カテゴリ:例会入賞花・展示花( 61 )

<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Dendrobium parthenium          豊田 弘   12票
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7バルブ約140輪 NS 4.2×3.3㎝。 原産地はボルネオでキナバル山の標高900メートル程度の渓流沿いの林の中に自生しています。バルブの高さは60~70センチほどで、白く中心部に紅の乗った花を多数着けています。距もはっきりと見えます。名前の由来はパルテノン(女神アテナ)から来ています。この花の特徴はバルブから出る花茎に1か所から2~5本出ることです。花の向きを揃えることは無理なので、わさわさと咲いているように見えます。百合などでこのような咲き方の物を見かけます。 約140輪の花を着け堂々の1位入賞です。


第2位 Cyrtorchis chailluana           小野 敬一    6票
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1花茎5輪+つぼみ3個 NS 7.0×5.0㎝。 シルトルキス チャイルアナと読みます。この蘭はアフリカ中西部の比較的標高の高いところに自生しています。古くは花色が白系で距が長くアフリカ~マダガスカルに自生しているものをアングレカムと呼んでおり、シルトルキスやエランギスもアングレカム属でしたが、その後別の属として分類されました。標高の高いところに自生している割に、栽培は高温性で最低温度は15℃以上を必要とし、年間を通し多めの水やりが良く、この様な条件下であれば、比較的容易に育つようです。


第3位 Promenea guttata ‘Tagara’            堀 清次     5票
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2.交配種の部
第1位 Dendrobium Hibiki             堀 清次     12票
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8花茎約150輪 NS 2.0×2.0cm。 この花は夏咲のデンドロで、当会でも人気が有りお持ちの方も多いと思います。Den.laevifolium×Den.bracteosumの交配で、20㎝程度のバルブにリップがオレンジ色の小さい紫紅色の花を密に着けます。片親のラエビフォリウムはクーラーが必要なくらいのクールな蘭ですが、もう片親はやや高温性のデンドロで、交配により育てやすくなっています。水やりは多めが良く、葉が落ちたバルブに花が咲き、翌年もう1度同じバルブからも花が咲くので、年々豪華になっていきます。ハダニが付きやすいので注意が必要です。


第2位 Catyclia Leaf Hopper               高久 秀雄    8票
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2花茎6輪 NS 5.4×5.0㎝。 属名はカティクリアと読み、カトレアとエンシクリアの交配です。この株カティクリア リーフホッパーはエピカトレア エル ハティロ×エピデンドラム タンペンセで、エピカトレア エル ハティロはカトレア モシエ×エンシクリア タンペンシスの交配です。また、エピデン タンペンセとエンシクリア タンペンシスは同じものなので、いろいろ複雑ですが、カトレア モシエにエンシクリア タンペンシスを2回掛け合わせたものです。 エル ハティロは多少モシエの雰囲気が有りますが、リーフホッパーは当然エンシクリア タンペンシスによく似ています。香りのあるところがモシエに似たようです。 スッキリした花が人気の秘密でしょう。   (大野)


第3位 Encyclia  種名 不明              中村 静枝    5票


3.香りの部
フレグランス賞 Oncidium Sharry Baby 'Sweet Fragrance'       高久 秀雄
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<<各賞(審査委員推奨)>>
栽培技術賞 Telipogon intis               豊田 弘
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良個体賞  C. forbesii              堀 清次
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<<展示花>>
Drac. hirtzii 'J&L's Gold'            豊田 弘
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Phal. tetraspis                山田 栄
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1.原種の部
第1位 Phalaenopsis sumatrana        磯田 忠彦      10票
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東南アジアに広く分布するファレノプシスは、シレリアナやギガンティアのように特異な種もありますが、ルデマニアナ、アンボイネンシス、ファッシアータ、マンニー、マリアエ、そして本種スマトラーナと、それぞれの特徴を押さえて判別するのが難しい種の集まりです。また、ルデマニアナにはいくつかの変種があり、その難解さにますます拍車をかけています。東南アジアからの輸入株は花が咲いてみないと種を特定するのが難しいという別の要因も関わっており、そこには輸入業者、あるいは国内販売者の良心にも及びかねない重要な問題もある気がします。さて、出品株は何と言ってもその作りの良さが目を引き、葉はつやつや生き生きとし心地よさそうに成長している姿は、‘おみごと!’と言わざるを得ません。NS6x6.5cmとスマトラーナとしては径が大きく、筋模様もクリアーな良個体です。 5花茎 9輪 蕾1


第2位 Rhyncholaelia digbyana 'Mrs. Chase'    小野 敬一       8票
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何度となく見慣れたディグビィアナの有名花‘ミセス チェイス’は何度見てもいいですねえ、とわざと繰返したくなるほどです。髭もじゃリップであまりにも有名ですが、これを良くないと思う人は余程の天邪鬼ですよね。夕方になると芳香をかもし出し始めますが、これは初夏に爽やかなレモンライム色の我が身を宵闇に浮き出させる事と共に、交配の為の媒介者を誘い出す為の方策と言われています。匂いも色も子孫をつなぐ為、ただそれだけの為なら、人間様の都合で‘ああ、いい匂い、豪華で美しい!’なんて言ってるのはどこか的をはずしている、ということになるのでしょうか? この芳香も花に顔を近付けるより拡散された匂いを感じた方が良いようです。ディグビィアナの原産地は中央アメリカのホンジュラス周辺、低地の日当たりの良い岩上や樹幹に着生しており、日本での温室栽培では秋から冬に新芽が生育し始め、初夏に開花となりますが、いわゆる株に年季が入らないとシースを着けない、開花しないということなので、ジックリ栽培し続けましょう。全花左方向に傾いて咲くのは何の意味があるのでしょう。種小名ディグビィアナはラン栽培家ディグビィー氏に由来します。NS15.5x15.5cm 5花茎 5輪


