2013年10月度例会入賞花・展示花

【人気投票】
1.原種の部
第1位 Zelenkoa onusta              星  隆       9票
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ゼレンコア’の響きにもだいぶ慣れてきましたね。ゼレンコアときたらオナスタと一対にして覚えましょう。鉢に水ゴケで植え込むと、大抵の場合枯らしてしまう気難しい一品なのですが、コルクにくっつけ、しばらくビニタイで結わいておくと、あ~らこれが摩訶不思議、うそのように元気に育つのです。この場合もけっして根をミズゴケでくるんだりしないでね。騙されたと思って一度お試しあれ。これであなたも明日からプロの仲間入り間違いなしでしょう。夏場の育ちざかりには水を欲しがりますので、充分与えてください。日光浴も大好きですが、日焼けには気を付けてね。新根がコルクに着生して安定したら、ビニタイをはずしましょう。そうこうするうちに花芽が伸び始めて喜びもひとしおですが、ここで水不足にすると花芽がしけてがっかり。そこからでも管理をしっかりすると、ときたま枯れたと思った花茎の節目から新たに花芽が伸び始めたりする幸運があるのであきらめないでね。後日蘭展にて市長賞をゲットし二冠達成。おみごと!!4花茎 52輪 14蕾 NS1.1x1.5cm


第2位 Cattleya perrinii fma. semi-alba      豊田 弘      7票
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秋咲きカトレアの定番はラビアータとペリニーです。ペリニーにもラベンダーのティポやアルバにセルレア、そしてセミアルバとバリエーションがひと揃いあり、一株ずつでも手元にあればコレクションとして最高です。独特の花容ゆえ、交配を繰り返してもラビアータのように整形花を思うように作り出すことが出来ず、また開花期間が短いという決定的な欠点と相まって交配親として使用されることもなくなりました。とはいえ、その魅力が失われることは微塵もなく、グライダーを彷彿させるシルエットに酔いしれるファンが多いことも事実です。豊田さんもその一人で、かく言う筆者も同様なのは余計なことでした。他のバリエーションに比べ、セミアルバは今までこれという個体がなく、見るからに径のないこじんまりした花が多いなか、出品株はNS14x14.6cm とセミアルバとしてはまずまずの大きさも充分とは言えません。今後の改良、作出が待たれるところです。
2花茎 3輪

第3位 Coelogyne rochussenii             小島 朝男    4票

第3位 Mormodes badia `Fire Dance'          吉見 英夫    4票
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2.交配種の部
第1位 Doritaenopsis Hatsuyuki `Nagoriyuki'     佐々木 光次郎   7票
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Doritis pulcherrima × Phalaenopsis Baby Hat という交配で本来ならドリテノプシス ハツユキとなるはずですが、このところの属名変更にて、ドリティスもファレノプシスに変更になりましたので、属名表記はファレノプシスになっています。品種名ハツユキといい、個体名ナゴリユキといい素敵な命名で、白っぽくはかなげだなあーとイメージが膨らみ、みかけはそのとおりなのですが大変丈夫で、タフな一品なのです。半年にも渡り花を咲かせ続け、複数花茎を立て、そのうえ枝打ちしてたくさんの花を付けてしな垂れる姿が、ご婦人の心をしっかりつかんではなさないミディ胡蝶蘭の優等生です。いつもながら、温室無しで胡蝶蘭をここまで開花させるのですから、並々ならぬ世話をやいている様子が目に浮かび、ほほえましくもあり、感服もするのです。 2花茎 31輪  9つぼみ NS4.8x4.8cm

第2位 Cattleya Mini Purple coerulea ‘Blue Chateau’     金子 實   6票
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何度も何度もこの入賞花の項に登場するので、ミニパープがワルケラナとプミラの交配から作り出されたことはもう誰もが知っています。何度も入賞するということは、それだけ入賞に値するだけの良花が出展されているということでもあり、また多くの人がミニパープルに魅せられて、投票しているということでもあります。それほど当たり交配であり、誰にも慕われている売れっ子アイドルみたいなものでしょう。出品株はなかなかの良花で、円形にちかい整形花です。また、個体名が‘ブルーシャトー’とは粋人の命名で秀逸です。‘森トンカツ、泉ニンニク、囲まれテンプラ‘の戯れ歌で知れ渡る、1968年の第10回レコード大賞 受賞曲 なのです。ジャッキー吉川とブルーコメッツというグループサウンズが歌い演奏していた頃、世の中は高度経済成長により好景気の風が吹いていたのでした。齢60歳以上の方には懐かしい青春時代の思い出であり、彼らはアイドルだったのです。金子さんは、すっかりミニパープル系の栽培を手の内に入れて、ますます蘭栽培に熱が入ります。株分け期待。 1花茎 1輪 NS14.8x14.5cm

第3位 Cattleya Prism Pallete `Chrismas Candy'     若尾 暢子   5票

【各賞】
フレグランス賞 Oncidium Sharry Baby            吉川 好江
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その他の賞 該当なし

【展示花】
Epi. capricornu                           小野敬一
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Epi. pariculatum × veroscriptum             小野敬一
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V. roeblingiana                           小野敬一
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by orchid12345 | 2013-11-09 00:30 | 例会入賞花・展示花 | Comments(0)