2017年1月度入賞花

<<人気投票>>

1.原種の部
第1位 Bulbophyllum lindleyanum 'Seijikun'    堀  清次   14票
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私達が愛培する蘭科植物のカトレア属、デンドロビューム属、パフィオペディルム属等々、それぞれの種により違いはあるものの、それぞれの属の形態にはそれ程の違いは無いように感じています。しかし、ことパルボフィラム属においてはその形態は千差万別で、この事こそが多くのバルボ愛好家を内包する要因だと断言するものであります。さて、リンドレイヤナムはそういう意味でも魅力一杯のバルボの一点で、そのふんわり感、ころっと感に癒されて目が釘付け。'セイジクン’は5~6年前、2回行われるサンシャイン蘭展の会場で花島オーキッドさんから3バルブ¥6000(値段出してごめん)にて購入したものです。その後普通に水遣りを続けると、順調に増え、鉢からはみ出してきたので3年前に木枠植えにし今日です。年季が入ると小バルブでも花を着けてくれますが、長い花穂を垂らしている風情が見所ですから、充実したバルブ作りを目指したいと思います。エンジ色の縞々模様がシックで、びっしりと花に付いた毛がなんとも言えないソフト感を演出します。花茎35~40 約800輪 NS 1.4x1cm

第2位 Amitostigma lepidum ‘Nagisa’(オキナワチドリ ‘渚’)  谷亀 高広   11票
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アミトスティグマ属、なんとも聞き慣れない属名ですが、岩千鳥、雛千鳥、ヒナラン、コアニチドリと聞けば、蘭に関心を持ってる私達にはどこかで聞いた覚えはあるなぁ、位のことはありますね。でも、どれがどれだかさっぱり解らず、園芸店でたまに売られているコアニチドリっぽいやつとひとくくりにしているのは筆者だけではありますまい。この原稿を書くにあたりちょっとブログを覗き見すると、いるんですねえ、谷亀っぽい人達が、、、。それぞれが薀蓄、講釈を垂れるので、5分も読むと頭痛がしてくるので早々に退散しましたが、唯一わかったことは、日本産のこの属のなかで、出品のオキナワチドリ(レピダム)だけが、冬に出芽し開花させるただひとつの種であり、他と一線を画しているということでした。ご覧のように、可憐で可愛く、手元に置いて栽培してみたくなる方もいますでしょうが、どれも難敵揃いのようです、特にオキナワチドリは。沖縄本島では選抜個体同士の交配でいわゆる優秀花を作出する動きもあるようですが、傍観者の筆者には、そっと野に置いておきたい種のように感じました。花茎17 50輪 つぼみ20輪 NS1x1.5cm


第3位 Cattleya walkeriana fma. alba 'Diamond Blight'   豊田 弘  7票


2.交配種の部
第1位 Cattleya Orglade's Grand '雪中紅'      西郷 数秀  13票
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C. Persepolis x C. Mildred Rivesという交配で両親ともセミアルバを代表する名花です。パーセポリスは私達にも馴染み深く、セミアルバと言えばパーセポリス’スプレンダー’と反射的に出てくるくらいの人気種でAOSにてAM受賞の経歴があります。片親マイルドレッド ライブスも FCC受賞という輝かしい経歴で整形のセミアルバ花ですが、リップにモッシイェの影響で多少霜降り状のかすれが入る品種です。このかすれをどのように評価するかで好き嫌いが別れるところでもあります。しかし子供にはあまり出現せず、出品花にもその兆候は無く、すっきりとしたリップになっています。西郷さんの言うリップの白フリンジの件ですが、パーセポリスはベタ赤、マイルドレッド ライブスは白フリンジがはっきり入る品種ですから、その時々の栽培状況により入ったり入らなかったりするのも良くあることと理解します。株がまだ出来上がってなく、もうふた周りも成長するはずですから、そうなった満作の花を見せて欲しいと希望します。1花茎 2輪 NS13.5x16.5cm

第2位 Angrecum Veitchii              豊田 弘    6票
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すごい貫禄ですねぇ、この株をまのあたりにしてまず思ったことが、こんな株を置ける広い温室が欲しい、でした。手狭な温室にあれもこれもと蒐集本能丸出しで無計画に集めるとすぐに満杯になり候。鉢と鉢の間にできる僅かな空間に置ける小品限定になり久しい時が経ち候。そんな身にデーンと大株を出されると、玉砂利敷き詰められた御白州に引きずり出されて、桜吹雪の御仁に名捌きをうけた下手人の心境になり、恐れ入りやした、と額をむしろに擦り付けてひれ伏すばかりの状態です。アングレカムの交配種というと即座に出品株ビーチーとクレストウッド ’ツモロースター'を思い出します。Veitchii =eburneum × sesquipedaleで、ビーチーにもう一度セスキペダーレを戻し交配してクレストウッドが出来上がります。クレストウッドにはセスキペダーレが4分の3入ってますので、花も殆どセスキペダーレと同じに見えます。ビーチーは片親エブルネウムの影響でリップが広くなり全体的に丸くなった感がありますね。夕刻からの芳香は言うまでもありません。たくさんの子株に栄養を取られ今回は花茎を1本しか出せませんでしたが、子株からも花茎を出した姿を是非見てみたいです。1花茎 5輪 つぼみ1 NS 12x12cm


3.香りの部
フレグランス賞 Cattleya walkeriana fma. albesence 'Takigawa NO5' 堀 清次
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<<各賞(審査委員推奨)>>
栽培技術賞 Amitostigma lepidum ‘Nagisa’(オキナワチドリ ‘渚’)  谷亀 高広
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<<展示花>>
C. trianaei fma. semi-alba 'Okada'         堀 清次
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Den. Fantasy Land ‘Princess’           星野 和代
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Holcoglossum amesianum            星野 和代
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by orchid12345 | 2017-02-21 01:07 | 例会入賞花・展示花 | Comments(0)