなどの中部アメリカに自生)の交配種で、この蘭も原種同士の一代交配種です。また、個体名‘Kodama’の花はAOSで入賞(AM)しています。交配種ですが、原種の特徴が出ている花で、ペタルやセパルの幅が小さく暗赤色で、表面が蝋のような光沢があります。クラスター状に、たくさんの花を咲かせ楽しめます。本入賞株はこのような特徴を発揮しています。お伺いしますと、蘭業者に勧められ、購入したそうです。毎年咲いている、とのことで‘Kodama’の特徴も良く出ており、栽培が上手といえると思います。また、当蘭会に入会してから、色々な蘭の栽培が良くできるようになりました、とのことです。

第3位 Disa Aurat Kew 'Kathy Pure'    豊田 弘  7票
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第3位 Dendrobium Roongkamol Vejvarut       星野  和代     7票
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3.フレグランス賞
Cattleya Mini Purple coerulea             星  隆
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<<各賞(審査員推奨)>>
良花賞 Phragmipedium besseae           豊田 弘a0265160_24525.jpg


努力賞 Miltonia moreliana ‘Aoki’          長縄 和子a0265160_2104843.jpg



<<展示花>>
Miltonia moreliana ‘Aoki’                星  隆
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<<<人気投票>>>
第1位 Vandachostylis Blue Star        星野 和代   13票
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この類が出てくると、いつもこんがらかってしまいます。ヨネザワラとダーウィナラと呼ばれていた属の例のやつです。ざっくり言ってしまうと、ヨネザワラは3属間交配で、ダーウィナラは4属間交配です。バンダ、ネオフィネティア、リンコスティルスの3属がヨネザワラ、それにアスコセントラムが加わってダーウィナラとなります。もちろん交配の順序は異なりますが、こう記すと解りやすいですね。そして、属の再編によりフウランのネオフィネティアがバンダへ移行され、ヨネザワラ属は消滅し、バンダとリンコスティルス属の2属間交配種、バンダコスティルス属のブルースターとなったのです。一方のダーウィナラは3属交配でバスコスティルスとなったと理解しています。一般的にはブルースターの紫色は薄めと言われますが、どうしてなかなかの濃色良花です。加えて特筆すべきは下葉がまったく落ちることなく、生き生きと双生させ、みごとな株姿を維持していることに敬意を表します。 1花茎 9輪 NS4.5x4cm

第2位 Cattleya Batemaniana    豊田 弘     12票
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私がこの会に入会した約25年程前、その頃このミニの交配種バテマニアナの全盛期だったような気がします。‘グッドホープ’‘プリズムパレット’などの個体名を持った優秀花が一世を風靡していました。前者は白とラベンダーのスプラッシュが微妙なグラデーションをなして美しく、後者はプリズムに恥じない黄色で彩られた多色のスプラッシュ花だったと記憶しています。そしてお馴染みの‘ショーナン’ときて、こちらは相模洋蘭園の選抜個体であると解るわけです。いずれも片親のC. intermedia aquiniiの配合具合によってそれぞれのスプラッシュ花の器量が決定付けられるのですから、出来不出来は神の御技と思うほかありません。首が弱く、下向きに咲くことが多いのですが、まっすぐ前向きにデスプレイしてくれましたので、花の美しさが確かめられました。片親のコクシネアはソフロニティスからカトレア属へ移行しましたので、標記はCattleyaとなります。それにしても、この繊細なミディ種を約30年も綿々と栽培し続けるのは並大抵のことではありません。2花茎3輪 つぼみ3 NS5x6cm

