カテゴリ:例会入賞花・展示花( 57 )

<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Aerangis citrata             山田 栄      12票
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4花茎79輪NS2.0×2.2cm エランギス属はマダガスカル、アフリカ東部に自生しています。 草姿は胡蝶蘭のように葉が左右に広がり小~中型のものが多く、花の色は白~茶でカトレアのように華やかさは有りませんが、花茎の左右に多数の花を着け見ごたえがあり、いい香りもします。人気の有る属種です。エランギスのエラは空気を表していて、通風を好みます。またバルブがないので水を好みますが、根が濡れっぱなしだとすぐに腐ってしまうので、コルクやヘゴ板に付けて栽培したほうが成績が良いようです。この山田さんの株もヘゴ板に付けてあり、冬場でも天気の良い日は頭からザァーザァー水をやるそうです。風通しも良いのでしょう。

第2位 Cattleya. jongheana           豊田 弘      11票
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3花茎3輪NS12.5×14.0cm 中型カトレアの原種で花の展開が良く、上品な色合いが人気の種です。 自生地はブラジルのミナスジェライス地方ですが、ここはワルケリアナの自生地としても有名です。ジョンゲアナの方が標高が500メートルほど高く1300~1600mほどに自生していて、乾期・雨期もありメリハリのある栽培が重要です。成長のサイクルが普通のカトレアと異なり、春に開花した後休眠期に入り、夏の後半~秋の初めに新芽が出てきて秋~冬にも生育し春に開花します。この株は2010年にαオーキッドで購入したそうで3花茎3輪咲きで栽培並び花型の良さが目を引きます。

第3位 Masdevallia. ignea            小野 敬一      7票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Mini Blue Star ‘Yukari’      高橋 稔       8票
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1花茎2輪NS9.0×9.8cmミニブルースターは、C. Mini Purple × C. Corneliaという交配です。両親とも有名なミディカトレアで、セルレアを使ったものと思われます。株に比し大きな花を着け、栽培も比較的容易で人気のあるカトレアです。冬期室内で越冬栽培すると日照が不足するため、特にカトレアでは咲きにくくなることがあります。高橋さんの所では植物育成用のLED照明器具を使って日照不足を補っているそうです。筆者の所でもLED照明を使い始めてからカトレアが咲くようになってきました。 日照不足を補うにはかなり有効かと思います。お試しあれ。

第1位 Clowesetum Enosima          星野 和代       8票
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1花茎11輪NS5.3×4.0cm クロウェセタム字のごとく、クロウェシア×カタセタムで、カタセタム属の一部がクロウェシアに変更があったように近縁種同士の掛け合わせです。花が小型で多花の種と、花が比較的大きな種の交配と思われます。カタセタムもクロウェシアも多肥栽培が良く、成長期にはコンポストが乾ききらないように水やりをするのが肝心です。特に9月に入り少し涼しくなったころ肥料・水をたっぷり与えると目に見えてバルブが太くなっていくのが分かります。水切れ注意です。 今回は得票数が同じだったので、2人が1位になりました。

第3位 Den. Hsinying Paradise × Den. chrysopterum   小野 敬一   7票
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3.香りの部
フレグランス賞 Maxillaria marginata × porphyrostele    林 美代子
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<<各賞(審査員推奨)>>
良個体賞 Cattleya jongheana             豊田 弘a0265160_21423920.jpg

努力賞 Paraphalaenopsis. denevei          小野 敬一
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1.原種の部
第1位 Papilionanthe teres ‘Oyamazaki’        堀 清次   13票
8花茎13輪6蕾NS6.0×6.0cm Papilionanthe(旧Vanda) teresはヴェトナム、ラオス、タイ、からバングラデシュ、ヒマラヤなどの高温でよく日の当たる地域に自生しています。'Oyamazaki'は、京都・大山崎に在住のかたが選別した個体で、立派な大輪花です。神戸国際らん展で受賞しているようです(FCC/IOK・・・International Orchid Fair Kobe)。本栽培株は、ペタルやセパルが薄いピンク色で、リップが赤紫地に黄色の脈パターンが入っています。特にリップの色が濃いように思います。株が立派で根も良く張り出しており、このため、色が濃く、また大きい花が咲いているのではないでしょうか。朝から午後3~4時まで直射日光にあて、水遣りは株全身に浴びせる栽培をしているそうです。
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第2位 Vanda coerulescens              小野 敬一   11票
2花茎45輪1蕾NS3.0×2.0cm Vanda coerulescensは青色のバンダで、インド(アッサム地方)からタイの高地300~1200mの、温暖~冷涼な所に自生しています。他の青色のVanda coeruleaは、インド~タイの800~1700mに自生しており、coeruleaよりはクールの環境で無くても良いようです。coeruleaは、色が濃く網目模様がはいっていますが、coerulescensは、色が薄い空色で、均一に着色されています。しかし本栽培株は、セパルペタルがねじれずフラットに展開し比較的濃い空色で特にリップが濃く良花と思います。株も大きく良く育っておりこのため輪数も多く咲いています。また、お香の匂いがするのも好ましいと思います。6年前に入手し水遣りは毎日しているそうです。2花茎も伸びたのは今回初めてだそうです。よく栽培され良い結果が得られた株と言えましょう。
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第3位 Dendrochilum cobbianum           星野 和代    6票