第3位 Cattleya lobata 'Jeni'           豊田 弘       5票


2.交配種の部
第1位 Cattleya Canhamiana coerulea     高久 秀雄       6票
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1885年登録ですので、随分と歴史のある品種です。Cattleya mossiae x Laelia purpurata ですので長い間 LC(Laeliocattleya)として馴染んできましたが、当節ブラジル産レリア属はカトレア属となりましたので、Cattleya Canhamiana と標記されています。カンハミアナというとセルレア花しか見ないのですが、両親ともセルレア花を用いたのでしょう。パープラタのセルレア花というと変種ワークハウゼリィを思い出しますが、この血が一種独特のくすんだような紫を演出していると勝手に思っています。きりっとした紫ではなく、灰がまじってぼおっとしてくすんだ紫、この色こそカンハミアナ セルレアを特徴付ける魅惑の紫なのです。芳香も、リップの喉奥のイエロー部から繰り出される紫の細線が大きく広がるリップへ配備され、とてもおしゃれです。長い間愛培されて来た様子が伺われます。NS13.5 x 15.5cm 2花茎 5輪 


第1位 Oncostele (旧Colmanara) Wildcat          中村 スエ       6票
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Odtna. Rustlc Bridge × Odcdm. Crowborough という交配だそうです。と、どこか他人事のようですが、Odtna とは、オドントニア で、オドントグロッサムとミルトニアの属間交配種です。片親 Odcdm. とは、オドントシジューム で、オドントグロッサムとオンシジュームとのこちらも属間交配種です。ということで、オドントグロッサムとミルトニアとオンシジュームとの3属間交配種の属名がコルマナラとなる訳です。しかし近年における属名の変更により、とくにオンシジューム属は大きく変更になりましたので、このままコルマナラ属として良いのかどうか勉強不足により定かではないことを申し添えます。確かコルマナラ属ではなくなったと予感はしているのですが。前置きが長くなってしまいましたが、ワイルド キャットはコルマナラ属では一番の普及種で、赤みが強かったり、黄色身が強かったり、様々なタイプが輩出しています。出品花は黄色地に太目の茶色縞模様が鮮明でクリアー感が、きちっと並列させたディスプレイと共に好印象です。NS6x6.3cm 1花茎 9輪


第3位 Dendrobium Fiftinth Stale       豊田  弘       5票

第3位 Aerides Mary Fiftieth          中村 スエ       5票


3.香りの部
フレグランス賞 Vandachostylis (旧Darwinara) Charm 'Blue Moon'  豊田 弘
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<<各賞(審査員推奨)>>
希少種賞 Papilionanthe taiwaniana           堀 清次
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努力賞 Phalaenopsis sumatrana           磯田 忠彦
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<<展示花>>
Acanthephippium mantinianum         西郷 数秀
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Cattleya aclandiae               宮本 勝
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Max. fulgens                 星野 和代
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Phal. cornu-cervi 'Red Wanchiao'       佐々木 光次郎
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1.原種の部
第1位 Cattleya (旧Laelia) lobata ‘Jeni’      豊田 弘       10票a0265160_22402892.jpg
2花茎 8輪 NS11.0×12.0cm Cattleya (旧Laelia)lobataは、ブラジル、リオデジャネイロ州のオルガン山脈に自生しています。近年、ブラジル産のレリア属はすべてカトレア属に変更となりました。‘Jeni’は、パステルピンクのlobateです。秋に新芽が出て、冬から春にかけて生育し、初夏に咲くという生育サイクルです。このため一般の夏咲きとは少し違い、秋から冬にかけて十分に育てるのがポイントのようです。本入賞株は、輪数が多く、すべての花がよく展開しています。株もよく栽培されています。また、コンポストはバークを用いています。近年、カトレア類でも原種を主として水苔から種々のコンポストが利用されています。この株も、豊田さんの温室の環境の下で、バークが生育に良く合うのかもしれません。


第1位 Renanthera imschootiana       中村 スエ    10票
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1花茎 52輪 4.5×6.2cm 上記と同じ得票数で、1位です。Renanthera imschootianaは、アッサム、ミャンマー、中国南部、ラオスからベトナムの高地500~1500mの、木の幹に自生しています。晩春から初夏にかけて開花します。Renanthera特有の蝶に似た花型をしており、imschootianaは濃いオレンジ色を基本とした色彩を有します。一般にこのようなVandaの仲間は木枠もしくはプラスチック製の枠にベアルートで栽培します。株と根に、水遣りや高濃度の空中水分(湿気)で水分を供給します。本入賞株は、特に濃いオレンジ色をしており、また輪数も数多くよく栽培されていると思います。木製の鉢に水苔とオズマンダをコンポストに用いているそうです。注目点は水遣りで、昼間に数時間、水を張ったバケツに浸すそうです。このためか、本入賞株は入手した時には、開花まで数年かかる、と言われたそうですが、1年で咲いたそうです。最近Vanda類で特に原種のなかには、このように水に浸す水遣りをし、良い成果を上げているようです。私は、リンコステレスで挑戦しています。まだ、結果が出ていませんが、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

