カテゴリ:例会入賞花・展示花( 60 )

<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Dimorphorchis lowii                堀 清次   20票
a0265160_1538745.jpga0265160_15383798.jpg
1花茎 6輪 つぼみ10 NS 6.0×6.5㎝ この株は、草高・下垂したステムの長さ共に、1メートルは有ろうかと言うほどの大きな株で、会場でもひときわ目立っていました。1本の花茎に異なる色の花を咲かせることで、有名な品種ですが、咲き始めの2輪は、黄色地に赤褐色の小点が入った花を付け、3輪目からは、花弁のほとんどが赤褐色の花になります。以前小手指の洋蘭展でも、賞に入った株で、おそらく毎年は咲かないと思いますが、咲けば入賞確実です。これだけ大きな株は、置き場所、栽培とも苦労が有ると思います。

第2位 Rhinchostylis coelestis         西郷 数秀   7票
a0265160_15401778.jpg
2花茎 72輪 NS 1.8×1.5cm バンダを小さくしたような、草姿で花茎を斜め上に伸ばし、1~2センチの小さな花を多数咲かせます。セレスティスは、花弁は薄いブルーですが、リップがクッキリした、青色なので、全体的にスッキリした空色に見えます。この蘭は、インドからインドネシア・マレー半島など熱帯・亜熱帯のアジアに自生しています。したがって通常冬季の耐寒性は低く、加温設備が必要と思われます。このような根がむき出しで、バスケット植えのような品種は、根をそっくり水につける方法で、水やりをするのが良いようですが、この株は如雨露で水をかけるだけで、(ただし夏場は1日に2~3回)充分に育ち、丈夫な株ですと、西郷さんの説明でした。

第3位 Phalaenopsis lindenii          星野 和代   3票
a0265160_15415669.jpg


第3位 Cattleya alaorii concolor ‘Stela’    堀 清次     3票
a0265160_15593049.jpg


2.交配種の部
第1位 Catasetum Seaside          豊田 弘     10票
a0265160_15443316.jpg
1花茎 10輪 NS 7.8×8.0cm この花は、Ctsm. Chong Keng Yongx Ctsm. pileatum imperial 交配種×原種の交配です。カタセタムは、数輪から10数輪咲き、色も、白からこの花のような褐色、薄いピンク色など様々で、人気のある品種ですが、この花のように、ピレアタムを使った交配は、花も大きく観賞価値の高いものが多いようです。筆者の家のピレアタムも、現在花が上がって来ています。夏咲きなので、花の無い今頃に咲いてくれます。1鉢あっても損はしません。圧倒的な存在感で、交配種部門1位獲得です。

第2位 Vanda Siriporn Pink          中村 靜枝    7票
a0265160_18595937.jpg
2花茎 9輪 つぼみ8 NS9.0×9.0cm V. East More × V. Fuchs Delightの交配です。バンダは、東南アジアの暖かい地方の、木の高いところに着生しています。根はむき出しで、空中の水分(霧など)から気根で吸い生育します。栽培する場合はバスケット植えが普通で、生育期は1日数回の、霧吹きで水やりをします。名前は、サンスクリット語のバンダカ、(まとわりつく)と言う意味から、来ているそうです。この株は、栽培者の中村靜枝さんも、[綺麗に咲いた]と感じたのでしょう、御家族にもだいぶ自慢していたようです。これだけ綺麗に咲いていれば、当然です。

第3位 Dendrobium Hilda Poxon        高橋 稔    5票
a0265160_15481959.jpg


3.香りの部
フレグランス賞 Rhinchostylis coelestis      西郷 数秀
a0265160_15401778.jpg



<<各賞>>(審査委員推奨)
良個体賞 Cattleya crispa 'Seijikun'            堀 清次
a0265160_15522812.jpg

[PR]
<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Cattleya wallisii fantasia `Seijikun‘      堀 清次   15票
a0265160_2212094.jpg
2花茎4輪 NS15.0×12.0cm Cattleya eldorado(現在wallisii)は、アマゾン熱帯雨林に自生しています。栽培は難しい種で、他の大輪の原種に比べ、暖かい環境が必要とされ、冬の夜間温度を18℃、少なくとも15℃は欲しいようです。また、良く開花させるには、十分、日に当てます。入賞花は薄いピンクでペタル、セパル共に淡い赤色のくさび状バターンがグラデーション状に入っています。このような花をワリシーでは特別にファンタジアというバラエティネームで呼んでいるようです。全体としてやさしくしなやかな印象を醸し出しています。株がバックより順調に育っており、花も良く展開しており、見事です。また本入賞花は困難な種ですが、堀さんのお話ですと、特段の手法を用いた栽培管理ではなく、一般のカトレア栽培管理で生育したとのことです。その栽培管理が、そもそもこのような花にも有効なベテランならではの管理方法であったという事でしょう。

第2位 Dendrobium stratiotes           小島 朝男   11票
a0265160_2222631.jpg
6花茎16輪 NS4.0×8.0㎝ デンドロビウム ストラティオテスは、スパチュラータ亜属の一種です。この亜種の特徴は、花弁がねじれて上を向く形をしています。ストラティオテスは、ニューギニア島、モルッカ諸島、スンダ列島などに自生している大柄な種です。花弁は白地に淡い緑色が交じり、細くねじれて立ち上がります。リップは紅紫色の斑と濃い色の筋が入ります。本栽培株は、デンドロビウムは一般には水苔で植えつけられるのに対しミックスコンポストを利用しています。古い株に対し最近の栽培株の丈が高く、生育が良好なことがうかがえます。このため花の特徴が良く出ており、全体としては、清涼感があります。ただ小島会長によりますと、欠点は、丈が高すぎて、取り扱いが不便であることだそうです。