第3位 Podangis dactyloceras    堀  清次    9票
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エランギスに類縁なるも、1属1種の特異な且つ愛すべき小型 アンゴロイドです。1属1種ということは、他に類なるものが見当たらないということの証ですから、小型種といえど手元に置いて、咲いた花をじっくりと愛でたい種であることは言うまでもありません。透明感のある白一色花が、距を伴ってグリーンのコラムをおおうように正 面を向いて咲いた姿は実に愛らしいものです。西アフリカ、ザイールあたりを原産地としますが、長年株を健全に栽培するのは、なかなかの難敵と承知すべきです。1年目あたりは順調に育っていると油断してると、下葉が黄変して順番にはらはらと落ちて劣化してしまい、いつしか御昇天。ただし芽吹きは良く、1芽で入手しても2~3年で3~4芽に増殖し、それら子株にも花芽を付けて、賑やかに咲いてくれるのです。繰り返しますが、株が健全であればです。水好きであること、劣化したミズゴケを嫌うこと、定期的な消毒を欠かさないことが健全の条件と思います。10花茎 111輪 NS0.9x0.9cm

第3位 Paphiopedilum niveum    堀 清次    9票

<<<各賞>>>
努力賞  Nageliella purpurea     中村 スエ

<<<展示花>>>
Cattleya harrisoniana          小島 朝男
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<<<人気投票>>>
1.原種の部
第1位 Seidenfadenia (Aerides) mitrata          堀 清次     11票
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タイ・ミャンマーに自生。一属一種となり、以前は、エリデス属となっていたようです
が、最近は、セイデンファデニア属という属名の通りがいいようです。(因みに筆者は、
エリデス属の方が馴染みますが!)10 花茎 約200 輪(ツボミ60) NS2.2x2.0cm 紅紫色
と薄ピンク色が混ざり合った小花が、突き出した花茎に行儀よく連なって咲いていました。
香ってみましたがあまり香りはないようでした。栽培のポイントは水を切らさない、風通
しを良くすることです。

第2位 Cattleya purpurata fma. flamea ‘Kassel 212’  宮本 勝     8票
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1花茎 2輪 NS18.3x15.3.3cmフラメアタイプの濃赤紫色の花が咲いていました。特にリップの極濃赤紫色と展開よく開いた大輪が個体名をつけた由縁でしょう!記録をたどると小野さんから譲り受け11年が過ぎました、今回たまたま例会時期とぴったり開花期が合い、会員皆さんの目に留まり、人気投票をゲット!「感謝、感謝」です。満作にはあと1年か2年先、満作になると、20cm近くの度迫力の大輪の花になると予想されます。

第3位 Prosthechea mariae     宮本 勝     5票
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第3位 Rhyncholaelia digbyana             長縄 和子     5票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Canhamiana‘Lucky Strike’       金子 寛      12票
     (C. mossiae × C. purpurata)
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初夏咲きのブルー系の原種同士の定番のカトレア交配種です。片親のパープラタ・ワークハゼリーとよく似た原種らしい雰囲気を持った清楚な花です。3花茎5輪 NS12.8x10.9cmセルレア色のリップの彩りがブルーの美花を一層引き立たせていました。交配親から想像すると何処に片親のモッシェの特徴が出ているのか、頭をかしげてしまいますね? 2002年に国際園芸にて苗で求め最近は毎年開花しているそうです。展示花を拝見すると一方向に向かって行儀よく並んで開花していました。金子さんご苦労の跡が伺えます!

第2位 Dendrobium Super Lady   中村 スエ     8票
   (Snow Show × Yukimatsuri) 1993年登録
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16花茎35輪 NS7.3x7.3cm白クリーム色にリップ喉元が赤紫色の目玉の入った(セミアルバ系?)花が咲いていました。デンドロのノビル系というと、寒さに強く育てるのは簡単と思われますが、プロが作るようにバルブにびっしりと花を付けることがなかなかどうしてうまくいきません。まだまだ小さい株ですけれど、しっかり花を咲かせるところは、ベテランの腕を感じますね!