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2.交配種の部
第1位 Dendrobium Pixie Princess 'H&R'        小島 朝男   10票
12花茎 輪数約400輪 NS3.5×2.0cm Dendrobium Pixie Princessは、Den. Pixie Nani × Den. canaliculatumの交配種で、1986年に登録されています。Den. canaliculatumは、オーストラリアからニューギニアの標高500m以下の低地に自生しています。この為か、Pixie Princessは比較的高温を好み丈夫な花です。ペタル・セパル共にレモンイエローでリップが濃い紫色となり、この対比が魅力的です。本入賞株は長年栽培していましたが下葉が垂れ下がって、また花が絡み合うなどするので温室の隅に置かれていましたがスパチュラータブームで見直され再び手間をかけて栽培始めたそうです。その甲斐あってか12花茎も伸び輪数も数えきれないほど開花し見事に咲いていました。
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第2位 Cattlianthe Blue Pacific            佐藤 俊男    8票
5花茎25輪6蕾NS10.0×10.0cm Catt. Blue Pacific は、Catt. Mariner X C. labiataの交配種で、1973年に登録されています。片親が原種のラビアータですが、ブルー系統のカトレアとしては花型がいいと思います。本栽培株は、花が25輪6蕾、また5花茎と非常に良好に育った株です。20年ほど栽培しており大分株分けしたそうです。大株になってからは平鉢に植え水遣りは多めにしているとのこと。しかし、それだけではこれほどの大株に育てるのには栽培管理が足りないと思います。佐藤さんはカトレア系統の栽培で原種を始めとして多くの困難な株を育てています。日照、水の乾燥(湿度)、通風など、そのほかの栽培環境も本入賞株のような大株づくりに寄与したのではないでしょうか。このような環境作りはノウハウのようなものでその技量はいつもながら羨ましいものです。
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第3位 Cattlianthe Dixie Jewels ‘Suzuki’        豊田 弘    6票
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3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya nobilior           山田 榮
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<<各賞(審査委員推奨)>>
良個体賞 Vanda coerulescens           小野 敬一   11票
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<<展示花>>
Clowesia Rebecca Northen 'Mikkabi'         堀 清次
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Den. sp                      堀 清次
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Lepanthes escobariana              小野 敬一
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Clowesia warczewitzii               小野 敬一
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Cattleychea Orange Stardust 'Masumi'       宮本 勝
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<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Bulbophyllum lindleyanum 'Seijikun'    堀  清次   14票
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私達が愛培する蘭科植物のカトレア属、デンドロビューム属、パフィオペディルム属等々、それぞれの種により違いはあるものの、それぞれの属の形態にはそれ程の違いは無いように感じています。しかし、ことパルボフィラム属においてはその形態は千差万別で、この事こそが多くのバルボ愛好家を内包する要因だと断言するものであります。さて、リンドレイヤナムはそういう意味でも魅力一杯のバルボの一点で、そのふんわり感、ころっと感に癒されて目が釘付け。'セイジクン’は5~6年前、2回行われるサンシャイン蘭展の会場で花島オーキッドさんから3バルブ¥6000(値段出してごめん)にて購入したものです。その後普通に水遣りを続けると、順調に増え、鉢からはみ出してきたので3年前に木枠植えにし今日です。年季が入ると小バルブでも花を着けてくれますが、長い花穂を垂らしている風情が見所ですから、充実したバルブ作りを目指したいと思います。エンジ色の縞々模様がシックで、びっしりと花に付いた毛がなんとも言えないソフト感を演出します。花茎35~40 約800輪 NS 1.4x1cm

第2位 Amitostigma lepidum ‘Nagisa’(オキナワチドリ ‘渚’)  谷亀 高広   11票
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アミトスティグマ属、なんとも聞き慣れない属名ですが、岩千鳥、雛千鳥、ヒナラン、コアニチドリと聞けば、蘭に関心を持ってる私達にはどこかで聞いた覚えはあるなぁ、位のことはありますね。でも、どれがどれだかさっぱり解らず、園芸店でたまに売られているコアニチドリっぽいやつとひとくくりにしているのは筆者だけではありますまい。この原稿を書くにあたりちょっとブログを覗き見すると、いるんですねえ、谷亀っぽい人達が、、、。それぞれが薀蓄、講釈を垂れるので、5分も読むと頭痛がしてくるので早々に退散しましたが、唯一わかったことは、日本産のこの属のなかで、出品のオキナワチドリ(レピダム)だけが、冬に出芽し開花させるただひとつの種であり、他と一線を画しているということでした。ご覧のように、可憐で可愛く、手元に置いて栽培してみたくなる方もいますでしょうが、どれも難敵揃いのようです、特にオキナワチドリは。沖縄本島では選抜個体同士の交配でいわゆる優秀花を作出する動きもあるようですが、傍観者の筆者には、そっと野に置いておきたい種のように感じました。花茎17 50輪 つぼみ20輪 NS1x1.5cm