第3位 Cattleya violacea       星 隆      6票
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2.交配種の部
第1位 Vanda Pachara Delight ‘Blue No.1’          小島 朝男  11票
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1花茎7輪 NS10.0×11.0cm Vanda Pachara DelightはV.Karulea × V.Gordon Dillonの交配種で、中輪の濃いブルーのVandaです。最低温度を10℃位必要とされ、日向から半日陰の日照で栽培します。本入賞株は特に濃色で、入賞しています(GM/JOGA)。ベアルートで、朝晩水遣りをしているそうです。交配種のVandaでは、このような水遣りで十分なのでしょう。また、おそらく温室は、十分に日照や湿度の管理された環境なのでしょう。花の寿命は1か月以上とのことで、このような濃い青色の花を長きに渡って楽しめるのが、栽培の醍醐味と思います。ただ、このようによく栽培された株を見ると、残念ながら私の小温室では栽培はかなり困難です。

第2位 Dendrobium Gatton Sunray         星野 和代  10票
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3花茎32輪、4花茎27蕾 NS8.0×6.0cm。Dendrobium Gatton Sunrayは、pulchellum x Illustreの交配種で、さらにIllustre は、pulchellum x chrysotoxumで、pulchellumを主としています。90年以上前に交配されています。pulchellum の大きさ、リップの目と、 chrysotoxumの色彩を引き継いでいるように見えます。このように原種に近い交配種ですが、栽培は比較的容易なようです。ただ、本入賞株は、株が良く肥培しており、輪数も多く、また蕾も多いです。植え込み材料はバークで、また直射日光で育てているとのことです。風通しも良好なのでしょう(建物の3階)。このようなバーク植え、これに適した直射日光、通風、水遣りの管理から、32輪3花茎 27蕾4花茎という株にそだったことだと思います。

第3位 Rhyncholaeliocattleya King Harold      星野 和代   7票


3.香りの部
フレグランス賞 Rhyncholaeliocattleya King Harold      星野 和代


<<各賞(審査員推奨)>>
該当なし
                                       (西郷)


<<展示花>>
Comparettia speciosa       豊田 弘
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Dendrobium hercoglossum album      星野 和代
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Bulb. bicolor 'Miwa'          堀 清次
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Phal. mannii × sib (Jungle × Black)     佐々木 光次郎
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Cattleya mendelii           豊田 弘
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1.原種の部
第1位 Cattleya nobilior fma. amaliae (' Perfection' ×' Summerland')   佐藤 俊男   13票a0265160_22132555.jpg
このノビリオールは数年前に瀧川先生が交配されたフラスコ苗を当会に寄付され、佐藤さんがコミュニティで育てた後、皆さんに提供した経緯のある株と思われます。星さん出品の株と兄弟でしょうか。立派に育ち、優しい色合の良花を咲かせていますが、佐藤さんは同種株を複数お持ちのようですね。栽培しづらいと言われるノビリオールを苗から開花に至らせるのはすごいです。’パーフェクション’は言わずと知れたアマリエのトップ花、片や'サマーランド’は先生選抜のアマリエ優秀花ですので、良花が咲くのは当然と言えば当然かしらん。リップに入る赤褐色とイエローの彩りが美しく、この花の見所となっています。2花茎5輪 NS10x10cm

第2位 Paphiopedilum emersonii              堀 清次     8票
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栃木県宇都宮市新里町に所在するロマンティック村、当会でもバス旅行で訪れたことがありましたね。そのすぐ近くに新里園芸という蘭屋さんがあったことを記憶している会員の方も居られると思います。池袋東武の蘭展や所沢西武での蘭展にも来ていただいたと記憶しており、当会ともお付き合いのあった蘭屋さんで福田さんという熱い園主がおられました。20年程前、蘭の先輩と訪れた際に入手した株が出品の山採り?エマルソニイなのです。前置きが長くなってしまいましたが、園主は7~8年前に他界され、園も5年ほど前に閉鎖されたと聞いております。入手後10年程まったくと言って良いほど動く気配が無く、水だけはやっておくという栽培が続きました。初花を見たのは6年程前からで、それ以後も毎年咲くという訳ではなく、2年おき、3年おきと言った塩梅で今日に至りました。昔の株なので整形花とは言えませんが、咲くとNS12.5x7.5cmの何とも愛きょうがあり存在感を兼ね備えたバービセパラム属の花が目を引きます。なかなか咲きにくいということで、審査員推奨株として栽培技術賞を合わせて受賞しています。 1花茎1輪