第3位 Bulbophyllum Hsinying Grand-arfa ‘Seijikun’   堀 清次    7票
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3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya lueddemanniana ‘Stanley’     小島 朝男
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<<<各賞>>>
良個体賞 Prosthechea mariae          宮本 勝
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<<<展示花>>>
Cynorkis gibbosa                     角田 馨
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<<<人気投票>>>
1.原種の部
第1位 Dendrobium parishii fma. coerulea      豊田 弘 12票
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5バルブ 250輪 NS4.0×2.5cm Den. parishiiは、中国のハイナン島、アッサム、からタイなどの山の標高250~1700mの地に自生しています。一般には、花弁や萼片がピンクで、リップは白色にその喉が濃いピンクと茶色で彩られています。本株はこれに対しcoeruleaで、花弁や萼片が白色に近く、涼しげな花です。バブルを見ると、前年よりも長く伸び、花つきも良好です。見事に、5バルブに250輪も開花しています。お話をお伺いすると、単鉢植えを木枠に変更し、水をよく与えたらこのように良好な生育が得られたそうです。普通Den. parishiiは、縦に伸びるのですが、木枠にしたら横に伸びてきた、とのことです。Den. parishiiをお持ちの方は、トライしてみたらいかがでしょうか。

第2位 Cattleya nobilor (‘Perfection’ × ‘Summer Land’) 佐藤 俊男 7票
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1花茎 4輪 NS9.5×10.0cm C. nobiloorは、カトレアの原種としては代表的なもので、よく愛好家では栽培されています。しかし、そのことが容易に良好な生育が得られることを意味しているわけではありません。とくに水遣りが難しく、温室の環境によって自分でよい方法を見出す必要があります。本株は、株がバックバルブから徐々に大きくなり、その後毎年安定して大株となっています。筋の模様が鮮やかに彩られていますので個体としても優良な花であると思います。花弁が良くオーバラップし、いわゆる「天使の滴」が出来ています。

第3位 Dendrobium thyrsiflorum          高久 秀雄      6票
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3位 Epi. falcatum                星 隆     6票

2.交配種の部
第1位 Enc. Sweet Garden          小島 朝男    13票
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8花茎80輪 NS4.0×4.5cm Enc. Sweet Gardenは、randiiとbractescensとの一代交配種です。これらの種は、ブラジルやホンジュラス、グァテマラなど南米に自生しています。本株も両親の色を引き継いでいます。花弁や萼片が比較的bractescensの薄い茶色に近いようです。リップは、喉がピンクの白いリップとなっており、両親に類似しています。今回栽培として、新芽が出始めてから水を切らさないようにするとバルブが急に増えだし、その結果このように見事に、8花茎に80輪も開花する成果を得られたそうです。

第2位Dendrobium Formidible       鈴木 貞子    9票
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11花茎35輪 NS11.5×10.0cm Den.Formidibleは、formosumとinfundibulumとの交配種です。Den.formosumは、ネパールからタイにかけて分布しています。これに、他の野生種を交配したデンドロビウムを一般に「フォルモスム系」と呼びます。ノビル系のデンドロビウムは冬から春に開花しますが、フォルモスム系デンドロビウムは初夏から夏に開花します。本Den.Formidibleは、トップバルブが2個から3個に増えており、株がよくできています。この結果として11花茎に35輪も開花し、花つきも良いです。しかも花自体もNS11.5×10.0cmと大きく、良好な栽培の結果、見事な開花が得られた、と言えるようです。
(西郷)

第3位 Cattleya Mini Blue Star ‘Yukari’   佐々木 光次郎 6票

3.香りの部
フレグランス賞 Onc. Heaven Scent 'Redolence'     戸田清則
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<<<各賞>>>
努力賞 Den. hainanense (姫竹葉セッコク)      若尾 暢子
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努力賞 Masd. princeps       豊田 弘
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努力賞 Cattleya nobilor (‘Perfection’ × ‘Sumer Land’) 佐藤 俊男 
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努力賞 Enc. Sweet Garden          小島 朝男
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<<<展示花>>>
Cypripedium reginae fma. album     堀 清次
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Disa Betty's Bay 'Cottondale'        豊田 弘
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Bulb. facinator 'Black'            堀 清次
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<<<人気投票入賞花>>>