第3位 Cattleya walkeriana fma. alba 'Diamond Blight'   豊田 弘  7票


2.交配種の部
第1位 Cattleya Orglade's Grand '雪中紅'      西郷 数秀  13票
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C. Persepolis x C. Mildred Rivesという交配で両親ともセミアルバを代表する名花です。パーセポリスは私達にも馴染み深く、セミアルバと言えばパーセポリス’スプレンダー’と反射的に出てくるくらいの人気種でAOSにてAM受賞の経歴があります。片親マイルドレッド ライブスも FCC受賞という輝かしい経歴で整形のセミアルバ花ですが、リップにモッシイェの影響で多少霜降り状のかすれが入る品種です。このかすれをどのように評価するかで好き嫌いが別れるところでもあります。しかし子供にはあまり出現せず、出品花にもその兆候は無く、すっきりとしたリップになっています。西郷さんの言うリップの白フリンジの件ですが、パーセポリスはベタ赤、マイルドレッド ライブスは白フリンジがはっきり入る品種ですから、その時々の栽培状況により入ったり入らなかったりするのも良くあることと理解します。株がまだ出来上がってなく、もうふた周りも成長するはずですから、そうなった満作の花を見せて欲しいと希望します。1花茎 2輪 NS13.5x16.5cm

第2位 Angrecum Veitchii              豊田 弘    6票
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すごい貫禄ですねぇ、この株をまのあたりにしてまず思ったことが、こんな株を置ける広い温室が欲しい、でした。手狭な温室にあれもこれもと蒐集本能丸出しで無計画に集めるとすぐに満杯になり候。鉢と鉢の間にできる僅かな空間に置ける小品限定になり久しい時が経ち候。そんな身にデーンと大株を出されると、玉砂利敷き詰められた御白州に引きずり出されて、桜吹雪の御仁に名捌きをうけた下手人の心境になり、恐れ入りやした、と額をむしろに擦り付けてひれ伏すばかりの状態です。アングレカムの交配種というと即座に出品株ビーチーとクレストウッド ’ツモロースター'を思い出します。Veitchii =eburneum × sesquipedaleで、ビーチーにもう一度セスキペダーレを戻し交配してクレストウッドが出来上がります。クレストウッドにはセスキペダーレが4分の3入ってますので、花も殆どセスキペダーレと同じに見えます。ビーチーは片親エブルネウムの影響でリップが広くなり全体的に丸くなった感がありますね。夕刻からの芳香は言うまでもありません。たくさんの子株に栄養を取られ今回は花茎を1本しか出せませんでしたが、子株からも花茎を出した姿を是非見てみたいです。1花茎 5輪 つぼみ1 NS 12x12cm


3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. albesence 'Takigawa NO5' 堀 清次
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<<各賞(審査委員推奨)>>
栽培技術賞 Amitostigma lepidum ‘Nagisa’(オキナワチドリ ‘渚’)  谷亀 高広
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<<展示花>>
C. trianaei fma. semi-alba 'Okada'         堀 清次
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Den. Fantasy Land ‘Princess’           星野 和代
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Holcoglossum amesianum            星野 和代
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1.原種の部
第1位 Comparettia macroplectron         豊田 弘     21票
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5花茎 46輪 NS3.5×4.0cm。コンパレッティア属は南米大陸の南側、コロンビア・エクアドル他かなり広い範囲に分布し、標高1000~1500mほどのところに自生しています。栽培は比較的難しく、夏少し暑がり、湿度、通風を好みます。このマクロプレクトロンはコロンビアが原産で、やはり標高の高いところに自生し、長いステムを伸ばし、意外と大きなピンク色の花を2列に並んで着けます。コンパレッティアには他に、やや花が小さいですが、きれいなオレンジ色のスペシオサや、鮮やかな赤色のイグネアが有名です。これだけ輪数の着いたマクロプレクトロンは、見た記憶が有りません。2位を大きく離して、堂々の1位です。


第2位 Cattleya trianaei ‘Sangre de Toro’         佐藤 俊男   8票
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7花茎 8輪 NS12.5×14.0cm。カトレアの原種はいろいろ有りますが、最も栽培されているのは、トリアネイではないでしょうか。このサングレ デ トロは牛の血の意味で、濃色のトリアネイとして有名です。ちなみに同じ名前のワインも有るそうです。この株は、花の良し悪しもありますが、綺麗に並んで咲いており、ディスプレイの良さも目を引きます。これだけの輪数の花を整然と並ばせる技術は、栽培技術と共に非常に大切で、佐藤さんの株の入賞が多いのもうなずけます。


第3位 Cycnoches warscewiczii               小野 敬一   5票


2.交配種の部
第1位 Dendrobium Mikage Beauty Eye (Berry × Queen Southest) 長縄 和子 8票
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10花茎 31輪つぼみ23個 NS4.5×4.5cm。デンドロビュームのキンギアナム系の花で、バルブの頂点の所から花茎を伸ばし、1花茎に数輪の花を咲かせます。キンギアナム系のデンドロはノビル系と違い、夏の一時期水を切り休眠させ、冬は完全には水を切らず、栽培すると良いようです。芽吹きもよく、早く大きくなり、1花茎に多数の花が付くので、豪華になります。あと1週間あれば、つぼみも咲いて満開になったでしょうね。