第3位 Spathoglottis parsonii 'Prasarn'       星野 和代   5票
a0265160_2224976.jpg



2.交配種の部
第1位 Cattleya Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’    星 隆   12票
a0265160_2232283.jpg
1花茎3輪 NS11.0×12.0cm Cattleya Hawaiian Wedding Songは、C. Angel Bells × C. Claesianaの交配種です。ペタル、セパルが白色、リップに淡いクリームイエローが入ります。中大輪で、準多花性です。年2回程度開花するようです。AOSで入賞しています(HCC)。本入賞花は、生育が順調で、トップバルブになるほど大きく育っています。このため、花の特徴が良く出ており、とても清純な感じで、Wedding Songが聞こえてくるようです。星さんは、もう一鉢持っているのだそうですが、花をキリギリスに食べられたそうです。キリギリスも清純なものに魅かれるのでしょうか。

第2位 Cattleya Interglossa 'Spanish Pond'       豊田 弘   7票
a0265160_2245217.jpg
1花茎3輪 NS10.0×9.0cm Cattleya Interglossaは、C. amethystoglossa × C. intermediaの一代交配種で、作出年も1902年と古い品種です。ピンクやパープル(濃い紫色)色、また深紅色(マゼンタ)の点花などが現れ楽しめます。また、本入賞花のように花弁が唇弁化したものや、楔形の模様が入っているものもあります。中高温で、生育期に水遣りをよくし、休眠期に水遣りを控える通常の管理で良いようです。しかし、本入賞花は、豊田さんオリジナルブレンドの、「スゴイネ」を主としたミックスコンポストに植えつけられています。水苔をこのコンポストにしたら、良好に生育したとのことです。このおかげで花もその特徴がよく現われ、深紅色の点を有するセパルと、リップ化したペタルが良く調和して展開し立派に咲いています。また本花は、会員であった高山さんの遺品だそうです。

第3位 Dendrobium Mem. Lillian Yamada ‘Jay’     小島 朝男  6票
a0265160_22965.jpg



3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya dowiana            堀 清次
a0265160_22102981.jpg



<<各賞>>(審査委員推奨)
良個体賞 Cattleya wallisii fantasia `Seijikun‘      堀 清次
a0265160_2212094.jpg


努力賞 Cattleya dowiana               堀 清次
a0265160_22102981.jpg


努力賞 Spathoglottis parsonii 'Prasarn'       星野 和代
a0265160_2224976.jpg

[PR]
<<人気投票>>
1.『原種の部』
第1位 Cattleya  warscewiczii fma coerulea      堀 清次 8票
a0265160_22124937.jpg
コロンビアに自生する一枚葉系の大型の原種カトレア。アンデス山脈の標高700~1000mの一年を通じて比較的温度差が少ない温暖な地域を自生地にしています。特徴としては、花茎が直立し大きくなり、多花をつけることと大輪咲きです。一説によると、一花茎に10輪、NS30cmの花が咲いたことも記されています。種名を「gigas(ギガス)」とも呼び、ギリシャ神話の“巨人”を指す言葉のようです。植物用語として用いる場合は、“ギガンティア(巨大な)”を用いる場合が多いようです。NS15.0×17.0cm 2花茎5輪 セパル幅は比較的細いが、大きな花径、濃セルレア色、よく展開したリップが一層この花の存在感を出しています。この時期にふさわしい清涼感を感じる色合いも“グッド”です。 堀さんの説明によるとネットオークションでひと目を引きゲットしたようです。栽培は、春の終わりから新芽が伸びるにつれて、水やり多くする。

第2位 Dendrobium  devonianum             星野 和代   6票
a0265160_22163413.jpg
インド ブータン ミャンマー、中国雲南省の山岳地帯の標高1,000~2,000mに自生。
4本のバルブが約30cm下垂し薄白ピンク色に濃赤ピンク色の模様の入った花が31輪咲いています。NS3.8×3.0㎝。自生地が東南アジアの山岳地帯ということでやや暑がるようです。初夏に開花、そのためか、栽培も少々難しいようです。リップの外周が羽毛のように細裂します。デンドロにはこのような色合いの花がいくつかありますが、本種はその中でもキュートで魅力的です。ネット検索したところ、東北の蘭園園主が自生地を訪れた手記の中に、デボニアナムの自生地の近くに、栽培が難しいファルコネリーがすぐ近くの木に着生しているとありました。筆者も幾度となく栽培をトライしましたが、開花は見られず今となっては、ラベルのみとなってしまいました。クールな環境のない星野さんですが、さすが栽培上手です。見事な開花です!