1.原種の部
第1位 Microcoelia stolzii ‘Kathy Fenwick’s Medusa’     小野 敬一    19票
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初めて見る属ですが、皆さんはいかがでしょう? マイクロセリア ストルジィと読むのですが、当然はじめて見る種になります。ケニア、タンザニア、ウガンダ等、熱帯アフリカに多く見られ、マダカスカル島にも数種が確認されています。全体では, 31種が常緑性森林の多雨地域に生息しており、海抜800~2450mの割と広範囲に適用していることから、栽培は案外楽なのかな?なんて想像します。銀白色の根が輪状に2段重ねになり、さしずめ小さな車輪のように見えました。根だけ?ええ、そうなんです。無葉蘭なんです。無葉蘭と聞くと私たちは,インド、タイ、ラオス等に生息する黄緑色のパリシーや、エンジ色のルニフェラが、板に根を貼り付けた姿をイメージしますが、それらとは一線を画した感があります。花は根の間から20花茎を伸ばし、NS0.2x0.2cmの極小白花が約400輪、咲き誇る雪柳のようにアーチを作る姿は圧巻です。


第2位 Dendrobium hildebrandii            小島 朝男    7票
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オールドファンにはやはりヒルデブランディがしっくりいくのですが、現在では、デンドロビウム シグナータム(signatum) というのが一般的のようです。デンドロにあまり造詣の深くない筆者には、全然しっくりといかないのですが、皆さんはいかがでしょう?そもそもシグナータムなんて初めて聞いたぞい!! それでも、デンドロビューム トルティルとくれば、「ああ、知ってる」となります。自生地は、インド、タイ、ミャンマーあたり広範囲に渡り、地域格差の大きい種のひとつでもあります。それ故、Den.tortile var hildebrandiiと標記されたりもします。花色は白っぽかったり、黄色っぽかったり、あげくには、ピンクっぽいのもあるのですが、全てに共通しているのは、リップに覗く黄色い目玉模様です。出品花は白色タイプで一番ヒルデブランディっぽく、リップ喉は薄黄緑で、NS6.5x6.5cmの綺麗な花が、70花茎 200輪の大株作りが素晴らしいです。それにしても、会長の温室はよほど大きいのでしょうか?毎回毎回大株が登場します。当会では、濃いピンク色の変種Den. tortile var. roseum がお馴染みですね。


第3位 Dendrobium treacherianum (旧Epigeneium lyonii)  堀 清次  6票
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2.交配種の部
第1位 Dendrobium Jan Orinstein `Red & White'    小野 敬一    15票
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最近流行のデンドロビウム ジャン オリスティン、あちこちで見るようになりました。なんと言っても綺麗ですもんね。ご存知のようにこの品種の交配親は、Den.アフィラムとDen.プリミリナムです。雑種強勢にて、赤味の強い優秀花が誕生しての賑わいでしょうが、アフィラムもプリムリナムもそれほど赤味成分を含有しているとも思えないのに、アフィラムのピンク成分とほんの少しのプリムリナムのピンク成分が相まって、濃ピンクが出現するなんて、交配の妙となる小さな奇跡です。垂れ下がる系のデンドロは、えてしてうつむき加減に咲くことが多いにもかかわらず、出品花は正面を向き、まっすぐ咲きを主張しているかのようです。また両親とも、それほど花期が長くないにも拘らず、本種は5割増になり、豪華さともども蘭展向きの優良種です。良いとこばかりですが、原種の持つ素朴さを失うのは、いたし方の無いところです。4花茎 70輪 NS5.5x5cm


