2014年7月度例会入賞花・展示花

<<人気投票>>
第1位 Paphiopedilum Saint Swithin     吉見 英男  9票
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1花茎 3輪 NS 9.0×17.0㎝。この花は、多花系の2大名花 Paph.rothschildianumとPaph.philippinenseの交配種で、交配はかなり古く1901年に登録されています。 ロスチャイディアナムが大変高価で、高嶺の花だった頃、似たような花を作り出そうとして、交配されたとの事です。この株は、ずいぶんと以前に1500円で苗を購入し栽培していましたが、なかなか咲かなかったそうです。前回の植え替え時に、コンポストを洋蘭ソイルに変え、よく日の当たるところに置いた所、今回の開花となりました。片親のロスチャイルディアナムはパフィオですが、カトレア並みの強光線が必要と言われています。栽培環境の変化が開花を呼んだのかもしれません。1~2作作りこめば、花径、輪数ともよくなると思われます。「せっかく咲いたのだから持っていけば」との奥様の後押しが有っての、1位入賞です。


第2位 Brassia longissima             中村 靜枝   8票
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2花茎 13輪 NS 3.5×19.0㎝。ブラッシアは、花弁が長く蜘蛛に似ていることから俗にスパイダーオーキッドと呼ばれています。その中でもこのロンギッシマは、比較的ポピュラーな品種ですが、ブラッシアの中で、最も花弁が長くなる種で、満作になると30~60㎝になるようです。ちなみにロンギッシマは、「非常に長い」の意味です。自生地はメキシコ~ペルー、ブラジルなど中南米など、かなり広い地域で、オンシやミルトニアの近縁属になります。株自身は比較的大きくなりますが、輪数も付きなかなか豪華に見えます。栽培は特別難しくは有りませんが、夏やや暑がります。風通しのいいところに、つるして栽培します。冬季は夜間温度が10度程度あれば、越冬できるようです。


第3位 Dendrobium bensoniae           中村 スエ  7票
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2花茎 4輪 NS 6.0×5.5㎝。リップの中の2つの黒い目が特徴的な、草姿の割に大きな花を咲かせる、デンドロの原種です。一時期蘭屋さんに無く、ここ数年市場に出てきているようですが、意外と気難しく、株は増えにくい、種を取ると親株が弱る、無菌培養がしにくい等の理由で、洋蘭のカタログには、希少種と書いてあります。
自生地はインド北東部からミャンマーで、標高500~1000m程の所で、夏の最高気温は、30度を超えないようです。この花をネットで見ると、バスケット植えや、へゴやコルクに付けている株も多数見かけます。夏涼しくしたり、コンポストの工夫をすると、もっと輪数がつくようになると思われます。大切にしてください。 
                                                            (大野)


フレグランス賞 Cattleya warneri ‘Blue poison’ × self    星  隆
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<<各賞>>
希少種賞 Cattleya kerrii                  堀 清次
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<<展示株>>
Paphiopedilum Magic Lantern          堀 清次
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Vandachostylis Charm 'Blue Moon'      豊田 弘
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Macroclinium manabium             堀 清次
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Phal. bastianii                       礒田 忠彦
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by orchid12345 | 2014-08-16 22:26 | 例会入賞花・展示花 | Comments(0)