第3位 Cattleya  warscewiczii fma semi alba    佐藤 俊男   5票 
第3位 V.falcata(Neofinetia falcata) 風蘭   "猩々" 岩田 美穂子 5票

2.『交配種の部』 
第1位
Paphiopedilum   St.Swithin    小島 朝男   14票
a0265160_22485580.jpg
(Paph. philippinense × rothschildianum) 1901年登録
パフィオ属多花性(ポリアンサ亜属)の代表的品種の交配。片親のフィリピネンセは、フィリピンの比較的低地の海岸近くの日当たりよいところに地生または着生している。花の特徴としては、ペタルが、細く、よじれながら斜め下方へ伸びる。もう一方のロスチャイルディアナムは、カリマンタン島(ボルネオ島)キナバル山の標高500-1800mの地域に自生する固有種。開花すると豪華極まりないが、栽培は、やや難しく成長が遅く花をつけにくいこと。パフィオの王様として、高嶺(高値)の花ということ。このような難点を改善するための交配種のようです。1花茎3輪 NS12.0×20.0cmスーと延びた花茎に大輪が咲いていました。

第2位 Cattleya Brazilian Star
(C. intermedia, aquinii coerulea x nobilior, coerulea 'Blue Blood') 
                         豊田 弘   12票
a0265160_225102.jpg
(C. intermedia aquinii coerulea × nobilior coerulea‘Blue Blood’)
ブラジルを代表するカトレア原種同士の交配種です。クサビ系セルレアの美しい色調の美花です。花型はインターメディア、リップが反り返ったところがノビリオールの特徴が出ています。交配の目的と問われるとなかなか思いつきませんが、この花をみて一つ連想できることは、ノビリオールアキニータイプの育種ねらいでしょうかね?ぱっと見て、清涼感を感じる女性が好む可愛いい花です。1花茎2輪 NS12.0×12.5cm が咲いていました。

第3位 Dendrobium Jaquelyn Thomas “Blue”  星野 和代 7票

3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya  warscewiczii fma coerulea     堀 清次
a0265160_16443367.jpg


4.<<各賞(審査委員推奨)>>
努力賞    V.falcata(Neofinetia falcata) 風蘭   “猩々” 岩田 美穂子
a0265160_1646535.jpg

[PR]
<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 C. dolosa fma. coerulea         小島 朝男   12票
a0265160_048418.jpg
古くからワルケラナとロディゲシイの自然交配種としてよく知られているドローサですが、こんな色合いの花色がどうして出現するのでしょうか?一応ドローサというのですから素直に自然種であるとして、セルレアのワルケラナとセルレアのロディゲシィが偶然ジャングル的な森の中で花粉のやり取りが虫によってなされる、あるいは風によって運ばれなされるとなれば、これはもう奇跡としか言いようがありません。そもそもそれぞれのセルレア花が出現して居る奇跡を土台としているのですから、気が遠くなりそうな偶然です。ティポどうしの交配が自然界で行われたにも拘らず、染色体に異常をきたし突然変異によりセルレア花が誕生した、というのがもうひとつの仮説であり、現実的な本筋であると思われます。いずれにしても、よくぞ我々の眼前に存在してくれてありがとう、という心境です。 初夏にふさわしい爽やかな薄紫は私達日本人にとり高貴な色合に映り、源氏の君を彷彿させる趣があります。NS11x10.5cmの中輪花が2花茎に4輪、5輪と咲き誇れば大変豪華な花姿で、何をとっても一級品ゆえ、審査員推奨株にも選出されており、是非とも実物を鑑賞して欲しい逸品です。


第2位 C. schilleriana                星  隆      7票
a0265160_0493267.jpg
良花どうしのシブリングだったのですが、記録が漏れてしまいました。星さん、ごめん なさい。と、まず詫びを入れて、、、。カトレア シレリアーナ深窓の貴婦人を思わせる響きがあると思いませんか? でも花容はどちらかといえばグロテスク。花びらは細く浪打ち斑点持ち、色も茶から焦げ茶色とくすんだ感が強いにもかかわらず、なぜか通好みのこの花の特徴は大きくせり出す赤く彩られたリップです。白ベースに赤縞が奥から流れ、赤白の絶妙なたて縞模様がリップ上に描かれています。この赤色はスロート部からの連続であるほど良花の度合いを上げることに役立っていると言われます。出品花は花色がこげ茶色感が強く、リップとの対比が鮮明な良花です。なまめかしい花容から繰り出す芳香も魅力のひとつです。筆者が譲ったシレリアーナも同時出品されていましたが、本家はとうの昔にご臨終とあいなり、時々見せていただく栽培上級者の星さんに感謝です。1花茎1輪NS11x11.5cm リップ幅5.5cm


第3位 Paph. esquirolei               金子 寛      5票
a0265160_0502066.jpg



2.交配種の部
第1位 Brassia Edvah Loo 斑入り葉          豊田 弘     15票
a0265160_0564560.jpg
北アメリカ フロリダ半島以南から中南米 南アメリカ大陸まで、約30種の原種があるそうですが、正直なところあまり馴染みがないのでどんな種があるのかさっぱり解りません。かろうじて思いだすのはベルコーサとコウダタの2種類のみで、しかも緑っぽい花のイメージしかないような状態ですが皆さんはいかがでしょう?薄黄緑のペタル、セパルに焦げ茶色の斑点が散りばめられています。クモ蘭、スパイダーオーキッドと呼ばれるにふさわしく、大型のクモが目一杯に手足を広げているような迫力が此花の見所です。出品花は珍しい斑入り葉種であることがもうひとつの売りポイントです。NS6x26cm 2花茎 19輪


第2位 Lyc. Astra 'Hatsune'           鈴木 貞子      10票
a0265160_0531753.jpg
(Lyc. tricolor x brevispatha) リカステと言えば暑さ に弱く育てにくい代表選手のような存在です。花の美しさに魅かれて栽培に挑戦された方もたくさん居ることでしょう。筆者もそのひとりで何年か試みましたが悩みの日々の連続だったような気がします。結局年を重ねるごとに劣化し、花付きも無くなり、ただ生かしておく状態になり、やがて消えてなくなる、手を染めた方々は程度の差こそあれ大方そんな感じではありませんか?出品花の母親は低温に強く、父親は高温に強いという理想的な交配で、大した気苦労もなくNS6.5x6cmの中輪花を21輪も咲かせてくれました。茎が短くこんもりと咲いてピンクの花びらと茶色いドーサルが可愛らしいです。