第2位 Sarcochilus Fizharts              中村 スエ    12票
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スエさんのこの株は、4月の常連になりました。上記の小野さんのデンドロと共に、人気投票にて昨年も入賞しています。この花を見ると私はいつも、家紋として描かれる梅紋を思い出します。NS2.5x1.5cmの丸白弁が可愛らしく、中心部に同心円状の赤縞があしらわれてポイントになっています。約150輪開花していますが、つぼみも同じくらいありますので、最盛期とは言えないのが残念です。サルコキラス属は殆どがオーストラリアに産し、特に両親のハートマンニーとフィッツジェラルディは代表選手で、見分けがつかないほど似通っていますので、交配されたフィッツハートも大差のない花容となります。ハートマンニーのほうが、丸弁度が高いくらいでしょうか。オーストラリア原産と聞くと、イメージ的に暖かいと思い、温室栽培が不可欠な気がしますが、ところがどっこい、温室が無いほうが咲きやすいという変わり者なのです。必要なのは、充分な日差しと、5~7度の低温栽培。特に秋口は低温が必要で、デンドロビウムのノビルより後に取り込む、スパルタ栽培が必要だということです。必然的に水遣りは極控えめとなり、加減を間違えると落葉させることになります。10度あると花芽分化しないなんて、かえって難しそうな気がします。


第3位 Rhynchovola David Sander         星野 和代    9票
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3.フレグランスの部
フレグランス賞 Cattleya warneri fma. alba         星  隆
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<<<各賞>>>
希少種賞 Microcoelia stolzii ‘Kathy Fenwick’s Medusa’       小野 敬一
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栽培技術賞 Paraphalaenopsis labukensis           堀 清次
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<<<展示花>>>
Bif. harisoniae fma. aurea                     堀 清次
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Epc. Rene Marques × Rth. Free Sprit 'Lea'         中村スエ
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Octomeria estrellensis                        堀 清次
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<<<人気投票入賞花>>>

1.原種の部
第1位 Dendrobium primulinum             星 隆      10票
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5バルブ 72輪 6.0×4.0cm 自生地はインド~タイ~ベトナム~中国南部。標高1200~1800m、意外と高地に生息しています。花の色もバラエティに富み、花弁のピンクが濃いものと比較的薄いもの、リップも黄色とほとんど白の物が有ります。プリムリナムは、低温、乾燥で花を咲かせるデンドロで、他にもアフィラムやシルシフローラムなど多く、栽培は比較的容易で、たくさん花を咲かせるので好きな人も多いと思います。この蘭は下垂系のデンドロですが、栽培アイデアマンの星さんらしく、支柱を立ててディスプレイしていました。また古いバルブを丸めて、コンポスト代わりにして、栽培していましたが、デンドロの場合古いバルブも必要なので、いいアイデアかと思います。

第2位 Thelymitra nuda                   中村 スエ    9票
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11花茎 27輪 つぼみ16 2.0×1.5cm 自生地はオーストラリアで、球根が分球して増えていく地生蘭です。テリミトラはラン特有の唇弁が無く、花弁がほぼ同じ大きさで強い光にあたらないと花が咲かないことからサン・オーキッドの別名があります。会場でも蛍光灯の光だったので、表彰の頃にはかなり閉じてしまっていました。洋蘭には少ない、綺麗なブルーの花を咲かせます。他にマクロフィラ、クリニタなども青色の花を咲かせますが、入手が難しく当会でも栽培している人は少ないようです。中村さんも谷亀さんから入手したそうです。

第3位 Cynorkis purpurascens             山田 栄      5票
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2.交配種の部
第1位 Rhyncattleanthe Love Passion        豊田 弘      11票
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3花茎 26輪 9.5×10.0cm以前はポチナラ属(C×S×L×B)でしたが、ソフロが無くなり、ブラサボラがリンコレリアに変わったので、リンカトリアンセになりました。25年前の1990年の登録なので、やや古い花です。オレンジ色の花弁の細い花を、1花茎に多数咲かせます。曽祖父母の代に、L.cinnabarinaやC. aurantiaca等の血が入っているので、原種の趣が残っているようです。26輪咲き、1位に相応しい豪華さでした。

