カテゴリ:例会入賞花・展示花( 57 )

<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 C. dolosa fma. coerulea         小島 朝男   12票
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古くからワルケラナとロディゲシイの自然交配種としてよく知られているドローサですが、こんな色合いの花色がどうして出現するのでしょうか?一応ドローサというのですから素直に自然種であるとして、セルレアのワルケラナとセルレアのロディゲシィが偶然ジャングル的な森の中で花粉のやり取りが虫によってなされる、あるいは風によって運ばれなされるとなれば、これはもう奇跡としか言いようがありません。そもそもそれぞれのセルレア花が出現して居る奇跡を土台としているのですから、気が遠くなりそうな偶然です。ティポどうしの交配が自然界で行われたにも拘らず、染色体に異常をきたし突然変異によりセルレア花が誕生した、というのがもうひとつの仮説であり、現実的な本筋であると思われます。いずれにしても、よくぞ我々の眼前に存在してくれてありがとう、という心境です。 初夏にふさわしい爽やかな薄紫は私達日本人にとり高貴な色合に映り、源氏の君を彷彿させる趣があります。NS11x10.5cmの中輪花が2花茎に4輪、5輪と咲き誇れば大変豪華な花姿で、何をとっても一級品ゆえ、審査員推奨株にも選出されており、是非とも実物を鑑賞して欲しい逸品です。


第2位 C. schilleriana                星  隆      7票
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良花どうしのシブリングだったのですが、記録が漏れてしまいました。星さん、ごめん なさい。と、まず詫びを入れて、、、。カトレア シレリアーナ深窓の貴婦人を思わせる響きがあると思いませんか? でも花容はどちらかといえばグロテスク。花びらは細く浪打ち斑点持ち、色も茶から焦げ茶色とくすんだ感が強いにもかかわらず、なぜか通好みのこの花の特徴は大きくせり出す赤く彩られたリップです。白ベースに赤縞が奥から流れ、赤白の絶妙なたて縞模様がリップ上に描かれています。この赤色はスロート部からの連続であるほど良花の度合いを上げることに役立っていると言われます。出品花は花色がこげ茶色感が強く、リップとの対比が鮮明な良花です。なまめかしい花容から繰り出す芳香も魅力のひとつです。筆者が譲ったシレリアーナも同時出品されていましたが、本家はとうの昔にご臨終とあいなり、時々見せていただく栽培上級者の星さんに感謝です。1花茎1輪NS11x11.5cm リップ幅5.5cm


第3位 Paph. esquirolei               金子 寛      5票
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2.交配種の部
第1位 Brassia Edvah Loo 斑入り葉          豊田 弘     15票
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北アメリカ フロリダ半島以南から中南米 南アメリカ大陸まで、約30種の原種があるそうですが、正直なところあまり馴染みがないのでどんな種があるのかさっぱり解りません。かろうじて思いだすのはベルコーサとコウダタの2種類のみで、しかも緑っぽい花のイメージしかないような状態ですが皆さんはいかがでしょう?薄黄緑のペタル、セパルに焦げ茶色の斑点が散りばめられています。クモ蘭、スパイダーオーキッドと呼ばれるにふさわしく、大型のクモが目一杯に手足を広げているような迫力が此花の見所です。出品花は珍しい斑入り葉種であることがもうひとつの売りポイントです。NS6x26cm 2花茎 19輪


第2位 Lyc. Astra 'Hatsune'           鈴木 貞子      10票
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(Lyc. tricolor x brevispatha) リカステと言えば暑さ に弱く育てにくい代表選手のような存在です。花の美しさに魅かれて栽培に挑戦された方もたくさん居ることでしょう。筆者もそのひとりで何年か試みましたが悩みの日々の連続だったような気がします。結局年を重ねるごとに劣化し、花付きも無くなり、ただ生かしておく状態になり、やがて消えてなくなる、手を染めた方々は程度の差こそあれ大方そんな感じではありませんか?出品花の母親は低温に強く、父親は高温に強いという理想的な交配で、大した気苦労もなくNS6.5x6cmの中輪花を21輪も咲かせてくれました。茎が短くこんもりと咲いてピンクの花びらと茶色いドーサルが可愛らしいです。


第3位 Den. Bonanza                 小島 朝男     8票
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3.香りの部
フレグランス賞 Max. tenuifolia    星  隆


<<各賞>> (審査員推奨)
努力賞 Cattleya dolosa fma. coerulea       小島 朝男a0265160_048418.jpg



<<展示花>>
C. lawrenceana             星  隆
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Onc. hamsonarum          星野 和代
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<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Cattleya jongheana (‘Hiromi’ SM/JOGA × ‘Fire Birds’ SM/JOGA) 豊田 弘 22票
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2花茎2輪 NS16.0×16.0cm。色よく、形よく、展開よく、サイズも大きく4拍子揃った良花が咲いていました。またまた当会を代表するジョンゲアナが一つ増えました。12㎝~13㎝あれば良花の部類に入ろう認識していましたが、16㎝とは“びっくり”です。栽培は、なかなか難しいという人と難なく育つと2つに分かれるようですが、ブラジルの標高1000~1300メートルに自生しているようですので、日本の夏は暑がる傾向があるのかも?豊田さんから「国際園芸の実生株ということで、国際園芸に問い合わせをしたところ、これ以上の株は、まだ出ていない」とコメントがありました。