第1位 Dendrobium. Hilda Poxon             豊田 弘     8票
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2花茎 21輪 NS5.0×6.0cm。このヒルダポクソンはDen.speciosum x Den.tetragonumの交配です。デンドロ スペシオサムは、オーストラリア原産で、日本では大明石斛の名でも知られています。花着きが良く、1花茎に10輪以上の花を着けます。もう一つの親デンドロ テトラゴナムもオーストラリア原産で、バルブが四角いこと(ギリシャ語で4をテトラ)から名づけられました。この蘭は花弁の細い変わった形の花を着けます。この様な花が好きな方も多く、テトラゴナムのような花を、たくさん咲かせたいと考えて、この交配をしたのでしょうが、ほぼ達成されているように思います。
今回は投票数が同じだったので、2人が1位になりました。


第3位 Rhyncholaeliocattleya Pastoral ‘Innocence’       豊田 弘
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3.香りの部
フレグランス賞 C. walkeriana fma. coerulea 'Chouju'    星 隆
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<<各賞(審査員推奨)>>
栽培技術賞 Comp. macroplectron           豊田 弘
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1.原種の部
第1位 Cym. kanran 'Shinkyoku' ('神曲')     谷亀 高広    12票
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3花茎22輪、NS10.0×6.0cm 薄黄緑色の花が咲いていました。‘神曲‘の産地は、高知県宿毛市西谷、土佐寒蘭の黄花の代表種です。谷亀さんから「温室がなくても霜を避ければ冬越しが可能のようです。以前は、うん????万円と値がつく銘品もあったけれど、最近は手頃に入手できるようになった。」とコメントがありました。学名は、Cymbidium kanranで「日本の植物学の父」と呼ばれる高知県出身の牧野富太郎植物博士によって命名されました。寒蘭は日本の本州以南の暖かい地域に自生する東洋蘭の一種です。昭和50年代までは、広葉樹の森林部で自生している姿を見ることができましたが、現在は、ほとんど自然の中で目にすることができないようで、環境省のレッドリストでも絶滅危惧種に指定されています。産地により土佐寒蘭(高知県)、日向寒蘭(宮崎県)、紀州寒蘭(和歌山県)に大きく3つに分類されています


第2位 Prosthechea vitellina           宮本 勝      6票
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メキシコ.グァテマラ.ホンジュラスの中米高地(標高1500~2000m)に自生しています。2花茎8輪、NS4.0x3.5cm 朱かかった鮮やかな濃オレンジ色の萼片と花弁、黄色のリップは、目にとまります。2015年3月のGC株です。今まで何回かビテリナを栽培しましたが、夏を越すとトップバルブがなかなか大きくなってくれず、いつの間にかラベルのみになってしまうのが常でした。もともと自生している場所は、冷涼な環境ということが推察されますが、この株は、国内の実生株のせいか夏を越しても株落ちが見られず今のところ順調に生育しています。ひょっとしたら大株になりうる株かもしれません。大事にしていきたいと思います。本種は、25年程前は、エピデンドラム属でしたが、その後エンシクリア属に変更され、近年(2007年から) プロスゼキア属と属名が変更になっています。


第3位 Mormodes sinuata        小野 敬一     5票
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2.交配種の部
第1位 Epi. paniculatum × veroscriptum    小野 敬一     12票
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エピデンドラム属は、中央アメリカ~南アメリカに約700種が広範囲に分布している属で、カトレアとは近縁にあたります。ギリシャ語でエピデンドラムのエピは「上」、デンドラムは「樹」を表し、樹上という意味となります。自生地では、樹木や岩の上に根を張り付かせて生育し、頂部に半ボール状に小輪花を多数咲かせる姿はこの種のもっとも特徴的な立ち姿と言えるでしょう。小野さんから「大場蘭園さんに蘭会の旅行で訪問した時に濃い緑色の垂れ下がったちょっと変わった花が目に留まり、交配種ではありましたが、原種のような味わいを強く残したこの花に惹かれ、濃い緑色が咲くセレクト株で非売品ということでしたが、おねだりの結果ゲットしました。」とコメントがありました。1花茎45輪 NS1.0x3.5cm ツボミ4 唇弁は白く、濃グリーンの小輪花を枝打ちしながら咲いていました。


第2位 Epicatanthe Haiku Twinkle 'Red Elf'    豊田 弘       8票
    (Ctt. Trick or Treat × Epi. ilense )
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3花茎5輪 ツボミ10 NS5.0x4.0cm(リップ幅3.0 cm) 濃紫赤色の萼片と花弁、特に大きな白色のリップは目立ちます。花容は、片親のEpi. ilenseです。上手に生育させると1花茎に10数輪、花がつくようで、そのうえ、同じ花茎から2~3回花を着けるので、1度花を着けると長く花を楽しむことができます。近年、蘭市場に目にすることが少なく、プロの蘭業者も所有していることは少なく、この株の人気を博した当時は、ベストセラーの一品とのことでした。