第2位 Monnierara Millennium Magic ‘Witchcraft’   豊田 弘      9票
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1花茎 9輪 つぼみ1 8.0×5.0cm モニエララ ミレニアム マジック‘ウィッチクラフト’と読みます。カタセタム×シクノチェス×モルモデスの属間交配で、ここ数年洋蘭展でよく見かけるようになりました。これだけ黒い蘭は、今まで余り無く人目を惹きます。似たような黒い蘭で、Fdk.(フレッドクラーケアラ)After Darkという株も、最近よく見かけます。こちらはカタセタム、クロウェシア、モルモデスの属間交配です。カタセタム・シクノチェス系の蘭の栽培はさほど難しくなく、成長期に水・肥料を多めに与え、開花期前に水を控えるという栽培で花が咲かせることができます。

第3位 Paphiopedilum Iona               小野 敬一     6票
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3.フレグランスの部
フレグランス賞 Psychilis atropurpurea fma. alba ` Emerald Tsukuba’ 若尾 暢子
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<<<各賞>>>
 該当なし

<<<展示花>>>
Lyc. Kiama 'A'                          佐々木光次郎
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Orchis Gennarii                         中村スエ
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Telipogon albertii                       豊田 弘
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<<<人気投票>>>
1.原種の部
第1位 Bonatea speciosa               堀 清次      10票
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会員から「これ蘭ですか?」と声が出るように一見すると金魚草の仲間を思わせる草姿のボナテア スペシオサです。南アフリカの海岸沿いの低地に自生し、株姿は1メートルに達するようです。この株はそこまで大きくはないけれど見事な大株作りです。花全体が地味っぽい印象を感じますが、マントを身にまとったダンサーが乱舞しているのを連想するのは筆者だけかな?ちょっと無理がありますね。花容は緑のセパルに白いリップの花が9花茎 41輪咲いていました(NS4.5×5.0㎝)。地中にイモがあり鉢あげをするときっとぎっしりイモが張り巡っていることでしょう!。(余分なイモが出たら、お裾分けをお願いします)


第2位 Rhynchostylis gigantea           若尾 暢子     8票
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中国南部からビルマ、マレー半島、フィリピンの低地に自生。NS2.8×2.5㎝ 2花茎 17輪(ツボミ41)白色の花が咲いていました。今回の出展が満作とはいかなかったことが残念ですが、このまま上手に栽培するともっと迫力ある大株になることが予想され、4花茎くらいになるとますます見応えが出てきて一等賞に近づきますね。ギガンティアは、白地に紅紫色の斑点の入る花が普通種ですが、花色は、白、ピンク、赤、点花などのバラエティに富んでいます。栽培は常に湿度と空気を必要とします。バンダやリンコの栽培上手の当会の共通点は女性会員が多く、いかに根に湿度と空気を保つことが出来るかがうまく栽培するポイントです。リンコスタイリス属は『フォックステール・オーキッド.(きつねのしっぽ)』とも呼ばれています。そのほかにリンコスタイリス属は、種によって開花時期が1~2月はギガンテア(gigantea)、2~3月はレトーサ(retusa)、4~5月はセレスティス(coelestis)と開花期が少しずつズレていますので、こんな組み合わせ方で栽培するのも一つの方法ではないでしょうか?


第3位 Rhynchostylis gigantea           吉川 好      5票


2.交配種の部
第1位 旧属Stanfieldara(現在Cattleychea)Orange Stardust 'Masumi'
       (Soph. coccinea × Epl. Red Dancers)    宮本 勝  12票
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属名はスタンフィールダラと読み、Epidendrum x Laelia x Sophronitisの3つの属間交配属です。本種は、Prosthecheaビテリナ(オレンジ色)、Laelia ミレリー(真赤色)が各1/4. Sophronitisコクシネア(朱色)が1/2を引き継ぐ1985年の登録です。NS 4.0×3.8㎝ 8花茎 43輪、コクシネアに良く似た花型を一つの花茎に幾つか咲かせ、花色は鮮やかなオレンジ色の可愛い花が咲いていました。2004年に小野さんから株分けでいただいた花で、やっと大株になりました。以前、小野さんがこの花のイメージは「気難しがりの陽気なお嬢さん」と言うように株が小さい時は生育も遅く、株分けする時期を間違えるとバック株が枯れてしまったことがありました。最近は、わが家の栽培環境にも慣れ開花は年中で新芽が吹くと花をつけるので重宝しています。