第2位 Paphiopedilum armeniacum        西郷 数秀   8票
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自生地は中国雲南省1979年に発見された原種です。1花茎1輪 NS11.0×10.8㎝ お行儀よく大きな濃い黄色の美花が咲いていました。西郷さんによりますと購入から苦節10年今回初めて開花に至ったようです。栽培のポイントとして、株の置き場は、棚下栽培でなく50%遮光(夏70%)風通し良い所、水やりは、2,3日に1回30℃を超えたら早朝、植え替えは、4月か5月に2年に一回。(2014年6月例会の中藤さん講演より)

第3位 Dendrobium lindleyi 'Florida Sunshine'   山田 栄   7票
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2.交配種の部
第1位 Lyc. shoalhaven (skinneri × Koolena)1976年登録 宮原 十九美 21票
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現在までリカステを栽培している人なら、この交配種名を知らない人がいないほど、言わずと知れたリカステ有名種です。現在でも、未だに多くの良花を生み出す交配として有力な品種の一つです。東京ドーム蘭展で過去2回日本大賞を受賞しています(‘Kyoto’ 1999年 ‘Yoko's Delight’ 2009年)。2花茎2輪 NS15.5×14.0cm パステルピンク色を基調としたセミアルバの整形花が咲いていました。近年、温暖化による夏の酷暑のため、所沢近郊では、なかなか栽培がうまくいかない中、バックバルブからトップバルブへと少しずつバルブが大きくなり、株が順調に育っている様子が伺えています。他を寄せ付けないダントツの一等賞です。久しぶりの入賞ですが、さすが“ベテラン宮原さん”です。

第2位 Dendrobium White King 'Hiroshima'        小島 朝男  10票
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25花茎113輪 NS5.2x4.7cm 白色と言うよりは、薄クリーム色と言いたいノビル系デンドロビウムの見事な大株作りです。リップの濃い赤茶色がとてもよく目立ち、バルブを覆い尽くすように花が沢山咲いていることで株全体の見栄えが更に引き立てています。かなり長く栽培している株のひとつのようです。

第3位 エビネ 黄緑×ピンク                 角田 馨     3票
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第3位 Dendrobium Green Mist             豊田 弘    3票

3.香りの部
フレグランス賞 Lyc. aromatica             中村 静枝
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<<各賞(審査委員推奨)>>
良個体賞 Cattleya jongheana            豊田 弘
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<<展示花>>
Cattleya mossiae semi-alba 'Diosa de Sierra'  堀 清次
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Phal. schileriana 'Pink Butterfly'            星野 和代
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<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Cattleya luddemanniana fma. tipo ‘Yukari’    佐藤 俊男  11票
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2花茎 2輪 NS16.5×17.0cm カトレア ルデマニアナはベネズエラ原産の蘭で、比較的高温を好み、最低気温は15度以上あったほうがいいようです。ルデマニアナは年に2バルブ伸びるため、大株にし易いですが、秋からの新芽時期の植え替えは不可、植え替えは春のみです。この株(個体名Yukari)は当会会員の宮本さんからの分け株で、会場で見たときは花が大きくとてもいいと思いましたが、最近の交配ではもっとリップが広く、大輪のルデマニアナが有り、良花賞には成りませんでした。ただ宮本さん曰く、株がもっと充実すれば、もう二回り大きな花が来るとの事でした。見てみたいものですね。

第2位 Cattleya walkeriana fma. semi-alba         佐藤 俊男  8票
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1花茎 2輪 11.5×11.5cm 入賞花の常連のカトレア ワルケリアナです。上記のsemi-albaは、ラベルに書いてあったものと思われますが、最近ではリップが赤く、花弁に色が乗るタイプのワルケリアナ は、セミアルバではなくperolaペローラと表記します。この株は以前栽培教室で配布したものの1株で、滝川先生の交配したもので、Andre the Giant(Tokyo No.1のSelf)× Puanani Bearという交配です。Tokyo No.1が親に使われている場合、綺麗なセミアルバに成りにくいようです。花型はとても良く、綺麗に開いて咲いており、2位にふさわしい株でした。1位、2位佐藤さんの独占でした。

第3位 Dendrobium polyanthum              小野 敬一  5票


2.交配種の部
第1位 Caulaelia (Cll.) Mizoguchi 'Princess Kiko' BM/JOGA 岩田 美穂子 12票
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8花茎 50輪 5.0×5.0cm この蘭は先月も堀さんが、交配種の部2位で入賞しています。花の説明は2月度の蘭花をお読みください。この株は、やや長めの花径に同じ高さに花を咲かせ、花だけが株の上に雲のように綺麗に並んで咲いています。1輪1輪はあまり大きくはないですが、リップの淡桃色の縁取りが良いアクセントになっていて、見ごたえ のある株で1位入賞も当然です。1週間前までは、もう10輪多く咲いていたそうです。

第2位 Doritaenopsis Maria Teresa           星野 和代   4票
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3花茎 12輪 2.3×3.0cm この花の片親は、ファレノプシスのエクエストリスと思われ、花1輪は小さいですが薄ピンクの花弁に、大きめの紫紅色のリップが目を引き、見落されがちな位の小さな株でしたが、投票2位に入りました。