第3位 Renanthera citrina           小野 敬一     7票
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2.交配種の部
第1位 Dendrobium Stardust × Puti Parasol      星野 和代   11票
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褒めるべきは、ラン屋さんが育てて売り物にしていると思うくらいに良く咲かせていることですね。山本デンドロビューム園の店先に陳列されていたとしても、それほど注目されるとも思えないですが、山本デンドロビューム園ともなれば、株自体がもっと大型で、花一輪もより大輪の整形花が目白押しそれはとりもなおさず、デンドロ専門店であればこそです。温室を持たず、三階立て住居の部屋やベランダや、踊り場等での栽培は、温室持ちの栽培者には想像を絶する努力が為されていると想像します。本種にしろ同時出品のD.トルティルにしろ花数がとても多く、栽培上手を伺わせますが’花咲じじい’を使ってますか? 沢山の花を咲かせていることで審査員推奨株として、栽培技術賞を合わせて受賞しています。 オレンジが花盛り、わしゃあアンチジャイアンツじゃ!! NS5x5cm 48輪

第2位 Vanda Robert's Delight ' Big Blue'        小島 朝男     8票
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バンダの交配種としては最もよく知られた種のひとつですね。 (V. Kasem's Delight x Gordon Dillon) バンダを一株も有していない筆者でも、交配親の両種とも聞き覚えがありますので、有名種同士の交配により出来た子供も又有名種という優秀家系の血筋です。個体名’Big Blue(おおきな青)’がそのまま花容を表わしています。NS10x11cm 2花茎 19輪 蕾1輪 と多くの輪数が着花しましたので、若干1輪の径は小さめとはいえ堂々の大きさです。花びらは青色をベースにより濃いブルーのスポッドが一面に散りばめられ、深いブルーの花が美しいです。同じ交配から赤花、小豆(紫)花も出現しますので、それらをコレクションするのも一興ですが、大きな温室が必要です。気根が束ねられていますが、温室内では伸び伸びと育っている様子が窺い知れます。  (堀)

第3位 Anacamptis(Orchis) Gennari      谷亀 高広    6票
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3.香りの部
フレグランス賞 Neostylis Pinky 'New Star'        高久 秀雄
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<<各賞(審査員推奨)>>
栽培技術賞 Dendrobium Stardust × Puti Parasol    星野 和代
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栽培技術賞 Paphiopedilum emersonii       堀 清次
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良個体賞 Anacamptis(Orchis) Bornemanni        谷亀 高広
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1.原種の部
第1位 Aerangis citrata             山田 栄      12票
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4花茎79輪NS2.0×2.2cm エランギス属はマダガスカル、アフリカ東部に自生しています。 草姿は胡蝶蘭のように葉が左右に広がり小~中型のものが多く、花の色は白~茶でカトレアのように華やかさは有りませんが、花茎の左右に多数の花を着け見ごたえがあり、いい香りもします。人気の有る属種です。エランギスのエラは空気を表していて、通風を好みます。またバルブがないので水を好みますが、根が濡れっぱなしだとすぐに腐ってしまうので、コルクやヘゴ板に付けて栽培したほうが成績が良いようです。この山田さんの株もヘゴ板に付けてあり、冬場でも天気の良い日は頭からザァーザァー水をやるそうです。風通しも良いのでしょう。

第2位 Cattleya. jongheana           豊田 弘      11票
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3花茎3輪NS12.5×14.0cm 中型カトレアの原種で花の展開が良く、上品な色合いが人気の種です。 自生地はブラジルのミナスジェライス地方ですが、ここはワルケリアナの自生地としても有名です。ジョンゲアナの方が標高が500メートルほど高く1300~1600mほどに自生していて、乾期・雨期もありメリハリのある栽培が重要です。成長のサイクルが普通のカトレアと異なり、春に開花した後休眠期に入り、夏の後半~秋の初めに新芽が出てきて秋~冬にも生育し春に開花します。この株は2010年にαオーキッドで購入したそうで3花茎3輪咲きで栽培並び花型の良さが目を引きます。

第3位 Masdevallia. ignea            小野 敬一      7票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Mini Blue Star ‘Yukari’      高橋 稔       8票
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1花茎2輪NS9.0×9.8cmミニブルースターは、C. Mini Purple × C. Corneliaという交配です。両親とも有名なミディカトレアで、セルレアを使ったものと思われます。株に比し大きな花を着け、栽培も比較的容易で人気のあるカトレアです。冬期室内で越冬栽培すると日照が不足するため、特にカトレアでは咲きにくくなることがあります。高橋さんの所では植物育成用のLED照明器具を使って日照不足を補っているそうです。筆者の所でもLED照明を使い始めてからカトレアが咲くようになってきました。 日照不足を補うにはかなり有効かと思います。お試しあれ。

第1位 Clowesetum Enosima          星野 和代       8票
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1花茎11輪NS5.3×4.0cm クロウェセタム字のごとく、クロウェシア×カタセタムで、カタセタム属の一部がクロウェシアに変更があったように近縁種同士の掛け合わせです。花が小型で多花の種と、花が比較的大きな種の交配と思われます。カタセタムもクロウェシアも多肥栽培が良く、成長期にはコンポストが乾ききらないように水やりをするのが肝心です。特に9月に入り少し涼しくなったころ肥料・水をたっぷり与えると目に見えてバルブが太くなっていくのが分かります。水切れ注意です。 今回は得票数が同じだったので、2人が1位になりました。

第3位 Den. Hsinying Paradise × Den. chrysopterum   小野 敬一   7票
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3.香りの部
フレグランス賞 Maxillaria marginata × porphyrostele    林 美代子
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<<各賞(審査員推奨)>>
良個体賞 Cattleya jongheana             豊田 弘a0265160_21423920.jpg