第3位 Den. Bonanza                 小島 朝男     8票
a0265160_054631.jpg



3.香りの部
フレグランス賞 Max. tenuifolia    星  隆


<<各賞>> (審査員推奨)
努力賞 Cattleya dolosa fma. coerulea       小島 朝男a0265160_048418.jpg



<<展示花>>
C. lawrenceana             星  隆
a0265160_0582698.jpg


Onc. hamsonarum          星野 和代
a0265160_0594145.jpg

[PR]
<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Cattleya jongheana (‘Hiromi’ SM/JOGA × ‘Fire Birds’ SM/JOGA) 豊田 弘 22票
a0265160_1383227.jpg
2花茎2輪 NS16.0×16.0cm。色よく、形よく、展開よく、サイズも大きく4拍子揃った良花が咲いていました。またまた当会を代表するジョンゲアナが一つ増えました。12㎝~13㎝あれば良花の部類に入ろう認識していましたが、16㎝とは“びっくり”です。栽培は、なかなか難しいという人と難なく育つと2つに分かれるようですが、ブラジルの標高1000~1300メートルに自生しているようですので、日本の夏は暑がる傾向があるのかも?豊田さんから「国際園芸の実生株ということで、国際園芸に問い合わせをしたところ、これ以上の株は、まだ出ていない」とコメントがありました。


第2位 Paphiopedilum armeniacum        西郷 数秀   8票
a0265160_140519.jpg
自生地は中国雲南省1979年に発見された原種です。1花茎1輪 NS11.0×10.8㎝ お行儀よく大きな濃い黄色の美花が咲いていました。西郷さんによりますと購入から苦節10年今回初めて開花に至ったようです。栽培のポイントとして、株の置き場は、棚下栽培でなく50%遮光(夏70%)風通し良い所、水やりは、2,3日に1回30℃を超えたら早朝、植え替えは、4月か5月に2年に一回。(2014年6月例会の中藤さん講演より)

第3位 Dendrobium lindleyi 'Florida Sunshine'   山田 栄   7票
a0265160_1405873.jpg


2.交配種の部
第1位 Lyc. shoalhaven (skinneri × Koolena)1976年登録 宮原 十九美 21票
a0265160_1424052.jpg
現在までリカステを栽培している人なら、この交配種名を知らない人がいないほど、言わずと知れたリカステ有名種です。現在でも、未だに多くの良花を生み出す交配として有力な品種の一つです。東京ドーム蘭展で過去2回日本大賞を受賞しています(‘Kyoto’ 1999年 ‘Yoko's Delight’ 2009年)。2花茎2輪 NS15.5×14.0cm パステルピンク色を基調としたセミアルバの整形花が咲いていました。近年、温暖化による夏の酷暑のため、所沢近郊では、なかなか栽培がうまくいかない中、バックバルブからトップバルブへと少しずつバルブが大きくなり、株が順調に育っている様子が伺えています。他を寄せ付けないダントツの一等賞です。久しぶりの入賞ですが、さすが“ベテラン宮原さん”です。

第2位 Dendrobium White King 'Hiroshima'        小島 朝男  10票
a0265160_1433585.jpg
25花茎113輪 NS5.2x4.7cm 白色と言うよりは、薄クリーム色と言いたいノビル系デンドロビウムの見事な大株作りです。リップの濃い赤茶色がとてもよく目立ち、バルブを覆い尽くすように花が沢山咲いていることで株全体の見栄えが更に引き立てています。かなり長く栽培している株のひとつのようです。

第3位 エビネ 黄緑×ピンク                 角田 馨     3票
a0265160_1443441.jpg


第3位 Dendrobium Green Mist             豊田 弘    3票

3.香りの部
フレグランス賞 Lyc. aromatica             中村 静枝
a0265160_1462460.jpg


<<各賞(審査委員推奨)>>
良個体賞 Cattleya jongheana            豊田 弘
a0265160_1383227.jpg


<<展示花>>
Cattleya mossiae semi-alba 'Diosa de Sierra'  堀 清次
a0265160_14928100.jpg


Phal. schileriana 'Pink Butterfly'            星野 和代
a0265160_1503669.jpg

[PR]
<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Cattleya luddemanniana fma. tipo ‘Yukari’    佐藤 俊男  11票
a0265160_103158.jpg
2花茎 2輪 NS16.5×17.0cm カトレア ルデマニアナはベネズエラ原産の蘭で、比較的高温を好み、最低気温は15度以上あったほうがいいようです。ルデマニアナは年に2バルブ伸びるため、大株にし易いですが、秋からの新芽時期の植え替えは不可、植え替えは春のみです。この株(個体名Yukari)は当会会員の宮本さんからの分け株で、会場で見たときは花が大きくとてもいいと思いましたが、最近の交配ではもっとリップが広く、大輪のルデマニアナが有り、良花賞には成りませんでした。ただ宮本さん曰く、株がもっと充実すれば、もう二回り大きな花が来るとの事でした。見てみたいものですね。