第2位 Dendrobium New Guinea macrophyllum   若尾 暢子     4票
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7花茎 27輪 つぼみ17個 5.5×4.5cm 上記の名前は、ラベルに書いて有るものですが、調べて見たところ、New Guinea × macrophyllumではないかと思われます。この交配はDen. Jungle Gemという名前で登録されています。またDen. New Guineaはmacrophyllum ×atroviolaceumという交配なのでDen. Jungle Gemはmacrophyllumの血が 3/4になり、この株の様 に、macrophyllumに非常によく似たものになるのではと想像できます。他の蘭の華やかな色に比べ地味な色合いですが、このようなランを好む方も多く、多輪数を着け栽培もさほど難しくないので、栽培している人の 多い品種です。

3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. semi-alba      佐藤 俊男
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<<各賞(審査員推奨)>>
良個体賞 Cattleya walkeriana fma. semi-alba         佐藤 俊男
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努力賞 Psychilis atropurpurea fma. alba 'Emerald Tsukuba' 長縄 和子

<<展示花>>
C. walkeriana 'Andre The Giant' × 'Nishimino'           宮本 勝
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Den. faciferum                                小島 朝男
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Renanthopsis Mildred Jameson 'Zuma Canyon'     佐々木 光次郎
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Trichoglottis pusilla                         星野 和代
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<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Rhyncholaelia glauca fma. alba 'Seijikun`      堀 清次  11票
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ディグビアナとグラウカの2種からなるリンコレリア属もようやく定着した感があります。この2種ももともとはブラサボラ属に属していたことは周知の事実です。ブラサボラ属の多くは長い、短いの差こそあれ、棒状の硬い葉なのですが、その中でカトレアなみの広葉の2種がリンコレリア属に変更されたと理解します。ペタルが広いグラウカは殆ど見られず、整形花であることはまず無し。にもかかわらず広く栽培されるのは、ワイルドな出で立ちから繰り出す、なお白きリップの清新さと広がり、に尽きると言ったら言い過ぎでしょうか? その上リップ奥から芳香を放つのですから魅力一杯で す。両開きの胸元をサッと開いて、俺を見てくれ!!と主張しているように感じます。出品花は白色というより、薄緑色の特別個体と自分だけが思っている。リップ奥の赤点が入らないアルバ個体がレアかと思っていましたが、五分五分と聞いて、ちょっとがっかり。カトレアと同じ栽培で良いのですが、厚葉系はその厚みの中に水分を蓄積しているので、多いよりは少なめ、一年を通して光充分が基本です。NS13x12.8cm 6輪

第2位 Bulbophyllum medusae fma. album 'K&T`     小野 敬一  8票
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蘭の世界の多様性を語るにふさわしい一種です。バルボフィラムの世界全体が多様性の宝庫といえる世界です。殆どの種がタイ、フィリッピン、スマトラ島、ボルネオ島、インドなど東南アジアに産するのはご存知の通りです。またニューギニアも一大宝庫で、一部はアフリカ、南アメリカ、日本にもマメツタランや小笠原シコウランがあり世界中に分布すると言えそうです。メデューサって素敵なネーミングですね。ギリシア神話では、海神ポセイドンの愛人で、天馬ペガサスの母となってます。自分の髪の美しさを自慢して上位女神に頭髪を毒蛇に変えられたと伝わっています。ティポ種は中心部に小豆色班が密集し、ごちゃごちゃ感で汚く見えることが災いし、最近見ることが少なくなりました。対してアルバ種はご覧のようにすっきりとし、長く伸ばした三セパルの密集がつくる白い払子状のふんわりがひとつの世界を形成しています。バルボの例に漏れず匍匐茎が長く、すぐに鉢から飛び出してしまうので、コルクに付けて自然風にあしらってあるのがまた素敵です。本人談のようにコルクよりヘゴのほうが適しているように思います。いつも湿り気があるくらいの栽培をこころがけましょう。この時期、個体名‘K&T’が心に染み入ります。NS12x13cm

第3位 Laelia anceps fma. alba              豊田 弘    3票
第3位 Cattleya loddigesii 'Carina`             星 隆     3票
第3位 Pleione formosana fma. coerulea 'Tiffany'     小野 敬一   3票


2.交配種の部
第1位 Dendrobium Yellow Chinsai 'Magical Color`     小野 敬一  9票
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本株は2014年4月例会にて栽培教室の教材として当会で頒布されたものです。ですからたくさんの会員の方々が栽培されていますよね。自分も栽培していますが、開花は3月頃になりそうな蕾の塩梅ですから、今月出品された3名の方々は超早い開花と言えそうです。そもそも本種は2014年春の蘭展にて、佐々木さんが出品していた株が良く咲いているのを見た会員さんが欲しがったところから、教材として取り寄せた経緯があります。その時点で全株開花していましたから、4月開花が平均、、、、。そのときの紹介画像を見直しましたが、今回の出品株は倍以上に花盛りで、花咲かなんとかさんの噴霧もさることながら、栽培者の意欲と技術をしっかりと表現していると感じ入りました。種名イェローチンサイと言うほど花色は黄色っぽくなく乳白色ですが、リップ全体を彩るエンジ線がこの花を特徴付けていると言ってよいでしょう。セッコクの血が入ってるにも拘らず、低温処理に気を使う必要は無いようです。 5花茎41輪 NS 5.5x5cm