努力賞 Paraphalaenopsis. denevei          小野 敬一
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1.原種の部
第1位 Papilionanthe teres ‘Oyamazaki’        堀 清次   13票
8花茎13輪6蕾NS6.0×6.0cm Papilionanthe(旧Vanda) teresはヴェトナム、ラオス、タイ、からバングラデシュ、ヒマラヤなどの高温でよく日の当たる地域に自生しています。'Oyamazaki'は、京都・大山崎に在住のかたが選別した個体で、立派な大輪花です。神戸国際らん展で受賞しているようです(FCC/IOK・・・International Orchid Fair Kobe)。本栽培株は、ペタルやセパルが薄いピンク色で、リップが赤紫地に黄色の脈パターンが入っています。特にリップの色が濃いように思います。株が立派で根も良く張り出しており、このため、色が濃く、また大きい花が咲いているのではないでしょうか。朝から午後3~4時まで直射日光にあて、水遣りは株全身に浴びせる栽培をしているそうです。
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第2位 Vanda coerulescens              小野 敬一   11票
2花茎45輪1蕾NS3.0×2.0cm Vanda coerulescensは青色のバンダで、インド(アッサム地方)からタイの高地300~1200mの、温暖~冷涼な所に自生しています。他の青色のVanda coeruleaは、インド~タイの800~1700mに自生しており、coeruleaよりはクールの環境で無くても良いようです。coeruleaは、色が濃く網目模様がはいっていますが、coerulescensは、色が薄い空色で、均一に着色されています。しかし本栽培株は、セパルペタルがねじれずフラットに展開し比較的濃い空色で特にリップが濃く良花と思います。株も大きく良く育っておりこのため輪数も多く咲いています。また、お香の匂いがするのも好ましいと思います。6年前に入手し水遣りは毎日しているそうです。2花茎も伸びたのは今回初めてだそうです。よく栽培され良い結果が得られた株と言えましょう。
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第3位 Dendrochilum cobbianum           星野 和代    6票

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2.交配種の部
第1位 Dendrobium Pixie Princess 'H&R'        小島 朝男   10票
12花茎 輪数約400輪 NS3.5×2.0cm Dendrobium Pixie Princessは、Den. Pixie Nani × Den. canaliculatumの交配種で、1986年に登録されています。Den. canaliculatumは、オーストラリアからニューギニアの標高500m以下の低地に自生しています。この為か、Pixie Princessは比較的高温を好み丈夫な花です。ペタル・セパル共にレモンイエローでリップが濃い紫色となり、この対比が魅力的です。本入賞株は長年栽培していましたが下葉が垂れ下がって、また花が絡み合うなどするので温室の隅に置かれていましたがスパチュラータブームで見直され再び手間をかけて栽培始めたそうです。その甲斐あってか12花茎も伸び輪数も数えきれないほど開花し見事に咲いていました。
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第2位 Cattlianthe Blue Pacific            佐藤 俊男    8票
5花茎25輪6蕾NS10.0×10.0cm Catt. Blue Pacific は、Catt. Mariner X C. labiataの交配種で、1973年に登録されています。片親が原種のラビアータですが、ブルー系統のカトレアとしては花型がいいと思います。本栽培株は、花が25輪6蕾、また5花茎と非常に良好に育った株です。20年ほど栽培しており大分株分けしたそうです。大株になってからは平鉢に植え水遣りは多めにしているとのこと。しかし、それだけではこれほどの大株に育てるのには栽培管理が足りないと思います。佐藤さんはカトレア系統の栽培で原種を始めとして多くの困難な株を育てています。日照、水の乾燥(湿度)、通風など、そのほかの栽培環境も本入賞株のような大株づくりに寄与したのではないでしょうか。このような環境作りはノウハウのようなものでその技量はいつもながら羨ましいものです。
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第3位 Cattlianthe Dixie Jewels ‘Suzuki’        豊田 弘    6票
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3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya nobilior           山田 榮
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<<各賞(審査委員推奨)>>
良個体賞 Vanda coerulescens           小野 敬一   11票
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<<展示花>>
Clowesia Rebecca Northen 'Mikkabi'         堀 清次
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Den. sp                      堀 清次
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Lepanthes escobariana              小野 敬一
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Clowesia warczewitzii               小野 敬一
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Cattleychea Orange Stardust 'Masumi'       宮本 勝
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<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Bulbophyllum lindleyanum 'Seijikun'    堀  清次   14票
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私達が愛培する蘭科植物のカトレア属、デンドロビューム属、パフィオペディルム属等々、それぞれの種により違いはあるものの、それぞれの属の形態にはそれ程の違いは無いように感じています。しかし、ことパルボフィラム属においてはその形態は千差万別で、この事こそが多くのバルボ愛好家を内包する要因だと断言するものであります。さて、リンドレイヤナムはそういう意味でも魅力一杯のバルボの一点で、そのふんわり感、ころっと感に癒されて目が釘付け。'セイジクン’は5~6年前、2回行われるサンシャイン蘭展の会場で花島オーキッドさんから3バルブ¥6000(値段出してごめん)にて購入したものです。その後普通に水遣りを続けると、順調に増え、鉢からはみ出してきたので3年前に木枠植えにし今日です。年季が入ると小バルブでも花を着けてくれますが、長い花穂を垂らしている風情が見所ですから、充実したバルブ作りを目指したいと思います。エンジ色の縞々模様がシックで、びっしりと花に付いた毛がなんとも言えないソフト感を演出します。花茎35~40 約800輪 NS 1.4x1cm

