2015年7月度例会 入賞花、展示花

<<<人気投票>>>
第1位 Vandachostylis Blue Star        星野 和代   13票
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この類が出てくると、いつもこんがらかってしまいます。ヨネザワラとダーウィナラと呼ばれていた属の例のやつです。ざっくり言ってしまうと、ヨネザワラは3属間交配で、ダーウィナラは4属間交配です。バンダ、ネオフィネティア、リンコスティルスの3属がヨネザワラ、それにアスコセントラムが加わってダーウィナラとなります。もちろん交配の順序は異なりますが、こう記すと解りやすいですね。そして、属の再編によりフウランのネオフィネティアがバンダへ移行され、ヨネザワラ属は消滅し、バンダとリンコスティルス属の2属間交配種、バンダコスティルス属のブルースターとなったのです。一方のダーウィナラは3属交配でバスコスティルスとなったと理解しています。一般的にはブルースターの紫色は薄めと言われますが、どうしてなかなかの濃色良花です。加えて特筆すべきは下葉がまったく落ちることなく、生き生きと双生させ、みごとな株姿を維持していることに敬意を表します。 1花茎 9輪 NS4.5x4cm

第2位 Cattleya Batemaniana    豊田 弘     12票
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私がこの会に入会した約25年程前、その頃このミニの交配種バテマニアナの全盛期だったような気がします。‘グッドホープ’‘プリズムパレット’などの個体名を持った優秀花が一世を風靡していました。前者は白とラベンダーのスプラッシュが微妙なグラデーションをなして美しく、後者はプリズムに恥じない黄色で彩られた多色のスプラッシュ花だったと記憶しています。そしてお馴染みの‘ショーナン’ときて、こちらは相模洋蘭園の選抜個体であると解るわけです。いずれも片親のC. intermedia aquiniiの配合具合によってそれぞれのスプラッシュ花の器量が決定付けられるのですから、出来不出来は神の御技と思うほかありません。首が弱く、下向きに咲くことが多いのですが、まっすぐ前向きにデスプレイしてくれましたので、花の美しさが確かめられました。片親のコクシネアはソフロニティスからカトレア属へ移行しましたので、標記はCattleyaとなります。それにしても、この繊細なミディ種を約30年も綿々と栽培し続けるのは並大抵のことではありません。2花茎3輪 つぼみ3 NS5x6cm

第3位 Podangis dactyloceras    堀  清次    9票
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エランギスに類縁なるも、1属1種の特異な且つ愛すべき小型 アンゴロイドです。1属1種ということは、他に類なるものが見当たらないということの証ですから、小型種といえど手元に置いて、咲いた花をじっくりと愛でたい種であることは言うまでもありません。透明感のある白一色花が、距を伴ってグリーンのコラムをおおうように正 面を向いて咲いた姿は実に愛らしいものです。西アフリカ、ザイールあたりを原産地としますが、長年株を健全に栽培するのは、なかなかの難敵と承知すべきです。1年目あたりは順調に育っていると油断してると、下葉が黄変して順番にはらはらと落ちて劣化してしまい、いつしか御昇天。ただし芽吹きは良く、1芽で入手しても2~3年で3~4芽に増殖し、それら子株にも花芽を付けて、賑やかに咲いてくれるのです。繰り返しますが、株が健全であればです。水好きであること、劣化したミズゴケを嫌うこと、定期的な消毒を欠かさないことが健全の条件と思います。10花茎 111輪 NS0.9x0.9cm

第3位 Paphiopedilum niveum    堀 清次    9票

<<<各賞>>>
努力賞  Nageliella purpurea     中村 スエ

<<<展示花>>>
Cattleya harrisoniana          小島 朝男
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by orchid12345 | 2015-08-18 01:09 | 例会入賞花・展示花 | Comments(0)