第2位 Fredclarkeara After Dark 'S.V.O. Black Pearl`    小野 敬一  6票
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最近流行りの黒い奴らの代表選手、フレッドクラーケアラと発音します。なんじゃいね?(Morm. Painted Desert x Ctsm. Donna Wise) という交配で、モルモーデスとカタセタムの人工交配種であることがわかります。個体名に含まれているSVO って何?と思いますよね。これは、カルフォルニアのSunset Valley Orchid というラン屋さんのことなんです。この蘭園の創始者であるフレッド クラークさんが交配して本種を作り出したので、それを記念してフレッドクラーケアラ属となったのです。なので全体を解釈すると、サンセット(日没)バレー(峡谷)蘭園のフレッド クラークさんがつくりあげた’宵闇に光り輝く黒真珠‘というイメージでいかがでしょうか?言っておきますがこれは個人のイメージですが、そんな感じでよろしいかと思います。しかし、アフターダーク種すべてがこのように真っ黒になる訳ではありません。オレンジっぽい花びらに茶班がはいるものや、まだら班になったり、変異はいくつかあります。それらの中で秀逸なのが本種ですが、ブラックパールの中にも、黒さの違いがありますので、より黒い株を獲得したいものです。5花茎も出してるバルブの出来が抜群で、成長期における多肥栽培が必要不可欠とのことです。NS 6x3.5cm 46輪

第2位 Caulaelia(Dial ) Mizoguchi 'Princess Kiko '        堀 清次  6票
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私達の耳には、ダイアレリア ミゾグチと言ったほうが馴染み深いですね。そして、ミゾグチとくればプリンセス キコと連続するほどの一体感です。Diacm. bicornutum x L. albida=Diallaeria Snowflake それに Laellea ancepsを掛けたのがミゾグチです。ところがこのところの属名変更により、Diacm(ダイアクリウム)がCaularthron(Clrthr.)コーラルスロンとなったことにより、ミゾグチをCaulaelia(コーラエリア)と呼ぶことになりました。ああ、ややこしい!! 元となってるダイアクリウム ビコルヌウタムがミゾグチにそっくりで、リップのピンクの縁取りを無くしたような花です。しかし、‘プリンセス キコ’を特徴付けているのはなんたってこのピンクの縁取りですから、しっかり縁取られている株を選びたいです。良い株はリップだけではなく、花びらにもピンクの縁取りがはっきりと入るものがあり、見つけたらそく購入しましょう。もちろん、秋篠宮 紀子様の御成婚を記念しての銘名であることは広く知られています。紀子様のご様子そのまま、優しげでチャーミングな花です。5花茎 23輪 NS6x6.5cm


3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya schroederae                 堀 清次
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<<各賞(審査員推奨)>>
良個体賞  Rhyncholaelia glauca fma. alba 'Seijikun`   堀 清次
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大作賞   Bulbophyllum lindleyanum 'Seijikun`       堀 清次

<<展示花>>
Cattleya Aloha Case                          小島 朝男
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1.原種の部
第1位 Cattleya walkeriana fma. perola         小野 敬一    17票
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3花茎 9輪 つぼみ1 NS10.0×10.0㎝ この株は滝川先生から譲り受けた株で、交配は‘Ann’× Tokyo No.1(self)です。以前はこの様な色彩のワルケリアナは、セミアルバとかスプラッシュ等の言い方をしていましたが、ペタル、セパルに色が付いたり、この株の様に赤い筋が入るタイプのセミアルバをペローラとし、ペタル、セパルが純白で、リップに色がのるものをセミアルバと呼ぶようになっています。ワルケリアナは栽培技術、環境、気候などにより同じ株でも花形、色、輪数が変わります。この株は直射日光下で育てたそうで、花の咲き具合、輪数共見事で、圧倒的な得票数も納得の株でした。

第2位 Laelia anceps var. guerrero ‘Blumen Insel’  堀 清次     10票
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11花茎 18輪 つぼみ2 NS9.0×8.5㎝ レリア アンセプスはメキシコからホンジェラスの標高500~1500mに自生するカトレア近縁種で、最低気温が5℃有れば越冬出来ると言う強健種です。メキシコのゲレーロ地方州産の変種で、この株の様にぺタルの中心から外側に向かって色が濃くなっていく色彩の個体をゲレーロと呼びます。栽培は容易で強光線を好みます。ただ新しく伸びていくバルブが斜め上に上がって行くように育つため、鉢からすぐにはみ出してしまい、鉢 増しが必須です。この株の様にたくさんの花を咲かせようとすると、大きな鉢に成り、ヘゴ着けにする人もいるようです。例会の日が花のピークで「いいタイミングで持って来られて良かった。」(堀氏談)との事でした。