第2位 Amitostigma lepidum ‘Nagisa’(オキナワチドリ ‘渚’)  谷亀 高広   11票
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アミトスティグマ属、なんとも聞き慣れない属名ですが、岩千鳥、雛千鳥、ヒナラン、コアニチドリと聞けば、蘭に関心を持ってる私達にはどこかで聞いた覚えはあるなぁ、位のことはありますね。でも、どれがどれだかさっぱり解らず、園芸店でたまに売られているコアニチドリっぽいやつとひとくくりにしているのは筆者だけではありますまい。この原稿を書くにあたりちょっとブログを覗き見すると、いるんですねえ、谷亀っぽい人達が、、、。それぞれが薀蓄、講釈を垂れるので、5分も読むと頭痛がしてくるので早々に退散しましたが、唯一わかったことは、日本産のこの属のなかで、出品のオキナワチドリ(レピダム)だけが、冬に出芽し開花させるただひとつの種であり、他と一線を画しているということでした。ご覧のように、可憐で可愛く、手元に置いて栽培してみたくなる方もいますでしょうが、どれも難敵揃いのようです、特にオキナワチドリは。沖縄本島では選抜個体同士の交配でいわゆる優秀花を作出する動きもあるようですが、傍観者の筆者には、そっと野に置いておきたい種のように感じました。花茎17 50輪 つぼみ20輪 NS1x1.5cm


第3位 Cattleya walkeriana fma. alba 'Diamond Blight'   豊田 弘  7票


2.交配種の部
第1位 Cattleya Orglade's Grand '雪中紅'      西郷 数秀  13票
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C. Persepolis x C. Mildred Rivesという交配で両親ともセミアルバを代表する名花です。パーセポリスは私達にも馴染み深く、セミアルバと言えばパーセポリス’スプレンダー’と反射的に出てくるくらいの人気種でAOSにてAM受賞の経歴があります。片親マイルドレッド ライブスも FCC受賞という輝かしい経歴で整形のセミアルバ花ですが、リップにモッシイェの影響で多少霜降り状のかすれが入る品種です。このかすれをどのように評価するかで好き嫌いが別れるところでもあります。しかし子供にはあまり出現せず、出品花にもその兆候は無く、すっきりとしたリップになっています。西郷さんの言うリップの白フリンジの件ですが、パーセポリスはベタ赤、マイルドレッド ライブスは白フリンジがはっきり入る品種ですから、その時々の栽培状況により入ったり入らなかったりするのも良くあることと理解します。株がまだ出来上がってなく、もうふた周りも成長するはずですから、そうなった満作の花を見せて欲しいと希望します。1花茎 2輪 NS13.5x16.5cm

第2位 Angrecum Veitchii              豊田 弘    6票
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すごい貫禄ですねぇ、この株をまのあたりにしてまず思ったことが、こんな株を置ける広い温室が欲しい、でした。手狭な温室にあれもこれもと蒐集本能丸出しで無計画に集めるとすぐに満杯になり候。鉢と鉢の間にできる僅かな空間に置ける小品限定になり久しい時が経ち候。そんな身にデーンと大株を出されると、玉砂利敷き詰められた御白州に引きずり出されて、桜吹雪の御仁に名捌きをうけた下手人の心境になり、恐れ入りやした、と額をむしろに擦り付けてひれ伏すばかりの状態です。アングレカムの交配種というと即座に出品株ビーチーとクレストウッド ’ツモロースター'を思い出します。Veitchii =eburneum × sesquipedaleで、ビーチーにもう一度セスキペダーレを戻し交配してクレストウッドが出来上がります。クレストウッドにはセスキペダーレが4分の3入ってますので、花も殆どセスキペダーレと同じに見えます。ビーチーは片親エブルネウムの影響でリップが広くなり全体的に丸くなった感がありますね。夕刻からの芳香は言うまでもありません。たくさんの子株に栄養を取られ今回は花茎を1本しか出せませんでしたが、子株からも花茎を出した姿を是非見てみたいです。1花茎 5輪 つぼみ1 NS 12x12cm


3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. albesence 'Takigawa NO5' 堀 清次
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<<各賞(審査委員推奨)>>
栽培技術賞 Amitostigma lepidum ‘Nagisa’(オキナワチドリ ‘渚’)  谷亀 高広
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<<展示花>>
C. trianaei fma. semi-alba 'Okada'         堀 清次
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Den. Fantasy Land ‘Princess’           星野 和代
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Holcoglossum amesianum            星野 和代
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<<人気投票>