第3位 Cattleya Sea Breeze            豊田 弘      7票

3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya trianaei 'A.C.Burrage'   山田 栄
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1.原種の部
第1位 Brassavola nodosa           小島 朝男   12票
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10花茎53輪4蕾 NS11.0×8.0cm Brassavola nodosaは、メキシコからブラジルまでの中南米の、シーレベルから海抜500mまでの高さに自生しています。栽培は比較的容易なようです。カトレア類としては、中温度の管理でよく、強い日差しを好むようです。リップが白く、セパルやペタルは緑で、原種としての特徴が良く出ている花です。本入賞花は、花茎数、輪数ともに見事な量で、豪華です。木枠に植えており、株もはみ出すことなく、植え替えも長年していないそうです。ただ花茎が素直に伸びてくれないことがあるそうです。今までに2回入賞しています。大株になると、栽培管理が難しくなりますが、木枠に植えていることでこのように豪華に咲かせることができたのでしょう。


第2位 Rossioglossum grande 'Olympic'    小野 敬一   10票
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1花茎4輪 NS12.8×10.3cm Rossioglossum grandeは、グァテマラやメキシコの標高1400から2700mの高地に自生しており、湿気や雨が豊富で、中低温度の環境にあるようです。黄色いセパルやペタルに褐色の斑が入り、花弁の表面にはロウ質のつやがあります。以前にオドントグロッサム属から分離されたものです。自生地がかなりの高地であることから、いわゆるクールオーキッドと言えましょう。本入賞花も冷涼な状態での栽培管理をしているようです。この入賞花は、弁の幅が広く、色も濃いように思います。また、花も大きく、特に以前に1輪のみ咲いたときには一回り大きく、大変迫力のある花でした。ただ、開花が難しく、3年ぶりの花とのことです。


第3位 Angcm. ramosum typicum         豊田 弘   8票
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2.交配種の部
第1位 Cattlianthe Porcia 'Cannizaro'      豊田 弘     14票
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1花茎10輪 NS9.0×8.8cm Cattlianthe Porciaは、C. Armstrongiae x Gur. bowringianaの交配種です。C. Armstrongiaeは、Hardyana(dowiana × warscewiczii) × loddigesiiからなる交配です。このためPorciaは、原種の色が濃い、中輪多花性種の花を咲かせます。1927年サンダーリストに登録された銘品で、この‘Cannizaro’はAOSでFCCを受賞しています。丈夫で増えやすい株ですが、水苔では良く栽培できないそうです。本入賞花は、豊田さんオリジナルブレンドの、「スゴイネ」を主としたミックスコンポストに植えつけられています。水苔をこのコンポストにしたら、良好に生育したとのことです。また、花茎が弱くナメクジにも食害され、これを退治したら良好であった由です。輪数も多く、花も良く展開し、見事です。


第2位 Oncidium Mayfair 'trinity'        星野 和代     8票
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1花茎38輪18蕾 NS3.8×3.9cm Oncidium Mayfairは、Onc.Tiger Hambuhren と Onc.Herb Thoresonとの交配種です。オンシジウムの中では大変珍しく、両方のペタルがリップ化しており、全体が黄色で、通常品種の3倍ぐらいの大きさになります。本入賞花は、自宅3階の風通しのよいところで、水を少なめに栽培しているそうです。株が小さい割に、輪数が多く花も良く展開して大きく、この花の特徴が良く出ています。私も3年前にこの花を購入したのですが、今年は咲きませんでした。高温にならないように、温室の低いところで栽培したのですが、本入賞花のように風通しのよいところで栽培してみます。星野さん、情報ありがとうございました。


第3位 Dendrobium phalaenopsis系      小島 朝男     6票



3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya Mini Purple      中村 静枝
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<<各賞(審査員推奨)>>
努力賞 Angraecum ramosum typicum     豊田 弘
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1.原種の部
第1位 Spathoglottis ×parsonii 'Prasarn'      星 隆   10票
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東南アジアのフィリッピンを原産地としますが、現地にparsonii(パルソニー)という原種はありません。フィリッピンあたりになりますと、スパッソグロティスのあまり観賞価値の無い原種は道端に雑草のようにあちこちに生えていたりするようです。“講釈士、見てきたような嘘を言い”と言われてしまいそうですが、そんな雑草の中から自然交雑種として本種は誕生してきたと言われています。両親は Spa. plicata × vanoverghiiなのですが、片親プリカータが一筋縄ではいきません。白っぽいやら黄色ぽい、ピンクっぽいやらむらさきっぽいと7~8種類もバリエーションがあり、それ自体が交雑種じゃないの?と思いたくなる始末で、要するに整理がなされていないのが現状のようです。とは言えもう片親の真黄色と交わり、こんな迫力のある良花を咲かせるのですから侮れません。栽培者の実力と環境がマッチした力作です。2花茎19輪NS 6x6cmつぼみ10