第3位 Cattleya trianae ‘Sangre de Toro’         佐藤 俊男    7票
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2.交配種の部
第1位 Cycnodes Taiwan Gold ‘Taiwan Orange’     小野 敬一   18票
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2花茎 21輪 NS7.0×7.0㎝ 属名のシクノデスは想像通りシクノチェス×モルモデスの属間交配種です。タイワンゴールドには、名の通りもっと黄色い‘GC-WOC12’も有ります。小野さんも言っていたように、シクノチェスの近縁種は、成長期と開花期・休眠期では、草姿が大きく異なります。筆者のタイワンゴールドは、夏には70~80㎝くらいには成りますが、開花期には葉が落ちコンパクトに成り、越冬期間中は水やりも余り必要無く面倒が有りません。栽培は水苔・プラ鉢が良く、多肥を好み、バルブが出来るとこの株の様に複数の花茎が上がってきます。バルブを覆い隠すほどの花が咲き、株の出来の良さが光る株でした。

第2位 Cattleya Sea Breeze            豊田 弘       7票
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2花茎 4輪 NS12.5×12.5㎝ カトレア シーブリーズは、カトレア ワーネリー×カトレア ワルケリアナの交配種です。親にセルレアを使っているので、淡いブルーの花になっています。原種の趣きを残した花形と、優しい色合いが相まって、女性に人気の花です。入賞花はディスプレイも良く、女性票?も得て2位入賞です。

第3位 Cattleya White Island ‘Yukari'         小野 敬 一      6票

3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. perola   小野 敬一
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<<各賞(審査員推奨)>>
該当なし


<<展示花>>
Cattleya trianae fma. alba 'Aranka Germaske'    佐藤 俊男
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Dendrobium Berry × Queen Southeast         長縄 和子
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Dendrobium purpureum fma. album           若尾 暢子
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<<人気投票>>

1.原種の部
C. walkeriana 'Nomura'          星   隆 9票
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1花茎2輪 NS12.0×12.0cm 良く展開した紅紫色の花が咲いていました。ご存知のように一説には‘Kitayama’と‘Jungle Queen’は同株とも言われているようです。筆者が蘭を趣味とした当時(90年代)ワルケリアナのチポタイプを代表する銘花の一つで、いつかは自分の手元に置き栽培して花を咲かせたいと思った一品です。しかし、昨今は、ワルケだけに特化したマニアの育種のお陰で、多くの整形花が目に留まる機会が多くなり、本種の評価が以前に比べトーンダウンしていることは周知の事実ですが、うまく栽培された開花を改めてみると当時銘花と謳われた由縁が垣間見えます。
奥田さんからの解説で、ワルケリアナは、真四角、リップがフラットに展開し、ペタルがオーバーラップする、これらが入賞花の条件。「これからの寒さに当てると一層バルブが充実します」と栽培ポイントがありました。

Den. lamyaiae                小野 敬一     8票
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3花茎12輪 NS4.0×5.0㎝。 お行儀よく咲いているとはちょっと言いづらいですが、小振りの株から比較的大きな濃いオレンジ色の美花が咲いていました。じーっと細長いリップを観察すると真っ赤に近いくっきりしたスジ模様がとても綺麗で印象的でした。小野さんによりますと今まで何回か購入したが栽培が難しく今回初めて開花に至ったようです。自生地はタイ、ラオスの山間地。1996年に登録された比較的新しい原種です。奥田さんから、「鉢植えには向かず入賞花のように板に付け、冬の間は水遣りを極力控え、たまに葉水程度にするのがコツ」と栽培のポイント解説がありました。最近この種とよく似た dickasonii (デッカソニー)が違う山で見つかったと説明もありました。

第3位 Catasetum pileatem ‘Oro Verde’       豊田 弘   7票

2.交配種の部
Rlc. Pastoral ‘Innocence’         星   隆      20票
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1961年登録。半世紀以上前からカトレア愛好家に愛され続け、今現在もカトレアを栽培している人なら、この名を知らない人がいないほど言わずと知れた白花超有名銘花です。1花茎 2輪 NS14.0x14.0cm白色の整形花が咲いていました。晩秋から早冬にかけて開花すること、強健種でも有ること、花付きも良く、大株作りにも向いていることから初心者向きのカトレア交配種としてお勧めです。本種 Rlc. Pastoral(パストラル)は、白色花が際立って有名ですが、別有名個体には“Fairy(フェアリー)”というリップ周辺に淡いピンクが入るものや、“Rosa(ローザ)”や“Doris(ドリス)”というパステルピンク系の花を着けるものもあります。

Paph. Sheila Hanes × Amber Chrome    豊田 弘
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1花茎1輪 NS8.5x10.0cmグリーン色の爽やかな花が咲いていました。パフィオの整形花について造詣の深い方であれば、この花をみて評価はできますが、筆者はまったく見識がありません。花の評価はさて置きぱっと見て清涼感を感じる女性が好む可愛い花です。

3.香りの部
フレグランス賞 C. walkeriana 'Nomura'       星   隆      16票
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<<各賞>>
該当なし


<<展示花>>
Den. fytchianum Pink Type               星野 和代
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<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Cattleya maxima          堀 清次     11票
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3花茎 8輪 NS11.0×13.0cm Cattleya maximaは、エクアドル南部とペルー北部に自生しており、標高1300m辺りの山に自生するもの(アップランドタイプ)と、海岸近くに自生しているもの(ローランドタイプ)とに大別されます。山に自生しているものは、株の丈が低く、輪数は少なめですが濃色です。海岸近くに自生しているものは、丈が高く、輪数の多い、薄いピンクの花が咲きます。Maximaの名前は、丈が高いことから、最も偉大なカトレア(Greatest Cattleya)より命名されたようです。本入賞花は、山に自生しているタイプのものです。リップが、ピンク地に濃い筋状のパターンが形成され、周囲にフリルを有し、特に美しい。3花茎に8輪も咲き、見事です。