1.原種の部
第1位 Comparettia macroplectron         豊田 弘     21票
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5花茎 46輪 NS3.5×4.0cm。コンパレッティア属は南米大陸の南側、コロンビア・エクアドル他かなり広い範囲に分布し、標高1000~1500mほどのところに自生しています。栽培は比較的難しく、夏少し暑がり、湿度、通風を好みます。このマクロプレクトロンはコロンビアが原産で、やはり標高の高いところに自生し、長いステムを伸ばし、意外と大きなピンク色の花を2列に並んで着けます。コンパレッティアには他に、やや花が小さいですが、きれいなオレンジ色のスペシオサや、鮮やかな赤色のイグネアが有名です。これだけ輪数の着いたマクロプレクトロンは、見た記憶が有りません。2位を大きく離して、堂々の1位です。


第2位 Cattleya trianaei ‘Sangre de Toro’         佐藤 俊男   8票
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7花茎 8輪 NS12.5×14.0cm。カトレアの原種はいろいろ有りますが、最も栽培されているのは、トリアネイではないでしょうか。このサングレ デ トロは牛の血の意味で、濃色のトリアネイとして有名です。ちなみに同じ名前のワインも有るそうです。この株は、花の良し悪しもありますが、綺麗に並んで咲いており、ディスプレイの良さも目を引きます。これだけの輪数の花を整然と並ばせる技術は、栽培技術と共に非常に大切で、佐藤さんの株の入賞が多いのもうなずけます。


第3位 Cycnoches warscewiczii               小野 敬一   5票


2.交配種の部
第1位 Dendrobium Mikage Beauty Eye (Berry × Queen Southest) 長縄 和子 8票
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10花茎 31輪つぼみ23個 NS4.5×4.5cm。デンドロビュームのキンギアナム系の花で、バルブの頂点の所から花茎を伸ばし、1花茎に数輪の花を咲かせます。キンギアナム系のデンドロはノビル系と違い、夏の一時期水を切り休眠させ、冬は完全には水を切らず、栽培すると良いようです。芽吹きもよく、早く大きくなり、1花茎に多数の花が付くので、豪華になります。あと1週間あれば、つぼみも咲いて満開になったでしょうね。


第1位 Dendrobium Hilda Poxon             豊田 弘     8票
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2花茎 21輪 NS5.0×6.0cm。このヒルダポクソンはDen.speciosum x Den.tetragonumの交配です。デンドロ スペシオサムは、オーストラリア原産で、日本では大明石斛の名でも知られています。花着きが良く、1花茎に10輪以上の花を着けます。もう一つの親デンドロ テトラゴナムもオーストラリア原産で、バルブが四角いこと(ギリシャ語で4をテトラ)から名づけられました。この蘭は花弁の細い変わった形の花を着けます。この様な花が好きな方も多く、テトラゴナムのような花を、たくさん咲かせたいと考えて、この交配をしたのでしょうが、ほぼ達成されているように思います。
今回は投票数が同じだったので、2人が1位になりました。


第3位 Rhyncholaeliocattleya Pastoral ‘Innocence’       豊田 弘
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3.香りの部
フレグランス賞 C. walkeriana fma. coerulea 'Chouju'    星 隆
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<<各賞(審査員推奨)>>
栽培技術賞 Comp. macroplectron           豊田 弘
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<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Cym. kanran 'Shinkyoku' ('神曲')     谷亀 高広    12票
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3花茎22輪、NS10.0×6.0cm 薄黄緑色の花が咲いていました。‘神曲‘の産地は、高知県宿毛市西谷、土佐寒蘭の黄花の代表種です。谷亀さんから「温室がなくても霜を避ければ冬越しが可能のようです。以前は、うん????万円と値がつく銘品もあったけれど、最近は手頃に入手できるようになった。」とコメントがありました。学名は、Cymbidium kanranで「日本の植物学の父」と呼ばれる高知県出身の牧野富太郎植物博士によって命名されました。寒蘭は日本の本州以南の暖かい地域に自生する東洋蘭の一種です。昭和50年代までは、広葉樹の森林部で自生している姿を見ることができましたが、現在は、ほとんど自然の中で目にすることができないようで、環境省のレッドリストでも絶滅危惧種に指定されています。産地により土佐寒蘭(高知県)、日向寒蘭(宮崎県)、紀州寒蘭(和歌山県)に大きく3つに分類されています


第2位 Prosthechea vitellina           宮本 勝      6票
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メキシコ.グァテマラ.ホンジュラスの中米高地(標高1500~2000m)に自生しています。2花茎8輪、NS4.0x3.5cm 朱かかった鮮やかな濃オレンジ色の萼片と花弁、黄色のリップは、目にとまります。2015年3月のGC株です。今まで何回かビテリナを栽培しましたが、夏を越すとトップバルブがなかなか大きくなってくれず、いつの間にかラベルのみになってしまうのが常でした。もともと自生している場所は、冷涼な環境ということが推察されますが、この株は、国内の実生株のせいか夏を越しても株落ちが見られず今のところ順調に生育しています。ひょっとしたら大株になりうる株かもしれません。大事にしていきたいと思います。本種は、25年程前は、エピデンドラム属でしたが、その後エンシクリア属に変更され、近年(2007年から) プロスゼキア属と属名が変更になっています。