第2位 Cattlea jenmanii 'Santa Helena‘ × self  若尾 暢子  6票
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このところの地球温暖化の影響によるのか、春から夏へ、夏から秋への境が見えにくくなり、蘭たちも季節感知機能に支障をきたしているのではないでしょうか?本来ジェンマニィはラビアータにひと月ほど送れて咲き出してくる種と認識していましたが、ラビアータに先んじて開花しています。ラビアータに遅れて開花する故に、それ程花にインパクトの無いジェンマニィはラビアータで見飽きた感を持たれ、広く行き渡らないと思っているのは筆者だけかもしれません。春の芽だし期に水をやりすぎると腐ってしまいますが、それに気を付けて栽培すると良い結果を得られる比較的栽培しやすい種です。なんと言っても香りが良く、フラグランス賞も合わせて獲得です。若尾さん確実に腕を上げています。1花茎3輪NS 9.5x14cm


第3位 Aerangis cryptodon           豊田 弘   5票
第3位 Cattleya pumila 'Yukari`        佐藤 俊男  5票



2.交配種の部
第1位 Cyc. chlorochilon × Cycd. Jumbo Micky 小野 敬一  16票
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片親ジャンボ ミッキーにモルモーデスの血が入っています。モルモーデスというと筆者はすぐシヌアータのワインレッドを思い浮かべてしまいますが、本種にはレモンイエローのbadia(バディア)が使用されました。ジャンボ ミッキー自身はオレンジ花ですが、シクノチェスの基本種クロロキロンと交配されて鮮黄色が発揮されます。クロロキロンは緑花ですが、バディアの黄色を呼び起こしすっきりとした黄色になりました。クロロキロンの緑色のスタミノードとの対比が美しく、花形も丸型になり優しい感じが漂います。いつもながら、バルブの出来が素晴らしく、プラスチック鉢と多肥栽培の成果で圧倒的な1位です。1花茎6輪NS 7x8cm


第2位 Dendrobium Hibiki           堀 清次    6票
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この株は昨年の春の中藤洋蘭園出張販売の折に、折角来ていただいたので何か一株くらいは購入しないといけないなあと思いながら見ると、丁度花芽が色付きだしたこの株が目に留まり購入したものです。それから約一年、何をするとも無く雑居温室のどこかに紛れ、気が付いた時には再び花芽を色付かせ始め、しかも去年の倍もあろうかという賑やかさで夏の初め頃より咲き出して、もうふた月にもなろうかというにいまだに健気に咲き続ける超優秀な可愛い奴です。D.bracteosumはニューギニアの低地産で、暑さにも強く扱いやすい代表選手ですが、片親D.laevifoliumは同じニューギニア産とは言え、2000m付近に生育する気難しい冷涼栽培の必要な種です。雑種強勢がはまり、この種は大変に剛健で、寒さに当てる必要も無く、新芽の成長期におまかせを5,6粒乗せ、真夏のみ50%遮光を忘れず、あとは適当に水遣りを繰り返すだけで咲いてくれるのです。目にみえない葉ダニが付きやすい由、定期的な散布を心掛けます。NS2x2.5cm 200輪


第3位 Phalaenopsis Blue Twinkle       若尾 暢子   5票


3.香りの部
フレグランス賞 Cattlea jenmanii 'Santa Helena‘ × self  若尾 暢子
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<<各賞(審査員推奨)>>
該当無し



<<展示花>>
Dyakia hendersoniana ’Kelsie & Ryan'      堀 清次
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<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Dimorphorchis lowii                堀 清次   20票
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1花茎 6輪 つぼみ10 NS 6.0×6.5㎝ この株は、草高・下垂したステムの長さ共に、1メートルは有ろうかと言うほどの大きな株で、会場でもひときわ目立っていました。1本の花茎に異なる色の花を咲かせることで、有名な品種ですが、咲き始めの2輪は、黄色地に赤褐色の小点が入った花を付け、3輪目からは、花弁のほとんどが赤褐色の花になります。以前小手指の洋蘭展でも、賞に入った株で、おそらく毎年は咲かないと思いますが、咲けば入賞確実です。これだけ大きな株は、置き場所、栽培とも苦労が有ると思います。

第2位 Rhinchostylis coelestis         西郷 数秀   7票
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2花茎 72輪 NS 1.8×1.5cm バンダを小さくしたような、草姿で花茎を斜め上に伸ばし、1~2センチの小さな花を多数咲かせます。セレスティスは、花弁は薄いブルーですが、リップがクッキリした、青色なので、全体的にスッキリした空色に見えます。この蘭は、インドからインドネシア・マレー半島など熱帯・亜熱帯のアジアに自生しています。したがって通常冬季の耐寒性は低く、加温設備が必要と思われます。このような根がむき出しで、バスケット植えのような品種は、根をそっくり水につける方法で、水やりをするのが良いようですが、この株は如雨露で水をかけるだけで、(ただし夏場は1日に2~3回)充分に育ち、丈夫な株ですと、西郷さんの説明でした。