第2位 Cattleya labiata fma. semi-alba      小島 朝男    7票
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1花茎 4輪 NS11.0×15.5cm Cattleya labiataは、西洋に最初に導入された、代表的なCattleyaです。イギリスの園芸の奨励家 William Cattleyにより、1818年11月、大輪のラベンダー色の蘭が咲き、蘭の収集熱がスタートしました。 labiataは、ブラジル北東部に自生しており、バラエティに富んでいます。柴紅色、ピンク、アルバ、セミアルバ、セルレア、コンカラー、ルブラ、その他など。本入賞花は、過去の栽培教室での株で、ブラジルで交配されたもの(ブラジルの「 Iwashita 」さんによる交配?)と聞いています。セミアルバタイプで、リップは、喉もとが黄色で、それに接し柴紅色を配した2色で彩られています。全体としてバランスよく、品のある美しい原種と言えます。

第3位 Cattleya dorosa alba         礒田 忠彦    6票

2.交配種の部
第1位 Rhyncattleanthe Lois McNeil ‘Ace’    豊田 弘    10票
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3花茎 9輪 NS9.0×10.0cm 本入賞花は、古い交配種で、B.digbyana、L.tenebrosa、 C.bowringiana、C.labiataなどが先祖のようです。これらの花と、つながりが感じられるでしょうか。ペタルがオーバーラップしており、ブルー系では、中型の整形花と言えます。ブルー系のカトレアは、あまり花型が良くないものが多いですが、本交配種は、古い割に、形が良いようです。本入賞花は、お伺いしますと、良く咲かせると、見ごたえがあり、あまり咲かないとのことです。しかし、3花茎に、9輪も咲いており、見事です。株数も立派で栽培がよく行き届いて、その成果が現れていると思います。

第1位 Cattleya Dinard 'Blue Heaven'    佐藤 俊男   10票
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1花茎 2輪 NS14.0×15.5cm 本入賞花は、上記の入賞花と同票で、1位となります。Cattleya Dinard は、セルレア系個体のある原種 C. warneriの血を引いており、C. Saint GothardとC. Dinahとの交配種です。'Blue Heaven'は、AOSで入賞(AM)しています。このカトレアも古い交配種ですが、ブルー系統の代表的な大輪の整形花で、同じブルー系統の上記Rhyncattleanthe Lois McNeilに比べ、大輪です。本入賞花は、咲いたばかりとのことですが、良い色で、花型もオーバーラップ状に近く、よく見られる'Blue Heaven'よりも、整形です。リップがベルベット状で、しかも濃いブルーです。この花も良く栽培された成果と言えるでしょう。

第3位 Miltassia Olmec               小島 朝男   8票

3.香りの部
フレグランス賞  Cattleya labiata fma. semi-alba     小島 朝男
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フレグランス賞 Cattleya waikeriana fma. coerulea ‘Edward’    豊田 弘
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<<各賞>>
該当なし


<<展示花>>
Bulbophyllum laxiflorum majus       星野 和代
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Bulbophyllum fascinator corazon    堀 清次
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Cattleya labiata rubra ‘Dark Star'      堀 清次
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Laeria Amoena ’Blue Magic’       豊田 弘
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Coelogyne ovalis               中村
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Cattlianthe Porcia 'Cannizaro'     堀 清次
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1.原種の部
第1位  Inobulbon munificum(=Dendrobium munificum)   豊田 弘    13票
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ニューカレドニア原産の一属一種。樹木に着生して自生しているようです。バルブを包む皮の繊維だけが残って毛玉になっているところから、通称「毛玉デンドロ」因るところです。1花茎 45輪(ツボミ15) NS3.0×4.1cm黒いリップが特徴的な花を多数下垂させて開花していました。会員の間の蘭談義では、栽培が結構難しいということでした。この際ですので、ニューカレドニア島を調べてみたところ、太古の昔、オーストラリア大陸の一部が分かれて出来たようです。大きさは、四国ぐらい、気候は、亜熱帯気候に属し穏やかな四季があり本島の中心部を1000メートル級の山脈が走っていることから、島の東と西では気象条件が違い、東側では雨が多く西側では乾燥した地域です。このようなキーワードに栽培のポイントがありそうですね!