第2位 Clowesia Grace Dunn 'Chadds Ford'        小野 敬一    10票
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バルブの基から下垂した数本の花茎に約60輪、NS 3.3×2.9㎝ピンク色でニッキの香りのする丸形の花が咲いていました。リップのフリルがこの花のアクセントとなっています。春から夏にかけてたくさんの油粕(窒素分多い肥料)をやる。ハダニに注意する。秋から初冬にかけて水切りし落葉させ花芽を出させるなどが栽培のポイントです。1975年まではCatasetum属に入っていたそうですが、その後はClowesia属に変更になったようです。


第3位 Rhyncholaeliocattleya Pastoral 'Innocence'    豊田 弘    7票


3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana ‘Puanani’      小島 朝男
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<<<各賞>>>
栽培技術賞 Telipogon collantesii               豊田 弘
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栽培技術賞 Cattleychea Orange Stardust 'Masumi'      宮本 勝
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大作賞     Bonatea speciosea                堀 清次
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希少種賞   Ponthieva tunguraguae      小野 敬一
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<<<展示花>>>
Bulb. jorandaei                      堀  清次
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Catasetum pileatum 'Jumbo Green'            大野 光朗
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Laeliocattleya Santa Barbara Sunset 'Show Time'       中村静枝
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Paph. Lawless le Prophete                   大野 光朗
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<<<人気投票>>>
1.原種の部
第1位 Cycnoches warscewiczii 'Jumbo'     小野 敬一       17票
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メキシコからブラジルにかけての低地に10種類ほどの原種が自生しているようです。近年、ヘレンフッサナム、バーシオラム、クーペリーが新品種として仲間入りし、これらがことのほか美しく個性的であったため、趣味者の間でシクノチェス栽培が俄然盛り上がることとなった感があります。加えて普及種だった、クロロキロンやワーセウィッチーに海外より個体名の付く優秀花が輸入され人気に拍車をかけることとなったのです。個体名‘ジャンボ’より、台湾のジャンボオーキッドさんの選抜株であることが解ります。無論、筆者も参加した一人ですが、シクノチェスにはちょっとした癖があり、誰でも上手に栽培できる品種というわけではありません。もともとバックバルブは腐りやすい性質があり、リードバルブを含めて3バルブあれば上等といったところですが、いつしかリードバルブさえも腐って無くなるという末路をたどるものと思うも(勝手な感想)、出品花のリードバルブは30cm程もあり、勇壮な牛角を思わせるほど素晴らしい出来です。頂部より2花茎 9輪 NS12×10.5cm 浅黄色の整形花が造花のように厚弁で、濃緑の柱頭がエメラルドのように美しく魅惑的です。絶対に新芽に水をかけない、成長期には肥料を充分に与える、葉裏に付くハダニを退治する等の注意点がありました。


第2位 Laelia anceps 'Irwins' AM/AOS       堀 清次      13票
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お馴染み、レリアの代表選手アンセプスはメキシコが原産国です。アルバ、セミアルバ、ビーチアナ、フラメア、そしてゲレーロとフォーマも豊富でこれらのコレクションも楽しいものです。栽培もいたって簡単で、初心者の方にも充分開花可能ですので、入門株としてうってつけです。本来、花茎は1m程の長さになるものですが、充分日光を浴びさせた結果、程よい長さで収まっているのが好印象です。アーウィンズはティポの個体として一番の普及種ですが、AOSにてAM受賞ですから、当時は良個体として認知されていたのでしょうが、現在では交配が進み多くの良個体が作出されていますので、比較すると見劣り感は否めないのが現状です。ひとくちにアーウィンズと言っても、メリクロン変異が良くも悪くもたくさん起こっていますので、花を確認して良いアーウィンズを獲得したいものです。ちなみに、本アーウィンズはペタルが幅広で、ペタル先にフラメアが入る良いアーウィンズです。1花茎のみですが4輪咲きが次なる目標を示してくれています。6花茎 15輪 NS11x10cm 一斉開花でゴージャスに、がアンセプスの生命線です。