第2位 Cattleya walkeriana fma. semi-alba         佐藤 俊男  8票
a0265160_115515.jpg
1花茎 2輪 11.5×11.5cm 入賞花の常連のカトレア ワルケリアナです。上記のsemi-albaは、ラベルに書いてあったものと思われますが、最近ではリップが赤く、花弁に色が乗るタイプのワルケリアナ は、セミアルバではなくperolaペローラと表記します。この株は以前栽培教室で配布したものの1株で、滝川先生の交配したもので、Andre the Giant(Tokyo No.1のSelf)× Puanani Bearという交配です。Tokyo No.1が親に使われている場合、綺麗なセミアルバに成りにくいようです。花型はとても良く、綺麗に開いて咲いており、2位にふさわしい株でした。1位、2位佐藤さんの独占でした。

第3位 Dendrobium polyanthum              小野 敬一  5票


2.交配種の部
第1位 Caulaelia (Cll.) Mizoguchi 'Princess Kiko' BM/JOGA 岩田 美穂子 12票
a0265160_143485.jpg
8花茎 50輪 5.0×5.0cm この蘭は先月も堀さんが、交配種の部2位で入賞しています。花の説明は2月度の蘭花をお読みください。この株は、やや長めの花径に同じ高さに花を咲かせ、花だけが株の上に雲のように綺麗に並んで咲いています。1輪1輪はあまり大きくはないですが、リップの淡桃色の縁取りが良いアクセントになっていて、見ごたえ のある株で1位入賞も当然です。1週間前までは、もう10輪多く咲いていたそうです。

第2位 Doritaenopsis Maria Teresa           星野 和代   4票
a0265160_152553.jpg
3花茎 12輪 2.3×3.0cm この花の片親は、ファレノプシスのエクエストリスと思われ、花1輪は小さいですが薄ピンクの花弁に、大きめの紫紅色のリップが目を引き、見落されがちな位の小さな株でしたが、投票2位に入りました。

第2位 Dendrobium New Guinea macrophyllum   若尾 暢子     4票
a0265160_171995.jpg
7花茎 27輪 つぼみ17個 5.5×4.5cm 上記の名前は、ラベルに書いて有るものですが、調べて見たところ、New Guinea × macrophyllumではないかと思われます。この交配はDen. Jungle Gemという名前で登録されています。またDen. New Guineaはmacrophyllum ×atroviolaceumという交配なのでDen. Jungle Gemはmacrophyllumの血が 3/4になり、この株の様 に、macrophyllumに非常によく似たものになるのではと想像できます。他の蘭の華やかな色に比べ地味な色合いですが、このようなランを好む方も多く、多輪数を着け栽培もさほど難しくないので、栽培している人の 多い品種です。

3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. semi-alba      佐藤 俊男
a0265160_115515.jpg


<<各賞(審査員推奨)>>
良個体賞 Cattleya walkeriana fma. semi-alba         佐藤 俊男
a0265160_115515.jpg


努力賞 Psychilis atropurpurea fma. alba 'Emerald Tsukuba' 長縄 和子

<<展示花>>
C. walkeriana 'Andre The Giant' × 'Nishimino'           宮本 勝
a0265160_119498.jpg


Den. faciferum                                小島 朝男
a0265160_120279.jpga0265160_1202158.jpg


Renanthopsis Mildred Jameson 'Zuma Canyon'     佐々木 光次郎
a0265160_1211894.jpg


Trichoglottis pusilla                         星野 和代
a0265160_122971.jpg
[PR]
<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Rhyncholaelia glauca fma. alba 'Seijikun`      堀 清次  11票
a0265160_23392584.jpg
ディグビアナとグラウカの2種からなるリンコレリア属もようやく定着した感があります。この2種ももともとはブラサボラ属に属していたことは周知の事実です。ブラサボラ属の多くは長い、短いの差こそあれ、棒状の硬い葉なのですが、その中でカトレアなみの広葉の2種がリンコレリア属に変更されたと理解します。ペタルが広いグラウカは殆ど見られず、整形花であることはまず無し。にもかかわらず広く栽培されるのは、ワイルドな出で立ちから繰り出す、なお白きリップの清新さと広がり、に尽きると言ったら言い過ぎでしょうか? その上リップ奥から芳香を放つのですから魅力一杯で す。両開きの胸元をサッと開いて、俺を見てくれ!!と主張しているように感じます。出品花は白色というより、薄緑色の特別個体と自分だけが思っている。リップ奥の赤点が入らないアルバ個体がレアかと思っていましたが、五分五分と聞いて、ちょっとがっかり。カトレアと同じ栽培で良いのですが、厚葉系はその厚みの中に水分を蓄積しているので、多いよりは少なめ、一年を通して光充分が基本です。NS13x12.8cm 6輪

第2位 Bulbophyllum medusae fma. album 'K&T`     小野 敬一  8票
a0265160_23423647.jpg
蘭の世界の多様性を語るにふさわしい一種です。バルボフィラムの世界全体が多様性の宝庫といえる世界です。殆どの種がタイ、フィリッピン、スマトラ島、ボルネオ島、インドなど東南アジアに産するのはご存知の通りです。またニューギニアも一大宝庫で、一部はアフリカ、南アメリカ、日本にもマメツタランや小笠原シコウランがあり世界中に分布すると言えそうです。メデューサって素敵なネーミングですね。ギリシア神話では、海神ポセイドンの愛人で、天馬ペガサスの母となってます。自分の髪の美しさを自慢して上位女神に頭髪を毒蛇に変えられたと伝わっています。ティポ種は中心部に小豆色班が密集し、ごちゃごちゃ感で汚く見えることが災いし、最近見ることが少なくなりました。対してアルバ種はご覧のようにすっきりとし、長く伸ばした三セパルの密集がつくる白い払子状のふんわりがひとつの世界を形成しています。バルボの例に漏れず匍匐茎が長く、すぐに鉢から飛び出してしまうので、コルクに付けて自然風にあしらってあるのがまた素敵です。本人談のようにコルクよりヘゴのほうが適しているように思います。いつも湿り気があるくらいの栽培をこころがけましょう。この時期、個体名‘K&T’が心に染み入ります。NS12x13cm