第1位 Bulbophyllum lobbii giant type      小野 敬一      13票
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スマトラ、ボルネオ、ジャワ、インドネシア、マレーシア、フィリピンの低地林および低山林の標高200~2000mに自生。NS8.2×11㎝ 1花茎 1輪、ジャイアントタイプの記述にふさわしい大輪が咲いていました。ゴールデン色に赤い筋模様が入り、目を引いていました。バルボの多くは、水を好むと一般的に言われていますので、コルク付けでの栽培は、大変だと察します。今後大株になると存在感がさらに増すことでしょうね!銘花として“キャシーゴールド”があります。

第3位 Erasanthe henrici           豊田 弘        11票
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2.交配種の部
第1位 Vanda Twinkle (= Ascofinetia Twinkle )    鈴木 貞子    9票
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アスコセントラム × フウランの属間交配は、以前アスコフィネティア属でしたが、新しい分類では、両属ともバンダ属に統合されたようです。交配の目的として、片親のフウランのあのよい香りが引き継がれることを想定したのではと思いたくなるのですが、この花からの目立った香りは感じることができず、ちょっと残念な思いもあります。NS2.3×2.0cmオレンジ色の花が11花茎223輪咲いていました。プラ鉢植えに変えてみたら生育がよくなったとコメントがありました。見事な大株作りです。

第2位 Habenaria Jiaho Yellow Bird (rhodocheila X medusa)   星野 和代  7票
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すーと!伸びた約20cmの花茎に薄ピンク色可愛らしい花が10輪(ツボミ10)咲いていました(NS3.0x2.7cm)。両親の特徴が花色、花形など随所みられるようです。片方のrhodocheilaは、マレー半島から中国南部に自生。オレンジ色が基本で色の抜けた黄色もあるという感じです。もう一方のmedusaは、タイからカンボジアに自生。白色の花に赤いリップが入る多花性が特徴です。ハベナリア属は、熱帯・亜熱帯のアジア地域から、日本をはじめとする温帯、さらには南北アメリカや南アフリカまで広く分布する地生ランです。白、赤、オレンジ、ピンク、黄色と色とりどりで綺麗な花を咲かせます。栽培のポイントは、春の芽出し前に球根を植え替えてその後、春から夏に肥料を与え球根を大きく育て、秋の開花後は、地上部が枯れてからは、温室に入れたまま、水やりを殆どしないで乾燥状態を保つ。しかし、案外これが難しく冬の間に球根が消えてなくなる時があります。栽培のポイントを掴むと毎年確実に咲いてくれます。

第3位 Cattleya Batemaniana ‘Shonan’        小野 敬一    5票

3.フレグランス賞
Phalaenopsis Ludde-violacea               若尾 暢子
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各賞(審査員推奨株)
栽培技術賞 Erasanthe henrici              豊田 弘
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栽培技術賞 Inobulbum munificum           豊田 弘
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取り急ぎ入賞花の写真アップします。

<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Phragmipedium besseae           豊田 弘    15票a0265160_24525.jpg
1花茎 1輪 NS8.5×6.5cm Phragmipedium besseaeは、アンデス山脈の東側の斜面に自生しています。花弁や萼片がオレンジ色で、リップは筋状にオレンジ色の線模様を有しています。比較的近年に発見された花で、それまではオレンジ色の花はなく、交配に多用されて、今ではPhragmipediumにオレンジ色を交えた多彩な花が作出、開花しています。その自生地から比較的クールオーキッドとみられています。本besseaeは比較的濃色で、花弁も大きいようです。良花の仲間に入るといえます。優良個体の交配苗でしょう。3年8ヶ月ほど前に入手し、普通の環境で栽培していたそうですが、なかなか開花に至らなかったそうです。そこで半年前からクールオーキッドとしての栽培環境にしたところ、生育が目覚めてよくなり、今回の開花に繋げられたとのことです。besseaeはクールオーキッドとして栽培管理をすることが大事、ということでしょう。株が大きいので冷蔵装置の場所を取り、つらいですが。

第2位 Rhynchostylis coelestis            堀 清次    11票a0265160_26498.jpg
2花茎 53輪 NS2.5×1.5cm Rhynchostylis属は、熱帯アジア地方に広く分布しています。種としては、ギカンティア、レツーサ、セレスティスなどが代表的で、紫紅色、白色、それらの点花、オレンジ色、青色などの色彩があります。熱帯原産なので、寒さと乾燥に弱く、年間を通して高温多湿の環境で栽培すると、元気に生育し、比較的栽培が容易です。しかしセレスティスは特に弱く、通常のこのような管理では、初めは良好でもだんだん葉っぱが落ちてき、ついに枯れてしまいます。最近分かってきたことは、水遣りに工夫が必要であるらしいことです。因みに入賞した本Rhynchostylis coelestisは、朝晩水を満たしたバケツに1時間位、漬けるそうです。株は1年前に購入したそうですが、見事に房咲状に開花しています。特にこの花はリップが濃い青色をしており、またペタルの先端も濃い青色でグラデーション状に着色しています。清涼感あふれる良花です。ただ、花茎の中ほどの花が散っていることが少し残念です。これは次回に期待します。

第3位 Miltonia moreliana ‘Aoki’           長縄 和子   5票a0265160_2104843.jpg



2.交配種の部
第1位 Angraecum Longiscott    小島 朝男   12票a0265160_272437.jpg
2花茎 7輪 NS5.0×7.0cm Angraecum Longiscottは、マダガスカル島などに自生するsuperbumと、コモロス島(マダガスカル島の北部近くの小島)に自生するscottianumとの、原種同士の一代交配種です。個体名‘Lea’の株がAOSで入賞(AM)しています。花持ちが良く1か月位は咲くようで、Angraecumとしては比較的栽培は容易なようです。お伺いしますと、入賞した本Longiscottは、株が10cm位の長さで、4、5枚の葉を有するときに入手し、朝晩水遣りをしているそうです。昨年から開花し、今回で2回目とのことです。また本Longiscottは、花が重くて左右に花茎が離れてしまうので、花茎を寄せて見栄えよくしてみたそうです。清楚な花が7輪もまとまって咲き、見事です。