第3位 Phalaenopsis lindenii          星野 和代   3票
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第3位 Cattleya alaorii concolor ‘Stela’    堀 清次     3票
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2.交配種の部
第1位 Catasetum Seaside          豊田 弘     10票
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1花茎 10輪 NS 7.8×8.0cm この花は、Ctsm. Chong Keng Yongx Ctsm. pileatum imperial 交配種×原種の交配です。カタセタムは、数輪から10数輪咲き、色も、白からこの花のような褐色、薄いピンク色など様々で、人気のある品種ですが、この花のように、ピレアタムを使った交配は、花も大きく観賞価値の高いものが多いようです。筆者の家のピレアタムも、現在花が上がって来ています。夏咲きなので、花の無い今頃に咲いてくれます。1鉢あっても損はしません。圧倒的な存在感で、交配種部門1位獲得です。

第2位 Vanda Siriporn Pink          中村 靜枝    7票
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2花茎 9輪 つぼみ8 NS9.0×9.0cm V. East More × V. Fuchs Delightの交配です。バンダは、東南アジアの暖かい地方の、木の高いところに着生しています。根はむき出しで、空中の水分(霧など)から気根で吸い生育します。栽培する場合はバスケット植えが普通で、生育期は1日数回の、霧吹きで水やりをします。名前は、サンスクリット語のバンダカ、(まとわりつく)と言う意味から、来ているそうです。この株は、栽培者の中村靜枝さんも、[綺麗に咲いた]と感じたのでしょう、御家族にもだいぶ自慢していたようです。これだけ綺麗に咲いていれば、当然です。

第3位 Dendrobium Hilda Poxon        高橋 稔    5票
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3.香りの部
フレグランス賞 Rhinchostylis coelestis      西郷 数秀
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<<各賞>>(審査委員推奨)
良個体賞 Cattleya crispa 'Seijikun'            堀 清次
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<<人気投票>>
1.原種の部
第1位 Cattleya wallisii fantasia `Seijikun‘      堀 清次   15票
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2花茎4輪 NS15.0×12.0cm Cattleya eldorado(現在wallisii)は、アマゾン熱帯雨林に自生しています。栽培は難しい種で、他の大輪の原種に比べ、暖かい環境が必要とされ、冬の夜間温度を18℃、少なくとも15℃は欲しいようです。また、良く開花させるには、十分、日に当てます。入賞花は薄いピンクでペタル、セパル共に淡い赤色のくさび状バターンがグラデーション状に入っています。このような花をワリシーでは特別にファンタジアというバラエティネームで呼んでいるようです。全体としてやさしくしなやかな印象を醸し出しています。株がバックより順調に育っており、花も良く展開しており、見事です。また本入賞花は困難な種ですが、堀さんのお話ですと、特段の手法を用いた栽培管理ではなく、一般のカトレア栽培管理で生育したとのことです。その栽培管理が、そもそもこのような花にも有効なベテランならではの管理方法であったという事でしょう。

第2位 Dendrobium stratiotes           小島 朝男   11票
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6花茎16輪 NS4.0×8.0㎝ デンドロビウム ストラティオテスは、スパチュラータ亜属の一種です。この亜種の特徴は、花弁がねじれて上を向く形をしています。ストラティオテスは、ニューギニア島、モルッカ諸島、スンダ列島などに自生している大柄な種です。花弁は白地に淡い緑色が交じり、細くねじれて立ち上がります。リップは紅紫色の斑と濃い色の筋が入ります。本栽培株は、デンドロビウムは一般には水苔で植えつけられるのに対しミックスコンポストを利用しています。古い株に対し最近の栽培株の丈が高く、生育が良好なことがうかがえます。このため花の特徴が良く出ており、全体としては、清涼感があります。ただ小島会長によりますと、欠点は、丈が高すぎて、取り扱いが不便であることだそうです。

第3位 Spathoglottis parsonii 'Prasarn'       星野 和代   5票
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2.交配種の部
第1位 Cattleya Hawaiian Wedding Song ‘Virgin’    星 隆   12票
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1花茎3輪 NS11.0×12.0cm Cattleya Hawaiian Wedding Songは、C. Angel Bells × C. Claesianaの交配種です。ペタル、セパルが白色、リップに淡いクリームイエローが入ります。中大輪で、準多花性です。年2回程度開花するようです。AOSで入賞しています(HCC)。本入賞花は、生育が順調で、トップバルブになるほど大きく育っています。このため、花の特徴が良く出ており、とても清純な感じで、Wedding Songが聞こえてくるようです。星さんは、もう一鉢持っているのだそうですが、花をキリギリスに食べられたそうです。キリギリスも清純なものに魅かれるのでしょうか。