第3位 Laelia anceps fma. alba              豊田 弘    3票
第3位 Cattleya loddigesii 'Carina`             星 隆     3票
第3位 Pleione formosana fma. coerulea 'Tiffany'     小野 敬一   3票


2.交配種の部
第1位 Dendrobium Yellow Chinsai 'Magical Color`     小野 敬一  9票
a0265160_23491938.jpg
本株は2014年4月例会にて栽培教室の教材として当会で頒布されたものです。ですからたくさんの会員の方々が栽培されていますよね。自分も栽培していますが、開花は3月頃になりそうな蕾の塩梅ですから、今月出品された3名の方々は超早い開花と言えそうです。そもそも本種は2014年春の蘭展にて、佐々木さんが出品していた株が良く咲いているのを見た会員さんが欲しがったところから、教材として取り寄せた経緯があります。その時点で全株開花していましたから、4月開花が平均、、、、。そのときの紹介画像を見直しましたが、今回の出品株は倍以上に花盛りで、花咲かなんとかさんの噴霧もさることながら、栽培者の意欲と技術をしっかりと表現していると感じ入りました。種名イェローチンサイと言うほど花色は黄色っぽくなく乳白色ですが、リップ全体を彩るエンジ線がこの花を特徴付けていると言ってよいでしょう。セッコクの血が入ってるにも拘らず、低温処理に気を使う必要は無いようです。 5花茎41輪 NS 5.5x5cm

第2位 Fredclarkeara After Dark 'S.V.O. Black Pearl`    小野 敬一  6票
a0265160_2351445.jpg
最近流行りの黒い奴らの代表選手、フレッドクラーケアラと発音します。なんじゃいね?(Morm. Painted Desert x Ctsm. Donna Wise) という交配で、モルモーデスとカタセタムの人工交配種であることがわかります。個体名に含まれているSVO って何?と思いますよね。これは、カルフォルニアのSunset Valley Orchid というラン屋さんのことなんです。この蘭園の創始者であるフレッド クラークさんが交配して本種を作り出したので、それを記念してフレッドクラーケアラ属となったのです。なので全体を解釈すると、サンセット(日没)バレー(峡谷)蘭園のフレッド クラークさんがつくりあげた’宵闇に光り輝く黒真珠‘というイメージでいかがでしょうか?言っておきますがこれは個人のイメージですが、そんな感じでよろしいかと思います。しかし、アフターダーク種すべてがこのように真っ黒になる訳ではありません。オレンジっぽい花びらに茶班がはいるものや、まだら班になったり、変異はいくつかあります。それらの中で秀逸なのが本種ですが、ブラックパールの中にも、黒さの違いがありますので、より黒い株を獲得したいものです。5花茎も出してるバルブの出来が抜群で、成長期における多肥栽培が必要不可欠とのことです。NS 6x3.5cm 46輪

第2位 Caulaelia(Dial ) Mizoguchi 'Princess Kiko '        堀 清次  6票
a0265160_23522199.jpg
私達の耳には、ダイアレリア ミゾグチと言ったほうが馴染み深いですね。そして、ミゾグチとくればプリンセス キコと連続するほどの一体感です。Diacm. bicornutum x L. albida=Diallaeria Snowflake それに Laellea ancepsを掛けたのがミゾグチです。ところがこのところの属名変更により、Diacm(ダイアクリウム)がCaularthron(Clrthr.)コーラルスロンとなったことにより、ミゾグチをCaulaelia(コーラエリア)と呼ぶことになりました。ああ、ややこしい!! 元となってるダイアクリウム ビコルヌウタムがミゾグチにそっくりで、リップのピンクの縁取りを無くしたような花です。しかし、‘プリンセス キコ’を特徴付けているのはなんたってこのピンクの縁取りですから、しっかり縁取られている株を選びたいです。良い株はリップだけではなく、花びらにもピンクの縁取りがはっきりと入るものがあり、見つけたらそく購入しましょう。もちろん、秋篠宮 紀子様の御成婚を記念しての銘名であることは広く知られています。紀子様のご様子そのまま、優しげでチャーミングな花です。5花茎 23輪 NS6x6.5cm


3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya schroederae                 堀 清次
a0265160_23534499.jpg



<<各賞(審査員推奨)>>
良個体賞  Rhyncholaelia glauca fma. alba 'Seijikun`   堀 清次
a0265160_23392584.jpg


大作賞   Bulbophyllum lindleyanum 'Seijikun`       堀 清次

<<展示花>>
Cattleya Aloha Case                          小島 朝男
a0265160_00669.jpg

[PR]
<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Cattleya walkeriana fma. perola         小野 敬一    17票
a0265160_1965594.jpg
3花茎 9輪 つぼみ1 NS10.0×10.0㎝ この株は滝川先生から譲り受けた株で、交配は‘Ann’× Tokyo No.1(self)です。以前はこの様な色彩のワルケリアナは、セミアルバとかスプラッシュ等の言い方をしていましたが、ペタル、セパルに色が付いたり、この株の様に赤い筋が入るタイプのセミアルバをペローラとし、ペタル、セパルが純白で、リップに色がのるものをセミアルバと呼ぶようになっています。ワルケリアナは栽培技術、環境、気候などにより同じ株でも花形、色、輪数が変わります。この株は直射日光下で育てたそうで、花の咲き具合、輪数共見事で、圧倒的な得票数も納得の株でした。