第2位 Cattlianthe Chocolate Drop 'Kodama'      山田 栄    10票a0265160_283061.jpg
1花茎 9輪 NS5.0×6.5cm Chocolate Dropは、guttata(ブラジルの海岸近くに自生)とaurantiaca(メキシコなどの中部アメリカに自生)の交配種で、この蘭も原種同士の一代交配種です。また、個体名‘Kodama’の花はAOSで入賞(AM)しています。交配種ですが、原種の特徴が出ている花で、ペタルやセパルの幅が小さく暗赤色で、表面が蝋のような光沢があります。クラスター状に、たくさんの花を咲かせ楽しめます。本入賞株はこのような特徴を発揮しています。お伺いしますと、蘭業者に勧められ、購入したそうです。毎年咲いている、とのことで‘Kodama’の特徴も良く出ており、栽培が上手といえると思います。また、当蘭会に入会してから、色々な蘭の栽培が良くできるようになりました、とのことです。

第3位 Disa Aurat Kew 'Kathy Pure'    豊田 弘  7票
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第3位 Dendrobium Roongkamol Vejvarut       星野  和代     7票
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3.フレグランス賞
Cattleya Mini Purple coerulea             星  隆
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<<各賞(審査員推奨)>>
良花賞 Phragmipedium besseae           豊田 弘a0265160_24525.jpg


努力賞 Miltonia moreliana ‘Aoki’          長縄 和子a0265160_2104843.jpg



<<展示花>>
Miltonia moreliana ‘Aoki’                星  隆
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<<<人気投票>>>
第1位 Vandachostylis Blue Star        星野 和代   13票
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この類が出てくると、いつもこんがらかってしまいます。ヨネザワラとダーウィナラと呼ばれていた属の例のやつです。ざっくり言ってしまうと、ヨネザワラは3属間交配で、ダーウィナラは4属間交配です。バンダ、ネオフィネティア、リンコスティルスの3属がヨネザワラ、それにアスコセントラムが加わってダーウィナラとなります。もちろん交配の順序は異なりますが、こう記すと解りやすいですね。そして、属の再編によりフウランのネオフィネティアがバンダへ移行され、ヨネザワラ属は消滅し、バンダとリンコスティルス属の2属間交配種、バンダコスティルス属のブルースターとなったのです。一方のダーウィナラは3属交配でバスコスティルスとなったと理解しています。一般的にはブルースターの紫色は薄めと言われますが、どうしてなかなかの濃色良花です。加えて特筆すべきは下葉がまったく落ちることなく、生き生きと双生させ、みごとな株姿を維持していることに敬意を表します。 1花茎 9輪 NS4.5x4cm

第2位 Cattleya Batemaniana    豊田 弘     12票
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私がこの会に入会した約25年程前、その頃このミニの交配種バテマニアナの全盛期だったような気がします。‘グッドホープ’‘プリズムパレット’などの個体名を持った優秀花が一世を風靡していました。前者は白とラベンダーのスプラッシュが微妙なグラデーションをなして美しく、後者はプリズムに恥じない黄色で彩られた多色のスプラッシュ花だったと記憶しています。そしてお馴染みの‘ショーナン’ときて、こちらは相模洋蘭園の選抜個体であると解るわけです。いずれも片親のC. intermedia aquiniiの配合具合によってそれぞれのスプラッシュ花の器量が決定付けられるのですから、出来不出来は神の御技と思うほかありません。首が弱く、下向きに咲くことが多いのですが、まっすぐ前向きにデスプレイしてくれましたので、花の美しさが確かめられました。片親のコクシネアはソフロニティスからカトレア属へ移行しましたので、標記はCattleyaとなります。それにしても、この繊細なミディ種を約30年も綿々と栽培し続けるのは並大抵のことではありません。2花茎3輪 つぼみ3 NS5x6cm

第3位 Podangis dactyloceras    堀  清次    9票
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エランギスに類縁なるも、1属1種の特異な且つ愛すべき小型 アンゴロイドです。1属1種ということは、他に類なるものが見当たらないということの証ですから、小型種といえど手元に置いて、咲いた花をじっくりと愛でたい種であることは言うまでもありません。透明感のある白一色花が、距を伴ってグリーンのコラムをおおうように正 面を向いて咲いた姿は実に愛らしいものです。西アフリカ、ザイールあたりを原産地としますが、長年株を健全に栽培するのは、なかなかの難敵と承知すべきです。1年目あたりは順調に育っていると油断してると、下葉が黄変して順番にはらはらと落ちて劣化してしまい、いつしか御昇天。ただし芽吹きは良く、1芽で入手しても2~3年で3~4芽に増殖し、それら子株にも花芽を付けて、賑やかに咲いてくれるのです。繰り返しますが、株が健全であればです。水好きであること、劣化したミズゴケを嫌うこと、定期的な消毒を欠かさないことが健全の条件と思います。10花茎 111輪 NS0.9x0.9cm

第3位 Paphiopedilum niveum    堀 清次    9票

<<<各賞>>>
努力賞  Nageliella purpurea     中村 スエ

<<<展示花>>>
Cattleya harrisoniana          小島 朝男
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