2015年9月度例会入賞花・展示花

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1.原種の部
第1位  Inobulbon munificum(=Dendrobium munificum)   豊田 弘    13票
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ニューカレドニア原産の一属一種。樹木に着生して自生しているようです。バルブを包む皮の繊維だけが残って毛玉になっているところから、通称「毛玉デンドロ」因るところです。1花茎 45輪(ツボミ15) NS3.0×4.1cm黒いリップが特徴的な花を多数下垂させて開花していました。会員の間の蘭談義では、栽培が結構難しいということでした。この際ですので、ニューカレドニア島を調べてみたところ、太古の昔、オーストラリア大陸の一部が分かれて出来たようです。大きさは、四国ぐらい、気候は、亜熱帯気候に属し穏やかな四季があり本島の中心部を1000メートル級の山脈が走っていることから、島の東と西では気象条件が違い、東側では雨が多く西側では乾燥した地域です。このようなキーワードに栽培のポイントがありそうですね!

第1位 Bulbophyllum lobbii giant type      小野 敬一      13票
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スマトラ、ボルネオ、ジャワ、インドネシア、マレーシア、フィリピンの低地林および低山林の標高200~2000mに自生。NS8.2×11㎝ 1花茎 1輪、ジャイアントタイプの記述にふさわしい大輪が咲いていました。ゴールデン色に赤い筋模様が入り、目を引いていました。バルボの多くは、水を好むと一般的に言われていますので、コルク付けでの栽培は、大変だと察します。今後大株になると存在感がさらに増すことでしょうね!銘花として“キャシーゴールド”があります。

第3位 Erasanthe henrici           豊田 弘        11票
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2.交配種の部
第1位 Vanda Twinkle (= Ascofinetia Twinkle )    鈴木 貞子    9票
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アスコセントラム × フウランの属間交配は、以前アスコフィネティア属でしたが、新しい分類では、両属ともバンダ属に統合されたようです。交配の目的として、片親のフウランのあのよい香りが引き継がれることを想定したのではと思いたくなるのですが、この花からの目立った香りは感じることができず、ちょっと残念な思いもあります。NS2.3×2.0cmオレンジ色の花が11花茎223輪咲いていました。プラ鉢植えに変えてみたら生育がよくなったとコメントがありました。見事な大株作りです。

第2位 Habenaria Jiaho Yellow Bird (rhodocheila X medusa)   星野 和代  7票
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すーと!伸びた約20cmの花茎に薄ピンク色可愛らしい花が10輪(ツボミ10)咲いていました(NS3.0x2.7cm)。両親の特徴が花色、花形など随所みられるようです。片方のrhodocheilaは、マレー半島から中国南部に自生。オレンジ色が基本で色の抜けた黄色もあるという感じです。もう一方のmedusaは、タイからカンボジアに自生。白色の花に赤いリップが入る多花性が特徴です。ハベナリア属は、熱帯・亜熱帯のアジア地域から、日本をはじめとする温帯、さらには南北アメリカや南アフリカまで広く分布する地生ランです。白、赤、オレンジ、ピンク、黄色と色とりどりで綺麗な花を咲かせます。栽培のポイントは、春の芽出し前に球根を植え替えてその後、春から夏に肥料を与え球根を大きく育て、秋の開花後は、地上部が枯れてからは、温室に入れたまま、水やりを殆どしないで乾燥状態を保つ。しかし、案外これが難しく冬の間に球根が消えてなくなる時があります。栽培のポイントを掴むと毎年確実に咲いてくれます。

第3位 Cattleya Batemaniana ‘Shonan’        小野 敬一    5票

3.フレグランス賞
Phalaenopsis Ludde-violacea               若尾 暢子
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各賞(審査員推奨株)
栽培技術賞 Erasanthe henrici              豊田 弘
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栽培技術賞 Inobulbum munificum           豊田 弘
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by orchid12345 | 2015-10-18 21:59 | 例会入賞花・展示花 | Comments(0)