第2位 Laelia anceps var. guerrero ‘Blumen Insel’  堀 清次     10票
a0265160_1982373.jpg
11花茎 18輪 つぼみ2 NS9.0×8.5㎝ レリア アンセプスはメキシコからホンジェラスの標高500~1500mに自生するカトレア近縁種で、最低気温が5℃有れば越冬出来ると言う強健種です。メキシコのゲレーロ地方州産の変種で、この株の様にぺタルの中心から外側に向かって色が濃くなっていく色彩の個体をゲレーロと呼びます。栽培は容易で強光線を好みます。ただ新しく伸びていくバルブが斜め上に上がって行くように育つため、鉢からすぐにはみ出してしまい、鉢 増しが必須です。この株の様にたくさんの花を咲かせようとすると、大きな鉢に成り、ヘゴ着けにする人もいるようです。例会の日が花のピークで「いいタイミングで持って来られて良かった。」(堀氏談)との事でした。

第3位 Cattleya trianae ‘Sangre de Toro’         佐藤 俊男    7票
a0265160_1995810.jpg


2.交配種の部
第1位 Cycnodes Taiwan Gold ‘Taiwan Orange’     小野 敬一   18票
a0265160_19115721.jpg
2花茎 21輪 NS7.0×7.0㎝ 属名のシクノデスは想像通りシクノチェス×モルモデスの属間交配種です。タイワンゴールドには、名の通りもっと黄色い‘GC-WOC12’も有ります。小野さんも言っていたように、シクノチェスの近縁種は、成長期と開花期・休眠期では、草姿が大きく異なります。筆者のタイワンゴールドは、夏には70~80㎝くらいには成りますが、開花期には葉が落ちコンパクトに成り、越冬期間中は水やりも余り必要無く面倒が有りません。栽培は水苔・プラ鉢が良く、多肥を好み、バルブが出来るとこの株の様に複数の花茎が上がってきます。バルブを覆い隠すほどの花が咲き、株の出来の良さが光る株でした。

第2位 Cattleya Sea Breeze            豊田 弘       7票
a0265160_19132443.jpg
2花茎 4輪 NS12.5×12.5㎝ カトレア シーブリーズは、カトレア ワーネリー×カトレア ワルケリアナの交配種です。親にセルレアを使っているので、淡いブルーの花になっています。原種の趣きを残した花形と、優しい色合いが相まって、女性に人気の花です。入賞花はディスプレイも良く、女性票?も得て2位入賞です。

第3位 Cattleya White Island ‘Yukari'         小野 敬 一      6票

3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. perola   小野 敬一
a0265160_1965594.jpg



<<各賞(審査員推奨)>>
該当なし


<<展示花>>
Cattleya trianae fma. alba 'Aranka Germaske'    佐藤 俊男
a0265160_19184440.jpg


Dendrobium Berry × Queen Southeast         長縄 和子
a0265160_19195837.jpg


Dendrobium purpureum fma. album           若尾 暢子
a0265160_19224571.jpg

[PR]
<<人気投票>>

1.原種の部
C. walkeriana 'Nomura'          星   隆 9票
a0265160_0213759.jpg
1花茎2輪 NS12.0×12.0cm 良く展開した紅紫色の花が咲いていました。ご存知のように一説には‘Kitayama’と‘Jungle Queen’は同株とも言われているようです。筆者が蘭を趣味とした当時(90年代)ワルケリアナのチポタイプを代表する銘花の一つで、いつかは自分の手元に置き栽培して花を咲かせたいと思った一品です。しかし、昨今は、ワルケだけに特化したマニアの育種のお陰で、多くの整形花が目に留まる機会が多くなり、本種の評価が以前に比べトーンダウンしていることは周知の事実ですが、うまく栽培された開花を改めてみると当時銘花と謳われた由縁が垣間見えます。
奥田さんからの解説で、ワルケリアナは、真四角、リップがフラットに展開し、ペタルがオーバーラップする、これらが入賞花の条件。「これからの寒さに当てると一層バルブが充実します」と栽培ポイントがありました。

Den. lamyaiae                小野 敬一     8票
a0265160_0231267.jpg
3花茎12輪 NS4.0×5.0㎝。 お行儀よく咲いているとはちょっと言いづらいですが、小振りの株から比較的大きな濃いオレンジ色の美花が咲いていました。じーっと細長いリップを観察すると真っ赤に近いくっきりしたスジ模様がとても綺麗で印象的でした。小野さんによりますと今まで何回か購入したが栽培が難しく今回初めて開花に至ったようです。自生地はタイ、ラオスの山間地。1996年に登録された比較的新しい原種です。奥田さんから、「鉢植えには向かず入賞花のように板に付け、冬の間は水遣りを極力控え、たまに葉水程度にするのがコツ」と栽培のポイント解説がありました。最近この種とよく似た dickasonii (デッカソニー)が違う山で見つかったと説明もありました。

第3位 Catasetum pileatem ‘Oro Verde’       豊田 弘   7票

2.交配種の部
Rlc. Pastoral ‘Innocence’         星   隆      20票
a0265160_0242542.jpg
1961年登録。半世紀以上前からカトレア愛好家に愛され続け、今現在もカトレアを栽培している人なら、この名を知らない人がいないほど言わずと知れた白花超有名銘花です。1花茎 2輪 NS14.0x14.0cm白色の整形花が咲いていました。晩秋から早冬にかけて開花すること、強健種でも有ること、花付きも良く、大株作りにも向いていることから初心者向きのカトレア交配種としてお勧めです。本種 Rlc. Pastoral(パストラル)は、白色花が際立って有名ですが、別有名個体には“Fairy(フェアリー)”というリップ周辺に淡いピンクが入るものや、“Rosa(ローザ)”や“Doris(ドリス)”というパステルピンク系の花を着けるものもあります。

