2013年5月度例会風景

ちょうど梅雨の合間に太陽が覗く久し振りにいい天気に恵まれました。例会日和と思いきや、溜まった洗濯物を片づけるのに追われたのか、出席者は少なめでした。6月はパープラータの展示が多い時季ですが今回は思ったほど多くはなく、多種多様な種類が出品されていました。原種が大半を占め交配種はちょっと物足りなさを感じました。
今月は中藤洋蘭園さん販売苗を運び込む等の作業もあり少々時間遅れでのスタートでした。欠席の西郷さんに代わり、助っ人佐々木さんが司会役と相成りました。小島会長より「先月同様出品花が少ないが、自宅で咲いた花を是非持ってきてほしい。人気投票は独断と偏見で自分の好きな花を選ぶもので、決して高価な花や立派な株を選ぶものではない。自分では大したことないと思っている株でも他の人から見ると案外高く評価されたりすることもある。また、ベテランの人からいろいろアドバイスをもらうこともできる。」という冒頭のお話がありました。
サンシャインらん展報告、来月の納涼会の場所案内と共に、即売会のルール連絡がありました。出品株が少なかったため展示株の説明も早々に終了し人気投票に移りました。投票を終えた人から即売会に参加できるというお約束の下、さっさと投票を済ませ即売会に参戦する人が多い中、じっくり展示株を評価する人もいて様々な投票風景でした。投票集計と即売会が一段落したところで、表彰と審査委員による優秀作品の品評がありました。今月は小島会長が出品されたDen. amboinensisが努力賞に選ばれました。午前中の半日しか咲かないという超短命のこの花をちょうど例会当日に咲かせたという努力?(幸運?)と、午後からの例会でも咲き続けるように午前中は暗い押し入れの中に入れていたという努力が評価されました。
休憩を挟んで、中藤さんによる「パフィオ・パービセパラム亜属の栽培法」と題した講演会が始まりました。パービセパラムとは「かわいい」という意味だそうです。確かにこの亜属にはミクランサム、アルメニアカム、デレナティーといったかわいい花が揃っています。講演内容を雑多にメモ書きしてみます。
パービセパラム亜属で一番大切なのは夏の管理。梅雨時は50%遮光で、梅雨が明けると、もう一枚50%遮光の日よけを掛けて暑さから守ってやる。水は2~3日に1回を目安にして雨の日は遣らない。時間は朝早くか夜に遣り、昼には遣らない。昼に遣ると根が茹だってしまう。肥料はモルコートを春に1回やればそれ以上必要ない。液肥を遣るなら2,000倍液で月に2回くらい。油かす・骨粉なら3または4月に一度やり、2~3か月毎に施す。西日に弱いので避けるようにする。2年に1回の植え替えが基本だが、ふらふらしたり、病気になったりした株は年数に関わらず植え替える。コンポストは全部落として根を傷つけないように大切に扱う。10月になったら50%遮光に戻す。液肥を遣るなら2000倍液を月2~3回。油かす骨粉なら10月に1回。冬は案外低温に強くあまり心配しなくてよい。1~2月が最も大きく咲く時期。花茎が半分くらいの長さまで伸びて来たら毎日水やりすることで花が大きく咲く。
などいろいろ細かいところまで教えていただけました。あと、ウィルス病診断法のお話や質疑応答があって終了しました。マリポエンセはパービセパラムの入門にピッタリという話もあり、講演後、挑戦してみようという方が苗をお買い求めになっていらっしゃいました。                              (小野)


講演中の中藤氏
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即売会風景
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by orchid12345 | 2013-06-26 23:01 | 例会風景 | Comments(0)