第3位 Cattleya percivaliana 'Summit' FCC/AOS    堀 清次     12票
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2.交配種の部
第1位 Rhynchostylis gigantea × Vanda coerulea   小島 朝男    23票
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本株は年末年始の常連株の感があり、出品されると必ず入賞していますね。リンコスティリス ギガンティアからは花数の多さを、バンダ セルレアからはその花色を受け継ぐという両親のいいとこ取りで成功している品種です。品種といえば、それぞれの属では代表選手同士ですから、品種名があって当然じゃあないの?と思い、サンダースリストをあたったら、有りましたよ。Vandachostylis Azureと判明しました。Azureとは立派な英語で、アジャー風に発音しますが、洋蘭界ではアズルと発音しています。スペルは Azul となりますが、空色の、淡青色の、という意味で花色そのままの命名となっています。ワルケリアナの優秀花‘モンテアズル’や‘アズルパーフェクタ’も同じ意味合いで、当然セルレア花です。ご覧のように美しく、雑種強勢にて丈夫な種ですので、実生株が普及してますが個体差が激しく、弁の広い花や青筋の濃い目の花など千差万別です。それにしても、下葉もほとんど落ちることなく、太根が何本も長く伸張し、出した子株にも花茎が上がって、3花茎 47輪 NS6×6.6cm 整然と咲き誇っている様子は朝夕2回の水遣りの成果が顕著です。5花茎上がりを待ち望みます。


第2位 Rhyncholaeliocattleya George King 'Serendipity'   星  隆  10票
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リンコレリオカトレアと来るとあのディグビィアナが交配されているのだなあと反射的に思ってしまいます。交配系譜をさかのぼると5回の使用実績がありますが、強く遺伝するリップのもじゃもじゃ感がジョージ キングにはほとんど認められない気がします。それほど何重もの積み重ねがなされた結果として本種が存在しているということでしょう。
(Rlc. Buttercup × C. Bob Betts (01/01/1970))片親バターカップは黄色、片親ボブベッツは白色なのですが、この両親からごらんのサーモンピンクが出現するのですから、交配って奥が深いです。1970年当初は見慣れない花色ということで、まったく人気が無かったそうですが、じわりじわりと良さが浸透し始め今日の評価となりました。原種人気の昨今、どうしても交配種は一段下の感覚で見てしまいますが、絶対的に良い交配種の一品に挙げたい品種です。大株にして2花茎4輪でまた見せてください。ちなみに個体名‘セレンディピィティ’とは、ふとした偶然をきっかけにひらめきを得、幸運をつかみ取る能力のことで、つかんだ幸運な現象のことではない、とありました。1花茎 2輪 NS13×14cm


第3位 Cattleya Brazilian Jewel             豊田 弘    3票
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第3位 Zygopetalum Red Doll              高久 秀雄    3票

第3位 Vanda 交配種 札落ち              小島 朝男     3票


3.香りの部
フレグランス賞 Cycnoches warscewiczii 'Jumbo'     小野 敬一 


<<<各賞>>>
良個体賞 Cycnoches warscewiczii 'Jumbo'        小野 敬一 


<<<展示花>>>
Cattleya eldorado fantasia 'Seijikun'          堀 清次
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Cattleya maxima concolor 'Seijikun'          堀 清次
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Cattleya trianae sangre de toro 'Special No.1'    堀 清次
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Lepanthes caprimulgus                     堀 清次
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