Paph. Sheila Hanes × Amber Chrome    豊田 弘
a0265160_0255829.jpg
1花茎1輪 NS8.5x10.0cmグリーン色の爽やかな花が咲いていました。パフィオの整形花について造詣の深い方であれば、この花をみて評価はできますが、筆者はまったく見識がありません。花の評価はさて置きぱっと見て清涼感を感じる女性が好む可愛い花です。

3.香りの部
フレグランス賞 C. walkeriana 'Nomura'       星   隆      16票
a0265160_0213759.jpg



<<各賞>>
該当なし


<<展示花>>
Den. fytchianum Pink Type               星野 和代
a0265160_0292624.jpg

[PR]
<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Cattleya maxima          堀 清次     11票
a0265160_2251929.jpg
3花茎 8輪 NS11.0×13.0cm Cattleya maximaは、エクアドル南部とペルー北部に自生しており、標高1300m辺りの山に自生するもの(アップランドタイプ)と、海岸近くに自生しているもの(ローランドタイプ)とに大別されます。山に自生しているものは、株の丈が低く、輪数は少なめですが濃色です。海岸近くに自生しているものは、丈が高く、輪数の多い、薄いピンクの花が咲きます。Maximaの名前は、丈が高いことから、最も偉大なカトレア(Greatest Cattleya)より命名されたようです。本入賞花は、山に自生しているタイプのものです。リップが、ピンク地に濃い筋状のパターンが形成され、周囲にフリルを有し、特に美しい。3花茎に8輪も咲き、見事です。

第2位 Cattleya labiata fma. semi-alba      小島 朝男    7票
a0265160_22524246.jpg
1花茎 4輪 NS11.0×15.5cm Cattleya labiataは、西洋に最初に導入された、代表的なCattleyaです。イギリスの園芸の奨励家 William Cattleyにより、1818年11月、大輪のラベンダー色の蘭が咲き、蘭の収集熱がスタートしました。 labiataは、ブラジル北東部に自生しており、バラエティに富んでいます。柴紅色、ピンク、アルバ、セミアルバ、セルレア、コンカラー、ルブラ、その他など。本入賞花は、過去の栽培教室での株で、ブラジルで交配されたもの(ブラジルの「 Iwashita 」さんによる交配?)と聞いています。セミアルバタイプで、リップは、喉もとが黄色で、それに接し柴紅色を配した2色で彩られています。全体としてバランスよく、品のある美しい原種と言えます。

第3位 Cattleya dorosa alba         礒田 忠彦    6票

2.交配種の部
第1位 Rhyncattleanthe Lois McNeil ‘Ace’    豊田 弘    10票
a0265160_2257097.jpg
3花茎 9輪 NS9.0×10.0cm 本入賞花は、古い交配種で、B.digbyana、L.tenebrosa、 C.bowringiana、C.labiataなどが先祖のようです。これらの花と、つながりが感じられるでしょうか。ペタルがオーバーラップしており、ブルー系では、中型の整形花と言えます。ブルー系のカトレアは、あまり花型が良くないものが多いですが、本交配種は、古い割に、形が良いようです。本入賞花は、お伺いしますと、良く咲かせると、見ごたえがあり、あまり咲かないとのことです。しかし、3花茎に、9輪も咲いており、見事です。株数も立派で栽培がよく行き届いて、その成果が現れていると思います。

第1位 Cattleya Dinard 'Blue Heaven'    佐藤 俊男   10票
a0265160_22585366.jpg
1花茎 2輪 NS14.0×15.5cm 本入賞花は、上記の入賞花と同票で、1位となります。Cattleya Dinard は、セルレア系個体のある原種 C. warneriの血を引いており、C. Saint GothardとC. Dinahとの交配種です。'Blue Heaven'は、AOSで入賞(AM)しています。このカトレアも古い交配種ですが、ブルー系統の代表的な大輪の整形花で、同じブルー系統の上記Rhyncattleanthe Lois McNeilに比べ、大輪です。本入賞花は、咲いたばかりとのことですが、良い色で、花型もオーバーラップ状に近く、よく見られる'Blue Heaven'よりも、整形です。リップがベルベット状で、しかも濃いブルーです。この花も良く栽培された成果と言えるでしょう。

第3位 Miltassia Olmec               小島 朝男   8票

3.香りの部
フレグランス賞  Cattleya labiata fma. semi-alba     小島 朝男
a0265160_22524246.jpg


フレグランス賞 Cattleya waikeriana fma. coerulea ‘Edward’    豊田 弘
a0265160_23163018.jpg


<<各賞>>
該当なし


<<展示花>>
Bulbophyllum laxiflorum majus       星野 和代
a0265160_2361784.jpg


Bulbophyllum fascinator corazon    堀 清次
a0265160_2371017.jpg


Cattleya labiata rubra ‘Dark Star'      堀 清次
a0265160_2393049.jpg


Laeria Amoena ’Blue Magic’       豊田 弘
a0265160_23111113.jpg


Coelogyne ovalis               中村
a0265160_23123692.jpg


Cattlianthe Porcia 'Cannizaro'     堀 清次
a0265160_23133084.jpg

[PR]