第3位 Mormodes sinuata        小野 敬一     5票
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2.交配種の部
第1位 Epi. paniculatum × veroscriptum    小野 敬一     12票
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エピデンドラム属は、中央アメリカ~南アメリカに約700種が広範囲に分布している属で、カトレアとは近縁にあたります。ギリシャ語でエピデンドラムのエピは「上」、デンドラムは「樹」を表し、樹上という意味となります。自生地では、樹木や岩の上に根を張り付かせて生育し、頂部に半ボール状に小輪花を多数咲かせる姿はこの種のもっとも特徴的な立ち姿と言えるでしょう。小野さんから「大場蘭園さんに蘭会の旅行で訪問した時に濃い緑色の垂れ下がったちょっと変わった花が目に留まり、交配種ではありましたが、原種のような味わいを強く残したこの花に惹かれ、濃い緑色が咲くセレクト株で非売品ということでしたが、おねだりの結果ゲットしました。」とコメントがありました。1花茎45輪 NS1.0x3.5cm ツボミ4 唇弁は白く、濃グリーンの小輪花を枝打ちしながら咲いていました。


第2位 Epicatanthe Haiku Twinkle 'Red Elf'    豊田 弘       8票
    (Ctt. Trick or Treat × Epi. ilense )
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3花茎5輪 ツボミ10 NS5.0x4.0cm(リップ幅3.0 cm) 濃紫赤色の萼片と花弁、特に大きな白色のリップは目立ちます。花容は、片親のEpi. ilenseです。上手に生育させると1花茎に10数輪、花がつくようで、そのうえ、同じ花茎から2~3回花を着けるので、1度花を着けると長く花を楽しむことができます。近年、蘭市場に目にすることが少なく、プロの蘭業者も所有していることは少なく、この株の人気を博した当時は、ベストセラーの一品とのことでした。


第3位 Cattleya Sea Breeze            豊田 弘      7票

3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya trianaei 'A.C.Burrage'   山田 栄
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<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Brassavola nodosa           小島 朝男   12票
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10花茎53輪4蕾 NS11.0×8.0cm Brassavola nodosaは、メキシコからブラジルまでの中南米の、シーレベルから海抜500mまでの高さに自生しています。栽培は比較的容易なようです。カトレア類としては、中温度の管理でよく、強い日差しを好むようです。リップが白く、セパルやペタルは緑で、原種としての特徴が良く出ている花です。本入賞花は、花茎数、輪数ともに見事な量で、豪華です。木枠に植えており、株もはみ出すことなく、植え替えも長年していないそうです。ただ花茎が素直に伸びてくれないことがあるそうです。今までに2回入賞しています。大株になると、栽培管理が難しくなりますが、木枠に植えていることでこのように豪華に咲かせることができたのでしょう。


第2位 Rossioglossum grande 'Olympic'    小野 敬一   10票
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1花茎4輪 NS12.8×10.3cm Rossioglossum grandeは、グァテマラやメキシコの標高1400から2700mの高地に自生しており、湿気や雨が豊富で、中低温度の環境にあるようです。黄色いセパルやペタルに褐色の斑が入り、花弁の表面にはロウ質のつやがあります。以前にオドントグロッサム属から分離されたものです。自生地がかなりの高地であることから、いわゆるクールオーキッドと言えましょう。本入賞花も冷涼な状態での栽培管理をしているようです。この入賞花は、弁の幅が広く、色も濃いように思います。また、花も大きく、特に以前に1輪のみ咲いたときには一回り大きく、大変迫力のある花でした。ただ、開花が難しく、3年ぶりの花とのことです。


第3位 Angcm. ramosum typicum         豊田 弘   8票
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2.交配種の部
第1位 Cattlianthe Porcia 'Cannizaro'      豊田 弘     14票
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1花茎10輪 NS9.0×8.8cm Cattlianthe Porciaは、C. Armstrongiae x Gur. bowringianaの交配種です。C. Armstrongiaeは、Hardyana(dowiana × warscewiczii) × loddigesiiからなる交配です。このためPorciaは、原種の色が濃い、中輪多花性種の花を咲かせます。1927年サンダーリストに登録された銘品で、この‘Cannizaro’はAOSでFCCを受賞しています。丈夫で増えやすい株ですが、水苔では良く栽培できないそうです。本入賞花は、豊田さんオリジナルブレンドの、「スゴイネ」を主としたミックスコンポストに植えつけられています。水苔をこのコンポストにしたら、良好に生育したとのことです。また、花茎が弱くナメクジにも食害され、これを退治したら良好であった由です。輪数も多く、花も良く展開し、見事です。


第2位 Oncidium Mayfair 'trinity'        星野 和代     8票
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1花茎38輪18蕾 NS3.8×3.9cm Oncidium Mayfairは、Onc.Tiger Hambuhren と Onc.Herb Thoresonとの交配種です。オンシジウムの中では大変珍しく、両方のペタルがリップ化しており、全体が黄色で、通常品種の3倍ぐらいの大きさになります。本入賞花は、自宅3階の風通しのよいところで、水を少なめに栽培しているそうです。株が小さい割に、輪数が多く花も良く展開して大きく、この花の特徴が良く出ています。私も3年前にこの花を購入したのですが、今年は咲きませんでした。高温にならないように、温室の低いところで栽培したのですが、本入賞花のように風通しのよいところで栽培してみます。星野さん、情報ありがとうございました。


第3位 Dendrobium phalaenopsis系      小島 朝男     6票



3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya Mini Purple      中村 静枝
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<<各賞(審査員推奨)>>
努力賞 Angraecum ramosum typicum     豊田 弘
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