第2位 Cattleya Interglossa 'Spanish Pond'       豊田 弘   7票
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1花茎3輪 NS10.0×9.0cm Cattleya Interglossaは、C. amethystoglossa × C. intermediaの一代交配種で、作出年も1902年と古い品種です。ピンクやパープル(濃い紫色)色、また深紅色(マゼンタ)の点花などが現れ楽しめます。また、本入賞花のように花弁が唇弁化したものや、楔形の模様が入っているものもあります。中高温で、生育期に水遣りをよくし、休眠期に水遣りを控える通常の管理で良いようです。しかし、本入賞花は、豊田さんオリジナルブレンドの、「スゴイネ」を主としたミックスコンポストに植えつけられています。水苔をこのコンポストにしたら、良好に生育したとのことです。このおかげで花もその特徴がよく現われ、深紅色の点を有するセパルと、リップ化したペタルが良く調和して展開し立派に咲いています。また本花は、会員であった高山さんの遺品だそうです。

第3位 Dendrobium Mem. Lillian Yamada ‘Jay’     小島 朝男  6票
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3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya dowiana            堀 清次
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<<各賞>>(審査委員推奨)
良個体賞 Cattleya wallisii fantasia `Seijikun‘      堀 清次
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努力賞 Cattleya dowiana               堀 清次
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努力賞 Spathoglottis parsonii 'Prasarn'       星野 和代
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1.『原種の部』
第1位 Cattleya  warscewiczii fma coerulea      堀 清次 8票
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コロンビアに自生する一枚葉系の大型の原種カトレア。アンデス山脈の標高700~1000mの一年を通じて比較的温度差が少ない温暖な地域を自生地にしています。特徴としては、花茎が直立し大きくなり、多花をつけることと大輪咲きです。一説によると、一花茎に10輪、NS30cmの花が咲いたことも記されています。種名を「gigas(ギガス)」とも呼び、ギリシャ神話の“巨人”を指す言葉のようです。植物用語として用いる場合は、“ギガンティア(巨大な)”を用いる場合が多いようです。NS15.0×17.0cm 2花茎5輪 セパル幅は比較的細いが、大きな花径、濃セルレア色、よく展開したリップが一層この花の存在感を出しています。この時期にふさわしい清涼感を感じる色合いも“グッド”です。 堀さんの説明によるとネットオークションでひと目を引きゲットしたようです。栽培は、春の終わりから新芽が伸びるにつれて、水やり多くする。

第2位 Dendrobium  devonianum             星野 和代   6票
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インド ブータン ミャンマー、中国雲南省の山岳地帯の標高1,000~2,000mに自生。
4本のバルブが約30cm下垂し薄白ピンク色に濃赤ピンク色の模様の入った花が31輪咲いています。NS3.8×3.0㎝。自生地が東南アジアの山岳地帯ということでやや暑がるようです。初夏に開花、そのためか、栽培も少々難しいようです。リップの外周が羽毛のように細裂します。デンドロにはこのような色合いの花がいくつかありますが、本種はその中でもキュートで魅力的です。ネット検索したところ、東北の蘭園園主が自生地を訪れた手記の中に、デボニアナムの自生地の近くに、栽培が難しいファルコネリーがすぐ近くの木に着生しているとありました。筆者も幾度となく栽培をトライしましたが、開花は見られず今となっては、ラベルのみとなってしまいました。クールな環境のない星野さんですが、さすが栽培上手です。見事な開花です!

第3位 Cattleya  warscewiczii fma semi alba    佐藤 俊男   5票 
第3位 V.falcata(Neofinetia falcata) 風蘭   "猩々" 岩田 美穂子 5票

2.『交配種の部』 
第1位
Paphiopedilum   St.Swithin    小島 朝男   14票
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(Paph. philippinense × rothschildianum) 1901年登録
パフィオ属多花性(ポリアンサ亜属)の代表的品種の交配。片親のフィリピネンセは、フィリピンの比較的低地の海岸近くの日当たりよいところに地生または着生している。花の特徴としては、ペタルが、細く、よじれながら斜め下方へ伸びる。もう一方のロスチャイルディアナムは、カリマンタン島(ボルネオ島)キナバル山の標高500-1800mの地域に自生する固有種。開花すると豪華極まりないが、栽培は、やや難しく成長が遅く花をつけにくいこと。パフィオの王様として、高嶺(高値)の花ということ。このような難点を改善するための交配種のようです。1花茎3輪 NS12.0×20.0cmスーと延びた花茎に大輪が咲いていました。

第2位 Cattleya Brazilian Star
(C. intermedia, aquinii coerulea x nobilior, coerulea 'Blue Blood') 
                         豊田 弘   12票
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(C. intermedia aquinii coerulea × nobilior coerulea‘Blue Blood’)
ブラジルを代表するカトレア原種同士の交配種です。クサビ系セルレアの美しい色調の美花です。花型はインターメディア、リップが反り返ったところがノビリオールの特徴が出ています。交配の目的と問われるとなかなか思いつきませんが、この花をみて一つ連想できることは、ノビリオールアキニータイプの育種ねらいでしょうかね?ぱっと見て、清涼感を感じる女性が好む可愛いい花です。1花茎2輪 NS12.0×12.5cm が咲いていました。

第3位 Dendrobium Jaquelyn Thomas “Blue”  星野 和代 7票

3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya  warscewiczii fma coerulea     堀 清次
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4.<<各賞(審査委員推奨)>>
努力賞    V.falcata(Neofinetia falcata) 風蘭   “猩々” 岩田 美穂子
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